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ギュスの肢 : 1月25日の検査 [病気]

昨日から冷たい雨で引き篭もってるオーギュス家です。予報だと今日は午後止み間があるような・・・でも足元悪いと出るのが憚られます。我が家的には雪じゃなくてホッとしてますけど、果たして散歩行けるのか?

      ****** 

雪が降った1月18日以来、道路状況が悪かったからか、指の間がグジュグジュしてたからか、それとも患部が悪化したからか、屋外、それも舗装の路面での歩様に危うさを感じていて、21日に雪上散歩で大騒ぎした後は腫れ上がってしまったこともあり、25日のレントゲン検査はドキドキでした。

かかりつけに着くと、待合には1組、既に診察が終わったらしき猫さんと飼い主さんがいるだけで、すぐに呼ばれました。

その間の様子を報告、先生が念入りに触診・聴診した後レントゲン撮影です。こちらでは撮影の際、ママが鉛のエプロンつけてお手伝い。ギュスをコマンドで動かして丁度いい場所に患部を乗せるように導いていますので、撮影はいたってスムーズに進行します。

いったん待合に退出して結果待ち。その間に猫さんが呼ばれて診察室へ。こちらも検査結果待ちだったようで、10分くらいお話してから出てきました。

次はギュスの番だ~とスタンバイしていたのですが、なかなか呼ばれません。ひょっとしてかなり進行してる?なんて不安になりながら待つこと10分くらいでしたか、やっと呼ばれました。

12月28日、1月11日、そしてこの日(25日)の画像を並べての説明です。

「う~ん、やっぱりほとんど変化ないですね。黒く抜けた部分(おそらく腫瘍)が気持ち広がってるように見えなくもないけど、程度です。いくらなんでも1ヶ月これだけ変化のない骨肉腫は考えにくいので、違う種類の腫瘍かもしれません。やはり検査してみませんか?」と。

「(万々が一の骨髄炎を念頭に置いて)抗生剤(=レネバル錠150×2錠/日)の服用を続けていることで進行が止まってることはないですか?」と訊ねると、先生、「まったく無いとは言えないけれど・・・」と。

また、他の腫瘍ということは良性もあるのか訊ねると、骨が融けていることから良性の可能性は低いのではないかとも。

先生は骨肉腫より進行が遅い軟骨肉腫を疑っているようでした。それと、(極めて稀で、たぶん無いと前置きしながらも)この日の触診で左後肢の膝の後ろのリンパ節に腫脹があったことから、骨にできるリンパ腫(といってたような)というのもあるけどって。

なので、患部の骨を削っての組織検査と全身チェックを再度勧められまして、この日はおしまい。

引き続き、プレビコックス(=227mg1回/日)とレネバルを処方されて帰ってきました。

尚レネバルは骨髄炎の治療にも使うけれど、その場合は倍量くらい使用。静注と内服では大きな違いはない。仮に骨髄炎であるとして、菌を特定する方がより適切な薬を使えるので、そのためにも検査した方がいいのではとも。

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でもね~骨肉腫以外だったとして、治療(根治?)の可能性はあるのかと訊ねると、現状からして、このまま消炎鎮痛剤で痛みをコントロールして、そぉ~っとそぉ~っと負荷がかからない生活を心がけるということしかないみたいで、軟骨肉腫などの悪性腫瘍であれば、断脚+抗がん治療ということに変わりないみたい。

検査で骨に穴を開けたら痛みで歩行困難になるかもしれないし、最悪、脆くなってる骨が折れるリスクもなくはない、というのは前々から言われている通り。

それでも検査するメリットは何?

と、またまたオーパパと結論の出ない話し合いを重ね・・・

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しか~し、命を奪う病なのかそうでないのかを判別することは、今後の生活設計(悪性なら余命は長くて1年?骨髄炎なら寿命まで少なくとも2年以上ある??)を立てるにあたって意味があるという結論に達しました。

はい、お正月の受診で保留にした検査を受けることを前提に、2月1日に再度JARMeCの腫瘍科を受診する事に決めました。

      ******

ところが、予約を入れた翌日(昨日!)の朝、寝起きからギュスの歩様が変。あきらかにびっこ!これまでは外でもびっこではなかったから、ママ、すごぉ~くショック。(;_;)

おまけに、朝ご飯の後のチッコのアフターケア(足回り+内股の拭き拭き!)で腫れてる部分に触れたら熱い!熱感があるときは冷やすように言われていたので、保冷剤でアイシングして様子をみることに。

雨で散歩もパスしたため、午前中からスキンケア(=ギュスは横たわってお昼寝なので安静状態。^^;)だったのも良かったのか、お昼ご飯に起きたときにはびっこはひいてなくて、熱感もなくなっていました。

午後もスキンケア後半戦でほとんど寝て過ごし、夕方から動きだしましたが、歩様はすっかり普通に戻っていました。

それ以後、今まで(室内ですけど)まったく歩様におかしなところはないし、患部に熱もなく、ただ腫れは徐々に大きくなってきてるけど・・・なんなんだか。

検査の後がとっても心配だけど(検査結果より、動作に支障がでないか、穿刺の傷跡から化膿しないか等々が...^^ゞ)、先が見えないままビクビクしてるのは違うような気がするから、やっぱり検査をすることにします。

どうか、ちゃんと組織が採取できて、確定診断がつきますように。

「立てなくなったときはヨロシク!」
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      ******

この日は、ギュスの受診中オードリーは車待機だったのでオカンムリ。なので病院の後、またまた野津田公園にお散歩に行きました。だけど、先日の大騒ぎの動画をご覧になった先生から、「あの騒ぎは止めましょう!」と釘を刺されていたため、別々に体調相応のお散歩となりました。

気温が低くて風もあり、日陰はまだ雪が残っていたり、かなり寒かったのかな? オーちゃん、ぐんぐん引っ張る割には表情は冴えませんでした。ほんの少し融け残った雪にもテンション上げ上げで雪ウサギになってたオードリーが懐かしいかもぉ~(._.)

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<オマケ>
相変わらず心拍数が少なくて、四肢の先っぽが氷のように冷たいことが多いオードリー、このところ(GIST騒動前のように)肩甲骨周辺が変に緊張した状態で丸まってることが増えてましたが、28日に定例のボディケアを施術して頂いたら、寝姿から緊張がなくなって、手足も“氷のよう”ではなくて、嬉しいかもぉ~(^^♪ ゆうさん、ありがとね!

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タグ:骨肉腫
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大寒の日 [お散歩]

暖冬暖冬といわれているこの冬ですが、今週はずーっと寒かったオーギュス地方です。

2011年の11月以来、秋~冬に体調を崩すギュス、寒さのせいか、はたまた足の腫瘍のせいなのか、この1週間あんまり元気ではありません。

月曜はお天気が悪かったから休養日にしたら、火曜日はまぁまぁ元気でしたので、家から2番目に近い公園(=家から400mほど!最近は一番近い往復500m足らずの公園が定着してます。^^;)まで歩きました。

前日の雪がうっすら残っていたからか、ギュス、テンション上がってボールをせがみましたが、生憎持ってなくて、雪玉作って放ったら、ウヒョヒョ~と跳ねる跳ねる。

ヤバっ!と興奮を鎮めようとしたものの時すでに遅く、ギュス、空に向かってビョ~ンと身体を伸ばして大ジャンプ。そして、着地と同時に尻餅つきました。反省。(T_T);

でも、久しぶりに良い表情してたので、ま、いいか~(^^ゞ

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そしたら、凍ってる上に、スプーンカットで凸凹の雪道で滑るのもあるのでしょうが、びっこではないけど、足首が左右にぐらついてる様子でした。

悪化してるのかな~と落ちこみかけたら、帰宅時の収納作業中に両前足の指の間が真っ赤になってグチュグチュしてるのを発見!これまた、ここ2年ばかり年末年始によくあることでして、靴下履いての散歩写真などアップした記憶が。

う~ん、こっちのせい?

そういえば日曜の夜辺りから時々前脚舐めてて、痛みが強くなってるのかも~と心配になっていたのですが、炎症が起きてて舐めてたのかも。それでグチュグチュになった?? 

で、水曜日は、朝、チッコの出方が少々普段と違って、鎮痛剤の影響か?と心配になりました。

現在処方されているプレビコックスはCOX2を選択的に阻害するのでNSAIDの中では最も腎臓に優しいと云われてるけれど、薬って相性もあるからねぇ~一応この日は昼以降普段どおりだったので様子見することに。

元気はなかったけど散歩には行くと仰る。

家の周囲、だいぶ減ってましたがまだ雪が残っていて、そしたらギュス、1番近い公園をスルーして自ら2番目の公園に向かいました。で、前日同様、テンション上げてましたが、ママが乗らなかったのでジャンプはしませんでした。^^;

帰宅後は、スキンケアされながら死んだように眠るギュスでした。

そして、木曜日。お題の “大寒の日” であります。

オードリーの散歩中にラウルスのママさんと会い、「久々に犬同伴でランチしよう」という話になり・・・

帰宅後ギュスと500mのウルトラショート散歩を済ませてから、待ち合わせたドッグカフェに向かいました。

ラウルス&アルクスとママさんお姉ちゃんが既に到着していて、ワンたちヒャンヒャンピーピー挨拶したくて大変でしたが(除くオードリー婆ちゃん!)、なんとか各自席に納まり、ママたちはランチ。

近頃は我が家もラウルス家も、お犬様方もお昼ご飯を食べる事になってるせいか、「アタシたちのお昼は?」という犬たちの視線がぁ~(^_^.)

(ラウルスママさんから写真いただきました)
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何も持ち合わせてなかったので、ワンコさんたちにカフェメニューからクッキーを注文してあげました。が、これが後に仇となったギュスでした。orz

2時くらいにお開きになって外へ出たら、午前中より陽射しがあって、気温も少し上がってきたようだったので、ラウルス家と分かれた後、野津田公園でお散歩することにしました。

でもね、ギュス、この日は既にルーティンの最短散歩を終えていたため、歩かせても平気かちょっと悩みました。

というのは、誕生日当日にお友達と野津田公園散歩した際、(その間特に痛がる素振りもなかったから)久しぶりの普通の距離の散歩したら、帰路の途中、車を停めたのとは別の駐車場の横を通過しようとしていたら、ギュスがずんずん駐車場に入っていって、オーギュス号を探すのです。

「今日はここに停めてないないんだよ、もう少し歩けない?」と声をかけるも、足が出ません。お友達ママさんたちが「オーギュス見てるから車回してくれば?」って云ってくれたけど、しばらく待っていたら歩き出してくれて、なんとか車に戻れました。それ以来、散歩はオーギュス別々で、ギュスは長くても1キロ未満にしていました。

また、舗装の路面だと痛みを感じるようなのです。

色々考えた末に、なるべく土の上を歩けるエリアを選択。雪が残っていても、この時間帯ならシャーベット状になっているだろうから、足には比較的優しいはず。

やってきたのは、ススキの丘のあるエリア。今はもちろんススキはないけれど、原っぱにはまだ雪がいっぱい残っていました。誰も居なかったので、周りに気を配りながら、しばしオーギュスのペースで歩かせてやりました。

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ギュスは次第にテンション上がっていって、ママ、足が心配でドキドキしっぱなし。オマケに、騒ぎすぎたのか、カフェで食べたクッキー(厚さ2mm、3cm×5cmほどの型抜きクッキー3枚!)を吐き戻しました~(ToT);

でも、オードリーは寒かったのか、元気ナッシング。前は雪見ただけでテンション上がって、普段はやらないスリゴロしたり、雪玉放るとキャッチしようとピョンピョン跳ねるわ、雪野原をグルグル駆け回って、本当に嬉しそうだったのにね。

<対照的な表情のオーギュス>
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オーちゃんから笑顔が失せてどれくらいになるんだろう? かれこれ半年以上、ニコニコうひょうひょ顔のオードリーを見ていません。出先や来客時にテンションマックスになれば多少は笑うけど・・・あんなに表情豊かだったオードリーは何処へ行っちゃったんでしょう??(歳のせい?それとも体調不良?悲しいよぉ~/_;)

何枚撮っても一緒というか、撮るほどに機嫌が悪くなっていって、しまいには目が吊りあがっちゃった!寒いと尚更みたいです。(>_<)

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ギュスの方は、この日の夕方から腫瘍の部位の腫れが酷くなって、昨日は今まで見たことないくらいバランスの悪い歩様というか、びっこ気味。しかもとっても元気がなくて、やっぱり散歩がよくなかったのかな~いや、いよいよ腫瘍が悪化し始めたのかもぉ~と凹みまくったオーママですが、今日は歩様が少し復活していてホッとしてます。(腫れは相変わらず=.=)

ほとんど毎日、最短距離の公園往復で「帰ります!」と意思表示するギュスが、自分から進んで歩いたり走り回ったりするのを見ると、これでいいんだよねって思うものの、でもこれで骨折したら一巻の終わりとか、騒いだあとは痛みで辛いんじゃないかとか、ちょっとした日々の出来事に気持ちが揺らぐ今日この頃です。

う~ん、週明け、月曜(25日)のレントゲンでハッキリするんだろうか? 切る時が近付いているのかなぁ??

「今はまだダイジョブだから。また散歩に連れてってよ、母ちゃん!」
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ギュスの経過 [病気]

ギュスが骨肉腫(らしい)と診断されてから明日で丸4週間になります。

その間、3回(12月21日・28日・1月11日)のレントゲン撮影をしました。1回目と2回目は違う病院で撮ったために条件が違うため微妙ながらも、ほとんど変化なしということでした。(ここまでは前回の記事にアップ済み)

で、3回目は近所のかかりつけで撮ったので、2回目と同一機材で体位もほぼ同じなため、限りなく同じ条件ということでより確実に比較できたのですが、先生、「う~ん、ほとんど変化ないかなぁ・・・黒い(腫瘍と思われる)部分が少し大きくなったかな?と言えなくもない程度です」と説明しながら、戸惑っている様子に見えました。

更に、「とても進行の遅い骨肉腫もあるとは聞きますけど、(自分の知る限り?)2週間経ったらレントゲン画像でハッキリ変化(=進行)がわかります。ここまで変化のないケースは見たことないです。画像では典型的な骨肉腫の初期なんですけどね」とも。

時系列で整理すると・・・

12月の初め、立っている時の右前肢が他の3本と何か違う。厳密に言うと体重のかかり具合というのか、踏ん張り具合というかが弱くて、グリップも甘い感じ。動作には何の変化も見えていませんでした。色々触っても無反応。たった一度前脚を引っ込める動作があったけれど1回こっきり。数日後にかかりつけを受診した際に話しをしたものの、例の背中のシコリの件が浮上していたため、「様子見つつ近いうちに整形を受診してください」ということでした。でもって、ママが報告してもオーパパはスルーしてました。(だってほとんど何も変化は見えないもんね...)

12月19日、オーパパが散歩に連れて行ったとき、右前にカクっとのめること数回。20日も同様だったということで、ママに、「即刻病院に連れて行ってレントゲン撮ってもらえ~!」と。右前脚の足首の少し上の部分が腫れてるようにも見えました。でも熱感はない?

21日に世田谷の病院受診。この日も朝の散歩に出たところで1回だけカクっと。診察の際にそれまでの経緯を伝え、追加情報として、親兄弟が骨肉腫で亡くなっていることも告げました。この時点では、よくよく見れば歩様のバランスが若干崩れているかどうか程度で、通常なら痛み止めで様子みましょうかというレベルでしたが、肉親の病歴もあり、先生もすぐにレントゲンを撮ってくれました。

結果、骨肉腫でまず間違いありませんということで、肺の状態も確認しておきたいということで、今度は胸部レントゲン撮影。骨肉腫は転移が速く、最初に飛ぶのが肺ということらしいのですが、こちらは、レントゲンには写りませんでした。ただ、先生が言うには、「レントゲンに写るサイズになっていないだけで、原発の状態(=骨膜がダメージを受け始めていて、骨が融けている)を考えたら既に転移してると考えるべき」だと。

骨肉腫の進行の速さ、病的骨折が起きはじめると想像を絶する痛みに襲われることなどから、一刻も早く断脚することが犬のためだと説明を受けました。

しかし体重60キロ近い超大型犬、しかも体重の7割からを支える前脚ですから、切った後、起立や歩行ができるものなのかと訊ねると、1ヶ月もすると順応してなんとかやっていけるようになるというのです。(こちらの先生、超大型犬も含めて、骨肉腫の症例をたくさんご存知で、手術も何例もされているようです)

ママとしては、生存期間を延ばすことには執着しないものの、とにかく苦痛を減らしてやりたいという気持ちから、断脚もありだと納得しようとしていました。が、一応(?)家の近所のかかりつけの先生も腫瘍認定医だし、実は去年の秋、オードリーのGISTで頻繁に受診していた時期に断脚した黒ラブちゃんが通ってきていてお話もしてたので、報告&相談をしました。

世田谷で撮ったレントゲン画像を見た先生、「骨肉腫で間違いないでしょう」と。「世田谷の先生が言うように、進行が早いし、確定診断のための骨生検をしたところで、断脚~抗がん治療という大まかな治療の方向性は変わらないから、検査を飛ばして手術するのもありだけど、やはり背中のシコリ切除とは訳が違うので、できれば検査した方がいいのですが」とも。

世田谷の先生は、当初年内に手術の段取りをつけるような話だったし、オーパパは、断脚後の抗がん治療に分子標的薬が使えるらしいという情報を得てからは、そっちも視野にいれていて、だったら早く切ったほうがいいかな~と手術の話が進んでいったのですが・・・

世田谷の先生の都合で手術が年明け6日になるということになって、だったらかかりつけが提携している動物高度医療センター(JARMeC)で術前に検査しようという話になりました。

こちらは大学病院並みのスタッフと設備をそろえていて、かつ年中無休で診療しているため、新年1月2日に腫瘍科を受診することになりました。

世田谷とかかりつけの画像を持参、こちらでも腫瘍認定医(Ⅰ種!)の先生の診察を受けました。

目視・触診・聴診を経て、検査の説明がありました。

まず、全身麻酔になることから、ギュスの不整脈(この時も出ていました)が気になる。次に、針を刺しても確実に腫瘍細胞が採れるとは限らないし(オードリーのGISTでも3回刺したけど採れませんでした!)、仮に採れたとして、骨肉腫か否かが判ればいい程度で、腫瘍細胞の分裂像(ガンの悪性度=ある程度の進行の予測が可能?)まで見れるのは稀。さらに、骨にドリルで穴を開けるものの、1箇所で採取できないと2~3ヶ所開けることになり、実施後痛みが出るのは避けられないし、滅多にないけれど、骨が脆くなっている場合、何箇所も穴を開けたことで骨折してしまう可能性もなくはない、と。

この時点で、痛み止めを服用して、散歩など運動は控えているとはいえ、日常生活に何の支障もないわけで、検査したばかりに歩けなくなったりしたら目も当てられないよね~しかも腫瘍細胞が採れない確率も低くは無い!

おまけに、診療は年中無休でも病理検査のラボは7日だか8日からで、休み中の検体が溜まっていたり、すぐ3連休があったりで、結果でるまで10日くらいはかかるだろうとも。

即答できずにいたら、「かかりつけと相談してもいいですよ~」と言ってくれたので、この日の検査は中止にしました。

ただ、こちらの先生も、「画像のみで確定診断はつかないものの、犬種・年齢・頻発部位であること・家族歴からも骨肉腫で間違いないだろう。が、21日と28日の画像の比較では(条件の違いを考慮しても)ほとんど変化はない」と。

そこでママ、ここでも骨髄炎のことを口にしたのです。

そしたら、最初は「骨生検でも確定診断つくとは限らないから、まず切って病理に出す選択もあり」と言っていた先生、「口に何かデキモノとかあります?」って。

「はい、28日にかかりつけでベロの下(裏)両側に球状のリンパの腫れだか膿だかがあるのを確認してます」と答えたら、「(だったら)ウチで手術する場合は、術前に確定診断つけるための検査させてください」といいだしました。

ここまで話しをきいて、しかも、ギュス自身には見た目特に変化もなくて、決心が鈍ってしまいました。

パパと色々話した結果、一刻も早く切って転移が広がる前に抗がん治療という選択肢は捨てて、余命が縮むとしても、いずれ痛みが顕在化して日常生活に支障が出た時点で切ろうという方向に転換しました。

で、6日の手術はキャンセル、鎮痛剤を服用しながら2週間ごとにかかりつけでレントゲンを撮って進み具合をチェックしていくことになったのでした。

そして迎えた1月11日、3回目のレントゲン撮影でしたが、冒頭で書いたとおり、未だもってほとんど進行した様子がみられないと。

実は、年末に包皮炎を患って抗生剤を服用していたこともあって、万が一の骨髄炎にかけて、年明けも引き続き抗生剤を飲み続けているのですが、これで悪化が食い止められているなら骨髄炎の可能性も残っている?

まぁ、骨肉腫をよく知っていて執刀経験もある外科医と腫瘍医2名がほぼ間違いないと判断したのだから可能性は低いでしょうけど、飼い主としてはね。それに、ギュスは以前 “舌癌騒動” 起こして、抗生剤で治ってるという経緯があるので、限りなく黒だとしても、もしや、と思いたいのです。

次のレントゲン検査は25日の予定です。

オーパパは、変化がないんだったら何もする必要はないというけれど、ママとしては、次回もしまた変化がなかったら、やっぱり白黒つけた方がいいんじゃないかな~と思うのです。

融けた骨は元に戻るかどうか解らないらしいですが、骨肉腫と骨髄炎じゃずいぶん違うんじゃないのかな?炎症が治まれば痛みも無くなるだろうし。悩む。(=.=)

      ******

1月11日の検査で「変化無し!」ということだったので、元日に保留した伊勢原の日向薬師への初詣に行ってきました。 

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この日はオーギュスとも何だかお疲れだったのか、冴えない表情でしたけど、空いててゆっくりお参りできました。

そして、ママの引いたおみくじには、「病人、医者か薬をかえてよし」だって。笑って流していいのか??

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タグ:骨肉腫
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オードリーのGISTと貧血 : 謎! [病気]

年末年始、ギュスの件で右往左往な我が家ですが、実はオードリーが何気に元気が無くて・・・

全般的にみて12月中旬くらいから動きが減り、呼びかけにも無反応な事が多く、表情が険しいというか無表情? 散歩は、爪を引っ掛けつつも、オードリー自身はいくらでも歩きたいというか、家に戻りたくないというか、さりとて以前のようにタッタカタッタカ歩くというよりは匂い嗅ぎに異常に執着して、1時間散歩しても移動距離は1キロに満たないという状況。

食欲は、更に拍車がかかったかのように絶えずがっついてて、頭の中は食べ物のことしかない? まるでステロイド服用していた頃みたいに亢進してて、時折胃炎なのかゲブゲブするものの嘔吐までいったのは1回のみ。

来客があればテンション上がるものの、でもかつての勢いはなく・・・

う~ん年相応?とか、いや、ひょっとしてぼちぼち認知症?とか・・・

そうこうするうちに、ギュスの背中のシコリ騒ぎ勃発。一段落したと思ったら今度は骨肉腫騒ぎというわけで、12月中旬の大学病院での貧血チェックをスルーしたこともあって、12月22日にかかりつけでCBCだけ検査してもらいました。

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そしたら、12月1日には38%まで回復していたPCVが33.1%(かかりつけではヘマトですが、PCVとほぼ同等と考えます)まで低下、T-Bilも0.3に上がっていて、機器の違いによる誤差もあるけれど、少々貧血傾向という結果でした。

かかりつけの先生は貧血の方の投薬を早目に再開した方がいいんじゃないかと考えているようでしたが、大学病院の血液内科の主治医はガンへの影響を心配してか免疫抑制剤の投与には慎重でして、もう少し様子見したいと。

でもでも~数値よりもオードリーの元気が喪失していくのが気になり、病院が年末年始の休診に入る事もあり、大晦日にGISTの術後2ヶ月検診(1日前倒し)と一緒に再度CBCもチェックしておくことにしました。

実は大学病院とは手術のことで少々揉めて、12月1日の再手術後1ヶ月目のガン検診を最後にGISTのフォローアップはかかりつけでお願いすることになっておりまして、GISTについては腹部・胸部のエコーとレントゲン検査を受けました。

1ヶ月目の検診では特に問題となることはなかったのですが、今回は、胸のレントゲン画像に一つポチっと「何か」あって、悪いものじゃなさそうだけど経過観察。

エコーでは、脾臓に点点点と「何か」が見つかったものの、かかりつけの先生がいうに、オードリーは髄外造血をしているのでそれに関連するものかもしれないので、以前の画像と比較する必要があると(年明けに大学病院から提供された画像と比較した結果、おそらく髄外造血ということになった模様)。

更には、回盲部の吻合部位が波打っていて、たいていは術後しばらくすると消えるけれど、ちょっと気になるのでこちらも経過観察だと。

後は、脾臓が肥大しているけれど、これは溶血性貧血であるオードリーの場合は「こんなもん」レベルということで、現状、転移再発を疑うようなものは見つからなかったとのことで、一安心。

そして気になっていたCBCですが、こちらは、ヘマトが33.1%から37.8%に改善していたにもかかわらず、T-Bilは0.3から0.5に引き続き上昇していて、かかりつけの先生「???」と判断に苦しんでいる様子。オードリー自身の状態もそんなに上り調子には見えないし、血液内科の先生の判断を仰いだ上で、貧血の対策(投薬再開)を始める方がいいのでは?って。

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そういっても大学病院は年始も7日まで休み、主治医と連絡とって8日に受診した上で決めることになって、なんか悶々としながらの年越しになったのでした。(その間、ギュスのこともあって、ママの頭は思考停止しそうでした~T_T;)

でもって、長い長い休みが明けて、新年8日、大学病院で貧血チェックをしたら・・・

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な、な~んと、PCV45.8%!

主治医曰く、「ウチを受診しだして以来のベストスコアです」って。先生、喜んでて、「薬は要らないです」と。

そりゃね、この数値なら要らないでしょう。だけど、ママとしたら、12月31日のかかりつけでのCBCチェックの値から1週間でここまで上がるというのは計算上は有り得ませんから、素直に受け入れられませんでした。

先生、投薬どころか、「この数値だから次回は2ヶ月後でいいでしょう」って。

でもね~PCV45%・赤血球数650万個のオードリーの元気度を知ってるだけに、今はどう見ても信じられない感じでした。

帰宅後かかりつけの先生に検査結果を伝えると、先生も、「大晦日の赤血球数と網赤の値からしたら有り得ない数値ですが・・・」と絶句。

そこで、失礼とは思いつつ、ママ、大学病院の先生に、「他の犬のサンプルと取り違えたとか、機器の不具合はないですか?」なんて確認しちゃいました。

主治医も、やっぱり計算上はおかしいと考えたのか、検査に関わったスタッフたちに確認をとってくれて、でもミスは起きていないという返事でした。

う~ん、これが正しい結果なら喜ばしい事だけど、目の前のオードリーは日に日に元気が無くなってきてるし・・・

そこで、大晦日のレントゲン撮影で発覚した変形性脊椎症(加齢に拠る背骨の骨棘?!)の疼痛が出ているのかもしれないからと、少し鎮痛剤を飲ませてみることになり、大学病院を受診した翌日(1月9日)かかりつけへ。

そしたら、聴診していた先生が、「最近オードリーの心拍数が減ってるんですよね~以前は80から100はあったのが60あるかな~病院で興奮してる事考えるとちょっと少ないですよね。手足の先端が冷たくなってマッサージとかで血流よくしても温まらないというお話が出たころからなんですよ」って。

くわえて、「今年が暖冬だからかね~」なんて話しつつも、とっても気になっている抜け毛!ボコっボコッと束で抜けるなんてこと今までなかったんですが、今年はすごくて、12月の初めくらいから一月以上恐ろしい勢いで抜け続けてます。

ということで、犬種・年齢的にも甲状腺機能低下を疑ってみる?みたいな話になり、(昨日の今日じゃ採血するのもね~)近いうちに血液検査しましょうということで、この日はひとまず帰宅。

この夜からプレビコックスを飲む事になったのですが・・・

翌10日、普段は起床時もしくは朝ご飯の直後に家のトイレでチッコするのですけど、この日はいつまで経ってもしなくて、トイレに誘ったら排便したのにチッコはなし。11時過ぎに散歩に出たら、いきなり走り出して、土のある場所を物色。歩道脇の植え込みでしゃがんだので、すかさず紙コップで受けたところ、ゲェ~ウーロン茶みたいな色のチッコ!

といっても、オードリー、たま~にこの手の暗褐色のチッコをすることがあるのです。初めのうちはその都度病院に駆け込んでいましたけど、検査してもいつも正常、しかも一過性なので、今では気にしなくなっていましたが、年末のかかりつけでの貧血傾向のCBCと8日の大学病院での“ベストスコアCBC”の乱高下もあり、ここは診てもらうべき?

というわけで、またしてもかかりつけへ。

検査の結果、やはり尿は数値的に問題なし。でも今のかかりつけになってからはこんな色のオシッコ初めてだったため、先生は相当驚いていまして、「う~ん、どっかで溶血起きてると思うんだけど・・・でも8日の数値が正しいとすると何なんでしょうね?」って。

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そこで、ママ、オーパパがとっとと甲状腺の検査してこいといってたこともあり、中1日でしたが、思い切って血液検査お願いしました。

甲状腺の方は外注なので数日かかるとのことでしたけど(まだ正式な結果は見てませんが、後日、全て標準値のほぼ中央だと電話連絡もらってます)、CBCはその場で結果がでまして・・・

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なんと、ヘマトが32.4%!赤血球数も472万個。網赤が年末に0.4、大学病院でも0.5%でしたから、8日の検査値は計算上は有り得なくて、33%~38%~32%で推移していれば納得できるし、何よりもオードリーの状態ともリンクしているのです。(かかりつけの院長先生、気にして2回測定してくれました)

しかし大学病院では、あくまでも不備はないといってるわけで、だとしたら、二日で13%以上低下(機器の違いによる誤差を考慮してもすごいギャップ!)で、とんでもないスピードで溶血が起きてるわけです。

でもでも~オードリーの状態はそこまで急下降してるわけじゃないし・・・

一体どうなっちゃったの???

全部の検査結果を受け入れるとしたら(考えられないけど)、一刻の猶予もないので免疫抑制剤の再開をした方がいいですということで、今日(1月15日)、前回から1週間しか経ってないけど大学病院を受診して来ました。

そしたら・・・

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やっぱり44%超えてて、今日は念のためにヘマ管という昔ながら(=だけど一番確実だとか)の遠心分離の方法と二本立てで測定した結果なので、間違いないと。

主治医の先生は、「貧血は大丈夫だよ~元気もあるじゃない?」みたいな。

そりゃ~病院いったら愛想振りまいて、尻尾ブンブン振らずにいられないのがオードリーだから、元気に見えるだろうけど、家では一日中丸まってるんだよね。

当然ながら免疫抑制剤の投与再開はなくて、となると、12月下旬以降、かかりつけで受けた3回のCBCチェックの値がおかしいっていうこと?

う~~~ん、謎だ。

      ******

サラっと血液検査だけだったので、終わった後、病院のドッグランで息抜きしました。

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そしたらギュスがぁ~@_@; 心臓に悪いわ。本当に骨肉腫なのか?(そちらの報告も近いうちにアップしたいと思ってます)


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♪♪♪ ギュス、無事に8歳の誕生日を迎えました ♪♪♪ [イベント]

一時は断脚の話が進んで、誕生日(=手術予定日)には3本足になるんだ~なんてセンチメンタルになっていたけれど、方針が二転三転した結果、手術を先延ばしして術後の生存期間が短くなったとしても、今現在ほとんど普通に過ごせているのだから、痛みをコントロールできなくなった時点で考えようと決めて、ギュス、4本足のまま8歳になりました。

おめでとう、ギュスターヴ!

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1月6日の誕生日当日は、ご近所のお友だちワンsと野津田公園で散歩して・・・

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夜お祝いのつもりが、ママ少々くたびれちゃって、この日は夕食後のデザートだけで勘弁してもらいました。^^;

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なので日を改めて、オーパパがお休みだった3連休の中日にバースデーディナーとケーキでお祝いしました。

ディナーは“牛肉のステーキ パプリカのヨーグルトソース添え” でしたが、焼いてる時からやいのやいので煩いったら!

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我が家は肉は基本加熱、普段はボイルが多いけど、この日はバターでソテーしたからでしょうか、テンション[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)] カメラ向けてもなかなか振り向いてもらえませんでした。最後はオードリーに睨まれました~怖っ。=.=;

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ケーキはすっごく悩んだ末に、チーズタルトにしました。

「ちょっと味見しとこうか?」(オーギュス)
「けっこうです!(--〆)」(オーママ)
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<夕飯後、ケーキの飾り付けを待つオーギュス>
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記念撮影してたら、ギュスはずっとニコニコ待ってましたけどオーちゃんがぁ~*_*;

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ディナーはかろうじて待てたのに、ケーキは食器を置いたとたんオードリーが勝手に食べはじめ、右へ倣えのギュスでした。(+_+)

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なんたって、バリケンでご飯待機してるんですけど、近頃のオードリーは「お出で!」と声がかかると、バリケンから半身出したまんま、座れも待てもなしで食べてますから~(^^ゞ

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でもって、主役のハッピーバースデーが無事終わって、パパ&ママがご相伴に預かる段になったら、例のごとくウワマエをはねるべく狙う婆さまでありました。

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なんかねぇ~ディナーやケーキの仕度をしながら、「これで最後になるかも」ってついつい思っちゃって、オーギュスに背中向けながらそっと涙を拭ったオーママでした。

最後の最後まで犬らしく居てね!

「アイ・アイ・サー!!!」
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年末年始のオーギュス [お出かけ]

今年のお正月は穏やかなお天気に恵まれたばかりか、春先のようなポカポカ陽気、お散歩日和・お出かけ日和が続いたので、遠出はなかったけれど、近場で初詣したり、ワン友さんたちと会ったり、楽しい時間を過ごせました。

でも大晦日はオードリーの術後2ヶ月検診、新年二日にはギュスの精密検査でJARMeC受診と、病院通いも有りましたけどね。(^^ゞ

大晦日、早目に病院済ませて午後はお掃除のつもりが、診療開始時刻に合わせて出かけたのに既に駐車場は万杯、空き待ちしてる車も3台いたため出直すことにして、野津田公園へ向かいました。

ギュスはパパと留守番していたので、久しぶりにオーちゃんとゆっくりお散歩といいたいところですが、12月中旬くらいからなんとな~く体調下降気味、この日は検査のために朝ご飯抜いてたこともあって、控え目の散歩で切り上げないとね~なんて考えていたのが伝わったのか・・・

すっかり自分でコースを決めて、ママを引っ張るオードリーでした。

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足を止めて散々臭いを嗅いでいたかと思えば、いきなり走るようにぐいぐいママを引っ張って展望台へ向かい、途中ママが、「そんなに急ぐと疲れるよ~」って立ち止まると、ご不満なのか、この表情!

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「そんなに心配しなくてもダイジョブよ!」
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展望台で一休みして、(階段の無い)来た道を戻ろうとしたのに、何としてもかつてと同じ順路(階段を下ります)から戻るといって譲らず、どんどん階段を下り始めました。でも、後足が覚束ない感じだったので、途中から抱っこで下り、ママの方が膝がくがく。

広場に下りついたら、今度は水辺に走っていって飛び込もうとするし・・・

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なんとかなだめすかして車に戻り病院に向かったのでした。(病院のお話は別途アップします)

      ******

明けて、2016年1月1日、例年は日向薬師に初詣する我が家ですけど、2日が検査ということもあり、家の近くのお薬師さんに詣でました。はい、薬師池公園のお薬師さんです。^o^

リス園の駐車場に停めて歩き出したんだけど、なんだかギュスの歩様が危なっかしくて、う~ん歩き回らないほうがいいのかな~と、「ママと帰る?」って聞いたら、ギュス自身ユーターンして歩き出したので、パパに「代表してオーちゃんとお参りしてきて!」って見送り、ママはギュスと車に戻ろうとしたら・・・

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オードリーがいくなら自分も行くって、後を追うギュスでした。

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階段は避けたいので、お薬師さんに下る裏門をスルーして、公園外周を回って鐘楼の方から境内に入りました。

<お参り中のオーパパを待つオーギュス>
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「どうか引き続きオーギュス家一同のことを見守ってください!」ってお参りしたのでした。

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この後公園に降りて駐車場に戻ろうとしていたとき、町内で会うたびに吠え掛かってくるバーニーズの男の子とバッタリ。これまでギュスから挑発したことは一度もなくて、でもあまりにも近くで興奮して吠えてくるようだと「ウゥゥっ!」と受けて立つ事が何回かあったかな~だったのに、なんと、この時は20mくらいの距離があったにもかかわらず、ギュスがウォンウォンと吠えながら突撃。ママ、バランスを崩してギュスひっくり返ったりしたらマズイよな~なんてチェックを躊躇ったものだから、引き摺られて至近距離まで接近。相手も気付いて向かってきたため、あわや!という状況になったものの、あちらのお父さんもこれまでのいきさつからサラッとかわしてくれて、寸前でなんとかバトル回避。

やっぱり体調不良で自信がないんですかねぇ~自ら喧嘩吹っかけるなんてこと、今まで一度も無かったギュスなんだけど、気をつけなくちゃね。

歩き出しは足の状態が悪化したのかと思ったけど、歩いているうちに普通に戻り、最後は猛ダッシュ、それでもびっこ引いたり、足を引きずることなく駐車場まで戻れたので、ホッとしたママでした。

で、帰宅後、翌日の検査に備えて散髪しました。エコーや心電図のときって、毛が邪魔だから刈らせてくださいと云われることがあって、でも病院スタッフに任せると、刈った後、間違いなく皮膚炎になってしまうので、前もって刈ることにしてます。^^;

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      ******

翌二日、お腹も刈って、しっかり絶食して、薬(鎮痛剤!)も控えて、いざ精密検査と意気込んで出かけたのですが・・・

家から出た時に一度カクっとしたものの、その後はまったく歩様に問題なくて、診察中にいじくり回されても何も反応なし、好きにしていいといわれた診察室の中を物珍しそうに歩き回り、しまいに奥へ続く引き戸を鼻で開けて先生たちを慌てさせ、外から見ただけじゃ骨肉腫を病んでるなんて全然分からない感じ?

で、検査の説明を聞けば、骨に穴を開けて腫瘍細胞を採取するのだけれど、確実に採取できるかわからないし採れても確実に診断できるだけの組織が採れないことも多々(=採れるまで何度か針を刺す!オードリーのときも、ギュスのシコリのときも、経験済み)、オマケにセンター併設と聞いていた病理検査のラボは年末年始は休んでいるから結果が出るのは10日頃になると。

更に、何回も穴を開ける事で痛みが出て、現状普通に歩けているのが歩けなくなったり、(無いとは思うけど)最悪骨が弱って骨折なんてことも・・・という話をきいたところで、検査止めようか~みたいな。^^;(この件についても、別途アップするつもりなので、詳細はいずれまた)

というわけで、「かかりつけと再度相談されてみてもいいですよ~」というので「そうします!」とセンターを後にしました。

でもって、前々から「久しぶりで会おうよ!」と計画していたお友だちワンコさんたちとのお散歩会に合流することにして、北八朔公園に向かったのでした。

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集まったのは、オードリーが若い頃からのハイキング仲間。リーダー的存在だったラブのソウルは2年前にお星様になり、現在は2代目の黒ラブのダッキー、カニンヘンダックスのクー&チー、ボストンテリアのまる&はな、そしてオーギュス。代替わりしたダッキーと新参者のギュスは置くとして、オードリーと同世代なので皆二桁、すっかりシニアなまったりワンsになったけど、女子2匹(オードリーとはなちゃん)だけはまだまだ賑やかにしてました~(^^)

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コンビニ調達のランチを広げて、陽射したっぷりの昼下がり、積もる話に花が咲き、ワンコたちは、ポカポカ陽気だったこともあり気持ち良さそうにまどろんでおりました。(*^_^*)

締めの集合写真は、なぜかクー&チーが入ってなくて・・・m(_ _)m

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このメンバーで、本当によく出かけたよね。山へ、水辺へ、雪野原へ!そして、本当にいっぱい遊んだんだよね。ワンコの時間の進む速さを思わずにはいられません。また会えるかな? 会いたいね。

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そして、昨日は、都内に住むギュスの同胎兄弟たちが病気のことを聞きつけて、集まってくれました。

お正月休みとあって、それぞれ予定のある中、なんとか調整して、夕方5時半に神代植物公園の駐車場に集合。

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ランもあるし、深大寺に初詣だって行けるのに、今回はギュスの足のことを気遣ってくれて、駐車場でご挨拶するに留めよう、って。みんな、ありがとうね!

そして、去年11月、ギュスと同じ病気で一足先に旅立っていったシャルモンのパパさん&ママさん、まだまだ思い出すのが辛いところなのに、色々話していただけて感謝です。これからのギュスとの時間に役立てていこうと思います。

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でね、駐車場で顔見たら解散といってたんだけど、そこへご近所でドッグカフェを営むと言う方が出現。もうお店を閉める時間だったのに「よかったらどうぞ~」って言ってくださったので、ドドドーっと押しかけて、コーヒーとシフォンケーキなど頂いて、冷えた身体を暖めながら楽しいひと時を過ごしました。

「また会おうね!」は言えなかったけど、元気なうちに会ってもらえてよかった。ローザ、空牙、ありがとう。そして、この日の計画をしてくれたシャルモンのママ、本当にありがとうございました。

<左から、空牙・ローザ・ギュス>
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あけましておめでとうございます(*^_^*) [イベント]

昨年末には色々お騒がせしましたが、家族揃って新年を迎えられました。

今年も宜しくお願いいたします。

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