お散歩@小山田緑地 [お散歩]
台風15号が去った後、一気に気温が下がって秋めいてきたオーギュス地方、3連休は過ごしやすい陽気でした。やはり、暑さ寒さも彼岸まで、ですね。
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先週1週間のオードリーは、それまでの苦しそうな呼吸がすっかり為りを潜めたというか、上体を起こして辛そうに喘ぎ続けることがほとんどありませんでした。呼吸は浅くて速いものの、パンティングはおきなかったのです。
が、薬が効いてきてるのかな・・・と期待する一方で、見た目が楽そうになったわりには元気はイマイチ、目に力が感じられず、体重が減り続けているため(昨日現在19.3キロ、1週間に1キロ=ほぼ5%減)、そうそう喜べる状況ではなさそうです。
でも、相変わらずオーパパの帰宅日は体内カレンダーに印が付いているのか、3連休前夜、木曜の夕方から、少し目が輝きを取り戻し、23日の朝はずい分晴れやかな表情でした。
そしたらオーパパ、さっそく散歩に連れ出し、町内を2キロ以上、それもアップダウンのある道のりを30分ほどで歩いてきて、オーママに角が生えたのでした。(ー_ー)!!
ママだって、何の楽しみもないまま生き長らえるのがオードリーの幸せだとは思わないというオーパパの意見に反対ではないのですよ。でもね、まだ治療の道が絶たれたわけじゃないし、最終的な診断結果を待っている段階なわけで、薬の効き目もチェックしてないし、安静といわれているんだから、とりあえず見通しが立つまでは無理はさせたくないんです。
で、土曜日は、あまり様子はよくなくて、朝、ちょこっと一番近い公園を往復したものの、ドヨヨ~ンな表情でぐったりしていました。
午後、ママがまたまたギュスだけ連れて訓練に出かけたのも、オードリーには面白くなかったみたいで(前回は支度していても起きてくることはありませんでしたが、今回はギュスより先に玄関に出てきて、「私も行く!」とアピールしていたのです。=_=;)、留守中、外の人通りや車の気配に、ママが帰ってきたのではと、過敏に反応していたそうで、ほとんど昼寝をしなかったとか・・・
それで心身ともに疲れてしまったのか、夜もあまり具合がよさそうではありませんでした。
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でも、オーパパ、3連休最後の今日は、みんなでどこかに出かけようといっていて、6時半に起床。パパ以外、全員もっと寝ていたいかも~の冴えない朝でした。
が、朝ご飯を食べたら、徐々に活力が沸いてきたようで、オードリー、なんだか“お散歩スタンバイ・モード”になっているようでした。
そこで、9時の駐車場開門を待って、すご~く久しぶりに小山田緑地に出かけることにしました。
「あ~久しぶりの小山田緑地だわ!」
本園一回りも難しいかなぁ~と思って、最初は管理センターの方のパーキングに停めて、大好きな展望広場まで往復と考えていたのですが、オードリーの調子がよさそうだったし、パパ&ママ二人いれば、いざとなったらオードリーを抱えて車に戻ってくることもできるしと、手前の駐車場に停めて、池のほとりからスタートです。
上り坂は呼吸が乱れるのか、ちょっと行っては立ち止まりを繰り返しながらも、遂に展望広場までやって来ました!
富士山は見えなかったけれど、穂が出たばかりのススキが銀色に輝いていて、とてもキレイでした。
んがぁ~実はママ、ここでまたもやパパと衝突しました!
オードリー、この記念碑に乗って記念撮影するのがお気に入りなのはわかってます。今日も、トトトっと近付いて行きました。でも、自ら飛び乗ろうとはせず、基部をクンクン嗅いでいたのです。おそらく、現在の自分には飛び乗るのは無理だと分かっていたんだと思います。
そしたら、オーパパ、「テーブル!」ってコマンドを出したんです。
律儀なオードリーは、コマンドですから、従おうとして、飛び上がり、前脚をかけたものの、バランスを崩して横転。あやうくもんどりうって転げ落ちるところを、パパが抱きかかえたはよかったけど、性懲りもなく、オードリーを石碑の上におろして、「Sit!」とか言ってるではありませんか。
「落ちたらどうすんのよ!」っと思わず怒り狂ったオーママでした。
普通に歩いていたってふらつくほどの貧血だというのに、何考えてんだか!!!
さてさて、気持ちを静めて・・・
立ち止まっていると、どこからともなく蚊がやってきてオーギュスにたかるので、あまりのんびりできませんでしたが(オードリー、発症以来フィラリア予防薬の服用を止められてます!)、みんなで代わる代わる記念撮影をしました。(^^♪
オードリーの呼吸が落ち着いてきたところで、後半戦スタート。
蚊やダニのいなそうな(?)石畳の道を通って、駐車場に戻ることにしました。そうそう、あいかわらずがぶ飲みの続いているオードリー、途中の水飲み場全てで給水、ギュス顔負けの飲みっぷりでした。
途中からママが2頭引きで歩いたのですが、そしたらパパがいっぱい写真を撮ってくれました。みんなで出かけると、パパが犬たちを連れてママがカメラ担当ということが多いので、あまり自分と犬たちの歩く姿って見たことがなかったのだけれど・・・
そう、いつもオードリーとはアイコンタクト取りながら、色々(心の中で)会話しながら歩くオーママです。で、写真をみて感じたのは、思ってる以上にオードリーとアイコンタクトしてるんだな、ということ。
思えば、こういうお散歩をするためにオードリーとトレーニングを始めたんだよな~と、丁度8年前の今頃のことの思い出したのでありました。
にしても、ギュスターヴのマイペースぶりはどうなのよ??
思わず、「ヒール!」って声かけたら、やっと見上げてくれましたが・・・
数歩と行かないうちに、ホレこの通り。
そりゃ~ね、オードリーとは“普通に”お散歩できるようになるためにどれほど時間を費やしたことか。気が遠くなるほど練習練習の毎日でしたよ。
それに比べたら、ギュスとは、お散歩の練習なんてチョロっとしただけ。しかも、たいてい2頭引きですから、マイペースなお散歩だって文句言えませんが・・・
あんまりオードリーが一途に見つめてくれるものだから、ママ、ついついご褒美のオヤツをあげたくなっちゃって、袋をゴソゴソやりだしたとたん、ギュスが視線を向けたのでした。ゲンキンな奴め。(-_-)
で、立ち止まってオヤツを取り出そうとしていたら、オードリーはちゃんとお座りで待ってるのに、ギュスは、ここでもマイペース。
「どうせオイラは姉ちゃんの後だからさ~」
ゆ~るゆ~る1時間近くかけて本園を一回り(以前よりはずい分端折ってます!)、2キロくらい歩いたでしょうか。最後はちょっと疲れた顔つきでしたが、最後までよろめくことなく歩ききったオードリーでした。
あ、オードリー、パパのこともこんな風に見上げて歩くんですけど、パパはそんなオードリーの視線に気付いていないようです。(T_T)
今日のところは、「行けるうちに行ける所へ!」というオーパパの意見に従って正解だったかな。
いい顔のオードリーがいっぱい見られて、と~っても幸せでした。(*^_^*)
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小山田緑地にも台風15号の爪跡が・・・
大樹の枝が折れていたり、根こそぎ倒れていたり、この緑地でこんな情景に出会ったのは初めてです。被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
ギュスの近況。 [日常]
またまた日本列島を台風が脅かしていますね。オーギュス地方、昼頃から風雨が強まってきています。関東に接近するのは夕方らしいです。早く過ぎ去って欲しいです。
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このところオードリーの病気のことばかりでギュスの出番がありませんでしたので、今日は久しぶりにギュストピです。(^_-)-☆
といっても、こちらも違う意味でピンチだという話なんですが・・・
6月24日の競技会でチャンピオンポイントがトレチャンの規定に達したということは以前書きましたよね。それで、 トレチャン申請のためにCD試験を受ける手筈になっていたのですが、夏場だったり、訓練所の都合だったりで、秋になったらボチボチなんて思っていたのです。
ところが、登録申請って期限があったのですね!
山に篭っていて郵便物のチェックが滞っている間にJKCから申請に関する封書が届いていて、その日付が8月5日。で、この日から数えて3ヶ月以内に申請手続きを完了しないと、チャンピオン登録の機会がなくなるというではないですか。
ということは、遅くとも10月末までに受験・合格しなければならないわけです。
が、9月に入っても残暑が厳しく、オードリーの件もあって、ほとんど練習していないし、訓練所には7月初め以来2ヶ月以上行ってません。(8月にちょこっと長野の訓練場にお邪魔したものの、この時は担当の訓練士さんは不在で、所長さんにサクッと見ていただいただけでした)
こんな事態ですから、トレチャン登録なんていってる場合じゃなのかも・・・血統書に記述されなくったって、ギュスが頑張ったことに変わりはないし、ま、どっちでもいいか~なんて思う一方で、やっぱりできることなら登録してやりたいという気持ちもあり、練習不足でしたが、先週の土曜日、オーパパがオードリーを見ていてくれるというので、思い切って訓練に行ってきました。
気温は30度近くで湿度も高かったけれど、日差しはなくて、時折小雨がパラつく、まぁまぁの陽気?
でも、ギュスには厳しい陽気でした。
そして、この日は、お世話になっているスクールの新しい訓練場(7月下旬に、それまで間借りしていた警察犬訓練所からお引越ししました!)での初めての訓練でもありました。
土曜日ということで、O先生が講師を勤めている専門学校の生徒さんたち(トレーナーの卵!)が救助犬の訓練をしていて、お初のワンsもいっぱいで、ギュス、パッパラパ~に拍車がかかりそうでしたけど、訓練が始まったら犬が変わったような集中ぶりで頑張っていました。
脚側はじめCD2の課目が終わるまでは結構いい感じでした。
で、後半、飛越の練習になったのですが・・・
天候を考慮してくださって70cmの高さで練習しましたが、ちょ~っとテンションが上がらないようでした。無難にこなしているし、反応も悪くはないのですが、ノリノリ~♪っという跳びっぷりではありませんでした。
跳躍自体に楽しさを感じるようになる、そんな練習を工夫しないといけませんね。涼しくなれば身体を動かすことが喜びになるでしょうから、それに合わせて練習できたらいいな。
さてさて、久々の訓練でしたが、ギュスは思いのほか崩れてはいませんでした。なんとか10月中に試験を受ける方向で、ママも頑張らないと、です。(^^♪
「久しぶりに、いい汗かいたぜ~!(=.=;」
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さて、本日のオードリー、静かな息遣いで眠り続けています。
オードリー、薬の影響で、基本、多飲多尿の毎日ですが、一昨日の夜中、突然チッコが出なくなってしまいました。
トイレ部屋に出たり入ったり、トイレ・トレイで立ったりしゃがんだりが1時間ほど続き、しまいにはトイレで座り込んじゃって、夜中で獣医さんに電話するのも憚られ、ママ、ちと焦りましたわ。
水を飲ませば出るかと思ったのですが、水を飲もうとしないし・・・パンティングは始まるし・・・牛乳を薄めて5~600ccほどやってみたら、がぶがぶ飲み干し、2時間ほどで大量にチッコが出て落ち着き、ママもホッとしました。
出る量に見合った飲水量を確保していたつもりですが、頻繁にチッコしていると膀胱が過剰に働いちゃうことがあるんですよね。でなければ、腎臓が疲れ始めてるか、です。たぶん、出たい気がするのに出ないんです。(ママ自身の経験から...)
でも無理やり水を飲ませるのは結構難しいし、牛乳はじめ、100%果汁のジュースや豆乳なんかを薄めて、給水に努めています。
で、オードリーは何でもガブガブよく飲みますが・・・
支度してると興味津々でやって来るギュスですが、豆乳はイマイチだったみたいです。
さんざん匂いを嗅いで、少し口にしたものの、お口に合わなかったようで、放置。
そしたら、オードリーが後を引き受けたのでありました。(^^ゞ
「なんだか蒸し暑くなってきてない?台風のせいかなぁ。。Zzz」
オードリーの貧血 : 9月9日から19日までの経過 [病気]
9月も半ばを過ぎたというのに悲しいくらい残暑が厳しかったオーギュス地方ですが、先ほどから心地よい涼風が吹いています。明日は彼岸の入り、ぼつぼつ秋になって欲しいものです。
さて、前回のアップからあっという間に10日以上経ってしまいました。何度か書きかけたものの完結せず、日々の通院でデータは増えるし、ステロイド等お薬の影響で多飲多尿のオードリーの排尿に夜間も付き合って寝不足頭だし、なかなかPCに向かう気になれず・・・
この三連休で帰宅したオーパパのお陰でやっと寝不足が解消、気力が戻ったのでいっきに纏めようと思います。(と~っても長いですが、どなたかの参考になることもあるかな、ということで、ご容赦ください。^^;)
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その間のオードリーの調子を一言で纏めると、見た目は乱高下、数値的には緩やかな下降という感じでしょうか。
オードリーが初めての犬なので、犬の具合の悪さというのがよく分からないオーママ、当初、目の前で辛そうにしているオードリーの状態がどれほど切迫しているのかイマイチ分からず、かな~りうろたえていました。
なので、前回記事をアップした8日の晩から9日にかけては、“見た目の調子”は最悪に思われ、9日は朝から気が揉めて何度も獣医さんに電話してしまい、結局夕方診て頂きました。
世田谷までの移動に耐えられるか、昼頃、5分足らずのグランドまで排便散歩のつもりでドライブしたら、オードリー、渾身の力で踏ん張って座っていました。かすかに前脚が震えていて、本当に辛そうでした。
下ろすと、日陰でチャッチャとウン。大好きなグランド、歩こうとするかなと思ったけど、さっさと車に戻りました。
これは世田谷までは無理かな?と思って、家で安静にしていたのですが、2時くらいになって、やっぱり連れて行くことにしました。
というのは、前日の夜中からパンティングがおさまらなくて、これがPCVの低下による“酸欠”なのか、薬(ステロイドのよる代謝の活性)の影響なのか見極めがつかないということもあったし、かつ、なんだか手足が冷たくなってるし、昼頃から心なしかお腹が膨らんできているように見えたため居ても立ってもいられなくなってしまったのです。
この日は内科の先生がお休みということで、いつもどおり院長先生に診て頂いて、オーママが感じたままを率直に伝えました。
先生としては、おそらくステロイドの影響だと思うし、お腹は水が溜まっている風ではないけれど、薬に弱いオードリーのこと、肺炎も含めてチェックしましょうかと言うので、お願いしてしまいました。
X線の結果、肺炎の兆候は無し。
エコーの結果、胸水・腹水は無し。前から腫れている脾臓に加えて、肝臓も少し大きくなっていて、肝臓の周りに若干水が溜まっている。おそらくステロイドの影響。
血液検査の結果、HCT 17.5%・HGB 5.8g/dLと続落、肝酵素が軒並み上昇(ALKP71→207、ALT10→101、AST0→62)。
<9月9日の血液検査>
ということで、パンティングはじめ“見た目”凄く具合が悪くなっているように見えるのは7日から服用を始めたステロイドのせいだという結論になりました。
そして、今後の方針は内科の先生とも相談して決めたいので、翌日オードリー抜きでもいいから予定どおり来院して欲しいといわれ、帰宅。
オードリーはというと、あんなにママをヤキモキさせていたのに、例のごとく病院に着いたらケロッとして愛想を振りまき、軽やかに体重計(診察台)に飛び乗って喝采を浴びる始末。(大騒ぎしたママの立つ瀬がないじゃない!)
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金曜の晩にオーパパが帰宅し、病院で復活したテンションを維持したまま土曜日を迎えたオードリー、パンティングも少し治まって、調子はまぁまぁ。
病院にはママだけで行くつもりだったけれど、オーパパ、自分も行きたいから、オーギュスとも連れて行けというので、一家総出で病院へ。
二日続きということで心配だったものの、やっぱり元気に振舞うオードリーに複雑な心境。まだ2回しか会った事のない内科の先生に、調子の悪い状態を伝えるのに四苦八苦しました。「お家での状態が本当の姿だと思いますよ」と言ってもらったものの、どこまで伝わったことやら。
さすがにこの日は検査は無し。
ステロイドの方は、“影響=副作用?”は出ているものの効果はなんとも・・・みたいな状態のため、自分のお師匠さん(?)である大学の血液内科の先生に診て貰ってくれということで、予約の段取りをつけてくれて、13日に麻布大学付属病院を受診することに。
ここで一つ問題が。
やはり、保留していた骨髄穿刺検査を受けた方がよいだろうということになったのです。でも、検査値的には下降を続けている状況で、全身麻酔の検査となると、どうにも踏ん切りのつかないオーママでした。
もっときわどい状況でも全身麻酔をする犬はいると説明されたものの、オーパパも13日の初診では骨髄穿刺はパスすればというし、“セカンドオピニオン”のつもりで麻布の受診を決めました。
土曜の夜はパンティングもほとんどなく、午前3時ころ排泄した後は本当にスヤスヤ寝ていました。それでちょっと充電できたのか、日曜はパパとお散歩にも行きました。家から400mほどのところにある公園まで往復したようです。
う~ん、帰宅後はお疲れ?(笑ってるように見えるのはハァハァ喘いでいるからです。-_=;)
終日まぁまぁ落ち着いていたので、夕方オーパパを送っていったけど、買い物には寄らずに帰宅。お出迎えはギュスだけだったものの、オードリーの気配も感じられ、ホッ。
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酸欠解消にと、オーパパ、携帯酸素を買ってきたのですが・・・
オードリーが「止めろ~!」っと拒否したのは言うまでもありません。
そもそも、ヘモグロビンが激減しているオードリーにとっては、酸素吸入しても運ぶことができないため、さほど意味がないそうです。orz
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日曜の夜中は若干呼吸が荒くなって、午前3時頃まで上体を起こして喘ぐような呼吸が続いたものの、3時半くらいに大量に排尿をしたら落ち着き、朝までウトウト。
暑くなりそうだったからギュスの散歩と5時にリビングに下りていくと、オードリーも降りてきて、控え目ながら散歩のリクエスト。
「大丈夫かな?」と思いつつも、身体が動き始めた6時半から一番近い公園まで散歩。ギュスが「僕は行かないよ~(ー_ー)!!」ってケージに入っていったけど、暑くなりそうだったので引っ張り出して一緒にお散歩。
排泄の後、帰るかと思ったら、オードリーが家とは違うほうに向かおうとしたので、任せて少し遠回りして帰宅。1キロ以上歩いたかも。
そして、この日、翌日の麻布受診に先立って、かかりつけで血液チェックをしておくよう指示があったとかで、またまた世田谷のかかりつけ病院まで。
滅茶苦茶暑くて、オードリーもだけど、このところへばってきてるギュスを連れ回すのもなぁ~と悩んでいたら、お散歩友だちのハンナちゃんママさんが、「ギュス、預かるよ~」って言ってくれて、お言葉に甘えることに。
ハンナちゃんちには、もう1頭、ギュスと半年の違いのゴールデンのイーライ君がいて、でこぼこコンビで楽しい時間を過ごしていたそうだけど、デカ犬が騒ぎまわって大変だったことでしょう。ハンナちゃんママ、ありがとう!
この日の血液検査結果は、HCT・HGB横ばい、肝酵素のうちASTは正常値に戻った(5 U/L)ものの、ALKPとALTは更に上昇(438 U/L、178 U/L)、前回同様ステロイドの影響との見解。(CREA・TBIL・TP、尿検査は異常なしのため)
<9月12日の血液検査-塗沫に異形が多くて分離が上手くいかず2回検査、採血は1回>
そこで、内科の先生いいわく、「麻布の先生からの指示で、今日から免疫抑制剤を追加服用したいのですが」と。
アトピカやアザチオ(=シクロスポリン製剤)のことは前もって話していたし、情報収集はそれなりにしていたので、副作用は分かっているけど、ステロイドが効いていない以上、追加もやむなし、ということで了承。
その場でアトピカ100mgを服用。
見た目のオードリーは、相変わらず、時折パンティングが激しくなり、横になるのも苦しいのか、上体を起こしたまま喘いでいることが多くなっって、見ているのが辛い。(本当にステロイドのせいなのかなぁ?酸欠で辛いんじゃないのかしら??)
多飲多尿も本格化(?)して、がぶがぶジャージャー忙しいったらありません。体重もどんどん減って、それこそ、見た目、骨皮筋子ちゃん。20キロ切るのも時間の問題。食べてるのに痩せるって、いいことないよなぁ。。
お尻周りの筋肉がすっかり落ちてしまってます。
帰りにギュスを拾って、7時過ぎに帰宅。収納終わったら9時。散歩して病院行っただけなのに、ご飯が終わったら動けなくなって、ギュスのスキンケアをサボってしまったのでした。
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そして、13日、いよいよ麻布受診の日。
パパとの打ち合わせでは、この日の骨髄穿刺検査は無しということに決めていたけれど、だったら大学病院を受診する意味ってなんだろう?とか、ママの気持ちは揺れていたと思います。
しかも、この日、朝からオードリーの様子があまり良くなくて、5日間で4回の通院(それも検査漬け!)、こんなに消耗してるのに、たぶん病院に行ったら頑張るわけで、もう止めようか・・・なんて思ったり。
最後の最後で、かかりつけの院長先生に電話して、「気が進まないなら骨髄穿刺はやめるとしても、とにかくオードリーの状態を直接診てもらうべき!」と背中を押されて、やっと出かけることにしました。
この日もハンナちゃんママのご厚意に甘えてギュスを預かって頂くことになり、「行った都合で、もしも検査して夜になっちゃったらお泊まりでもいいからね~」と暖かく送り出して頂いたのでした。
オーギュス家からは麻布大学は割りと近くて、30分足らずで到着。ご近所さんたちから聞いていた麻布の評判はあまりよくなかった(設備や内容はいいとして、犬への対応は酷いよ、って!)ので緊張しましたが、実際は思いのほか丁寧でちょっとホッとしました。
13時半の予約でしたが、しばらく待ち、14時くらいに呼ばれました。
最初は研修医による詳細な問診でした。今回の症状が出たころからの詳細、それ以前のこと、日ごろの暮らしぶりなどなど、ずい分細かく聞かれました。オードリーは、初めての診察室を散々クンクン嗅ぎまわった挙句、珍しく、ママにマウンティングしてきて、変に興奮していました。
20分くらいかかったでしょうか。問診が終わり、ここからは犬を病院スタッフに渡してママだけ退室します。採血・エコー・必要ならX線ということでしたが、「検査と検査の間はケージで待機ですか?」と訪ねると、「心配ですよね?時間が空くようでしたらいったんオーちゃんをもどしましょうか?」って言ってくれたので、待合で待機することにしました。
廊下にでてベンチに腰を下ろし、またまた骨髄穿刺のことを考えていると、突然、思いっきり近い隣り(!)に勢いよく腰を下ろす人が・・・
「?!?」っと顔を向けると、なんと、なんと、ラウルスママさんでした!
この日に受診することを話していたのですが、ママが一人で心細いのではと、応援に来てくれたというのです。オードリーが居るときに現れると興奮するからと、検査に行くのを待って出現(?!)したそうで、心遣いに感謝です。
そして、一つ検査が済んで戻ってきたオードリー、想定どおりの興奮だったけれど、すぐに鎮まって、嬉しそうにラウルスママさんに擦り寄っていました。
その後、再度検査のためオードリーが連れて行かれ・・・
戻ってきて・・・
2時間は待ったと思います。
検査結果が出て血液内科の先生の診察となりました。
PCVの値が23%で、一瞬喜んだものの、先生いわく、機械が違うし、検査機器のマージンを高めに設定してるから、かかりつけの病院と単純比較はできないかも、だそうです。
で、こちらの先生の所見は、骨髄低形成による病気(骨髄線維症・再生不良性貧血・骨髄異形成症候群)が疑われるので骨髄穿刺検査を受ける方がよいというものでした。
この日は検査は受けないと決めて来院したものの、やはりこの検査をクリアしなければ先へ進めないようです。
オーパパと相談するため一時退室して電話。
そして決断しました。
全身麻酔の検査を受けることにしたのです。
先生にその旨告げ、麻酔についてのインフォームドコンセントを受け、オードリーをスタッフに託し、誓約書にサインしました。
診療時間が終わろうとしていて、待合には他の人影はありませんでしたが、ラウルスママさんが、「最後まで付き合うよ」って残ってくれました。
お陰で、1時間半ばかりの待ち時間があっという間でした。先生から、検査は無事済んで、オードリーも麻酔から醒めてきていると告げられたときは、本当にホッとしました。
が、先生から話を聞くと、骨髄の中に造血像がほとんど見られず、8割がたその場で診断を確定できるところが、オードリーの場合、検査に時間がかかるというのです。
幹細胞を構成する白血球・赤血球・血小板のうち、赤血球が免疫細胞によって破壊されていること、また、赤血球に異形が多く、血管に送り出される前に死滅し(アポトーシス)、その残骸で骨髄が満たされている状態なんだそうです。
ここまで説明を聞いた時点で、なんだか胸が締め付けられる思いでした。
こちらの先生、麻布大学で最先端獣医療の講義を受け持たれている方だったので、一応、骨髄移植や末梢血幹細胞移植などの可能性を訪ねたところ、骨髄移植については犬ではHLAのマッチングもできない現状では困難、アメリカで実施されている自種間移植については、既に骨髄がやられているオードリーには適用できないこと、更に、末梢血幹細胞移植も犬での実施は現状無理だという返事が返ってきました。
それで、現実的な方向としては、骨髄穿刺の結果がいずれの病気にせよ、シクロスポリン(アトピカ)が有効である可能性はあるので、結果を待たずに本格的な投薬治療を始めましょうとのこと。
これまでのステロイド(プレドニゾロン40mg=5mg×8錠)に加えて、シクロスポリン(アトピカカプセル100mg)・ホルモン剤(プリモボラン5mg×1/2)・抗生剤(パセトシン250mg×2回)を服用することになりました。
薬に対して過敏(特に肝臓)なオードリーに、こんなにたくさんの薬を飲ませるなんて・・・
しかも、IgM抗体の絡んだ自己免疫疾患となれば、薬の効果が期待できないかもしれないし、予後も悪いというのに・・・
しかし、効果が現れるまで1週間程度はかかるので、服用しながら検査結果を待ちましょうと言われたら、受け入れるしかありませんでした。
薬の処方を待っていると、研修医の方が麻酔から醒めたオードリーを連れてきました。元気に女医さんを引っ張ってママの元に戻ってきたものの、見れば、穿刺のために左右のお尻にバリカンを入れられ、見るも無残な姿となっていました。
無事全身麻酔の検査を乗り切ってくれたオードリー、よく頑張ったね!
結局ラウルスママさんは最後の最後まで付き合って下さり、オードリーとママが車に乗り込むのを見届けてくれたのでした。長い時間、本当にありがとう!嬉しかったし、心強かったです。
ハンナちゃんママに電話すると、ギュスはもう夕飯を食べ終わってるから、オードリーとママが一段落した頃を見計らって送ってくださるとのこと。これまた、ありがたいお言葉です。
でも、帰宅して一段落したら8時を回っていて、おまけに、オードリー、穿刺の箇所が痛むらしく、最初は座るのも辛そうだったし、今晩は2階に上がるのは無理と言われたこともあり、ここは、厚かましさついでに(?!)、ハンナちゃんママにお願いして、ギュスを一晩預かって貰うことにしちゃいました。
しばらくしたらオードリー伏せましたが、浮かぬ表情。犬は痛みに強いというけど、結構痛いみたいでした。朝から絶食なのに、麻酔の関係で、夜中の12時近くまで飲水も止められたままでしたが、文句も言わずに、じっと伏せていました。
11時半くらいに少量の水を飲ませ吐かないことを確認。12時にアトピカ服用。これも吐かないことを確認して、やっと12時半に軽い(軽すぎる)夕飯にありつきました。
30時間ぶりの食事に、この時ばかりは起きてきましたよ!
食後、嘔吐はなかったものの、1時半くらいに軟便。水を飲み始めたとたんにチッコじょーじょーが始まり、リビングでオードリーに添い寝しつつも、眠れぬ一夜を明かしたのでした。
長~い、長~い、一日でした。
オードリーがご縁で知り合ったワン友さんたちに、こんなにも助けて頂いて、ただただ感謝のオーママです。本当に、ありがとうございました。
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翌朝までチッコ以外は落ち着いていたので、普通に朝ご飯をあげてしまったのですが、直後に下痢P。一応麻布の先生に報告&相談したら、麻酔による一過性のものだとは思うけど、薬の副作用ということもあるから、続くようだったら服用を止めてくださいとのこと。
昼過ぎにはハンナちゃんママに送り届けられてギュスが帰宅。いっきに賑やかになるかと思いきや、空気を読んだか、思いのほか静かなギュスターヴでした。
この日は、時折パンティングはあるものの、まぁまぁ落ち着いていたオードリーでした。ところが、夕飯後から次第に息遣いが苦しげになり、結局、この後30時間以上、金曜の昼頃まで、ほぼずっと上体を起こして喘いていました。
薬の影響を見るために、金曜の午後に再び麻布を受診することになっていたのですが、連れ回すのが憚られるような消耗ぶりだったというのに・・・
麻布大学で車から降りたとたん、なんかシャキッと元気復活。
この日もずい分待ち時間がありましたが、家であれほど苦しそうに喘いでいたのがウソのような安らかな呼吸。口すら開いていません。なんなんだ~(*_*;
さて、ちょっと脱線。
オーママ、病院でこれまで一度も犬を椅子にあげたことはなかったんだけれど、待ってる横で、Pしたりオェするワンちゃんを見るにつけ、飼い主さん、ちゃんと片付けてはいたけれど、病院にくるワンちゃんのこと、ゴメン、もしかしたら何か菌が混じってるかも・・・免疫抑制剤飲み始めてるし・・・う~ん、後で掃除しますから~とオードリーを椅子の上にあげました。(帰りに除菌ティッシュで拭き掃除しました!)
先日の怒涛の検査漬けにもメゲず、オードリーはこの日も研修医のお兄さんに連れられていそいそと検査エリアへ消えていったのでありました。
血液検査のみだったためすぐに戻ってきましたが、そこからが長くて、1時過ぎに受付して、終わったら5時!でも、その間、オードリーはずっとシャッキリ元気で、9月に入って初めてくらいの安らかな呼吸を続けていました。
でも数値的には、PCVの値が20%丁度ということで、通常なら輸血が望ましい状態(上体を起こしてパンティングするのは、その方が空気の取り込みが楽なんだとか...)でした。なれど、やはりオードリーのケースは、輸血のリスクは最後の最後まで回避したいそうで、見た目も元気(?!)だし、もう少し頑張ってくださいと言われてしまいました。
骨髄検査の結果は21日ころ出るだろうけど、先生の予定やらカレンダーの都合で次回の受診は27日と決定。それまでに急変したらかかりつけの病院にいって輸血してもらってください、とも。
そんなこといわれたって、輸血が必要なほどPCVが低下してるパンティングなのか、薬の影響で代謝が活性しているせいで自律神経が昂ぶってのパンティングなのか、どうやって見極められるというのでしょう?
オードリーがあんまり調子がよかったので、この日もギュスを預かって頂いたハンナちゃんママさんと野津田公園の駐車場で落ち合うことにして、先に着いたオードリー&ママ、駐車場内を軽く散歩。
やがてギュスも到着して、夕方の散歩と思ったら、ギュスはさっさとデリカに乗り込み、オードリーがハンナちゃん家の車に乗り込む始末。何考えてるんだか。
ラウルスママにしろ、ハンナちゃんママにしろ、このところ、オードリーを興奮させるといけないからと、極力姿を見せないように気を遣ってくださっているのだけれど、この日はオードリーの調子がよかったので、久しぶりでハンナちゃんママに撫で撫でしてもらって、本当に嬉しそうでした。
散歩もダメ、お友だちや知り合いにあうのもダメじゃ、元気の源が無くなっちゃうものね。後のことは忘れて、しばし弾けたオードリーでした。
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頑張りすぎた反動でか、やっぱり金曜の夜から状態が悪化、またまた喘ぐような呼吸で、パパが帰宅したのにお出迎え無し。明け方近くまでハァハァやっていましたが、明るくなる頃から落ち着き、ギュスが早朝散歩に行ってる間、ママと一緒にスヤスヤと眠ったのでした。
そして、ギュスが散歩から戻ったら起き出して、「私も散歩行く!」とパパにせがんで軽い朝散(ギュス、2ラウンド目!)。でも帰宅後はぐったりしていました。
それでも食欲はあって、この日は久々にことあるごとにおねだりビームを発したり、テーブルのところにやってきてお座りしてみたりと、帰宅したパパに気を遣っているかのようなハッスルぶりでした。
呼吸は落ち着いていたけれど、目に力がなく、前日の疲れを引きずっているのは明らかで、朝食後はずっと横になっていました。それでも、横になれるだけ呼吸は楽だったのかな?
パパに留守番を頼んで、午後、ママは久しぶりのお出かけ。(その話は次回また)
夕方帰ると、日中よく寝ていたのか、オードリー、ちょっと顔つきが復活していました。27日までもたなかったら21~22日あたりで輸血という段取りをつけていたので、この復活ぶりは嬉しかったです。
で、それ以来、今に至るまで、呼吸はほぼ安定しているし、今朝もパパと軽く散歩してきて、おねだりモードも続いていて、“見た目の”具合は、2週間ぶりくらいでいい感じのオードリーです。
もしかして薬が効いてる?
その一方で、しっかり食べてるし、心配したお腹の調子も2回の下痢で持ち直したのに、体重がどんどん減って、今日は20キロを切りました。
なんでだろう・・・
骨髄線維症の場合、他では治療成績がよくないらしいけど、この先生の下では5割以上が回復してるし、再生不良性貧血でも7~8割は薬が効いているのだとか。
ただ、骨髄異形成症候群の場合は、白血病への悪性転化がおきやすく、転化したら急転直下だそうな。
考えても始まらないけど、“白血病”という病名が頭の中をぐるぐる回っています。
また、白血病ではなくても、薬の効きが悪いIgM抗体が悪さをしているわけで、ここからの“復活”は奇跡に近いのかもしれません。
それでも、オードリーの生命力を信じて寄り沿って行くだけです。
頑張ろうね、オードリー!
オードリーの貧血 [病気]
オードリー、日替わりで調子が上がったり下がったりしています。。
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日曜日、病院で騒ぎすぎて検査検査ですっかり消耗してしまったのか、夕方、奈良に戻るオーパパを送って帰宅したら、玄関へのお出迎え無し!
靴を脱がないままリビングのドアを開けたら奥でギュスが水を呑もうとしているところ。でもオードリーの姿は見えず、気配も全く感じられない。布団が物陰だから見えないとしても、とにかく、全然存在感が感じられないし、「オードリー!」って2~3回声をかけても動きが感じられなかった。
急いで部屋に入って布団を見ると、オードリー、目は開いているけれど、起きてるのか寝てるのか、ほとんど反応しない。かがんで「オーちゃん!」て呼びかけたら、やっと見上げてくれた。
「ふぅ~生きてるのね!」
いや、死んじゃったとは思わなかったけど、意識が無いかと思ったくらい“気配”がなかったのです。
7時だったので犬たちの夜ご飯の支度をして、呼んだら、 よろよろと起き上がって食器のところにやってきて、モグモグモグとゆっくりながら食べきった。(先に食べ終わったギュスがちょっと狙ってた!)
この日の検査で極度の貧血といわれたので、とりあえず鉄分補給ということで、夜食は豚レバーをボイルして牛肉と合わせて120gくらいあげたら、こちらはフードより少し元気に食べていたけど、やっぱり遅かった。
2階に連れて上がろうか迷ったけど、「寝るよ!」と声をかけたらガバっと起き上がって階段を上がっていった。(よくわからないんだなぁ~この切り替わりが...)
月曜日は朝から全く生気無しで、食事の時、全部セッティングして呼ぶと、よろよろやってきて、モグモグ食べ、終わると布団に戻ってバタっと倒れるように横になって目を閉じ、呼びかけても首をもたげるどころか、目を開けることすらほとんどないという状態で、オーママ、もうこのまま起き上がれなくなっちゃうんじゃないかと思ったくらい、ぐったりしていた。
猫の目天気で丁度いいから散歩はパス。夕方ちょこっと買い物に行かなきゃならなくて、置いて行くのが憚られたけれど、出かける支度をしていたら、何故か、オードリー、突然むっくり起き上がってストレッチ。試しに「散歩行く?」とたずねたらPlaybowで応えたので、軽く町内散歩に出かけた。(当然ギュスも着いて来た。^^;)
昼間の様子からは考えられないほどの“復活”ぶりだったので、留守番させて30分ばかり買い物に行ってくると、ちゃんと玄関に出迎えてくれた。夕飯もまぁまぁの食べっぷり。嬉しかった。
そして、昼間、パピトレでお世話になったT先生にあれこれアレルギーがあるオードリーの鉄分補給について電話で相談したら、「仕事の後で寄りますよ~」と言って下さっていたんだけれど、7時半くらいにいらっしゃって、1時間半ほど色々相談に乗ってくださった。
で、到着の時、誰がって、ギュスターヴが一番大騒ぎ!(ギュスもパピトレでお世話になりました~)鎮まるまでハウスに放り込んで、オードリー、久々の再会に大喜び。T先生が床に座って相手をしてくれたものだから、滞在中ずっと膝に手を乗せて、あ~だこ~だと喋り捲るオードリーだった。
昼間の状態からして、明日はまた寝込むんじゃないかと心配しながら就寝。
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火曜日、心配した疲れは残っていないかったようで、朝から自発的にフラフラと動き回っていて、ご飯も呼ばないうちにバリケンに入って待機していたし、散歩もグランドまで行けた。ギュスと練習している間、休止の姿勢でまったりしていたが、ギュスの練習が終わったら、「私の番?」とか、「ボール!」と催促することなく、サッサと出口に向かおうとしていた。
さすがに家の近くまで戻るとだいぶ疲れた様子だったけれど、最後まで酷く遅れることはなく、日中も、手足を投げ出して横になることは少なくて、伏せて丸まっていた。
でも、調子はよくないんだろうな~ママがおやつタイムしてても進んで寄ってくることはなく、ギュスだけが鼻息荒くオネダリビームを放っていた。ギュスがおこぼれに預かると分かっても、呼ばれるまでは来なかった。う~ん、やっぱり辛いのかなぁ。
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そして、ヤキモキしながら待っていた検査結果の出る水曜日がやってきた。
が、この日は、またまた朝から元気なし。
涼しいうちに散歩に行こうと早目に起きたのだけど、オードリーはなかなか下りてこない。ママが朝の漢方薬を飲み終わった頃にやっと下りて来たので、「散歩?ご飯?」とたずねると、フードのある方をチラッと見て、舌をペロっと出して布団にうずくまった。ご飯らしい。
ギュスは「オイラどっちでもOKだよ~♪」となんだかご機嫌だった。(オードリーが具合悪くなってもマイペースでKYな奴!)
でも、食休みをしていたらギュスがソワソワしだして、どうも散歩に行きたいらしいので、支度をして、「オードリーも行く?」って声をかけてみた。
この時のオードリーの反応、なんとも切ない気分にさせられた。
ヨッコラショと起き上がって、姿勢を正してママの前に座り、ひときわ大きな瞳でママを見上げて、ママの心を読もうとしているかのようにしばらくじっとママの目を凝視していた。
思うに、身体は辛くて行きたくないけど、ここは行かないと意思表示したら留守番になる。今日はママから離れたくない気分、だから私も行く、みたいな気持ちの流れがあったようだった。
ギュスを呼んだら、オードリーも立ち上がって玄関に向かった。
普段より小回りでグランドに寄り、でもギュスの練習はせずに帰宅したら、オードリー、帰路は遅れる遅れる。これからはグランドに来る日は車かな?
相当疲れたらしく、月曜ほどではないものの、生気のない表情で、なんと、日向を求めて移動しながらウトウトしていた。
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昼になったので病院に電話確認したら、結果が出ているということだったので午後の診療開始時刻である16時に合わせて出かけることにした。
が、オードリーの調子がイマサンというか、かなりよくない感じで、昼過ぎにはずい分ぐったりしてきて、息遣いも浅速、傍目にも辛そうなのが見て取れる状態となっていた。
それで、休診時間帯だったけれど、2時頃、再度電話を入れると先生が出てくれて、そういう状況だったら早目に来てもいいというので、1時間早めて3時目指して出かけることになった。
この時点では、先生はギュスからの輸血を念頭に置いていて、ギュスターヴを同伴するように言われていた。
そしたら、オードリーが具合悪くなって以来、ずっと気にかけて立ち寄ってくれたり電話をくれているラウルスママさんが、「一人で2頭連れは大変だから付き添うよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて、同行して頂くことにした。
で、案の定、オードリー、それまで立ち上がるのも覚束ないくらいぐったりしていたのに、ラウルスママさんが車に乗り込んだとたん、思いっきり元気に愛想を振り撒き始めたのだった。4~50分の道中、幾度となく立ち上がっては尻尾振り振りはしゃぎまくっていた。-_-;
3時ちょっと過ぎに到着すると、ほとんど待たずに診察室に呼ばれ、前回保留となっていた、不飽和鉄結合能検査+血清鉄検査・バベシアIgG抗体検査・クームス試験の結果を知らされた。
クームス試験の低温(4℃)が陽性だった(高温=37℃は陰性!)以外は全部クリアしていた(抗核抗体はまだ出ていないらしかった...)ものの、先生の見立ては“免疫介在性溶血性貧血”ということだった。
オードリー、実は、1歳半の時に、けっこうな貧血だったことがあり(単純な鉄欠乏?)、その時、ママ、この疾患について結構調べていたので、正直、心の中で「アウトだっ!」と叫んでしまった。
しかし、一方で“溶血性貧血”と確定するには今ひとつ説得力に欠ける検査値のような気もして、口を開こうとした瞬間、先生の方から、「そうはいっても、腫瘍、特にリンパ腫の疑念も捨てきれないので、もう一つ、リンパ球クローン性解析という検査をしてくれませんか?」と言い出した。
この検査については事前チェックしていなかったものの、こうなったらするっきゃないでしょ、ということで、この日予定していた通常の血液検査に加えて採血することとなった。(が、この検査、陽性が出るのはほとんど末期のリンパ腫のみらしい...)
で、通常の血液検査の結果はというと・・・
<9月7日>
赤血球とヘモグロビンの値は前回より下がっていて、輸血ラインと言われた15%目前です。
それで、前回はといいますと・・・
実は2回検査したんです!!
何故かというと、いつものように、元気印で診察室で尻尾ブンブンのオードリーを見ていた先生、1回目の検査結果が出たとき、「ちょっと酷い貧血の値が出ているんですが、たぶん機械の故障だと思うので、もう1回採血させてください!」なんて仰って、2回検査したのでした。
しかし、残念なことに機械は壊れていませんでした。2回ともほぼ同じ値でした。
<9月4日の1回目>
<9月4日の2回目>
確かにHCTとHGBがノーマルの最低レベルの半分くらいで、相当な貧血です。
ところが、通常自己免疫性の溶血性貧血でここまで赤血球の破壊が起きていたら、再生の方が亢進するはずで、Reticsの値がもっと高くなるはずなのに、オードリーはReticsも極端に低いので、再生(造血)が上手くいっていない可能性があるというわけで、微妙です。
また、やはり9月4日に検査したCRPの値が、これまた異常に高くて(12=通常1以下!)、これほどの数値が出ていたら全身症状が出ていてもおかしくないのに、エコー(可能な限りの全臓器)と胸部&腹部X線検査では何も見つからなかったのです。
後は、脳腫瘍とか血管肉腫くらいでしょうか・・・口腔のメラノーマなども気になっているものの、目視できる範囲には確認できていません。
また、血液生化学検査の各項目もほとんど問題はありません。
というわけで、骨髄穿刺をすればもう少しハッキリしそうですが、それには麻酔をかけなければならず、現状ではリスクが高いということで、ひとまず、暴走している免疫系を抑えられるか、ステロイドの短期大量投与で反応を見るという方針が決まったのです。
あ、この日予定していた輸血は、HCTが15%を切っていなかったこと、暴走する免疫系が輸血血液を異物と見なして更に過剰反応を示して凝固ということもありうるということ、などを考慮して取り止めになったのでした。
また、造血できないのに(再生不良?)輸血も受け付けられないという状況が続いた場合、骨髄移植的な処置(自己抹消血造血幹細胞移植etc.)が国内で受けられないかという質問もしてみたのですが、先生は情報を持ち合わせていないとのことですので、何か情報をお持ちの方がいらっしゃったら教えて頂けると嬉しいです。
さて、話はステロイドに戻ります。
ステロイド、これほど敬遠される薬というのも珍しいかも、という印象ですよね。オーママだって、諸手を挙げて受け入れてる訳じゃありませんけど、ここは第一手としては妥当だと判断、承諾しました。
が、いざ処方された分量を見て、かなり引きました!
1回につき、プレドニゾロン5mg(PH209)が8.5錠。(体重1キロに対して2mg、この日のオードリーの体重は21.3キロ!) それを、帰宅したら夕食後に1回、翌朝から3日間、毎朝食後、計4回(34錠=170mg)服用するというのですから。
実際飲ませる段になって改めて躊躇したものの、エイヤっと踏ん切りをつけました。
ステロイドといえば副作用、特に多飲多尿は避けて通れないと覚悟していたのですが、2回服用した時点でも不思議とがぶ飲みがありません。普段より少し多いかな、くらい。よって出る方も押して知るべし、です。
オードリーは、これまでどんな薬でもたいていは多飲多尿になっていました。抗生剤が一番顕著ですが、胃腸薬以外はほぼ全てで服用後半日以内にがぶ飲みが始まっていました。ステロイド(内服)は初めてですが、今のところ、飲水にほとんど変化がないのは、かえって不気味ではあります。でも、夜間のトイレを思うと、このまま乗り切ってくれると助かります。
さて、昨夜と今朝のステロイドで、どこで起きているのか不明の(!)炎症が和らいだのか、それとも免疫系の暴走に歯止めがかかったのか、単に調子がよかっただけか、とにかく、本日のオードリーはこの1週間で一番元気でした。
朝イチで、「散歩行く!」とギュスを押しのけアピール、帰りはバテバテでしたが、朝ご飯の食べっぷりは久々に元気だったし、冷蔵庫の開閉や、ママのティータイムにもしっかり反応していました。
相変わらず耳や歯茎は真っ白なので、貧血は改善してるわけではないでしょうし、明日になったらまた落ち込むのかもしれませんが、久しぶりに、社交辞令ではない(?)オードリーの笑顔が見られて、とても幸せな一日でした。
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ラウルスママさんはじめ、コメントや電話、メールで励ましてくださる皆様に、感謝、感謝です。 先は長いと思いますので、これからも宜しくお願いいたします。
「頑張れ、オードリー!みんな応援してくれてるよ~^^♪」
「ベストを尽くすつもりだから、ママも付き合ってね!」
PS:
迷いましたが、覚書のつもりで、経過や検査結果をできる限り細部まで公開していこうと考えています。
オーちゃんピンチかも。。 [病気]
9月6日がオードリーの混合ワクチンの接種予定日なので、その日に相談&検査してもらうつもりだったのですが、ちょっと状況が切迫してきているような気がして、週末でオーパパが帰宅していたこともあり、今日病院に行ってきました。
確定的なことはまだ分かりませんが、少々やっかいなことになるかもしれません。
症状としては極度の貧血なんですが・・・
今日その場で結果がでないいくつかの検査値が揃う水曜にはもう少し詳しいことがわかるはずです。最悪輸血もあるということで、ギュスの健康診断もしてきました。こちらはオールクリア、スタンバイOKです!
う~ん、気がかりなことはだいぶ前からちょこちょこあって、逐一獣医さんにチェックしていただき、必要な検査を受けたり、時には様子を見ながら、不安材料は払拭してきたのですが、今回はアウトかもしれません。治るものならいいのですが。
二百十日 [日常]
今日は9月1日。二百十日です。ドンピシャの(?!)タイミングで台風が北上、日本列島に接近していますね。大きな被害が出ないといいのですが。。
えっと、オーママ&犬たち、日曜から東京の家に一時帰宅しています。留守宅、特に変わったことは無かったものの、震災以来台所に常備(?)してある蝋燭がこんなことに!
閉め切っていたから、暑さで曲がっちゃった?!
去年ほどの猛暑は少なかったはずなんだけど、やっぱり東京は暑いのかな?
暑いといえば・・・
朝の散歩から帰って、オードリーの収納作業中、通常ギュスターヴは地面に伏せてクールダウンなんですが、昨日今日と朝は雨上がりで定位置の草地が湿っていて、他の乾いてる場所は日陰じゃないし、車をちょっと移動してカーポートで待たせていたのですが、オードリーをしまって外に出てきたら、なんとギュス、車に乗ってました~(+_+)
カーポートの屋根だけじゃ日陰が薄いから、車のバック・ハッチを開けて日陰を作っていたのですが、入っていました。外の方が風が通るし、モルタルの上で伏せてる方が涼しいと思うんだけど・・・車内の方が日陰が濃いってか??
さて、今回の一時帰宅、ママの病院などいくつかの用事があってのことなのですが、帰宅早々暑くて、富士山麓の陽気に馴染んだ身体にはこたえます。特に今日は、台風の影響でとても蒸し暑くて、ちょっと辛いです。
そして、東京に帰ってからオードリーも元気がイマイチなんです。
山の気候とのギャップのせいか、ついにシニア・ステージに突入して体力が落ちたのか・・・
日中寝てる時、これまでは伏せてることがほとんどだったのに、横向きで手足を投げ出して爆睡態勢。
ご飯以外はずぅ~~~っとこの態勢で寝ています。 冷蔵庫開けても、ちょっと首をもたげるだけで、また寝ちゃうんです。
そして、な、なんと、散歩で引っ張るどころか、ママの後ろから着いてくる感じでトテトテ歩いているんです!
あんびり~ばぼ~な状況です。
で、特に顕著なのが食に対する姿勢。
食事に関しては山でも兆候はあったのです。10日ほど前から、なんだか食に対するガッツがなぁ~と感じていました。
これまでは、ご飯の時間が近づくとそれとなくアピールして、ママが支度し始めるとストーカー、ハウスで伏せ待てさせているとヨダレの海ができ、いざ食べ始めれば吸い込むようにガッツガッツとむさぼり食べ、数秒で完食、というのがオードリー・スタイルでしたが、このところやけに食べるのが遅いのです。おまけに、噛んでます!
オードリーの場合、ありえな~い、です!!
しかも、ギュスが支度してるママの間近に来てヨダレだらだらでお座りしているのに、オードリーは、支度ができて呼ばれるまで座布団に寝そべったままということもしばしば。すっかりギュスと行動パターンが入れ替わってしまいました。
で、昨日の朝は、ついに食べてる途中で一休み。だからといって、食べないわけではないのです。
ま、食べ終われば、ギュスの食器チェックもしてるし、心配するほどのことじゃないのかもしれません。
ガツガツ食べないだけなんですが、でもね、おしとやかにモグモグ食べてるオードリーなんて、オードリーじゃありませんからっ!
というわけで、昨日は、ママの夕食、今季初の秋刀魚だったんですけど、オーギュスにも初物をおすそ分けしました。
2匹で1尾をシェアしてもらいました。
そしたら、秒殺完食オードリーの復活でした!(今回も YouTube が埋め込めません...orz)
で、しばらくすると、今度は通常の夜食(肉!)のアピール。
支度してたら、久々にオードリーも期待いっぱいでお待ちかね。
やっぱり肉の方がいいのかな・・・
秋刀魚より速かった?!
ムービーはこちら。
心配すること無かったか~と思った矢先、今日の散歩で、またまたかな~りお疲れの様子。
確かに雨上がりの濡れた路面から湯気が立ち上りそうな、本当に蒸し蒸しの陽気でしたけど、1時間足らずの町内散歩の途中から、ヨダレぼたぼたで遅れ始めました。
これがシニアなのかな~少しペースダウンすればいいのかな~なんて思う一方で、いや、ちょっとバテ過ぎじゃない?どこか悪いんじゃない?なんて心配してしまう母です。
オードリー、これまでも9月に何度か体調が落ち込むことがありました。検査するとたいてい肝臓の数値が悪いのですが、それでも生活ベースで「お疲れ?」と思わせるようなことは無かったのです。そこが歳のせいなんでしょうか。
来週、混合ワクチンの接種予定なんですが、ワクチンより体調整える方が先だよね。ま、先生とも相談してみましょ。
というわけで、本日の夕飯には“蜆汁”を添えました。
いつもならママがご飯食べてると足元にスタンバイしてるオードリー、今日もバリケンでお休みでした。ゆっくり食事できていいんだけど、なんだかなぁ・・・
ま、この方は元からですが。(オーパパがいると寄ってくるけど、ママだけだと食事中は寄り付きませんです。^^ゞ)