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オードリーの貧血 : 再発。orz [病気]

昨夜からの雨、朝には上がるといっていたのに、ほぼ午前中いっぱい残ってスッキリしなかったオードリー地方です。

昨日の夕方からオーちゃんの後肢というかお尻尾さんがグニャーっと下がってしまって、小康状態だったシコリもジュクジュク浸み出すわ、おまけにママも不調で、本日はお散歩パスして静養日になりました~(^_^.)

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さて、8月中旬にギュスの記事の中でサラッと「絶好調で~す!」の報告をして以来オードリーの貧血について触れていませんでしたが、実は9月30日の定例検査@大学病院でPCVが 41.6% に低下していて(その前、8月5日は 46.4% でした)、中年期以降、夏の暑さを乗り切った後の秋口にガタガタっと崩れているし、そもそもの貧血発症もこの季節だったため、先生と「要注意ですね」と話していました。

でもギュスの状況が状況だったため次回の予約をいれずにいまして、諸々一段楽した先月後半に受診予約をして、先週火曜日(12月6日)に2ヶ月以上ぶりで大学病院を受診しました。

その間、見た目では貧血が進んでる感じはありませんでしたが、後肢の麻痺(?)が落ち着いてきたにしては、なんだか前足をカリカリこすってて、時折カクっとなったり、この時期にしては少々動いただけで息切れしてたり、なんだかな~という気はしてました。

けれども、足の方は、後肢の具合が悪くて歩様が崩れているのかもしれないし・・・息切れは、10月来の鼻水鼻詰まり(季節的なアレルギー性鼻炎ではと言われてます)で、気管が狭まってることもあって息苦しいのかもしれないし・・・可視粘膜の血色からして、貧血が悪化してるという訳じゃなさそう、なんて思っていました。

ところが、血液検査の結果は・・・

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久々に赤血球数が500万個を切って、PCVは 34.7% まで落ちていました。T-Bil は標準値内ながら 0.21 mg/dl、CRPが 1.5 mg/dl で微妙な数値です。11月15日にかかりつけで受けた尿検査のビリルビンは-でしたけど、たいてい血検とは相関しないんですよね。

今年の4月に溶血性貧血の再発らしいといわれた時のPCVが 35.5% 、CRPは 3.4 mg/dl でした。この時は3週間ちょっとプログラフを服用した後の検査でPCV 46.4%、T-Bil 0.00 mg/dl、CRP 1.3 mg/dl まで戻り、投薬も休止となり、6月と8月は花丸な状態を維持できました。

即日プログラフ再開となりましたが、CRP値はそんなに上がっていないから免疫系が賦活しているのかどうか・・・それに投薬と休薬を繰り返していると免疫抑制剤の効きが悪くなる事もあるとか・・・さて、今回もプログラフは効いてくれるのでしょうか?

「年明けでもいいけど、できれば年内に再検査した方が安心です。腫瘍のことがあるから免疫抑制剤の長期服用は避けられるなら避けたいし」ということで、12月20日に次回の予約を入れてきました。

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この日は、普段研修医による問診タイムに(主治医立会いで)学生の実習させて欲しいといわれ、学生さんの問診にママが答えてる間、主治医の先生がオードリーの後肢のことを気にして反射テストしたり触診したりしてくださったのですが、その時たまたま左体側のシコリに触れたらビューっと漿液が滲出して、先生、「わっ、すみません。これって検査しましたっけ?」と言うので、「少し前にかかりつけで病理検査してて、その時点では悪性ではなかったから、基本私が処置して、あまり酷い時はクリニックで切開してもらってます」と返すと、「今日検査します?」と。

ここ最近のオードリーは、耳・鼻・目など感覚器がだいぶ衰えていることもあり、以前のように呼びかけやコマンドに反応しないばかりか、不用意に触ろうものなら、驚いて軽くパニックになって脱走モードのスイッチが入って大騒ぎ、帰宅後は疲労で翌日までグッタリです。なのでその旨お話して、検査はパス。

それでは血液検査だけにしましょうということになり、学生さん(3~4名いたはず)と主治医は退室、残った研修医がその場で採血してくれるというので、ママと看護士さんで補てい。しか~し、研修医は後肢の過剰反射を知らなかったのか(麻痺してるのに、時に強く反応します。不随意ね!)、後肢に針が刺さった瞬間に反射的に蹴りあげて針が抜け、そこから脱走モード全開。

しょうがないので、ママ、渾身の力を込めて抱きかかえましたが、今度は血液が溜まってきません。「貧血で血が採れないんですか?それとも血流のせい?」ときくと、「たぶん血流のせいでしょう」と。ずいぶん時間をかけて、なんとか規定量採血できましたけど、終わったときには、ママは腕がパンパン、オードリーは興奮マックスでゼーハーゼーハー、最後は咳き込んでました。

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この時点ではまだ貧血がそんなに進行してるとは思ってなかったものだから、結果を待つ間、見事に色付いた構内の銀杏並木でお散歩して、オーちゃんのご機嫌を直してもらいました。

16120601a.jpg

わりと暖かな陽気でしたが、外は風があったので気持ちよく歩けました。

16120601b.jpg

だんだん機嫌が良くなってきたので、ちょっとヒールウォークの練習なんかもしてみました。

婆ちゃん、ここ最近は“ご褒美” という感覚がなくなっちゃってオヤツはひたすら頂く物と化してます。何かやったら報酬として貰うという図式がなくなっちゃってます!

感覚器の鈍化も相俟って、散歩中、コミュニケーションとるのに一苦労。

かといって、ハーネスなのでチョンチョンと合図してもいっこうに伝わらず、足腰のこと考えたら力づくで引き摺るわけにもいかず、時に危険なシチュエーションに遭遇することだってあるし、なんとかヒールウォークだけでも思い出してもらおうと、日々励んでおります。

その甲斐あってか、一応ヒールポジションにいればオヤツをゲットできるという若かりし日の約束(笑)を思い出したようで、ちょっとはママに注意を払ってくれるようになりましたけど、いやはや忍耐あるのみ!

「何かいった?よく聞こえないんだなぁ~(^^)」
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コメント(2) 
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かなえ

ご無沙汰しております。

二年前に同じ病気でタクロリムスについてお伺いしたユルギと申します。
 
貧血卒業を羨ましく拝見していました。
再発の文字に思わずコメントしました。

何とか、タクロリムスで落ち着きますように!
陰ながら応援しています。
本当に難しい病気ですよね。

うちの子は、タクロリムスを一年半・・36%前後まで順調に問題なく来たのですが、最近 腎臓値 中性脂肪が上がりだし減薬に踏み切らないといけない状態になってきました。
輸血が出来ないのと、ミコフェノールサンモヘチルを減薬失敗で再発し、増薬しましたが全く反応しなくなったので、今まで減薬できずでいました。
寛解目指していますが、かなり難しいのかな・・・と思っています。
今は、元気に楽しく美味しく過ごしております(^^♪

オードリー君何とか乗り越えてくださいね。

突然すみません。
by かなえ (2016-12-14 21:26) 

ジャンニスキッキ

> かなえさん、
コメントありがとうございます。
わんちゃん(お名前思い出せなくて...m(_ _)m)お元気とのこと、
良かったです。強い薬の長期服用は色々ありますよね。上手に
付き合っていくしかないですね。オードリーは昨年ガンを患ったので、
免疫抑制剤は基本使わないことにしたため、ピンポイントで回復でき
ればいいし、難しければ、歳も歳なので体に負担のない方法を選んで
いくつもりです。かなえさんのお宅のわんちゃんは、たしかまだ若かった
ですよね?この先もうまくコントロールできることを願っております。
良い年を!

by ジャンニスキッキ (2016-12-25 11:26) 

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