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誕生日 [イベント]

今日、オードリーは9歳になりました。

去年の9月、免疫介在性の溶血性貧血、それも骨髄低形成による非再生性で、しかも薬にほとんど反応しないと判ったときは、よくて3ヶ月もつかどうかと覚悟を決めたのに・・・

そんな予想を裏切って、オードリーは半年を持ちこたえ、なおも頑張っています。そして、皆さんの応援のお陰で、オーママも頑張ってこれました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

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先週のオードリーは、PCVが20%を切り、毎日とてもだるそうで、見ている方もドヨヨ~ンと沈んでしまいそうでしたが、一昨日の大学病院受診(この件は別途アップします)の際に輸血をしてもらって、少し元気を取り戻し、本日、9歳の誕生日を迎えることができました。

色んな思いが錯綜していて、今の気持ちを書き始めたら支離滅裂になりそうだから、誕生日を迎えたという事実と、今日一日の楽しかった出来事だけを記します。(*^_^*)

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今日はご近所のワン友さんたちと、薬師池公園に梅見散歩に出かけました。

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今年はなかなか咲かなかった梅も、やっと満開を迎え、春休みということもあって、とっても賑わっていましたが、デカ犬6頭、粛々と(笑)お散歩してきました。

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先頭を行ったのは、言うまでも無く(?!)オードリー。ずんずんママとギュスを引っ張って、皆さんの心配をよそに、お薬師さんの境内・椿園・蓮池まで足を伸ばし、やたら張り切っておりました。@_@;

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せっかくだから、記念撮影。

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あっちを立てれば、こっちが立たず・・・

全員がカメラ目線とは行きませんでしたが、なんとか。(^^ゞ

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今年初めて気付いたのですが、柵で囲われたカタクリの花のプチ群生地(?)が出現。綺麗に咲きそろっていました。

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バースデーケーキのお祝いは、オーパパが帰宅する週末までとっておくことにしたので、お散歩の後、近くのドッグカフェに繰り出し、ママ達はランチ、ワンsはかぼちゃプリンで、お誕生会(?)をしました。(^^♪

お友達と一緒の時間、楽しいね。嬉しいね。

みんな、ありがとう~!

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お鼻についたプリンは楽しかった今日の記念?

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まさかの1席!@2012FCI東日本インターナショナルトライアル [競技会]

昨日、迷いに迷った挙句、栃木県真岡市で開催されたJKCの訓練競技会に家族揃って行ってきました。(*^_^*)

オーパパが27日の火曜日に東京で仕事だからと、競技会翌日の26日に休みを取ってくれることになっていたので、オードリーの体調が少々悪くても、留守を頼んで出かけるつもりで申し込んだのですが、先日からぶつぶつこぼしている通り、オーママ、運転(往復300キロ超!)に不安があったため、悩んでいました。

それでも、2種目(¥25,000!)の出陳料を思うと、流すのはもったいなさ過ぎるし、気合を入れて、出かける覚悟でいたのです。

そしたら、またまた前日になってオーパパが、「一緒に行くっ!」と言い出しました。もちろん、ママの運転を心配してのことなんですが、となるとオードリーも同伴することになります。

ところが、オードリー、金曜の夜、突然呼吸が速くなって(通常、安静時15回前後/分が40回くらいにアップ)、土曜日は一日中浅い息をしていました。苦しそうな様子ではないのですが、60回/分以上になるとよくないといわれていたので、ここで無理をさせて何かあったら・・・と思うと、簡単には決心がつきませんでした。

なんとか行って来るからと言ったものの、パパ、どうしても一緒にいくといいます。なので、一応そのつもりで、薬・ご飯・お湯・毛布などなどオードリーの旅支度(?!)を整え、日曜の朝起きたときの状態で最終決定することにして、早目に床に就きました。

この時点で、まだオードリーの息は速かったのですが・・・

目覚ましで午前3時起床。

オードリーはスヤスヤと眠っていて、呼吸も、ほぼ通常(15回/分)前後に戻っていました。でも、起こすのが可哀想な気がして、ママはそっと下に降りていきました。

そしたら、すぐパパと一緒にオードリーも降りてきて、バタバタ動き回っているママのストーカーを始めました。こりゃ~たぶん一緒に行くつもりだな、と思って、オードリーの荷物も車に積み込み、4時10分前、またも一家総出の競技会参加となったのでした。

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途中コンビニによって、6時半過ぎ、会場に到着しました。金・土と関東エリアは結構な雨量だったので、先月の大凧の二の舞を覚悟して、長靴やら雑巾やら持参で出かけたのですが、今回の会場、鬼怒自然公園の広場はと~っても素敵な芝のグランドでした。!(^^)!

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足元が汚れる心配は全くありません。これだったらオーギュスとも、自由に歩かせられそうで、ママの憂鬱が一つ減りました。(^^ゞ

7時になって受付が始まり、ゼッケンと目録を受け取ると、オビディエンスの進行予定表が同封されていて、見ると、オビディエンスⅠのグループ競技は8時スタート。オビⅠの出陳は4組。そして、ギュスターヴ&ママ組は第1組で、個別競技の開始時刻は8時20分とありました。

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予報では冷え込むはずでしたが、迎えてみればピーカンの穏やかな日和。朝一番で出れるのは、ラッキーでした。(^・^)

オードリーの朝食&服薬をパパに頼んで、ママは場慣れのためにギュスターヴと会場を一回り、その後、スクールの先生の見守る中、最終調整をしました。

が、ギュスターヴ、パパがオードリーを構っているものだから、そっちが気になってちっとも集中しません。ココロココニアラズの作業が続き、指示無し停座はボケーっと突っ立ったまんま、なんとか座ったかと思えばお尻が外向いてるし・・・渇を入れてみるも、ちっとも効き目なし。(ーー;)

そうこうしているうちに、審査員の紹介も終わり、競技開始がアナウンスされたため、オビのリンクへと急ぎました。(一番奥!)

既に他の3組はリンクの入口に集まっていて、すぐさま、「準備がよろしければ入場して下さい!」と声がかかりました。(審査員:中口靖男氏)

申告が終わると、1課目目の“据座(20m離れ、犬と対面して1分間)”の開始位置に移動、スチュワード(藤井聡氏)の指示で、犬に「待て」をかけて30歩ほど離れ、向き直ります。

まだ8時を回ったばかりでしたが、日差しは強く、ギュスは既に口が開きベロが出ていました。ま、暑さだけではなく、少々緊張気味だったせいもあります。伏せやしないかと気が気ではありませんでした。

また、ゼッケンが1番若いので、並びも1番端っこ。フェンスまでは少々距離があったものの、カメラを構えるオーパパの方ばかり気にしている様子で、ママ、内心はらはら。

犬の元へ戻るよう指示があったときはホッとしました。

が、驚いたことに、採点は10点満点(係数2)。「落ち着いていました」との寸評にちょっとビックリ。

2課目目は、問題の“休止(20m離れ、犬と対面して3分間)”です。でも、この課目にはとてもラッキーな位置でした。ギュスの左には誰もいませんし、ママの右隣のペアは、残念なことに1課目目の途中で伏せてしまったっため、そのままの姿勢で(=伏臥のコマンドを発することなく)休止に入るので、釣られる距離でコマンドが発せられることがなかったのです。

しかし、3分はけっこう長いです!

1頭おいたラブラドールが、ちょこちょこ匍匐前進で出て行き、それに影響されたか、隣のJラッセルももぞもぞ。それを見たギュス、「オイラも~」という気配が見え隠れして、ママは鬼の形相に。すると、「チッ!カアチャン見てるぜ。。」とばかり諦めたものの、今度は顎を地面に着けて潰れたようなだらしない姿勢になりそうで、これまたヒヤヒヤの3分間でした。

脚側停座に戻すときは逆順序なので、右隣のJラッセルの指導手がコマンドをかけましたが、日本語(「座れ」)だったような・・・ギュス、反応することなく、無事クリア。やれやれです。(これも10点(係数2)満点頂きました!いいのか?)

ここで、いったん全員退場、個別競技のスタートです。

第1組のギュス&ママ組以外は、皆さんリンクから離れて行きました。

で、藤井さんが、「よろしければどうぞ」と仰ったのですが、ここでママ、「事前に発表されるという脚側のコース図が見つからなくて・・・」といいかけたら、オビ3の待機用テントの中をさして、天井近くに張ってある3枚の紙がそれだと教えてくれました。(競技終了後にカメラに収めました。^^;)

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「見てきてもいいですか?」とたずねたら、「あ、いや、これ暗記しても意味ないです。私がそのつど方向を指示するのでその通りやって頂けば大丈夫です」と仰るではありませんか。

う~ん、指示で動くにしても、前もって、次が、右か、左か、はたまたターンか、歩度変更や8の字、指示無し停座はどのあたり、と心積もりが出来ているのといないのでは、けっこう違う気もするんだけど、「エーイ、ままよっ!」とコース検分(?)無し、ぶっつけ本番の脚側となりました。

ギュス、テンションは悪くないというか、少々興奮気味でしたので、ベロベロの割にはまぁまぁのポジションで着いてきました。でも、着いて来るようじゃダメなんですけどねぇ~ま、現状、ギュスのマックスです。

それなり(?)にこなして、いよいよ8の字。最初にリンクを見たときから気になっていたんだけれど、1.5m間隔くらいで3つ並んだコーンで8の字を歩くよう指示され、ママ、ちょっと混乱。「よくわかんないけど、ここは3個とも回っちゃえ~」と妙ちくりんな8の字行進をしてしまいました。

コーンを抜けたところで指示無し停座、これにて3課目目(紐付き脚側)終了。

端から見たら、「こいつトロ~い」という状態でも、ギュス的にはテンション高かったので、脚側停座の位置がかぶり気味、はい、お尻が離れてしまい、指摘されました。後は、お決まりの、遅れることと、ママの左手が振れていないこと。8点(係数3)。

4課目目は同じコースを紐無しで脚側行進しますが、ギュス&ママがトロかったからか、コーンの近くにいたからか、先に8の字やって下さいといわれ、またヨロヨロまわりました。そこからスタート地点に移動して、新たにスタート、8の字の前までを紐無しで脚側行進しました。

紐付きで指摘されたので、左手を意識して振ったのですが、動画を見たら、ママ、挙動不審?!

紐付きとほとんど同じコメントで、8点(係数4)。

少し移動して、5課目目、“行進中の伏臥”です。これは、ママ的には、ギュス、頑張ったと思います。伏せる速さはあんなものですが、戻って脚側に付くときの反応はよかったです。でも、ちょっと待ち構えすぎていて姿勢が乱れてたのかな?あと、最後の指示無し停座のお尻!8.5点(係数3)。

4隅にコーンが置かれた3m四方のエリアに移動して、6課目目、“伏臥を伴う招呼”です。ギュス、CDの招呼(10m)に比べると、オビの招呼(20m)は距離があるからか、けっこう勢いよく走ってきます。でも、この日はかなりベロベロだったので、とにかくまっすぐ来ればよしと思って離れたのですが、10mほどでストップをかけられました。

(え?何これ??短いじゃん!ぶつかるかも・・・)

「来い!」

はい、ギュス、CD(@本番)では見たことないくらい勢いよく走ってきました。そして、あまりの近さに面食らい、ブレーキも間に合わず、ママにぶつかりました。(減点!) 20mあると、スピードに乗っても止まれるため、ホント、いい感じで走ってきて、5mくらい手前から徐々に緩めて、しっかり正面停座するんですけどねぇ~(/_;) 8.5点(係数3)。

招呼が終わった地点が7課目目“前進及び伏臥”のスタートになるので、前進も10mです。ま、こちらは距離が短い方が安心かな?あまり関係ないか・・・狙いを定めてぶっ飛んでいくという理想の前進には程遠いながら、ふわふわ~っといかにもギュスらしい前進。そして、すっかりくつろいだ姿勢での伏せ。

しまりがないけど、これはこれで、ほとんど失敗はないんです。ぶっつけ本番、初めての場所でもちゃんとできたんだから、初めてにしては上出来?でもOPDESのようには甘くなかった。orz 8点(係数3)。

だんだん横ベロが伸びてきて、そろそろ限界か?

が、8課目目は得意の“往復障害飛越”。CDの往復と違って、往路の着地が決まったらすぐ呼び戻せるので、オビの往復飛越は心配したことないけど・・・

「ジャンプ!」「来い!」

着地からすぐコマンドに反応して反転、身体は障害板から外へ外れ気味だったものの、修正して復路もちゃんと飛んで戻ってきました。正面停座も決まったかな?

しか~し、やっぱり勢いと力強さが欲しいとのコメント。辛いねぇ~(>_<) 9点(係数3)。

飛越が終わった時点で、ギュス、いっぱいいっぱいという感じでしたが、9課目目“置き持来”のダンベルを取ってくると(主催者が用意したダンベルの中から任意選択!)、「待ってました~ウヒョヒョ~」っていう感じだったのに、置きに行って振り向いたら、なんか余所見してたっぽい?

「持って来い!」

すんなり発進したけれど、大きく右(フェンス方向)に逸れ、撮影中のパパに寄って行くのかと思いきや、半分ほどのところで向き直り、ダンベルに到達。が、自分のじゃないものだから、散々匂いを嗅いでから、やっと咥えあげて戻ってきました。戻りはまずまず?カミカミもなかったし。でも、真っ直ぐダンベルに向かわなかったことが大きく引かれて、8点(係数4)。

最後の“遠隔”は、オビⅠは、伏臥で15m離れて、停座→伏臥、戻って脚側につけて終了というものなので、失敗はないだろうけど、伏臥絡みの姿勢ということで、点数は期待できません。でも8.5点(係数3)。戻って脚側につけたときの停座は速かったのに、遠隔での伏臥から停座が遅かったそうだ。

これにて10課目終了(11番目の“扱い方(=態度?)”は10点満点)。大きなミスはなく(持来の逸脱は大きなミス?)、2声符は一度もなかったし、今できることはほぼ出し切ったといってよいでしょう。それに、全課目のベースの得点が8点以上というこで、ポイント取れたんじゃない?!(試験も合格!)

オビディエンス競技は、1回目の出陳は“お受験”も兼ねていて(受験料として¥5,000プラスされます!)、320点満点中(課目ごとのベースの得点に係数をかけた点数がその課目の得点になります)、70%以上得点できれば合格、80%以上でメジャーポイント獲得となります。

目標としていた、試験合格とメジャーポイント獲得を達成できました!

よく頑張ったね。すごいぞ、ギュス。(*^^*)

気分よくリンクを後にして、パパと合流するや、「ビデオ取れてないみたい、スタンバイになってた!」という、なんとも悲しい報告が。「えぇ~~~っ、オビⅠもう出ないかもしれないのにぃ~」っと力が抜けたママでした。

が、帰宅後、よくよくチェックしてみたら、撮れてましたよ。ただ、9課目目(置き持来)の直前でブチっときれていました。どうも気づかないうちにスイッチを触って録画がOFFになったようです。

というわけで、2月のCDⅢに続いて、尻切れトンボなムービーとなりましたが・・・そして、編集せずにアップしてしまったので、メチャクチャ長いですが・・・よろしければ、ご覧ください。

      ******

8時半くらいにオビⅠが終了、CDⅡはA班の24番目ということで、午後に回るかどうか微妙な出番だったため、頻繁にリンクサイドに行って進行状況を確認しました。

その合間に、スクールの先生や友人の競技を見学したり、オードリーの相手をしたりと、けっこう忙しくしていましたが、何せ3時起き、眠いわ、頭痛がするわ、時間の経つのがとても遅く感じられました。

<早朝からの長距離移動で少々お疲れのオードリー>
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11時ちょっと前の時点で、出番まであと8組。たぶん午後と思いつつ、滑り込みもあるかも・・・調整どうしよう・・・と悩んでいたら、2組前で午前終了と表示され、午後の2番目と確定。車に戻って、昼食。

<ちょっと元気の出てきたオードリー>
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11時過ぎくらいから突然空が暗くなり、北風が強まり、雨までパラつきだし、ギュスを動かすには絶好の気象条件。「あ~今出せたらなぁ。。」と空を見上げながら午後の部の開始をまっていたら、また晴れてお日様が顔を出しました。 残念。

1時ちょっと前に、午前中で出陳の終わった先生のところに行き、直前の調整を見ていただきましたが、既にベロベロ。朝よりさらに集中力がなくなっているような・・・午後1組目が競技を始めたリンクサイドで脚側をしながら集中を高めました。

しかし、イマサン(?)な状態で出番となり、なんと申しますか、今季最低の出来かも、というくらいの酷い脚側に始まり、まったく集中しないまま、それでもなんとか大きなミスはせずに終了。

今回のジャッジも講評はなく、一言、「よく頑張りました!」って苦笑いで送り出されました。Orz

ミスはなかったけど、ポイント危ないかもぉ~くらいの出来の悪さで、なんだかがっくり。2月は2種目でもまぁまぁ調整うまくいったのに。やっぱり暑いからか??

こちらは全部撮れてますのでムービーでご覧下さい。もう、何もいいたくありません。(*_*;

打ちひしがれた気分でリンクを後にしました。

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もう帰りたい気分でしたが、FCIインターナショナルは10席まで表彰があるので、4組しか出陳の無かったオビⅠは初めから入賞が決まっていたし、たぶん合格&ポイントだから、結果発表までは居残るつもりで、オードリーと駐車場周辺でフラフラ。

生徒犬と出陳していたゆうさんの愛犬たちと記念撮影したり・・・

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スクールの先生に構ってもらったり・・・

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オードリーもちょっとは楽しんだみたいだし、思ったより様子がよくて、ちょっと嬉しくなったママでした。

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14時過ぎくらいに、まずオビディエンスの結果が貼り出されたようでした。黒山の人だかりだったので、離れた場所で様子を見ていたら、パパが見に行ってきたらしく、「ねぇねぇ、ギュス、1席みたいよ!」というのです。

「そんな訳ないじゃん」
「でも、一番上に名前があったよ。。」
「ゼッケン順に並んでて、順位は後ろに書いてあるんだよ!」
「でもギュスだけ青い字だったよ」
「え、ホントに?!」

な~んて話しながら、一緒に確認に行きました。

そしたら、なんと、まさかの1席(274点/320点中)でした!\(◎o◎)/!

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何が何やら・・・

ま、席次というのは時の運というか、その時の顔ぶれで同じ出来でも順位が上下するわけで、今回はバリバリのシェパとか、ピッチピチのゴールデンとかがいなかったし、ギュス&ママは初オビの“お受験組”ということで、オマケしてもらったとか??

それにしても、JKCの訓練競技会で一番高いところにギュスが立つなんて、最初で最後かもぉ~嬉しいよぉ~~~っ!(*^^)v

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ギュスは、たいして興奮することも無く(当たり前か。^^;)、でもママが喜んでいるのが分かるのか、ちょっとは誇らしそうに、でも面食らったような表情で表彰を受けました。

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あ、表彰に先立ち、CDⅡの結果も発表されました。

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こちらは、96点、11席/37頭中。ポイントはゲットできたものの、内容が内容だったので、喜べませんでした。反省、反省、課題満載です。(ーー;)

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試験の登録申請書の受け取り、ゼッケン返却、CDⅡのポイントカードの受け取り、オビⅠの表彰、全て終わったら16時過ぎでした。大急ぎで帰路についたものの、北関東道から東北道に合流する辺りから圏央道の大泉まで断続的に渋滞。環八はスムーズでしたが、帰宅したのは20時をだいぶ回ってからでした。

途中で夜の分の薬を服用したオードリー、道中ほとんど寝ていたからか、思ったより疲労感はなく、ママは胸を撫で下ろしたのでした。

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さて、今回、トレチャンポイントとメジャー・トレチャンポイント、2枚のポイントカードを獲得したのですが、チャンピオン申請に使えるのは1競技会につき1枚だけ。というわけで、累計55ポイント(10ポイントは無駄になった??)となり、4月の本部展で、いよいよグランド・トレーニング・チャンピオンを目指します。

が、本部展の申し込みがFCIの開催前に締め切られたため、今回メジャー・ポイントが取れる確証はなかったし、さりとて、オビⅠとCDⅡだと二日間になっちゃうし、オードリーの状況も更に逼迫するかもしれないし、と諸々考えて、メジャー種目のCDⅢのみ申し込みました。

4月22日といえば、下手すると夏日(25度超)もあるわけで、初夏の陽射しの下、出番が午後なんていうことになったら20課目なんて間違いなくアウトですが、なんとか頑張って今シーズン中のグラチャン完成を目指そうと思います。

それには練習あるのみですけど、これまたギュスにとっては暑くなってくるため練習の時間帯を考えねばならず、ママの体力とオーちゃんの調子との兼ね合いで、相当厳しいのは確かです。

でもね、それでもガンバロウと思うんですよ。

こんなときに無理しなくても、って言われそうですけど。

無理はしません。最善を尽くすだけです。

付き合ってくれるかな、ギュス?

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雨の平日も、ウダウダ、ぐだぐだ?? [つぶやき]

オードリーが新たな免疫抑制剤(アラバ)の服用を始めてから1週間が経過しました。

服用直後に起こる恐れのある副作用は無事クリアしたようですが、この1週間、オードリー、またあまり元気がありません。13日からちょっぴり元気が戻って、先週は日中もちょこちょこ動くことがあったのに、今週はほとんど一日中寝ています。

犬たちの食事の支度を始めると台所にやってきてお座りするし、ママがお茶を淹れていると、冷蔵庫の前に立って、チラッチラッと冷蔵庫を見やっては、「お茶にはお茶うけが必要よ!」といわんばかりに鼻でママに指図するのですが、食べることとトイレ以外は、自発的に動くことはありません。

やっぱり貧血が進んでいてだるいのかなぁ・・・

それとも、数々の(?!)免疫抑制剤の副作用で体調不良?

ほとんど寝ているといっても、ママが散歩の仕度を始めると、起きてきて念入りにストレッチ、それからは出かけるまでストーカーになるので、唯一の楽しみに向けて体力温存してるだけかな?

で、先日言い渡されたお散歩規制に従って、舗装の町内散歩だけにしてみたのですが・・・

そしたらオードリー、ストレスが溜まったのか、執拗に身体をカミカミナメナメしまくるようになりました。屋外での感染にいくら注意を払っても、ストレスで自傷行為に走り、傷でもこさえて、そこから感染したら意味無くない?

オードリーは、子犬の頃、よく自分の尻尾を追っかけてクルクルクルクル回り続けたり、空気をパクパク食べたり、手足を舐め続けたりしていました。初めて犬を飼ったオーママ、最初は原因が分かりませんでした。しつけ本などで、ストレスからきているらしいとは分かったけれど、具体的には何がストレスなのか分かりませんでした。

すると、当時かかっていた獣医さんに、「運動が足りないんだよ~」といわれました。

「朝夕、結構なペースで1時間ずつ散歩してるんですけど」と答えたら、「それでもこの子には足りないんだよ!」っていわれ、それ以来、どんどん散歩の距離が伸びていき、トレーニングやボール遊び、週末の山登り、と“アスリート犬”街道を邁進した結果、オードリーの常道行動は止んだのでした。

が、ここへ来て、運動は散歩のみ、それも2~30分の町内散歩がほとんどだったところへ、追い討ちをかけるように舗装道路を粛々と歩くだけとなるにいたって、とうとう堪忍袋の緒がプッツンしたようです。

オーギュス家エリア、少々犬に厳しい住人がいることもあって、オーママ、道路を歩くときは、原則匂い嗅ぎは禁止していて、公園で周囲の状況を見たうえで匂い嗅ぎや(リードの範囲で)自由に歩くことを許可しています。

ですので、道路を歩くだけでは、解放される時間がないからか、イマイチ満足度が低いというか、ストレスが溜まっちゃうらしいのです。

そこで、決心しました。感染リスクが高まろうと、公園散歩は制限しないことにしました。これまでどおり、2~30分の町内散歩コースの途中で2~3ヶ所の公園に寄り、そこでは、今までどおり、自由に匂い嗅ぎをしたり、フラフラ気ままに歩いたり、好きに過ごすスタイルに戻しました。また、グランドへも連れて行って、調子のよさそうなときは遊んでやることにしました。

ゲンキンなもので、そうしたら、すぐにカミカミが止みました。

帰ろうとすると、「まだ歩く!」って家とは逆の方向に引っ張って行こうとすることもあるけれど、たいていは大人しく後ろから着いてきます。オードリーのもっと歩きたいという気持ちに任せて少し長めに歩くと、散歩の間は頑張って歩くけれど、家に着くと、どっと疲れるのか、姉御座り(?)でへたり込みます。

たった2~30分の(以前だったら10分もかからなかった!)コースを一回りするだけで、後は一日寝て過ごせるオードリーなんて考えられなかったけど(14~5歳まで長生きしたらそんな日が来るのかも、と漠然と想ったことはあるけれど...)、それがオードリーの現実なんだよなぁ~と思うと、なんだか泣けてきます。

でも、オードリーはそんな日々を受け入れてご機嫌で過ごしているのだから、ママがごちゃごちゃいうことはないんですよね。自分の体調に合った暮らしを心得ているかのように穏やかに過ごすオードリーを、そろそろ受け入れないと、ですね。(+_+)

      ******

昼前には雨が降りだすという予報に急かされて、今日は9時過ぎに車でグランドに行きました。歩いてる途中で降ってくると嫌だったし、あわよくば、日曜の競技会前の最終調整をしておきたいと思ってのことでした。^^;

まず、オードリーとグランドを一回り、軽くオビもどき&ボール遊びをしてギュスと交代したら、チラチラ降り始めたので、オードリーは車にしまいました。

で、ギュスもこのところお肌の状態がイマイチなので、撤収しようか迷ったんだけれど、そうこうするうち雨が止み、空も明るくなったので、練習することにしました。

実は、今日が本番前の最後の訓練所のはずでしたが、雨の予報だったため前倒しして、昨日の午後訓練所に行ってきたのです。

本番直前ということで、訓練というよりは、出陳種目の通し練習という感じだったのですが、昨日は昼から暖かくなって、ママが全然寒くないような陽気。日差しはなかったものの、ギュスはベロベロ。ちっともピリッとせず、最悪の状態で最終練習を終えました。

本番前ですから、気分よく終わりたかったんですけど、大誤算。

で、どうしても気になった課目だけでもやっておきたいということで、練習することにしました。昨日珍しく失敗した前進と置き持来だけのつもりでしたが、天気がもちそうだったので、久々にCDⅡも一通り流すことができました。

最後に、思いっきり集中を高めて10歩ほどの脚側。これが、ママ的には「ヨッシャー!」という出来栄えだったので、大いに褒めて終了。オビディエンスⅠの初出陳に向けて、出来る限りの準備はしました。

できないことをやろうったってできないのです。でも、今できることはしっかりやらなくちゃね。ギュス、今月も2種目、初挑戦の種目もあるからね~!(^_-)

って、行けるのか? まだ迷ってたりして・・・(^_^;

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つらつらと文字ばかり並べたので、最後はオーギュスのシンクロ寝相をペッタン。

ひっついて寝ることは滅多にないオーギュス、別々の場所でシンクロしてました~(*^_^*)

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写ってないけど、後ろ足も同じ重ね方でした。

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耳のめくれ方まで一緒じゃん! もしかして、同じ夢見てた??

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雨の週末は、ウダウダ、ぐだぐだ、、 [日常]

今日もお天気がスッキリしないオーギュス地方です。

朝のうち雨は上がっていたのですけど、路面の乾きが悪く、夕方までは降らないといっていたので昼過ぎに散歩に行こうと思っていたら、なんと、昼頃からしっかり降り始めちゃいました。

というわけで、昨日の予告どおり(?)本日も休養日となりました。休養日といっても、散歩&収納がないだけで、ママはそれなりにゴソゴソやっていますが、犬たちはマジで暇を持て余していました。

明日は晴れるそうだから、堪忍してね!

そうは言っても、余りにも退屈しているので、テンション上げようと、オヤツはイチゴにしました。

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前にちょっと書いたけど、果物って案外お腹にくるので、今シーズンはあまり出てこない苺ですが、オーギュスとも、大・大・大好物なんですよね。

それで、あげるときはオードリーのお腹対策としてミキサーにかけてます。(ミキサーかけても“生もの”なので、大量にはあげられないんですけどね。=_=)

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ヤギミルクも加えて、ガーッ。

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イチゴミルクの完成。

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苺だけより、もっとテンション上がったかも。(先月の画像です。^^;)

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昨日今日は、すりおろしてヨーグルトにトッピングしました。

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「もうお終い? 香りはいいけど、ボリュームに欠けるわね!」
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ここからは、昨日アップできなかったお疲れ“その2”と関連してママのボヤキを書こうと思いますので、お忙しい方は、どうぞスルーしてくださいませね。

16日の金曜日、オードリーが輸血だと夕方までかかるはずだったのですが、輸血がなくなり13時くらいには病院を後にしました。

どこかでお散歩してもよかったんですけど、オードリーは病院ではテンション[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]で誰彼となく愛嬌を振りまくため、この日はかなり疲れた様子でした。

そこで、ギュスターヴの訓練に行くことにしたのです。

本当は翌日の予定でしたが、今週はオーパパが来れないということで、どのみちオードリーは一人で留守番になるし、天気も崩れるといっていたし、先生に連絡したら4時頃だったらOKというので、家に寄ってオードリーをしまってから訓練所に向かいました。

1週間後に迫ったJKCの競技会、実は、CDⅡとオビⅠで申し込んであるのです。

埼玉ブロックで予行演習したCDⅢでメジャーポイント狙いにトライしてもよかったのですけど、オードリーが下降気味な現状では本番までにどれくらい練習できるか予測不能だし、練習不足は、即、自信喪失に繋がるわけで、そうすると犬にも伝染するので、ここは欲張らないでCDⅡで手堅く行こうと思ったわけです。

でも一方で、せっかく練習してきたオビⅠを本番で試してみたかったので、ちょっとやっつけ仕事みたいな状態ではありますが、チャレンジすることにしました。

CDも、オビも、問題・課題は山ほどあるのですが、一番悩んでいるのが、オビⅠの紐付き脚側行進。

というのは、CDの紐付きはリードを持つ手が決まっていないのに、オビⅠでは左手と決められているからです。

ただでさえ脚側の左手に悩み続けていて、やっと方向性が見えてきたものの、未だ理想には程遠く、完成までは紐付き脚側のリードは右手に持ってやることにしています。

それを、埼玉ブロックの後、オビⅠの紐付きの脚側のために左手に持ち替えて練習しだしたものだから、ママもギュスも大混乱に陥ってしまっているのです。

時折ママがヒステリーを起こすもんだから、ギュス、訳わかんなくなって正しい動きまで壊れてきちゃうし、も~大変な事態になったのが、15日の自主練でした。

で、16日の訓練で先生に顛末を話したら、「そりゃ~ギュスが混乱するのも無理ないですよ!今目指している脚側は今シーズン中には形にならないのだから、応急的に、CDの紐付きは右手にリードを持って左手はこれまでどおり、オビⅠは、(気温が上がって)ギュスがベロベロで遅れてきたら、誘導に取られて減点されようと、左手をギュスの外側もしくは頭上でリードが当たらないようなポジションをキープしながら振りましょう」と、種目ごとに異なるスタイルで左手をうごかすことになり、特訓開始。

前日のことがあったから、ギュス、ドナドナかと思いきや、予想外にノリノリで、胸を張って足取りも軽やかに動いてくれました。とっても嬉しいんだけど、ギュスがまずまずの位置をキープするものだから、左手があまり問題にならず、遅れた場合の対処の練習にならないわけで、いいんだか、悪いんだか・・・

それで、ママの手の位置は保留して、オビⅠの長い脚側でいかに集中を切らさないかという、脚側本来の、一番のポイントに重点をおいて、テクテクテクテク。長~い脚側を散々練習したので、最後は足がもつれそうなくらいくたびれたのでした。(お疲れ“その2”!)

ギュスも疲れたはずだからということで、障害飛越はパスして、前進・置き持来を見ていただき、最後は、“待て”の練習。

これがね~今さらなんですが、ギュス、他の指導手のコマンドに釣られるんですわ。

オビの休止はグループで行うことになっていて、隣のペアとの間隔は3mくらいです。で、ギュスがどん尻で左に他のペアがいないときは割といいんだけど、ギュスの左に他のペアがいると、そのペアの指導手が「Down!」や「Sit!」と英語でコマンド出したら反応しちゃうんです。(英語以外だと大丈夫なんだけど...T_T)

“待て”自体は、学校の犬たちが走り回って、「遊ぼ!」って誘いに来ても動くことはないので、余程のことが無い限り本番も大丈夫だと思うのですが、チョー不安です。動きのない課目で点数稼がないことには浮上できませんからね~トホホです。

あと1週間、ラストスパートをかけたいところなれど、オードリーの散歩規制(?!)がかかったので、別々散歩になるかもしれないし、ギュスとの練習にどれくらい時間を取れるか分かりません。

それでなくても、このところギュスのお肌の状態が微妙で、毎日のスキンケアにかなり時間取られてるし。あ~ママのクローンが欲しいよぅ!!!

「凸凹コンビは大変ねっ!代わってあげましょうか?」
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      ******

さて、競技の内容についての不安はこんなところでしょうか。

で、ここからは、競技に出れるかどうか(いや、行けるかどうか、かな?)という不安。

今回の会場までは3時間くらいかかりそうなので、オードリーはパパと留守番してもらうつもりなんですが、実は、オーママ、先月からけっこう体調不良なのです。

ママの病気がそうなのか、体質なのか、だいたい、夏の終わりから秋口と冬の終わりから春先に、色々具合が悪くなります。

で、去年の秋には、今までの関節の痛み&硬直に加えて、筋力低下というのか、脱力というのか、長時間一定の姿勢を保持したり、しっかり力を入れて物を握るとか、足を踏ん張るとかが上手くいかないことが増えてきていたのですが、今度は、目が変なんです!

なんと表現すればいいのか・・・

そう、“逆さ睫”がいっぺんに10本くらい突き刺さったみたいな感じの激痛(!)が目の表面に起きるのです。激痛は一瞬なのですが、しばらく(といっても数秒?)は痛みの余波で目が見えないため、運転、特に高速運転が不安です。

今までのところ両目一緒になったことはないけれど、片目だと一瞬距離感が狂ったりするので、3~40キロで走っていれば対応できるのですが、100キロだとどうなんでしょう??

幸い、徐々に痛みが“激痛”ではなくなってきているので、このままだったら行けるかな?

やっぱり運転は危険かな?

となるとオーパパにアッシーしてもらう? それともキャンセル?

埼玉ブロックはオードリーの調子がマァマァだったこともあり同伴できたため、パパに運転手してもらったのですが、今回はオードリーの状況がかなり逼迫しそうなので同伴は難しいかも。

頑張って運転する? いや、リスク回避のためにキャンセルする? どうしましょ。。

「キャンセル歓迎!」
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「あら、いつもみたいに、為せば成る~♪ ケ・セラ・セラ~♪♪ でいいんじゃないの?」
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オードリーの貧血 : さらなる増量 [病気]

やっと春がそこまでやってきたと思ったら、またまた寒い日が続きますね。さらに本日は雨が降ったり止んだりの一日。というわけで、みんなでまったり、いやグッタリ(??)な週末です。

オーパパも、今シーズン2度目のインフルエンザで奈良の家でダウンしてるみたいで、今週末は帰ってこないし、明日も引き続き休養日になったりして。(^^ゞ

      ******

なんでそんなにグッタリかというと、昨日はオードリーの大学病院受診日だったのですが、輸血があるかもということで予約が11時。その前に軽くお散歩を済ませて出かけたものだから、けっこうバタバタして、お疲れ“その1”。

11時ちょうどくらいに滑り込んで受付したら、5分も待たずに研修医による予備問診に呼ばれました。

前回の受診(3月6日)から1週間は、見た目にもどんどん調子が落ちて行くのがよくわかったオードリーでしたが、13日に底を打ったというか、それ以降、横ばい、もしくは幾分持ち直した感があり、倍に増やしたセルセプトが効き始めたような感触だと伝えました。

セルセプト倍増と“治験薬”半減によって体調的に何か変わりはないかと聞かれましたので、お腹の調子に大きな変化はないもののゲップが増えていて、どうも胃が不調らしいこと、そして、おそらく“治験薬”ではなくて、貧血によるだるさのせいだと思われるが、非常に生気の無い状態が続いていることを告げました。

問診が終わり、検査のためにオードリーを預けて、ママとギュスは診察室を出ました。

10分くらいで戻って来たので、同伴していたギュスがベロンチョになったためいったん車に戻り、検査結果と先生との面談を待つ間にオードリーに朝ご飯をあげました。そしてギュスのトイレ出しをしたら、この日2回目のウンがお出ましになったため、安心して車待機させ、ママだけで待合室に戻りました。

30分ほどで呼ばれ、診察室に入ると、すぐさま検査結果のコピーを渡され、先生から、PCVが21.4%まで落ちてしまったもののHgbは7.1g/dl ということで、輸血はしないと宣言されてしまいました。

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う~ん、ママとしては、25日に競技会があるので、できれば直前1週間をどきどきハラハラしながら過ごすのは避けたかったんだけれど、しないというものは仕方ありません。

が、先生、「このままでは数日中に20%切るのは目に見えているので、なんとかしないと・・・PCVが20%切っていたら輸血も考えたのですが・・・ここは免疫抑制剤、レフルノミド(=アラバ)を追加したいのですけど」と仰るのです。

(ゲッ、前回セルセプトを2倍にしたばかりじゃない!)

内心、有り得な~いと思ったママですが、溶血が進んでいるということは免疫抑制が効いていないということですから、ここで輸血はリスクが高いとも思い、あぁ~もう訳分からないよぉ~とヤケ気味になり、とうとうアラバの追加を承諾してしまいました。

免疫を抑えるために、ステロイド(=プレドニゾロン)、ミコフェノール酸モフィチル(=セルセプト)、レフルノミド(=アラバ)という3種類の抑制剤を使うわけです。

先生は、この日も、レフルノミドについてはかなりのリスクがあると強調した上で、更に、免疫抑制をこれほど強くかけると、感染症の危険度が一気に上がるため、くれぐれも気を付けるようにと付け加えられました。

そういわれても、日常生活でどの辺りまで気をつければいいのか、正直よくわからず、具体的な例を挙げて欲しいといったら、土が危険だというのです。

「土って?」

「ぬかるんだ地面とか、よどんだ湖沼みたいな場所はダメです!」

「通常ではそういう場所には行きませんが・・・河川敷とか、雨上がりの公園とかは?」

「できればやめて、なるべく舗装のところで軽い散歩を。行かないわけにはいきませんよね?」

「・・・・・・」 

ママ、絶句。 

(ヒョエ~我が家的には考えられない!基本、散歩は土の上よぉ!!第一、散歩の無い人生犬生なんて、オードリーが納得するわけないじゃん!!!)

感染症(とくに間質性肺炎)を恐れているのだけれど、病原菌を含めて、土壌にはありとあらゆる(?!)バクテリアが生息しているので、砂利や木の枝などでちょっとした擦過傷を負っただけでも、そこから感染してしまうということらしいです。

でもね、間質性肺炎の中でもよく知られているニューモシスチス・カリニ肺炎なんかは、人獣の体内に普通に棲みついている、健康なときには何の問題も無い菌が増殖、低下している免疫の隙を突いて肺炎を引き起こすわけで、外からの侵入というより、体力(=免疫力)低下が大きな要因となっているとも言えるわけで、免疫抑制剤で免疫を抑えている限り防ぎようがないのでは?

病原菌を気にするより、薬で体調崩して、体力が落ちる方がヤバいんじゃないの??

などなど、反論したいことが怒涛の勢いで押し寄せてきたけれど、先生も、どうしても引く気はないというオーラを出してるし、拒否したらそれっきり決裂しそうな気がして、今回も増量をOKしてしまったのでした。

「しばらくは出張もないし、学校の授業も休みですから、万が一何か異変を感じたらいつでも連絡して下さい。診療日でなくても研究室にいますし、土日もかなり遅い時刻まで対応できますので」なんて言われて、寄り切られました。

      ******

というわけで、オードリーの現状は、数値的には、大学病院を初めて受診した去年の9月の時点とほぼ同じレベルまで落ちています。しかしながら、オードリーの状態は、その時とは比べ物にならないほど落ち着いています。

ママの推測に過ぎませんが、気温が低いこと、そして何より、ステロイドの量が9月の大量投与の際の四分の一(=維持量)ということで、そちらの影響を受けていないことが大きいのだと思います。

3月6日からの1週間は、ほぼ一日中布団で丸まっていて、冷蔵庫が開いても飛んでくることもないし、ご飯の時だって食器がセットされるまで起きて来ないような状態でしたが、13日を境にまた少し活動性が戻ってきています。

これって増やした免疫抑制剤が効いてきているのでは?次回まで現状のまま様子みれないのかしら?とママは思うのだけれど、先生は、せっかく“治験薬”で造血の兆しが見えてきているのだから、ここはなんとしても溶血を止めて、輸血に頼らずに切り抜けたいと考えているようです。

ママにできることは、オードリーの心身にあまり負荷がかからない日常を過ごせるよう気を配ってやることくらいですが、じゃ、具体的にどうすればいいかと問うても、暗中模索状態です。

美味しく食べて、笑顔で散歩に行けること、それが一日でも長く続くこと、でいいのかな?

病気の発覚を境に、あまりにも変わってしまった生活の質、それを未だに受け入れられていないのは、オードリーじゃなくてママなんだよね、たぶん。

      ******

忘れるところでした。この日の検査結果で、唯一光明の見えたことが・・・

前回に引き続き、網状赤血球数が増加していたのです。

それも、0.57%(20,520個)から1.02%(31,314個)に。

赤血球数が落ちてきているので、1%を上回っても維持量の6万個には程遠いながら、“治験薬”を半減しても効果は落ちていないというか、前々回、増量したのに0.45%→0.57%の増加だったことを考えると、今の量がオードリーにとって適量なのかもしれないという気がしています。

ママとしては、効かないモノは増やしても効かないし、効くモノは適量で効く、みたいな。(免疫抑制剤のこと!)

溶血が止まらないのは本当に辛いけど、ここへきて網状赤血球が増え続けているのは、奇跡のような気もするし、オードリー、生きて!

      ******

最後は、ちょっと元気を取り戻してる“驚異のオードリー”を貼っちゃいますね!

狭い我が家、毎度“お邪魔虫”な場所で進路妨害しつつ寝ているギュスですが・・・

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この日も、リビング側の布団で寝ていたオードリーが水を飲みにテーブルに向かおうとしたら、進路妨害。水飲みの前に行きたくてギュスにピーピー文句垂れてみたものの、馬耳東風。

そこでオーママが、「飛び越えて行けばいいじゃない!」と助け舟を出したら・・・

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ぬぁ~んと、お嬢様、何を勘違いしたか、飛び越えるのではなく、テーブルに飛び乗ったのでした!

あ、確かにギュスを飛び越えたには違いありませんけど。@_@;

テーブルの上に乗って飲食することなんて、これまで一度もありませんでした。(相当ご立腹だった?)

さすがのギュスも、何事かと起き上がり・・・ 

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「姉ちゃん、ご乱心か?!」といわんばかりに、ぶったまげて居りました~(^_^;)

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PS:
お疲れ“その2”も書くつもりだったけど、お疲れ“その3”になりそうだから、本日はこれにてお終いで~す。(^^ゞ

 


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オードリーの貧血 : どうすりゃいいのさ。。 [病気]

このところ天気が目まぐるしく変わり、雨だの雪だのよく降るし、気温も、昨日おとといと桜の咲く頃の暖かさだと思ったら、今日はまたまた真冬のような寒さ、春先は三寒四温というけれど、オーママ、心身ともに付いていけてませ~ん。(+_+)

      ******

そんな中、今週火曜日はオードリーの大学病院受診日でした。

結果からいうと、“治験薬”は効いています! 間違いありません。

でも、それにも増して溶血の進むスピードが速くて、貧血が亢進しています。(/_;)

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網状赤血球に注目すると・・・

1月24日:0.38% 19,038個/μl
2月 7日:0.28% 13,104個/μl ※治験薬スタート!
2月21日:0.45% 18,675個/μl
3月 6日:0.57% 20,520個/μl

が、他の赤血球関連の数値はというと・・・

赤血球数:360万個(前回 415万個)[バッド(下向き矢印)]
PCV:24.7%(同 28.8%)[バッド(下向き矢印)]
ヘモグロビン:8.2 g/dl(同 9.8 g/dl)[バッド(下向き矢印)]

そして、T-Bilがじわじわと上昇中です。

先生曰く、「1月24日の抗赤血球と抗血小板の抗体価検査ではIgGは抑制されていたし、IgMも陽性といってもボーダーだったので、液性免疫はコントロールできていました。やはりオードリーちゃんの場合は骨髄での溶血が問題なんですよね。細胞免疫の抑制がなかなか効いて来ないんですよねぇ~ハッキリさせるには骨髄検査をするのが一番ですけど・・・」と。

そこでオーママは、「骨髄検査をしたらとても効果的な治療をできるというのであれば考えなくもありませんが、検査の結果、どうにもならないモノだと判明する確率が高いのであれば検査はしたくないのです」と、きっぱり申しました。

そしたら、「今日もじっくり顕微鏡を覗いて、よ~く見ていたんですけど、現状、骨髄異形成症候群や白血病に転じる兆しのようなものは全く見えてこないんですよ。ですので骨髄検査は無理にはお勧めしません。それより、細胞免疫の活動を抑えるために、免疫抑制剤を追加しましょう!」と仰いました。

「たしかに“治験薬”には反応しているんですが、これだけではどうにも追いつかないので、T・B細胞を抑える方向を考えないと・・・まずはセルセプトを倍にしてみませんか?前回もお話しましたが、レフルノミドやタクロリムスといった新しい薬はリスクが大きすぎます。それでも使わなければならなくなるかもしれませんけど、先ずはセルセプトの増量でいきます。それから“治験薬”については、副作用が気になるのでスタート時の量に減らします」と、先生、断固とした態度で話を進めていきます。

“治験薬”の副作用。

そうなんです。この薬、一番の副作用は眠気(=ダルさ)を催すというものです。なので就寝前に服用するのですが、前回、標準量にしてから、オードリー、日中なんとなくトロ~ンとしていて、生気がありません。

ただ、それが薬のせいなのか、もしくは貧血が進んできてだるいのか、正直、判然としません。ですから、せっかく効果が出ているようなので、単にトロ~ンとするだけだったら減らして欲しくないけれど、それ以外にもいくつか懸念される副作用があって、その中でも、抹消神経障害を心配しています。

というのは、一般的に薬の副作用というのは、薬を切れば、徐々に副作用も消えていくのですが、この薬による抹消神経障害については、“非可逆的”と定義されていて、一たび障害が起きると、薬の服用を中止しても元には戻らないとされているのです。

ですので、人間の骨髄線維症患者を対象に行われた治験でも、この副作用によって、効果があったにもかかわらず薬の服用を止めた患者がいたようです。

人間であれば、動かなくなるまで気づかないことはないわけで、違和感や痺れがでた時点で申し出れば間に合いますが、犬の場合、たぶん軽度で気づくのは難しいと思います。

そして、ここ10日ほどの間に、オードリー、歩いているときに右前脚がカクッとなって崩れるように倒れこむことが数回見られ、またナックリングが増えてきていました。これも、もしかすると薬ではなくて、貧血の亢進による脱力のせいかもしれないのですが、いかんせん見極めがつきません。

“非可逆的”でなければ、せっかく薬が効いているのだから、もう少し様子見たいところですが、仮に貧血が治っても歩けなくなってしまったのでは本末転倒というか、それこそ生きてる意味があるのか?みたいなことになりかねませんから、ここは泣く泣く減量です。

ハァ~上手くいきません。

そして、ママ、「次回PCVの値が20%を切ったら輸血できますか?」と尋ねたら、先生、「う~ん、輸血はその次でいいんじゃないかな?ヘモグロビンが6gまで落ちたらかな。後は、リスク覚悟で2回目のガンマグロブリン静注も考えてみませんか?」と。

前回もチラッと言いかけては、ご自身で打ち消していたのに、ここへ来て、何故にまたグロブリン療法が選択肢に浮上したのでしょう??なんだか、今回の先生、ずいぶん強硬に出てきます。

ママ、とっさに考えがまとまらなくて、「細胞免疫を抑制する方針には異存はありませんから、処方についてはお任せします。ただ、1月24日の抗体価検査で、去年の秋よりIgGは減っていたものの、IgMが増えていたのが気になります。IgGが増えてくる前兆ということもありますよね?液性免疫の方がちゃんと抑制できているかチェックしてもらえますか?IgGが増えているのなら、グロブリンもありかもしれませんし・・・」と言いかけました。

すると先生、「そのつもりで検査の手配をしようと思っています。では、次回、抗体価検査をしますね。それとセルセプトを1日2回に増量、治験薬は半減、2週後は旗日で休診だから、次回は10日後の16日(金)です」ということで、5時半、やっとこ病院を後にしたのでした。

      ******

お腹の都合(+耐性の心配)で抗生剤をフラジール(パセトシンなど汎用性のある抗生剤に比べて、フラジールはトリコモナスやピロリに特化してるような...)にしているので、冬場に比べると菌類が増えてきそうなこの季節、さらに免疫抑制を強化するとなったら、ますます行動範囲や日常生活に神経を使わなきゃならないし、またまた薬漬けで肝腎機能に負担もかかって来そうで、本当のところ、薬を増やしたくはないんだけれど、いざ、“治験薬”に反応しているらしいとなったら、免疫抑制剤による援護射撃を承諾してしまう自分が、なんだか腹立たしいです。

貧血の苦しさを先延ばしできたとして、薬漬けによって身体がボロボロになってしまうのは本意ではないのだと結論したはずなのに、ここへきてまたまた揺らいでいます。

それに、やっぱり体力消耗すると貧血が進むような気がして、日々の行動も抑えがちになってしまいます。日常生活のQOLはどこへやら、オードリーの楽しみを奪ってしまう自分が情けないです。

治療を始めたとき、先生は、「6ヶ月くらいで造血の兆しが見えれば、標準値まで戻すのは難しくても、PCV24~5%あたりで命を繋いでいるケースも含めて、6割くらいが普通(?!)に暮らしているのです」と仰っていました。

でも、オードリーはその6割には入れなかった。だから“治験”に踏み切ったわけです。そしたら思いがけず反応が出て・・・

となったら、やっぱり治療を進めるしかない?

オードリー、もう少し頑張れる?

このところ天気が悪くて散歩がままならないからか、はたまた貧血でだるいからか、めっきり笑顔が少なくなったオードリーです。(明日からまた雨だぁ~ ーー;)

「散歩できなきゃ寝るしかないじゃない。。[眠い(睡眠)]
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