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オードリーの貧血 : 7回目の輸血 [病気]

今週月曜から山に来ています。先週、オードリーの調子があまり良くなくて、どうしたものかずいぶん迷ったのですが、この先、山から通院できる状態であれば日帰りで受診、片道2時間弱の移動に耐えられないほど衰弱するようなら、その時は山で静かに見守ろうと決めました。

でも、いざ目の前でオードリーが苦しむような状況になったら、オーママ一人で最後までしっかり看取ってやれるのか、正直自信はありませんので、どうにも動かせなくなる前にやっぱり東京に・・・なんてことになるかもしれませんけど。^^;

とりあえずは無事到着して、毎日ちょこっとですけどお散歩にも出かけて、食欲は相変わらず留まるところを知らず、普通に過ごせていますのでご安心下さい。(記事を書き始めた昨日=26日現在)

それでは、アップが遅れていた先週金曜日(7月20日)の受診記録です。

      ******

ガンマグロブリンから2週間目のこの日は結構節目になるチェックポイントでしたが・・・

いつもどおり研修医の問診からです。

その間、暑さのせいもあったとは思いますけど、オードリー、なんだかすっごく元気がなくなってきていて、自発的にはほとんど動かず、ご飯のときも、支度をしていると台所に来ることがあっても、待ってるうちに伏せてしまったり(発病前はバリケン待機、発症してからは段々ルールが崩れて、最近は台所で支度しているママの足元で座ったり立ったりしながら、やいのやいのと鼻をピーピー鳴らして催促し続けていました!)、横たわっている場所から起きてこなかったりでした。

食器を前にするとそれなりに「早く、早く!」とよだれダラダラになるけれど、食べっぷりがガツガツではなくモグモグ、オードリーらしからぬお上品さで、あまり調子よくないんだろうな~と感じさせるものの、貧血が進んでフラフラしてる時とはちょっと違う様子なんです、と報告。

しばらく前から肝酵素の値が上昇傾向だったので、そっちの方に何か原因があってだるいのかもしれないから、生化学検査の結果や触診で何か気になるようだったらエコー検査もお願いしますと頼んで、採血のためにオードリーを預けて退室。

すぐ戻すよう釘を刺しておいたので(笑)、ものの10分もしないで戻ってきました。

1時間足らずで先生に呼ばれ、「肝酵素、特にALPがけっこう上がっちゃってるので、エコーで診てみましょう」ということで、オードリー、再度検査エリアへ。

      ******

検査に1時間ほどかかるといわれ、丁度お昼だったので、病院から3~400m離れたスーパーまでギュスの散歩方々ランチ調達に出かけました。(この日は曇りで涼しかったんです。^o^)

買い物を済ませて病院に戻る途中、前方から近づいてきた車が目の前で道路の端によって停まったため運転席を見たら、春頃まで大学病院でよくお会いしていたヨーキー君の飼い主さんでした。

主治医が同じで、しかも自己免疫性の病気(攻撃されているのは腎臓だったけど...)ということで、待ち時間には色々お話をしていたのですが、最近みかけないなぁ~と思っていたら、ヨーキー君、5月11日に亡くなったのだとか。

オードリーには、まだ頑張って欲しいな、って。

ココアちゃん、いっぱい頑張ったよね。ゆっくり休んでね。

      ******

病院に戻って、さらにしばらく待ち、13時過ぎに呼ばれました。

先ずはエコーの結果から。

先生:
薬の副作用でよくみられる胆道が狭くなる症状もないですし、これといった炎症や気になる所見も無いんですよね~でもここまで(ALPが)上がったのはプログラフのときと、ダナゾールのとき以外ではありませんでしたよね。今は特に気になるような薬は使っていないし、う~ん徐々に肝臓がダメージを受けてきているのかもしれません。とりあえず前回使った強肝剤のサプリ(デノシル)で様子をみましょう。

それで、貧血の方なんですが・・・

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PCV、Hgbは横ばい、先週から全く変わりません。いちおうグロブリンが効いているんだろうなぁ~できれば薬(=免疫抑制剤)を再開したいんだけど、難しいねぇ。。

ママ:
抗がん剤ですか?

先生:
あるいはプログラフを微量で再度やってみるか。でも肝臓に来たからね~あの時はけっこう危機感を感じたんですよ、私としても。


先生、その後の言葉が続きません。

そこでオーママ、訊ねてみました。


ママ:
いったんオードリーの体調はおいて、溶血のことだけに絞って考えたら、先生としては何を選択されますか?

先生:
現状をいっさい考慮しないのであれば、(プログラフではなく)新しいモノを使ってみたいです。

ママ:
クロラムブシルですね。いずれにせよ肝臓で代謝されるわけだから、現状ではダメージがさらに拡大するばかりか、薬も効かないと思うんですけど。

先生:
効く効かないは別として、とにかく肝臓の状態を改善しないことには・・・1週間から10日くらいデノシル服用して、改善したら免疫抑制剤のことを考えましょう。次回は31日でお願いします。それと、網赤が前回より落ちちゃってるから、この前話した、造血の方を馬由来製剤に変更するという件、製薬会社の担当者と話がついて週明けには届きますので、届いたら郵送します。

ママ:
実は、この週末からまた山に戻って、しばらく、できれば夏の終わりまで滞在したいので、そちらに送って頂けますか? また、こちらの診察の際には日帰りで受診しようと思います。オードリーが長距離の往復移動に耐えられないようであれば、そのときは受診を見送ることも考えています。

先生:
う~ん、そうなんだ・・・送るのはそちらでも構いませんが、今のPCVとHgbの値だと移動は辛いよね。とりあえず溶血が止まっているし、供血犬もそろそろ2巡目に入ってくるから、できれば輸血はしたくないんだけど、山に行くというなら、今日輸血して、少しでも上げて、山で楽しく過ごせるようにしてもいいかもね。

ママ:
やはりこのまま連れて行くのは無理ですかね? 以前お話したとおり、できればもう長時間預けての処置は避けたいかと・・・実はかかりつけの先生と話したのですが、「もし飼い主が付き添っていたいということなら、ギュスターヴに供血してもらって、ウチで輸血するということは可能ですよ」と言って頂いてます。ただ、400ccという話をしたら、かかりつけの先生、ちょっと躊躇してる感じがあって、夫も輸血するなら麻布じゃないかというので保留しました。

先生:
そうでしたか。2巡目からの輸血のリスクは0ではないけれど必ず何か起きると言う訳じゃないし、まだ1匹使っていない犬がいるので、その犬がOKなら優先的に使いますから、今日こちらで輸血されて山に行けばいいんじゃないですか?(翌日だか翌々日に、この時は2巡目の犬からの供血ではなかったと説明がありました)


というわけで、またまたオードリーを預けることになってしまいました。(/_;)

雨が降りだしていたので、いったん家に帰ってギュスターヴをしまい、輸血処置が終わるころに迎えに来るので、終わる30分くらい前に連絡下さいと言い残して、病院を後にしました。13時半くらいでした。

帰路、どんどん雨が本降りになってきて、家に着いたときはザーザー降り。(土砂降り?) 雨のときは屋根付きカーポートで収納作業をするのですが、それでも濡れそうだったので、狭い玄関で頑張ってブラッシングして、手足も洗いました。(涼しかったのに汗かいちゃった~>_<)

たっぷり時間があるのだから、ギュスのスキンケアでもすればいいものを、なんだか気持ちがフワフワしててやる気になれず、ボーっとしてるうちに18時を過ぎ、でも病院から連絡は無くて・・・

何もいってこないということは問題ないということだよね~なんて思いつつも、あまりにも時間がかかっているので18時半を過ぎたところで電話してみたら、先生1時間ほど外出中とのこと。(携帯に連絡くださいと言われているんだけど、電話でしゃべるのが苦手なオーママ、携帯にかけるのってすっごく嫌なんです)

15分くらいしたところで、この日担当だった研修医から「あと30分で終わりますので迎えに来てください」と連絡が入り、ちょっと緊張が緩みました。

ギュスに留守番頼んで、18時50分に家を出て、19時15分には病院に着いていました。

インタホンの応答がなくて、たまたま出てきた違う科の先生が取り次いでくれたようでしたが、10分待っても、20分待っても誰も出てきません。

後30分で終わるという電話から1時間以上経過した20時前にやっと主治医の先生が出てきて、「今終わったんですけど輸血後の採血がまだでして、もうちょっと待ってください」と。

20時過ぎにやぁ~~~っと戻ってきたオードリーは、テンションこそ高かったものの、元気度的にはどうなのかな~みたいな。

それでもPCVは8.5%、Hgbも2.9 g/dl上がっていたので、呼吸は楽になった様子でした。

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次回受診の件で昼間の話を蒸し返す形になって、先生は31日にとプッシュしてきたけど、ママは、大学病院が夏休みになる直前の8月10日(3週間後)にしたいといったら、薬は3週間分出しますが、予約は時間未定で31日に入れますから、前日でもいいのでオードリーの様子をみて時間を決めましょう、とあくまでも31日の線を譲りません。

ここには書きませんけど、まぁ、色々カチンとくるような言動もあって、ママ、切れ気味でしたがなんとか抑えて、オードリーを引き取って帰宅しました。

      ******

オードリーよりもっと重篤で切迫した患者が次から次に担ぎ込まれてくるのは分かります。今までだって、何度もそういう場面はありました。先生もテンパってたり、時にはパニクってるのかも~みたいな空気が漂っていることもあります。だから、そういう時は必要最小限のことだけ質問して、時間を取らせないように気も遣ってきました。

でもね、ただでさえ長時間の処置を嫌がってる犬と飼い主に、いつになく長い拘束だったのに何の説明もなくて、話かけると早く切り上げたいみたいな・・・なんだか腹立ったんだよね~<`ヘ´>

その後も、日曜の夜、皮下出血が起きて、翌朝もさらに出血ヶ所が増えて・・・でも診療日じゃないし、とりあえずメールで状況を知らせておいたら電話があって、こっちはてっきりその話だと思ったら、20日に在庫切れになっていた薬の話しで、皮下出血の件については今検討してる時間的余裕が無いのであしからず、みたいな。

うぅ~なんか釈然としない!ムシャクシャした気分のまま山に来て、でも強肝剤が少し効いたのか、オードリーが少し元気になって、そこへ先生からも連絡があって、なんかメールをチェックしてるゆとりがなかったみたいな釈明があり、ま、雨降って地固まった? 和解成立。(オーパパの「麻布とは最後まで良好に付き合って」という要望に応えて、ママ、ぐっと堪えましたよ!)

はい、オードリーが頑張れそうなら、次回は31日に山から日帰り受診です。

PS:
オードリーは山に来る直前の二日間はすごく調子が悪くて、2週間ぶりのご対面だったオーパパ、「なんで2週間でこんなになっちゃったの?」ってビックリ、22日の午前中は、ホント、目が死んでて、身体もだるそうで、立ち上がってもすぐに伏せてしまうし、7月12日以来の調子の悪さだったのですが、23日の朝はまぁまぁ生気が戻ったので、思い切って山に来ました。

そこから徐々に復調して、自発的に動き回ったり、車でグランドにいったらちょこっと走ったり、散歩はギュスの方が負けてるくらいと、「来て良かった~♪」と感じられるくらいに復活中でした。

<山に来た翌日のお散歩風景>

が、今朝、お腹の具合が悪くなり下痢P3回、そこからどっと疲れてしまったらしく、ずっと伏せています。時々横になって眠っていますが、ちょっとした物音や気配に過敏になっていて、ぐっすりは寝ていないみたいです。

幸い、下痢Pは朝の3回で止まり、お水やヤギミルクを飲んでも大丈夫なので、このまま治まってくれるといいのですが・・・なんたって、このところまた激痩せ進行中なので、さらにお腹の具合まで悪くなったらどんどん消耗してしまいます。

お腹に優しくて、少量でい~~~っぱい栄養の取れるもの、何か無いかしら???

<山に来る前、到来物の葡萄を嗅ぎつけてオネダリ中!>
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今シーズン2度目の山荘滞在:6月16日~30日 [山暮らし]

梅雨明けから非常~に厳しい暑さが続いているオーギュス地方です。文字通り酷暑です。(*.*);;;

オーママ頑張って早起きしていますが、やっぱり車で出かけるまでは結構時間が必要(起き抜けはハンドル握る握力&オードリーを抱っこする筋力が全然足りませ~ん。T_T)なため、オードリーが頑張っていることもあって、5時から30分ばかり町内散歩してます。

家の周りせいぜい1.5キロくらい(途中2ヶ所公園に寄りますが)、以前だったら15分ちょっとのコースをふら~りふら~り30分かけて歩いてます。お陰で汗をかくこともありませんが、それでもギュスは蒸気機関車のようにシュッポシュッポ(?!)いってますし、オードリーはちょっと行っては足を止めて息を整えながらのお散歩です。

こんなお散歩でも、ご近所だと顔見知りに出会う確立が高いので、オードリーは撫で撫でしてもらえるため、けっこう満足しているようです。(ギュスは「早く帰りてぇ~」と涙目ですけど。^^;)

というわけで、やっと“三日坊主”まで漕ぎ着けましたが、この先ずっとはたぶん無理。明日の大学病院の結果がどうあれ、来週からは本格的に山に篭りたいところですが、輸血をしないまま山に行くのはかなり厳しいかもしれません(見たところ、PCVが上がってる様子はありませんので、よくて16%台維持??)。

オーパパは、輸血をしてもらえばというけれど、ママは預けたくないし、先生は前回の数値を維持できていれば、輸血無しでもう少し頑張ってというでしょう。

人間の思惑を優先させるより、オードリーが楽に過ごせることを考えてやりたいと思います。

でもでも~半日お預けしての輸血処置もねぇ・・・辛いなぁ。

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来週お山に行けるかどうかはさておき、前回の“山暮らし”の記事を「後日アップします」と言ったきり、すっかり放置していましたが、やっと写真の整理ができたので、ツラツラ~とアップしておきますね。

6月16日(土)

朝パパが奈良から帰宅、ドタバタと荷造り&大掃除を終えて、昼過ぎに出発。河口湖で買い物して、夕方、山荘着。

お天気がイマイチだったけど、お隣は相変わらず伐採に精を出していました。

でも、犬たち、今回は最初からマッタリくつろいでいました。ホッ。(^o^)

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6月20日(水)

時ならぬ台風の上陸・列島縦断で、ビレッジも、停電したり樹木が折れて道を塞いだりと、ちょこちょこ被害があったものの、“ギュスターヴ山荘”自体は林に囲まれているお陰で、ピーク時も直接風圧を感じることはありませんでした。(天然の防風林?)

が、台風が去った朝、外へ出てみたら・・・

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頑張ってくれた木々の葉っぱが千切れて、そこいらじゅうに散乱していました。

家の壁や雨戸、窓ガラスなどにも、飛んできた枝や葉っぱが張り付き、デッキもちぎれた枝と葉っぱで覆われていました。被害は、一ヶ所樋が落ちていました。(/_;)

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下界はけっこう青空が広がったようでしたけど、山は、台風一過の晴天とはいかず、終日霧に包まれ、神秘的な雰囲気でした。

で、お散歩に行ったら、あちこちで倒木に行く手を阻まれ・・・

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そのたびに、指図されるがままに母は先頭を行き、お犬様の通り道を切り開いたのでした。(;一_一)

「パトロール完了、早くヤギミルクちょ~だい!」
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6月22日(金)

今回の滞在は梅雨真っ只中、お散歩も雨の止み間にササッと30分くらい歩いてくるだけのことが多くて、オーギュスとも、いささか暇をもてあまし気味だったので、一緒にオヤツを作りました~(^^♪ って、作ったのは母、犬たちは味見専門ですけどね。

オヤツ作りといっても、山には製菓用の調理道具があるわけではないので、百均でこんなものを見つけてトライしました。

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「レンジで3分、シフォンケーキの出来上がり!」みたいなキャッチでしたが、レンジでチンしてもシフォンケーキの食感は無理でしょ。“モドキ”でさえ、たぶん無理。おそらく蒸しパンみたいなもの?

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レシピによれば、ホットケーキミックスを使うことになっていましたが、そんなもんありませんから~HM風配合でやってみました。

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うん、“蒸しパン”だったら合格点かもね??

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キッチンが甘~い(蜂蜜使いました!)お菓子の香りに包まれたら、オーギュスの出番です。

鼻息荒かったけど、ちょっと待ってもらって、記念すべき“百均蒸しパン”第1号の記念撮影。

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早く冷めるように切り分けて・・・

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「お待たせしました。さぁ、召し上がれ♪」(どんだけ真剣なの?)
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そして、この日はもう一品ウマウマが。

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夕方のお散歩で外出から戻る途中のレッティちゃんのパパさんとバッタリ。地元のムチャムチャ甘いトウモロコシを手に入れたのでと、お裾分け!

本当に甘いんです!生でもOK。(^^♪

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さっそく夕飯に頂きました。美味しかった~^^♪ (レッティちゃんパパさん、ご馳走様でした!)

6月23日(土)、24日(日)

週末なので、オーパパがやってきました。土曜日の朝、軽くお散歩を済ませ、犬たちを積んで新富士まで迎えに行ってきました。午後はギュスの洗濯。

そして日曜、 午前中はオーパパも加わって、お隣さんと境界付近の樹木伐採。う~ん、確かに倒れて建物直撃したらマズイのは分かるけど、どこまで切るのかな?

というわけで、またまた犬たちが気を揉む(!)といけないから、ママはオーギュス連れてお散歩に。

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たいした陽射しじゃなかったけど、前夜降った雨で、なんだか蒸し蒸し~でもグランドは風が吹き抜けて、ギュス、走ってました。(22~3度くらいまでだったら陽射しが無ければOKみたい!)

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1時間くらいで戻ってみると・・・

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伐採は佳境に入ってる模様でした。(ToT)

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6月25日(月)

またまた小雨そぼ降る一日。

というわけで、先日頂いたトウモロコシのお礼に、レッティちゃんに蒸しパンを作りました。

ニンジン入り!

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で、パパ&ママさんにはスコーン風クッキーを焼いてみたのですが・・・

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出来たてをと思って熱いうちに持って行っちゃったはいいけれど、後から味見したらハテナ(・・?の出来栄え。サワークリーム入れるの忘れていたり、たいていアールグレイを使うところ切らしていたのでダージリンだったり、締まりのないお味でした。レッティちゃんパパ&ママさん、失礼しました~m(._.)m

6月26日(火)

この日から梅雨の中休み、まずまずのお天気が続きました。車でグランドにいってギュスの自主練をすることが多かったのですが、この日は河口湖も最高気温が20度くらいの予報だったので、午後、買い物を兼ねて、久々にオーギュス同伴で“プチお出かけ”してきました。

久しぶりのお出かけにウキウキ~♪

「ヒトに会える予感~♪」
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「姉ちゃんもママも嬉しそうだね。何かいいことあるかもぉ~♪」
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河口湖畔の八木崎公園に行ったのですが・・・

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なんと、“ハーブフェスティバル”というイベントが開催されていて、平日だというのに、観光バスの団体客までいて、大変な混雑でした。(>_<)

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こういうところに出かけると、必ずギュスの周りに人だかりができ、お決まりの“質問攻め”にあい、なかなか先へ進めません。撮影会が始まっちゃうのです。

ま、ずいぶん慣れっこになったとはいえ、この日はムカッとするようなこともありました。

気温は低目だったものの日差しが強いので日向で足を止めているとギュスがベロベロになります。やんわり「暑さに弱いもので~」と日陰に移動すると、顔が写るの写らないのと文句垂れる奴がいたり・・・

水場で給水していたら、取り囲んでシャッターを切りまくり、水飲んでいるのに、勝手に触りまくるのでゆっくり飲めなくて、場所を移動したら、(台湾語?中国語??で)やいのやいの攻め立てるようなブーイング。見世物じゃないっつうの!(怒) 文句言おうにも、ママ、中国語はしゃべれないし、ツアコンだかガイドだかも同行してたのに、一緒になってカメラ向けてる始末。

最後は、くたびれたので休憩スペースでソフトクリーム食べていたら、これまたずかずか寄ってきて「アイスクリーム食べたいのよね~人間だけ食べて、狡いよね~」とか犬たちを刺激、ママがアイスを口に運んでいるのに、次々質問をしてきて、答えないと何度も同じこと聞いてきて、終いにはソフトクリームが溶けて流れ出してるのみて、「早くあげないから溶けちゃったじゃない!」だって。大きなお世話だっちゅうの。

そんなこんなで、景色も天気も良かったけど・・・

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ラベンダーもいい香りだったけど・・・

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気分悪かったから、山中湖の“花の都公園”まで足を伸ばしちゃいました。

ポピーが咲き始めてる頃だと思ってのことだったんだけれど・・・

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なんと、今年は開花が大幅に遅れているそうな。orz

でも、キガラシ(黄辛子?)が満開でした。

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こちらもけっこう人がいましたけど、広いし、5時近かったので、河口湖とは比べ物にならないくらい、ゆっくりお散歩が楽しめました。

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「色々あったけど、けっこう楽しかったよ!」
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この日の様子をスライドショーにしてみました。重複する画像もありますが、宜しかったらご覧下さい。
(表示が崩れている場合はYouTubeのサイトでご覧下さい)

6月29日(金)

この日もいい天気!車でグランドに繰り出し、ギュスとみっちり練習。

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その間、オードリーは車で大人しく待っていました。最近は、ギュスとママが練習していても、滅多にピーピーいうこともなく、ママたちのことをじっと見つめています。(ちょっと泣けちゃうオーママです)

ギュスとの練習が終わり、「さぁ、遊ぼう!」ってオードリーを車から降ろしたんだけど・・・

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ボールを投げても走ることなく、すたすたと拾ってきた後は咥えっ放しで気ままにフラフラしていました。

そんなオードリーの画像をスライドショーにしてみました。

なんかね、この頃はまだまだいい表情(親バカ!)がいっぱいで、このところ毎日辛そうに横たわっているオードリーを目の前にしていると、ついつい涙で目が曇ってきちゃうオーママです。

あ、この日、ギュスも1枚だけ画像がありました。(^^ゞ

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6月30日(土)

またまたオーパパを迎えに新富士まで往復。この日もパパは、外回り(草刈とか...)に忙しかったけれど、夕方はみんなでお散歩しました。

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途中で外出から戻ってきたレッティちゃん一家の車に出会ったら、ギュスが馬車馬のように走り出しました。(@_@;)

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車に、レッティちゃんが乗っていたのです!ヒャンヒャン叫びながら車を追いかけます。上り坂もものともせず、パパを引きずって!あんなギュス、見たことない!!(どんだけレッティちゃんが好きなの?!)

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そしたら、車には、レッティちゃんに加えて、と~っても可愛いニューフェース、リーフィー君も乗っておりまして・・・

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ベルジアン・タービュレンのパピー(3ヶ月齢だったかな...)です!

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今頃は、レッティちゃんの“弟”に収まってるかもぉ~^^;

「犬には興味ないのよね~アタシ。」(by オードリー)
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こんな感じで、あっという間の2週間でした。

その間、オードリーのお漏らしやら・・・

<自分の布団では漏らしません、てか~???>
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ギュスの下痢Pやら・・・(あまりにもグロいので画像はカット!)

ママの(たぶん)免疫の暴走やら・・・(これもグロいか?)

<皮下出血しやすくなるんですよね~体調落ち気味のときは。(/_;)>
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山を降りるときは全員ヨレヨレだったかも。

なので日曜、オーパパが東京まで送ってきてくれました。このところとっても忙しいのに、毎週のように様子を見に帰宅してくれるパパ、どうもありがとう。今週もお願いできるのかしら・・・(^_^;)

      ******

サラッとツラツラ~のつもりでしたが、2週間分、長かったですね。最後までご覧頂き、ありがとうございました。(*^_^*)

オ:「こまめにアップしないと、皆様にご迷惑よっ!」
ギ:「いいけど、姉ちゃん、自分の布団で寝てくれない?」
オ:「ここがアンタの場所って、誰が決めたの!」
ギ:「・・・・・・」
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オードリーの貧血 : 土俵際、残ったか?! [病気]

連休最終日、暑さはうなぎ登りですねぇ~[あせあせ(飛び散る汗)][晴れ] いやぁ~参ります。連休中はオーパパが5時ころギュスを連れ出してくれるので、不眠症のオーママにとっての眠りのコアタイム(午前4~7時)を確保できていますけど、明日以降、ど~しましょ?!

それとオードリーです。エアコンつけた室内で息しているだけでも精一杯ですので、車でどこぞの公園まで出かけていってちょこっと娑婆の空気に触れてくる程度なんですけど、公園の駐車場は早いところで開門が6時なんですよね。

ここはギュスに妥協してもらい、ママも睡眠を諦めて、山に戻るまでは5時起き、6時から車で“お散歩”ですかねぇ。。ここ1~2年、寝不足がとてもこたえるようになってしまって、朝方の3時間睡眠が確保できるかどうかは死活問題のオーママです。時間的にはOKなんだから昼寝したら良さそうなものですが、なかなか。。^^;

      ******

さてさて、2回目のhIVIGから1週間経った7月13日(の金曜日&仏滅、そしてオーママの誕生日。不吉な予感が...=.=)、今回の免疫グロブリン療法の成否が判明するであろうCBCチェックです。

11月のときは、4日目のCBCである程度効果が出ていたため、2回目のチェックは実施から11日後でしたが、今回は溶血スピードが若干緩んだものの、はっきりと効果が確認できていなかったため、下手すると輸血になるかもということで、実施後7日目、排水の陣での受診でした。

しかも、10日の受診後、オードリーの状態がさらに悪化して、それまでは夜明け前の2~3時間のみパンティングが起きていたのですけど、10日の夕飯後からは、頻繁にパンティングが起きて、本当に呼吸が苦しそうでした。

ですので、ママはてっきり溶血が進んでいて、低酸素状態になっているのだとばかり思っていました。

となれば13日の輸血は免れない訳で、輸血になれば、またもやオードリーを預けなければなりません。グロブリン注入から1週間、アレルギー反応やら、血栓やら、そして何より、「もう置いて行かないで!」というオードリーの強い要望(たぶん...)を考慮すると、“風前の灯”状態のオードリーに輸血処置をするべきか、またまた悩みに悩みました。

PCVが12~3%まで落ちていたとすれば、輸血しなければ先は見えています。

一方、輸血が上手くいけば、持ち直して1週間くらいは延命できるかもしれません。

以前にも考えに考えて、延命のための輸血はしないと結論して、でも、輸血で1ヶ月ほども“普通の時間”を過ごせるのなら、敢えて延命と捉えずともよいのではないかという主治医のアドバイスもあり、ここまで輸血を受け入れてきたのです。

が、7月3日に輸血(毎回400ccいれます!)、6日に免疫グロブリン、そして13日にまた輸血となれば、これはどうなんでしょうか・・・

ママ、意を決して先生にメールを書きました。

「もし引き続きPCVが落ちていて輸血が必要な状況だったとして、飼い主が手を差し伸べられないところでの長時間処置は、私も、(たぶん)オードリーも、辛いです。13日の状況によっては、受診するかどうか連絡させて頂きます」と。

先生からは、「どこかで区切りを付けなければならないとは思います。“その時”がきたら率直にお話します。○○さんの気持ちを尊重しますが、今は少しでも平穏な時間が続くよう願っております」とのお返事を頂きました。

一応、かかりつけの先生にも連絡をいれて最後の時のことを相談し、13日は最後の受診となるかもしれないと覚悟しました。

そのくらい、オードリー、元気が無かったのです!

特に12日の朝は、2階から降りてこられなくなってしまい、朝ご飯の仕度をしていると、階段の降り口でキュンキュンピーピーとママを呼びます。迎えに行って介助しながら階段を降りました。リビングに入った途端バッタリ倒れるように横になって、眠りに落ちました。

ご飯が出来上がって食器をセットしたら起きてきて、勢いはないながらも完食し、チッコもしました。

あ~まだ大丈夫だわ、と安堵したものの、その後、また横になり、胸を大きく上下させながら寝続けます。ときどき呼吸が乱れるのに、それまでのように上体を起こしてパンティングをするでもなく、ぐったり横になったまま苦しそうな呼吸を続け、「オードリー!」と声をかけても目も開けないのです。

<ゴミ収集車の気配に反応、そこからプチ復活して目が開いた??>
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実は、この日、ご近所のワン友さんがママの(1日早いけど)バースデーということで、オードリーの激励もかねて午後お茶しにみえることになっていたのですが、中止かも~と様子を見守っていたのです。

そしたら、昼前にゴミ収集車が家の前に止まったとき、すっごく驚いたようにガバっと起き上がり、それから目を覚ましていることが増え、何度か寝ている場所を移したりするようになったので、せっかくだし、動いてるオードリーに会ってもらえる最後かも(!)なんて思いもあり、“お茶会”を決行することにしました。

どうなったかというと・・・

ラウルスママとYさんが見えたとたん、案の定、オードリー、大復活しました!(その様子は後ほど...)

皆さんが帰ってしまったら反動でぐったりかと思いきや、グロブリン静注前くらいの状態まで調子を戻し、夕方には15分ほどでしたがお散歩まで行き、そのまま13日の受診となりました。

なんなんだぁ~*_*;(嬉しい悲鳴!)

      ******

散々引っ張ってスミマセン。

輸血前提だったので9時半に受付、10分くらいで研修医の問診、採血です。

その間の状況を話し、主治医の先生とのメールのやりとりも告げると、「CBCだけですから、結果が出たところで先生と相談ということで、とにかく採血が終わったらすぐにオードリーを一旦お返ししますね」と診察室から送り出されました。(オードリーが駄々をこねたのは言うまでもありません。>_<)

すぐにオードリーが戻ってきて、さらに30分くらい待ったでしょうか・・・研修医の先生がやってきて、「とりあえず今日の輸血はないそうです!PCV、前回から落ちていませんよ~♪」とだけ告げ去っていきました。

ママ、そりゃ~嬉しかったですよ。

が、それでは、この二日間の不調の原因は何だったんだろう?何か別の悪いことが起きているのでは??と新たな不安が・・・

オードリーに遅い朝ご飯をやって、待つこと2時間ほど、やっと主治医に呼ばれました。

「グロブリンの効果が出てきたかもしれませんね~♪ 網赤も増えていますよ」と、先生もホッとした様子です。

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結局、オードリーの状態が落ち込んだ理由は分からないものの、PCVとHgbが10日からほとんど落ちていないし、網赤も少し上がっていることから、さらなるhIVIGの効果を期待して、ここは特に処置を施すことなく、投薬内容も変更せずに、もう1週間様子を見たいとのことで、20日に予約をいれて病院を後にしました。

この日はCBCのみでしたが、このところ肝酵素とT-Bilの値がジリジリ上がってきていて、その辺も不調の原因なのかな~と思いつつ、とにもかくにも、土俵際ギリギリで踏みとどまったオードリーを抱きしめたのでした。

「ママ、生きた心地がしなかったんだからぁ~」
「ちょっと寝不足が続いたから眠かっただけよ!」
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      ******

実は12日の“お茶会”前日、ママ、自分にバースデーケーキを焼いたのです。

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で、久しぶりのケーキ作りだったので、お客様に出せるかどうか味見しちゃいました。(^^ゞ

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「味見なら任せといて!」っとばかり、このときは元気をみせたオードリーでした。

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で、散々心配させた12日、お客様の訪れとともにどんどん元気になって、ケーキタイムには、ラウルスママがカメラを構える隙も無く、一瞬でケーキを吸い込み、「あ~こりゃ当分死なないわ!」って一同を驚かせたオードリーでした。

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ラウルスママさん、Yさん、素敵なブーケ、ありがとう。とっても元気が出ましたよ。

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そして何より、訪ねてくれたことが嬉しかったオーギュス&ママです。いつも励ましてくれて、本当にありがとう。(*^_^*)

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オードリーの貧血 : hIVIGから4日目の血液検査 [病気]

3連休ですね。予定では山に戻るはずだったんですけど、オードリーの状態が一進一退で長距離移動のOKがもらえないため、東京でエアコン漬けになっています。(ギュスに合わせるしかないもんね。ママは時々室温30度の2階に避難して暖まってますぅ~/_;)

      ******

本日は、7月6日から7日にかけて受けたhIVIGから4日目、7月10日の通院記録です。

今回hIVIGの実施直前の赤血球系の検査値は、赤血球数282万個、PCV19.8%、Hgb6.4g/dl、網赤1.71%(48,222個)と、昨年11月の時(272万個、19.9%、6.5g/dl、0.73%=19,856個)と網状赤血球以外はほぼ同じ値でした。

さらに、今回は実施3日前に輸血を受けていますが、前回も4日前に輸血を受けていました。

で、実施後最初の血液チェックは、前回も、今回も、4日目ということで、数値の面では割と比較しやすいな~と考えていたのですが、実施後のオードリーの調子があまり良くなかったことから、前回のような効き目は期待できないかも・・・と感じていました。

<7月8日の昼間>
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前回も、1回目の検査では、まだ目覚しい効果は見えていませんでしたが、上昇の兆しは窺えましたし、何よりも、オードリーに“勢い”がありました。

ところが、今回は犬にとって厳しい季節ということもあるでしょうが、実施前と比べて、オードリーに全く“勢い”がありませんでした。

7月3日の輸血の際も、PCVが10%アップしたにもかかわらず数値ほどの回復は見られず、溶血が加速傾向で、全然元気にならなかったということからも、オードリーの身体に残っている“力”が去年の秋より減っているのかな~という感が否めません。

このところ、毎晩、午前2時ころからパンティングが始まり、明るくなるまで苦しそうに上体を起こしたり、横になったりを繰り返し、寝られない模様で、その分日中はひたすら眠っていますが、寝ているときでも呼吸数は60回/分を超え、とても浅くて速い息遣いです。

そんなこんなで、期待どころか、下がっていなければいいけど、みたいなドヨヨ~ンとした気持ちで受診しました。

で、結果は・・・

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「前回は4日後のチェックでPCVが4%上がっていたのに、下がっちゃってますね~」と、先生、困ったように話し出しました。

「実施翌日のPCVが18.8%でしたから、三日で2.4%の低下です。日平均にすると0.8%で実施前より若干溶血のスピードが落ちてはいますが、やはり前回ほど効果は出ていませんね。前回は直後に網赤が17万個と大きく増えたのですが、今回は7万個弱に留まっています。でもhIVIGの効果は1週間くらいしないとハッキリは分からないし、溶血スピードが緩んでいるのと、実施から時間が経っていないので、いずれにせよ輸血は13日まで保留しましょう。13%より落ちることは無いと思いますが、急変するようなら即刻連絡下さい。すぐに対応しますので」

ということで、次回の受診は13日。一応輸血を想定して9時半の予約となりました。

      ******

やっぱり、そうそう2匹目のドジョウはいないんですよね。

でも、溶血性貧血の場合、できる限り輸血はしたくないというのが主治医の方針ですから、次回の輸血までのインタバルが2週間くらいあけばといいうことなんですけど、hIVIGは色んな意味で負担の大きい療法です。

入院によるオードリーのストレス、副作用への不安、そして、けっこう費用が高い、等々。

オードリーが治療を始めてからの治療費についてはいずれまとめてアップしようと思っていますが、hIVIGの費用についてちょこっとだけ書きますと、輸血の2倍以上(体重21キロのオードリーで10万円強!)です。これに諸々の検査費と入院費がかかります。 (訂正:検査費込みで10万円強でした。)

前回は効果が3ヶ月くらい持続したので輸血を3回パスできましたから、費用対効果という点では申し分ありませんでしたけどね。^_^;

<7月9日の日中>
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オードリーの貧血 : 2回目のヒト免疫グロブリン療法 [病気]

7月3日から今日(13日)までの11日間に大学病院に通った日数は5日、一日に2往復した日もあり、延べ7回、おまけにオーママ自身の通院もあり、なんだか病院漬けだった感があります。

でも、今日の受診で一段落、次回は1週間後です。

どこまでアップしたのか記憶が定かではなくなってしまい、過去記事をチェックしての更新です。(^^ゞ

7月3日、18日ぶりの受診で赤血球系の数値が軒並み半減、緊急輸血を受けたところまでアップしたのでしたね。

それで、次は10日の予定だったのを前倒しして6日に受診、CBCと抗体検査の結果によっては2回目のhIVIGに踏み切ると決心をしたこと、そして、hIVIGは無事クリアできたことは報告しましたが、改めて詳細を記録しておきます。

      ******

6日の受診に先立ち、4日に大学病院の主治医から抗体検査の結果を電話連絡受けていました。

6月15日の検査では、全ての項目で陰性に留まっていたものの、若干上昇傾向に転じつつあるとも取れる検査値でしたが、今回はIgGとIgMが陽性、特にIgGの値が上がって来ているとのことでした。(結果シートは後日受け取ったものです)

<7月3日に実施した抗体検査の結果>
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去年11月のhIVIG直前には抗体検査を行っていなかったので比較できませんが、少なくともIgGが陽性であることから、hIVIGを実施してみる価値はあります。

そして6日のCBCの結果はというと・・・

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3日の輸血後のPCVが23.5%でしたから、三日間で3.7%落ちていることになります。日平均1.2%以上の低下というわけで、溶血に歯止めがかかりません。

網赤が少し上がってきているものの、壊れていく赤血球を補うには程遠く、ここはやっぱりhIVIGに踏み切るしかなさそうです。

これまでにオーママの気持ちは充分主治医の先生に伝えてありました。先生も、2回目でリスクが高いことから、できる限り夜間の巡回を付けて下さると仰るし、もう信じて託すしかありません。

しかし、研修医に抱きかかえられて、診察室をでるオーママを見送るオードリーの眼差しの不安そうなことといったら、言葉に表すことができません。

このところ検査や輸血で預けると、ママが退室する際には後追いしてジタバタ暴れてキャンキャン鳴くこともあったのに、この時は、なぜか黙ったまま両耳をペッタンコにして後に倒し、すがる様な、いや、「置いていかないで~」と懇願するような眼差しでじっと見つめていました。

振り返らずに部屋を出ましたが、「もう長時間預けての処置はこれっきりにしたいかもぉ~」と、強く、強く思ったのでした。

12時半くらいから免疫グロブリンの注入を開始するとのことで、2回目である今回はアレルギー反応のリスクが高まるため、アナフィラキシーなど急性の反応が起きる時間帯(開始後30分~2時間ほど)は病院で待機することにして、待合室でギュスと一緒にボーっと座っていました。

お昼過ぎ頃、先生が経過説明に来られ、グロブリン静注に先立ち凝固系の検査をして問題がなかったことを告げられました。それでも、念のためヘパリンとステロイドを使うことも一緒に説明されました。

そこから、また待機です。

最初は前回のhIVIGのときのことなど色々と思い出していたのですが、いつの間にかウトウトしていたようで、「○○さん、大丈夫ですか?」という先生の声にハッとして頭を上げました。

そう、このところ、夜間のオードリーのパンティングで寝不足続きだったため顔色が悪かったらしく、しかも顔を覆うようにして俯いていたからか、先生、ママがどうかしたと思ったようです。^^;

「大丈夫です」と応えると、「開始から2時間半経過したところです。僕も今様子を見てきましたが、大人しく、わりとリラックスした感じで横になっていますよ。特に問題も起きていませんので、初期の危険な時間帯はクリアしたものと考えて頂いてけっこうです。12時過ぎの終了予定ですが、それまでは自分も病院に居りますし、その後は若い先生が当直で朝までついてくれますので、ご自宅に戻って構いませんよ」とのことでした。

オードリー、翌朝まで食餌にありつけませんので、翌日10時くらいに朝ご飯を持って行くことにして、病院を出ました。

ギュスと軽く散歩して帰宅。

      ******

気が揉めたものの、溜まりに溜まった睡眠不足のお陰で、4~5時間しっかり眠ったオーママでした。

枕元に置いた携帯が鳴ることもなく7日の朝を迎え、ギュスと朝ご飯を食べ、オードリーの朝食用に、ふやかしたフードをガーして、馬肉ミンチを炒り煮にして、メロンを刻み、それぞれをタッパに詰めて、ギュスに留守を頼んで(!)病院へ。

土曜で病院は休診のため学校の方から病院へ。インターホンを鳴らすと、当直だった若い先生が出てきて、その間の様子を話しながら入院室に案内してくれました。

前回と同じギュスでも入れそうな大きなケージで、点滴の管に繋がってエリザベスを巻いたオードリーが尻尾を振っていました。思ったよりケチョンとしてなくてホッとしました。で、持参したご飯を食器に移していたら、ギャンギャン始まりました。

食器をセットし終えて扉を開けるとまっしぐらに食器に突進。エリザベスをまいたままガツガツむさぼるように平らげました。先生がお水を持ってきてくれたのに、水には目もくれず、部屋のドアの方に行こうとしたので、すかさず「バリケン!(ハウス・コマンド)」と指示したら大人しくケージに戻っていきました。

食器を片付け、「夕方迎えにくるからね!」と言い置いてドアの方に歩き出したら、2声3声ワンワン吠えましたが、ドアを開ける頃には吠え止んでいました。

      ******

この日、いったいどうやって日中過ごしていたのか、もう全然思い出せません。

天気が悪くてギュスを留守番させたこと、オードリーが心配で帰宅するはずだったオーパパが夏風邪でダウンして来れなくなったこと、くらいしか覚えてません。

5時に迎えにいくことになっていたので、これまたギュスを留守番させて、4時半ころ家を出ました。

      ****** 

朝は若い先生でしたが、今度は主治医の先生が待っていました。

遅効性の副作用は別にして、無事2回目のhIVIGが終了したことを告げられました。

<実施翌朝のCBC結果:輸液の影響が残っている状態。効果のほどはこの時点では不明>
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しかしながら、前回のような効果(関係者の大部分がアッと驚くような好スコアだったのでした。限りなくミラクル?!)は得られないだろうという暗黙の了解が成立しているというか、今回のhIVIG、最低限の急場凌ぎ的効果は出てくれたらいいね、みたいな前提のもと次の手を考えなくては、という話になりまして・・・

試せる免疫抑制剤はほぼ出尽くしたので、残るは“抗がん剤”ということになりました。

オーママ、自己免疫疾患患者としては、抗がん剤が使われることは知っていました。よく聞くのはシクロフォスファミドなんですが、先生は、それより副作用がマイルドなクロラムブシル(日本国内未承認のアルキル化剤)を提案されました。

で、使用にあたっての注意点についても説明されました。

クロラムブシルの方が副作用が少ないとはいえゼロではないわけで、白血球減少リスクがあること、そして腎毒性が強いことを知らされました。

また、シクロフォスファミドにせよ、クロラムブシルにせよ、細胞毒性の強い薬(分子標的薬!)で、尿中に排泄されるため、トイレの後始末等で人間がしょっちゅう曝露していると、万が一体内に入った場合危険だというのです。

となると、発症以来、尿漏れが酷くてチッコのたびにお尻と後足がビチョビチョになるオードリー(おそらく括約筋ないしは筋肉の働きを司る神経系がどうかしちゃった?)、加えてオネショで布団や敷物を汚すこともあり、そのあたりの処理でオーママの負担が大きくなるのが心配だとも仰るのです。

「では他に何か手はあるのですか?」と問えば、どうも手詰まりらしく・・・

その場では結論は出さずに、「グロブリンが効かないと決まったわけでもありませんしね」と三日後の検査の結果を待つことになりました。

ただし、グロブリンの効果が全く出ず、さらに溶血が進むようであれば、再度の輸血も考えねばならないため、(グロブリンの大量投入からのインタバルを考慮して)13日の金曜日に輸血もありという話もしました。

研修医に連れられて戻ってきたオードリーを受け取り、6時過ぎに病院を後にしました。

      ******

ギュスが2度の留守番を無事クリアしたことは既に書いたとおりですが、二日ぶりのオードリーとの再会に、ギュス、狂喜乱舞のお出迎えでした。

が、「アタシ疲れてるの!」っとばかり迷惑そうにスルーするオードリー。2匹の温度差に、思わず和んでしまったオーママです。

とにもかくにも、無事乗り切って帰ってきたオードリー、お疲れさま! 効果のほどは分からないけれど、先ずはゆっくり休んでちょうだい。(*^_^*)

1泊2日の病院暮らしでバリケンの居心地良さを思い出したか、帰宅後そそくさとバリケンにもぐりこんだオードリーでした。

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オードリーの貧血 : 6回目の輸血 [病気]

段々記憶が薄れつつありますので、サラッと記録しておきます。

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先週の火曜日(7月3日)、18日ぶりに大学病院を受診しました。

6月16日からの山荘滞在中、21日を境に調子が落ちているのは明らかでしたし、東京に戻ってからは、暑かったのもあって、呼吸が常に苦しそうでした。

それでも、食欲も普通(以上?)にガツガツしてたし(笑)、「散歩行く?」と声をかければギュスを押しのけて飛んでくるくらいでしたから、PCVが20%を切ったかどうか・・・くらいに予想していたオーママです。

がぁ~甘かった!orz

いつものように採血を終えてしばらく待ってから主治医の先生との面談です。

「う~んPCVが落ちちゃってます。急激に落ちましたねぇ~日平均0.5%以上は落ちないと思っていたのに、0.78%も落ちてます。今から緊急輸血します!」

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赤血球数、PCV、Hgbの全てが前回(6月15日)の値の半分以下に落ちていました。

この時の抗体検査の結果は16日にメールで知らされていて、IgG=2.2、IgM=3.3、C3=2.0(全て平均値)で全項目陰性だったものの、その前の検査では0コンマ何がしかだったので、若干上昇傾向だな~ということで、もしかすると免疫抑制剤減らした影響が出てきてるのかも、とは感じていました。

それでも20日足らずですから、最大落ちて10%くらいだろうと踏んでいたのに、とってもショックでした。

(オードリー、辛かったよね? ゴメンね、気付いてやれなくて・・・)と心の中でつぶやきました。

この数値では、もう四の五の言ってる余裕はありません。言われるがままにオードリーを研修医に預け、ママは先生と引き続き今後のことを相談しました。

「今日は抗体検査をするには時間的に厳しい(フローサイトメトリーという測定機器の都合?)から、1週間後の輸血後のCBCチェックのとき一緒に抗体検査して、その結果によっては来週の金曜にhIVIGを考えています。よろしいですか?」

「でも、今回の輸血で10%上がったとして、溶血が今のまま止まらなければ来週の金曜にはまた15%切ってることも有り得ますよね?」

「確かに・・・その場合は再輸血して・・・あ、でも使える(供血)犬が待機期間なんだった。う~ん、では今日CRPを見てみましょう。それで上がっていれば炎症サイトカインの産生が高まっているということで、hIVIGの判断材料になりますから。そして今後の投薬ですよね・・・難しいねぇ~ひとまず“治験薬”を以前の分量(50mg/日)に戻しましょう。10日分処方しておきます。で、13日の金曜は時間を決めずに予約入れておいて、hIVIGの都合で時間は再調整しましょう。但し、急変した場合は即刻連絡して受診してくださいね!」

というやり取りの後、輸血が終わる6時過ぎにオードリーを迎えに来ることにして、いったんギュスを連れて帰宅しました。

      ******

6時過ぎにもうじき終わると連絡があり、再度病院に向かいました。

主治医の先生は院外で会合があって不在、研修医の方から話を聞きました。

「先ほどは来週の火曜に抗体検査、結果をみて金曜(13日)にhIVIGという方向で話が進んでいたと思いますが、CRPの値が3.5と高かったため、無理いって今日抗体検査を突っ込んでもらったので、来週ではなく、今週の金曜(6日)に前倒ししてhIVIGを実施する方向で段取りしたいそうです。今週の金曜にいらっしゃれますか?」

「わかりました、では今週の金曜に伺います。hIVIGの場合、午前中に来たほうがいいんですよね?」

「そうですね、10時でいかがですか?」

「お願いします」

ということで、とりあえず、輸血でPCVが10%近く上がってビョンビョン元気に飛び跳ねるオードリーを受け取り、家路に就きました。

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この日の朝、車に乗せたら、いつもだったら立ったままで、ママに「座ってなさい!」と一喝されるのに、いきなり伏せちゃって、病院に到着するまでずっと寝そべっていたオードリーですが、帰りは何度も「座ってなさい!」と注意されるくらいに復活していました。!(^^)!

<朝の様子>
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      ******

実は、山を降りる前の1週間ほど、ギュスターヴのお腹の調子が優れず、夜中に下痢ピ~したり、テロテロの軟便だったり、東京に戻った日の夕方には、血が混ざったテロテロピーになってしまい、日曜でかかりつけが休診だったこともあり、大学病院の先生に相談したら、オードリーと同じ日時で予約を取ってくださったので、この日、ダブル受診でした。

ところが、当日の朝になったら、なんとギュス、限りなく花丸の便になり・・・検査して頂いたものの、当然特に問題なし。直検というんですか?肛門から指を差し込んで変異がないか確かめる検査をした限り、デキモノ(?)みたいな感触もなかったので、しばらく様子を見ることになりました。

最悪の状態の便の写真を持参していたので、「ふむふむ、これが続いたらちょっとまずいねぇ~」ということでしたが、証拠写真(!)が無かったら、「何のこっちゃ??」と言われていたかも。

とりあえずは、ヤレヤレでした。

2匹とも朝抜きでお弁当持参したのですが・・・

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ふやかしたフードに消化酵素を混ぜてフープロでガーしてタッパに詰め、保冷剤セットした保冷バッグに入れ、別途大きな食器も2個持参。けっこう面倒だったのよね~(ーー;)

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ま、自力で復活できるなら、これくらいの面倒は我慢我慢、かな。^^;

 


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無事帰還! [病気]

オードリー、2回目の免疫グロブリン療法を無事クリアして、夕方帰ってきました。

ご心配いただいた皆様、どうもありがとうございました。

詳細は後日“通院日誌”で報告しますね。

      ******

あ、今日は、朝ご飯を届けたときと、夕方迎えにいったときの2回、ギュスターヴが一人でち~ゃんと(=トイレ通いすることなく!)留守番できました。

雨が降ったり止んだりの一日だったので、同伴せずに済んで大助かりでした。(*^_^*) 

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蒸し暑かったけどお散歩@小山田緑地 [お散歩]

日曜の午後、山から戻ってきました。

そして火曜日、18日ぶりの大学病院受診。

6月21日あたりからあまり状態が良くなかったので、それなりに覚悟はしていたものの、予想だにしない悪い数値で即刻輸血。

で、明日、ついに2回目のヒト免疫ブロブリン療法(hIVIg)を受けることになりました。

ただでさえ血栓やアレルギー反応のリスクを考慮して2度目は慎重にならざるを得ないhIVIg(オードリーの主治医は通常複数回は実施しないそうです)、オードリーの場合、2月から服用している“治験薬”によって血栓が起き易くなっていることもあり、本当に苦渋の決断です。

オードリーの負担やリスクを考えると、「もういいか・・・」とも思うんだけど、やっぱり諦められないのです。hIVIgをやらなければ、あと半月くらいは生きられたのにね、な~んてことにならないよう祈るだけです。

(“通院日誌”は日を改めてアップしますね!)

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明日はなるべく早めにとのことなので、ゆっくり散歩している時間もないだろうから、今日は久々に小山田緑地を歩いて来ました。

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東京に戻ってからは15分ほどの町内散歩でさえ覚束ない足取りだったオードリー、輸血のお陰でプチ復活、今日は蒸し暑さの中、小1時間丘陵漫歩を楽しんできました。

本当は早朝行きたいところだったけど、このところギュスも少々調子を崩していたこともあり(今はほぼ回復してますので、ご心配なく!)、ママがヨレヨレでして、朝からちゃっちゃと動けず、厳しい時間帯の散歩となりました。

それでも犬たち、久しぶりの小山田緑地で、ウホウホ楽しそうでした。

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そんな姿を見ていたら、「いっそこのまま果ててしまった方が幸せなんじゃないの?」なんていう思いが沸いてきてしまうのでした。

だって、オードリー、もう病院での長時間の処置にほとほと嫌気がさしているわけで、なのに明日は1泊2日の入院処置です。そして、万が一のときにもママは側にいてやることはできないし・・・

だったらここで泡噴いて倒れても、ママが抱いて家に連れ帰ってやれるんだから、その方がいいんじゃないか、な~んてね。

そんなに気が進まないなら、hIVIg受けるの止めたらよさそうなものだけど、往生際が悪いというか、上手くいけばもう少し生き長らえることができるかもしれない、って思うとね。

オードリー、土曜日にちゃんと帰って来るんだよ!そして、また一緒に山に行こう。約束だよ。

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