ギュスの肢 : 一気に進行?! [病気]
今年のGWは、今日6日を休みにして週明けまでお休みというパターンの方もいらっしゃるようですね。我が家は7連休で、オーパパ、本日から出勤しました。というわけで、生活がやっと通常のリズムに戻り、オーギュス&ママ、ホッと一息。^^;
7日間も休みがあったけど、今年のGWはどこへも出かけずに終わりました。というわのは、ギュスの肢の具合が連休突入と同時に急速に悪化したというか、激しくびっこを引くようになってしまい、5月2日か3日にかかりつけで定例チェックの予定だったのを早めて、4月30日に診察+肢のレントゲン検査をしました。
3月の下旬にも一度びっこが酷くなって、4月1日の予定を早めて26日に受診、レントゲンを撮ったら、「じわじわと進行してますね~腫瘍が最初の頃よりだいぶ大きくなってきてます。腫瘍が外側に増大しだすと痛みが強くなるんです」といわれ、いよいよか~と落ち込んだものの、その後なぜかびっこは徐々に治まり、4月の9~10日にはお山で走り回るまでに復活、4月15日のレントゲン検査ではほとんど変化無しだったので、今回はちょっと様子見ようかと思ったんだけど・・・
4月27日、淵野辺公園での散歩は目立つようなびっこはなくて、犬カフェでわんママさんと会ったときも「歩き方全然普通だね~」っていわれてたのに、翌28日(前回ブログ更新した雨の日!)は朝から室内でピョコタンピョコタンやってました。4月前半は調子付いてお花見散歩に出かけたり、短いとはいってもほぼ毎日一番近い公園までは往復してたので、もしかすると右足かばって左足に炎症でも起きてるのかな~みたいな感じで、右なのか左なのかはっきりしない?
が、28日は雨で一歩も外に出なかったのに、29日は朝からかなりびっこ!
GW突入ということで、昼前、オーパパがいつものように一番近い公園までお散歩に連れ出しましたが、帰宅すると右前肢の患部が腫れ上がっていました。即アイシング(5分くらい冷やしたら少し休んで、また5分くらい...を繰り返す事30分ほど)したところ、腫れはかなり引きましたが、びっこは酷くなってるようでした。
翌日も朝から激しいびっこで、痛いのか、頭がとんがってきて目力が失せていました。この日は朝食時にプレビコックスを飲む日(朝はパラディア+トラマールの日と交互)だったけど、痛みが酷い時はトラマールを一緒に飲ませるよう指示されてます。が、鎮痛剤たくさん飲んでびっこが軽減する前に、今の状態を診てもらった方がいいかもしれないと、割り増しのトラマールは服用させずに、二日前倒しでかかりつけを受診しました。
「痛いんだよね。ごめんね~」と心の中で謝りながら、なるべく振動しないように、ソロリソロリと運転してクリニックへ。車から降りる時はわりとしっかりした足取りだったけど、歩き出したらびっこ。そして、呼ばれて診察室に向かう数メートルの歩様を見て、院長先生ビックリ。「これまでで一番酷いですかね~?痛そうですね」って。
鎮痛剤の増量を保留して連れてきたことを伝え、診察開始。検温や体の他の部位の聴診・触診は問題なくて、呼吸も安定してるし不整脈もなし。ここで、待合に出て横たえ、肢の触診。右の患部周辺に触るとちょっと反応するものの、怒ったり悲鳴をあげたりするような反応はなし。
しかし、片足立ちするとき、左足を上げたときは右足(腫瘍がある方!)はしっかり立っていて、逆に右足をあげるとかなりふらつく状態が続いているので、左も念入りに触ってもらうが、特に炎症が起きてるような所見はなし。さらに、左右とも足首・肘・肩関節などはしっかりしていて問題ないと。
というわけで、左足のふらつきについては「?」ながら、患部のレントゲンを撮ることに。
レントゲンの準備をしてる間に、もう充分状態は診てもらえたため、保留していた割り増しの鎮痛剤を飲ませ、待つこと10分ほど。レントゲン室に呼ばれ、ママ、エプロン着用。
今までは、ママが「ここに乗せて!」とレントゲン台を指差すと “お手” の要領ですんなり右手を出してしたのに、この時は “その気” はあるものの身体が動かないというか、かなりためらう感じでした。ママ頑張って上半身を抱きかかえると、先に左手を台に乗せて体重を支えながら右手も乗せてくれました。
1枚撮ったらいったん台から降りて呼吸を整え、2枚目も同様に乗せます。ただ、若干角度を変えるので捻るようになるため、前足に荷重しないよう、ギュスの上半身を思いっきり支えてやりました。ちょっと嫌がったけど、先生、照準の合った一瞬を逃さずシャッター、撮影完了。
結果は・・・
これまでは骨が融けてるといいつつも骨肉腫にありがちなトゲトゲした状態にはなっていなくて、モヤモヤ~っとしてるだけだったのが、今回はトゲトゲ。というより、固い植物の繊維(麻とか椰子とか...)が毛羽立ってるような感じ?でも明らかにツノツノしていて、これが神経を逆なでしたり、盛り上がった腫瘍部が神経を圧迫するステージに入ったために、一気に痛みが酷くなったということでした。
4月16日に飲んだビスホスホネート剤(ボノテア)は破骨を止められなかったのね~悲しい。
「折れたらおしまいですから、とにかく気をつけてください!」って。
そして、これまでプレビコックス服用時は飲んでいなかったトラマールを併用(毎日2回服用)することにして、引き続き様子を見ることになったものの、そろそろ切ることの最終決断をした方がいいのでは、と。
原発があること、パラディアを服用していることから、肺転移は今のところ手術(=麻酔)に耐えられないような状況にはなっていないだろうけれど、前回のレントゲンから1ヶ月以上経過しているので肺も撮影したいが、痛みが酷いためこの日はパス。
原発を切除したら転移は確実に進むだろうし、下手すると術後1~2ヶ月しかもたないかもしれないけれど、それでも今後ますます強まる痛みを抱えて過ごすよりは、たとえ短い時間であっても痛みから解放してやる方がQOLが上がるのは、先生も飼い主も意見が一致しているんだけど、それでも「せめて体重が40キロ台だったらねぇ...」という話に戻ってしまうのでした。
オーパパは依然として「折れたら切る」と言ってるし、でもママは「切るなら折れるまで痛みこらえて待たなくても...」という思いもあり、結論の出ないまま連休が終わりました。
でも、ギュスの肢の状態(痛みによるびっこ)は日に日に悪化していて、昨日からは更に痛みが強まってるようで、今日は朝夕2回の鎮痛剤を昼にも頓服しようかという状態だったのですが・・・
この1週間、日に1回は外に出してやるも、庭で排便するくらいで敷地の外には出ませんでした。ギュスもそれで納得していたみたいでしたが、今日は庭で排便せず、車に乗ると!
スロープ上れるのかな?と半信半疑でハーネスを着せ、ママが支えたところ、後脚が流れ気味ながらも(当然のことだけど前足が大部分の推進力を担ってるのね!)どうにか乗り込みました。
駐車場からすぐ園内(土!)に入れる小さな公園にいって下ろすと、まずは落としモノ。「戻る?」と尋ねたら車とは逆方向に。繋留しておいてオードリーも連れ出したら、2匹でしばらく気ままに臭いをかいでいました。
室内では、立てなくなるのは時間の問題?くらいの酷いびっこだったのに、公園ではそれほどでもなくて、思うに、伏せてる状態から立ち上がる時が一番負荷が大きいので、伏せてる時間の長い室内より、立ってフラフラしてる方が負荷が少なくてびっこも軽いのかな~と。
帰宅収納後は丸太のように転がってグースカ眠ってましたけど、散歩に出る前のようにウーウーブーブー呻く事もなかったから、結局鎮痛剤の頓用はしませんでした。頭もとがってないしね。(笑)
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ここまで覚書兼ねて文章ばかりでしたので、ちょこっとGWの風景など貼って終わりにしますね。
お出かけしないし、散歩もないし(あってもパパ担当!)、普段目をつぶってる大掃除や大洗濯に明け暮れつつも、パン焼いたり、お菓子作ったりのオーママでした。
<賞味期限が迫ってきた生クリームを消費するためのレア・チーズケーキ!>
連休中、気温上昇のみならず湿度がすっごく下がったので、オードリーの喉が不調になり加湿器稼働。それには窓閉めなきゃならないから、そうなるとエアコン(=冷房!)も稼働。はぁ~非エコ極まりない暮らしですが、室温23度以下・湿度50%台でないと具合悪いみたい。orz
<頑張っても60%までは上がらなかったよ!>
<薬が効いているとご機嫌なギュス??>
でも今朝は、リビングとトイレスペースの段差(10cmくらい?)で躊躇してました。(._.)
朝のうちは萎れてたんだけど・・・
公園まで出かけられて良かったよかった。(^^♪
そして最後は、連休中唯一のお出かけ(?)写真。
実は、歩行器を作ってもらうことにしまして、サイズ合わせに行って来ました。その場でおおまかな試作品を作ってくれて、試したうえで、目下完成待ち中です。こちらは出来上がったら、また報告しますね。使えるといいんだけど、どうだろう?
<試作中、オーちゃんはパパとご近所散策、ギュスはママと車待機。^^;>
とうとう進行が速くなってきたんですね~。それでも母親のオリオンに比べると物凄く進行が遅いので不思議でした。マロンも大分ビッコひくのが酷くなってきている様でです。兎に角最後まで頑張って下さいとしか言えませんがお体には気を付けて下さいね。
by ケオー (2016-05-06 21:53)
> ケオーさん、
じわじわと進行して、とうとうここまで来たか~という感じです。
マロンも似たような進み具合のようですね。。(/_;)
それにしても、ここへ来て何で突然早まったのかな~と、考えても
仕方ないけど考えちゃいます。気温が上がってハァハァ続きで体力
消耗、免疫が落ちて癌が攻勢に転じたのかな、とか。
毎日、骨折しないようにビクビクヒヤヒヤして接する私の不安が移っ
ちゃうのかな~とか。
治る事はないだろうけど、少しでも破骨に再生が追いつけるような
手立てを講じてやりたいと考えてます。
飼い主こけたら皆こける?!体調管理、頑張りま~す。^^;
by ジャンニスキッキ (2016-05-07 09:46)
覚悟はしていたとは言え悪い方に進んでいるのは辛いですね。
なんとか現状維持と願っていましたけどやはり進行はしてしまうんですね。
オーちゃんのこともありますし大変でしょうけど一緒に頑張ってあげてくださいね。ちょっとでも痛みや苦しみが和らぐようにお祈りしています。
どうぞお大事に。
by あすぴー (2016-05-07 23:30)
> あすぴーさん、
じわじわだったのが、4月28日を境に激変して驚きました。骨溶解が一段階上がってしまったようです。今までが疼痛なら、現在はちょっとした衝撃で激痛が走るような状態みたいで、ほとんど動きません。
それでも食欲は衰えてなくて、食器をセットすると飛んできます。「ゆっくり!」といっても走ってきます。また人間のご飯やティータイムも、オードリーがテーブル脇でスタンバイするので、対抗心も手伝って、並んでスタンバイしてます。まだまだ『生きたい』らしいので、なんとかQOLを上げる手立てを考えてやりたいです。
今日は昼休み(?)に胸部レントゲン撮影に来てください、というのでクリニックにお出かけです。^^;
by ジャンニスキッキ (2016-05-08 09:53)