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ギュスの肢 : 2月22日の定例検査 [病気]

今週は寒い日が続いています。今朝方は、すぐ融けてしまいましたがちょっぴり雪も降りました。それでもオーギュスは毎日マイペースでお散歩して、食欲モリモリ、変わりなく過ごしています。はい、見た目は元気そうです。(^^)v

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今週月曜日は2週間ごとのレントゲン検査の日でした。病院いく前にオードリーの散歩を済ませようと薬師池公園(リス園P)に寄ったのですが、ここでご町内のワン友さんとバッタリ!

最近はオードリーとママが散歩に行ってくる間は車待機と納得しつつあるギュスターヴですが、お友だちの気配に心穏やかでは居られなかったようで、ママとオードリーがワン友さんと一緒に車を離れようとしたら、車の中からヒャンヒャンきゃんきゃんウォンウォンウォ~~~ン、「オイラも一緒に行くぅ!」と猛アピール。

無理だろうな~と思いつつも、とりあえず一緒に歩き出しましたが、薬師池公園の裏門に到達したところで歩みが鈍くなって、表情も冴えません。Yさんも、「疲れちゃったみたいだね~^^;」って。というわけで、ここでリタイヤ、車に戻る事にしました。えぇえぇ、オードリー婆さん、公園に行くといって門のところで両手両足踏ん張って、それは大変でございましたよ。

「ママがおいしいおいしいくれるって!」とYさんに促され、ママがビスケットをとりだしたら、なんとか納得してくれましたけど、この後"散歩の恨み"をず~~~っと引き摺ってて、病院でもいつになくヤンチャな婆さんでした(待合のソファに飛び乗ったり、伏せてるギュスを踏んづけたり跳び越えたり、足腰の痛みはどうしたのかしら?!)。(T_T);

オードリーのお転婆オーラに感化されたのか、ギュスもいつになく聞き分けが悪くて、診察や採血のために先生がリクエストする姿勢をママが伝えても無視、オードリーばかり気にしてて、とても手間取りました。ーー;

触診・聴診では特に変わったところはなくて、センターでの検査前に腫れていた左後肢の膝の後ろのリンパもほとんど元に戻っているとのことでした。

そして、抗がん剤(パラディア)の服用から10日経っていたので、久しぶりに血液検査もしましたが、今のところ好中球の数も減っていなくてCBC全般は問題ないとのことでした。

また、骨腫瘍で上昇するというALP値が258U/L(標準値47~254)でじわじわと上がってきてますが(2月1日のセンターでの検査値は242、去年の11月は193)、それ以外の肝・腎機能関係は標準値に収まっていました。

その間の自宅での健康チェックも、心拍数は例によって不整脈が出てることがあるものの、呼吸数・体温は全く正常だったと報告して、いよいよレントゲン撮影。

2月8日からの1週間は割と元気でワン友さんと会うなどテンション上がれば結構動き回っていたのに、15日からの週はあまり元気じゃなくて歩きたがらなかったから、鎮痛剤が二日に1回になったせいだろうと思う一方で、もしかすると病状が進んだのかもしれないと、ドキドキしながら撮影に臨みました。

この頃には、ギュスすっかり正気に(笑)戻っていて、ママがコマンドを出すまでもなく、「あ、ここだよね~」って自ら定位置に右前脚を乗せ、チャチャッと撮影終了。

次が居なかったからかすぐに呼ばれて、画像を見ながら説明を受けました。

結果は、やっぱり “大きな変化なし” でした。

これまでの画像を順に並べて比較すると、黒く抜けた腫瘍部分が大きくなってるかな?といえなくもない程度。

なので、引き続き断脚は先送りしますと伝え、いくつか質問しました。

・原発病巣は今現在どういう状態なのか?
・原発がほとんど進行していなければ転移も進んでいないと考えていいのか?
・抗がん剤の効き目を評価することは(ブッチャケ)可能なのか?

原発は去年の12月の時点からほとんど変化がなくて、骨膜もモヤモヤ~っとして溶けてる様子ながら、それが広がっていってるわけでもなければ、通常は次第に骨棘がツンツン出てくるけれど、その兆しも見られないのだそうで、病理結果に「核分裂像は稀」とあったとおり、じわ~りじわ~り進んでいるのでしょう、って。

しかし、原発の進行が遅いからといって転移の方の進行も同様かというと、これまたケースバイケースで、原発を切除した後ほどいっきにではないだろうけれど、進行はしてるはずだと。なのでパラディアがそっちを狙い撃ちして進行速度が落ちるのを期待したいと。

でもね~普通の抗がん剤治療であれば、1クールごとに画像診断とかで腫瘍の状態を確認して、抗がん剤の効き目を評価するところだけど、ギュスの場合、原発は切除してないわ、これまでのところ転移も確認できてないわ、しかも進行が極めて緩慢だわ、というわけで、抗がん治療が効いてるかどうかって評価しづらいですよね?どうなんですか?って訊ねたら・・・

正直、効いてるかどうかを確認することは難しくて、亡くなった時点で、「抗がん剤使ってたから通常のケースより少しは長く生きたと思われる」くらいのことしか言えないかもしれないって。ギュスは進行が遅いタイプみたいだから、ますます抗がん剤のお陰で余命が延びたのか、元々そういう展開だったのか、判別はつかないかもしれないとも。

そりゃ~一日でも長く一緒にいたい気持ちは山々だけど、先生も、この先、骨髄抑制や肝腎などの機能障害といった抗がん剤の影響が出てくると仰ってるし、何より、痛みは強まっていくわけで、余命が延びることを単純に喜んでばかりもいられないような気もするのです。

とはいっても現時点では鎮痛剤でなんとか普通の生活を送れてるわけだから、もう成り行きに任せればいいのかもしれません。

で、先週の不調は恐らく鎮痛剤が減ったからだという結論に達し、今回、パラディアと併用できる鎮痛剤が処方されました。癌性疼痛を緩和するために使われる、プレビコックスより少しだけ強い(というか作用機序が違う)トラマールカプセルという薬(25mg5錠/回・1日1回、でも1日2回分で処方されたよ??)を服用することになりました。

当面は、パラディア服用の日のみトラマールで、パラディアを飲まない日はこれまでどおりプレビコックスということでしたが、人間だと最初は25mgからスタートのトラマール、いきなり125mgということで、ママ、少々びっくりして聞くと、「いずれ、この量で1日2回3回飲むようになります」だって。(/_;)

でもね、ママの経験上、鎮痛剤ってけっこう耐性ついちゃうというか、すぐに効かなくなって、用量がエスカレートしていくんだよね。その辺を口にしたら、「ギュスの状態見ながら、これまでどおりプレビコックスだけでもうしばらく頑張ることも可能かもしれないけど、歩きたがらなかったり元気がないというのは痛みのせいだろうし、痛みをかかえて過ごすのは全身状態にも影響してくるから、先ずは使ってみてください」って。

はい、その辺のことは、よ~く分かってます。かれこれ50年近く何かしらの痛みと共生してきたオーママですから。

というわけで、火曜日からトラマールを飲ませたところ・・・

ギュス、久しぶりに足取り軽く表情も明るいったらありません。300mウルトラショートコース終了後、自宅を通り越して、今度は反対側に行くって!もう100mくらい行ったところで心配になって、「帰ろうよ!」っていったら、更に先に行きたそうに凝視していたけれど、そこからは緩いながらも上り坂、足が止まって引き返すとなったら下りは辛いんじゃないかな~と引き返しました。でも、久しぶりに500m以上歩きました。それでも余裕の表情だったから、やっぱり薬が効いたんでしょう。

ところが、水曜日、この日はパラディアが休みなのでプレビコックスを服用したのですが、なんかしっくらもっくら。結局ウルトラショートコースだけでご帰還。びっこは無かったけど、ずっと爪を擦っていたし、歩みがソロリソロリという感じで、痛いの?みたいな。

で、今日はまたトラマールだったんですけど、な、なんと、ものすご~く久しぶりで400mくらい離れた小公園までエッサホイサと往復しました!(@_@)

<公園で一休み>
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足取りも、まぁまぁ?

帰り道、声をかけてきた女性と並んで歩いたんだけど、「足の具合が悪いんです」と話したら、「え、そうなの?どの足?しっかり歩いてて全然わからないわよ~」だって。確かに、今日は歩様が崩れるほどじゃなかったけれど、ママからみるとかばってるように感じたけどなぁ~(._.)

でもって、ほんのちょっとだけ長めのお散歩だったのがお気に召さなかったのか、本日の婆さん、プチ荒れてまして・・・

ギュスの収納作業を終えて部屋に入ったら、自分の寝床に八つ当たりの跡。

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でもって、ギュスのベッドでこの目付き。

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ギュスが困ってるから・・・

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「どいてあげたら?」と言っても・・・

「アタシ、ここが気に入ってるの!」
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なのでオーちゃんの寝床を直して、「ギュス、こっちで寝れば?」と勧めたけど・・・

「そんな恐れ多い事、オイラにはできません!」
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実は、散歩端折って病院いった月曜も、帰宅後、婆さんギュスのベッドを占拠しておりました。

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「ギュスが寝たいみたいよ~」と声をかけても、「床に転がしとけば!」って。意地悪そ~な目付きで動く気配ナッシングな婆ちゃんでした。orz

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「いいよ、きっとご飯の時間になったらどくよ。それまでこっちでダイジョブ!」
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いやぁ~強気のオードリーと寛容なギュスでよかった。(^^ゞ

      ******

オーママ、ガン家系ということもあって、これまでに何人もの親族をガンで亡くしておりまして、治療・療養にも寄り添ってきた関係で、時代時代のガン治療の主流や代替療法、さらには民間療法というか各種サプリなどについても、それなりの知識や使用体験(正確には使用したことで患者にどんな変化があったかを見て来たという意味)を蓄積していますので、今回ギュスが抗がん治療に臨むにあたっても、色々思うところはあります。

直接的にガンが治る訳じゃないのは百も承知だし、気休め程度でも効果がでればみっけモノくらいのことなんだけど、何かサプリを使ってみようかな~と考えていたところへ、わん友さんたちからも色々情報を頂戴して、あたってはいたのですが、いかんせん60キロからの超大型犬、良さげなモノはお値段がぁ~(@_@;

というわけで、免疫のためにチョイスしたのは、人間用のメシマコブ。

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あすぴーさんから実物を頂いて試したところ(ご飯に振りかけてみた)、いつもは初めての物には慎重なギュスがまったく躊躇うことなくバクバク食べたのが決め手?!

韓国では(人間の)抗がん剤として承認されているとかで、低分子化した製品が売られていますが、そんなの高くても~大変!なので、頂いた物とは違うけど、そして中国産ではあるけれど、一応残留農薬とか放射能とかをチェック・クリアしてるという添加物フリーの100%天然メシマコブパウダーというのを購入してみました。

まぁね、お高い商品とちがってマンマのキノコの粉末だから、どこまで消化吸収されるのか疑問はあるけれど、それでも多少は摂取できるんじゃないかと、毎食1gくらいをお湯で溶いてヨーグルトや乳酸菌と一緒にあげてます。

乳酸菌といえば、オードリーの術後、腸の具合が元に戻ってからも整腸剤くらいはあげてくださいとビオフェルミンRを処方されていたんだけど、1ヶ月くらい経ったころ、もうRじゃなくてもいいので、ドラッグストアで売ってるビオフェルミンをあげてといわれつつ、忘れておりました。^^;

で、今回ギュスが抗がん剤やら鎮痛剤やらを長期服用するにあたって、腸内環境は大事よね~と整腸剤も購入。

あれこれ悩んだ結果、ビオフェルミンはビオチンを食べちゃうフェカリス菌を含んでいるので、ミヤリサンにしました。確たる根拠は無いけれど、皮膚免疫の弱いギュスにとってはビオチンは減らないほうがいいのかな~なんて。(^^ゞ

抗がん剤の効き目を検証できないんだったら、抗がん剤続ける意味ってあるのかなぁ~断脚を選択肢から外してしまえば麻酔関係なくなるから肺転移にもそんなにこだわらなくていいだろうし、鎮痛剤だけでもっとシンプルになるんだよねぇ~すでに鎮痛剤のレベルが上がってきてるわけで、いずれ抗がん剤の影響も出てくるだろうし・・・う~ん、抗がん剤、必要なのか???

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タグ:骨肉腫
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今週のオーギュス (^.^) [日常]

ギュスターヴ、先週は検査のダメージから復活して割と元気そうな毎日だったのですが、今週は一転、足が痛いようで歩きたがりません。13日からパラディアの服用を始めたことで鎮痛剤が二日に1回になってしまったためなのか、病状が進行したのか、その辺りは週明けの定例レントゲンチェックを待たなければなんともいえませんが、なんだかな~な1週間でした。

      ******

歩きたがらないといっても、オードリーと散歩に出ようとすると玄関にやってきて自分も一緒に行くとアピールするので、「順番だから待っててね。ダウン、レスト!」と声をかけると、すんなり従う日もあれば、言われたからには従うけど、オードリーにハーネス着けてると立ってきて、「やっぱりオイラも行く!」って言張る日もあります。

なので、月・水・金は、ギュス待機で先ずオードリーと1時間くらい町内散歩、その後ギュスのウルトラショート散歩。火・木は一緒に車で近くの公園に出かけました。

我が家の現状からしたら野津田公園の東エリアが使い勝手がよいのですが、なんと、2月15日から広~い公園全体(駐車場は4ヶ所あります!)のうちメインアリーナのあるエリアの駐車場以外は平日は閉鎖とな!

J2だかJ3のサッカークラブのホームとなってからというもの、週末は有料、しかも試合開催日は一般車は締め出されることになって、それだけでもムカつくっていうのに!<(`^´)>

そこで火曜日は小山田緑地に向かいました。でも、こちらは駐車場降りても広場があるわけじゃないので、歩くのが辛いギュスにとっては嬉しくないのですが、とりあえず行けるところまでいって、帰るといったら引き返すつもりで歩き出しました。

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匂い嗅ぎ嗅ぎ、それなりに気分良さそうに歩いてる感じだったんだけど、100mも行かないうちに足が止まって、池の畔で踵を返し車に戻ると。でもオードリーは納得しないわけで、ギュスを置いて出直すからと説得、なんとか車に戻ってもらいました。^^;

ギュス、そそくさと車に乗り込んだくせに、いざオードリーと離れようとすると心外だという表情です。でもしょうがないよね、赦せ!

近頃のオードリーは、どんだけマイペースなの?ってな歩きっぷりですが、ギュスがいなと更に拍車がかかり、以前だったら2~30分のコースでも1時間くらいはかかります。立ち止まって匂い嗅ぎまくり、時には高鼻でも匂い取りに余念がなく、陽射しは麗らかなれど風が冷たかったので、ママはブルブル、寒いっ。(>_<) 

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スポーツ広場までやってきました。

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貸切だね~ちょっとだけ遊んでみる?

あんまり気は進まないようでしたが、軽~くヒールウォーク。短めにターンやスピンを入れて、最後は招呼で〆ました。(^_-)-☆

「報酬出るわよね?!」
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ここを抜けたら、次はオードリーが好きな展望台へ向かいます。

足取りも軽やか~(^^♪

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彼方に雪化粧した丹沢の山並みが見えます。

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東京に降雪があると、よくオードリー連れてスノーハイクに出かけたっけ。でもギュスとは一度も行けなかったなぁ~なんて感傷的になりながらも、しっかり記念撮影!

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ついこないだまではギュスも一緒だったのに。

オードリーが溶血性貧血を発症して、一時期ギュスだけ連れて出かけることが普通だったとき、最初はとっても切なかったんだけど、でもこのままギュスだけになったとしても、それはそれで・・・みたいな気持ちになっていったのに、今回ギュスがいなくなってオードリーだけに戻るのかな~なんて思うと、すっごく受け入れられない気持ちです。やっぱり“順番が違う”から?

さ~て、ギュスが首を長くして待ってるよね。車に戻りましょう。

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はい、ギュスの首、3倍くらいに(笑)伸びてました。でも降りても歩けないよね~とりあえず帰るとしましょう。というわけで走り出したら、バックミラーに恨めしそうなギュスの顔が!

しゃあない、公園のハシゴといきますか。野津田のメインアリーナPに向かいました。そしたら、他が閉鎖されてるせいか、普段ならガラガラなのにほぼ満車。2~3台空いててラッキーでしたよ。その後やってきた車は回れ右して出て行ってました。

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この駐車場は目の前が芝生広場なので、ギュスだけ降ろして匂い嗅ぎながらフラフラ。

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後は広場をギュスのペースでウロウロ。歩き回らずとも、春の陽射しを浴びて風を感じるだけでも気分転換できるよね。(*^_^*)

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15分くらい日向ぼっこして車に戻ります。少し気分が乗ってきたのか、足の運びがスムーズになったからちょっとだけ遠回りして(30mくらい!笑)、ついでに記念撮影。

<オードリー化著しい昨今は、「また撮るのかい?」なギュス。^^ゞ>
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バックに見える広~い駐車場は閉鎖中。そして、本来行きたかった東エリアは閉鎖中の駐車場の奥の雑木林を超えたアチラ側。散策するならそっちのエリアに停めたいわけで・・・

ったくもぉ~<(`^´)>

閉鎖は4月半ばまでとか張り紙がでてたけど、これじゃ今年はお花見も侭ならないかもね。なんなんでしょう。

<別の日に西駐車場ゲートにて。「アタシには関係ないわ。歩けばいいことじゃん!」てか?>
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「ナガイモノニハマカレロっていうじゃん、怒るなって!」
「アンタは聞き分け良過ぎよ!!」
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さて、お散歩の後はお昼寝タイムでございますが・・・

じゃ~ん!

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去年、気管の狭まったオードリーの夏場の対策にと導入した通気性のよい高反発マット、ついにギュスにも買ってあげました!

ご存知のとおり、ギュスはかれこれ6年以上慢性皮膚炎に悩まされておりますけれど、さんざん調べた挙句、特に病的なものではなく、少々皮膚免疫が弱い程度のレベルとあって、薬浴と日々のスキンケアで凌いできたわけです。暖かくなると週1シャンプーが必須になりますが、シャンプー&ドライの5時間くらいを基本立っているわけでして、現在の足の状態では辛いものがあるため、なるべくならシャンプーしないで済ませたいのです。

年末から1ヶ月ほどは、骨髄炎(万が一の望みをかけて!)を念頭において抗生剤を服用していたためか、3週間に1回くらいのシャンプーでなんとか凌いでいましたが、骨髄炎の望みが消滅したので抗生剤は中止、そしたら皮膚も通常モード(笑)の慢性炎症とあいなり、この先暖かくなるわ、ひょっとしたら寝たきりになるわ、どう考えても皮膚炎が悪化するのは目に見えているわけで、いくらかでも条件が改善できればと、このマットの導入と相成りました。

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具合が悪いせいか、昨年秋頃からやけに布団やマットを欲していたので、冬の間は、術後のオードリーにママが添い寝するために購入したソファベッドをギュスに払い下げていたのですが、こちらだとけっこう蒸れちゃうみたい。でも、ソファを片付けるまではとりあえずダブルで敷いてみました。

オードリーは厚さ5cmでOKだったけど、ギュスには7cmがいいかな~とネット徘徊するも、三つ折タイプがなくて、結局厚さ5cm、幅95cm、長さは200cmの3等分×2枚で135cmくらいですけど、ちょっと狭いか?

ま、今のところ動けるからこれで我慢して。寝たきりになったらケージ廃止して3枚繋げてあげるからね~(^_^;)

      ******

そして、木曜、またまた車でお散歩へ。

この日はあれこれ迷わず野津田のメインP目指しました。あ、途中、薬師池公園の前通ったとき、そろそろ梅が見頃だよね~浮気しちゃおうかな~なんて思ったんだけど、なんと、こちらの駐車場も何故か公園に一番近い第一が閉鎖されてまして、う~ん今年は観梅もできないじゃん!てなもんです。犬置いていけばいいだけですけど。(^^ゞ

<先日咲き始めた庭の梅、目下5分咲きです!>
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さて、気を取り直して予定どおり野津田へ。

この日は、まずギュスだけ降ろして広場へ。でも乗り気じゃないのか、歩かないって。orz

いったん車に戻して、オードリー連れてテクテクと展望台に向かいました。

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婆ちゃん、この日は珍しくママの声によく反応してました。(^^♪

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でも、いい気になってシャッター切ってたら呆れられました。(T_T);

1時間足らずで車に戻ると、やっぱりギュスの首が伸びてました。いや、首が伸びてるわけじゃないんですが、オードリー&ママが去った方向むいてお座りで待ってるんですよ。それも(たぶん)1時間ずっと。後のハッチを開けると「遅いじゃないか~!」って立ち上がって、寄ってきました。

なので、オードリーをしまって、再びギュスだけ降ろして広場へ。

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気持ち良さそうだね。今度はアップ!

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いくら歩けないからって、止まってる絵ばかりじゃなんですので、たまには動画など貼ってみます。

やはり15分くらいフラフラうろうろして車に戻りましたとさ。

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さてさて、月・水・金の町内散歩は、ギュスは300mのウルトラショートコース、オーちゃんは町内の小公園巡りというわけで、アップすることもないのですが、金曜日のオードリーがあんまり可愛いかったので(ええ、親バカですが、何か?)カメラ向けちゃいました。

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仔犬のころから車のお出かけより歩きの方が好きなオードリー、実はホームグランドの小公園で思いっきり匂い嗅いでるほうがリラックスするのかもしれません。

すご~く気持ち良さそう。

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そして、とっても自然な表情。穏やか~なオードリー。

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なんだかんだで、毎日せっせとお散歩三昧なオーギュスですが、この1週間、オードリーは喉の調子が今ひとつで、またまたベロが出てます。

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ここ最近は起きて動いてるときもチョロっと出てることがあります。加湿空気清浄機を使い出してからは、エアコンかけててもだいぶ具合がいいようで、イビキも減っていたのですが、この1週間はまたイビキがひどくなってます。暖かくなるにつれて、お散歩でも息が上がることが増えてるし、できればお山に行きたいんだけどね。

ギュスのこともあるからね・・・

今の状態がずっと続けばいいけれど、そうはいかないよね。でも、断脚の選択肢、まだキープしておくべきなんだろうか?抗がん剤で仮に進行が遅らせられたとして、その分痛みを抱えて過ごす時間が伸びるんだったら、却って辛いんじゃないだろうか?

幸い、今のところ抗がん剤の副作用は出ていないようで、お友だちにいただいたメシマコブをふりかけたご飯をモリモリ食べて、快食快眠、日々の健康チェックも特に問題はないんだけど、まだ1週間だもんね。長期化したら体調に影響が出るんじゃないんだろうか?出てから考える??

発熱性の好中球減少症を心配して、先日もかかりつけの先生から様子はどうかと電話があったけど、抗がん剤治療で一番注意しなきゃならないのは、治療後一時的に免疫が低下して感染症にかかりやすくなること。通常の抗がん剤治療と違って、パラディアは常時服用する薬なわけで、服用が続く限り気を配るしかないけれど、オードリーが免疫抑制剤を服用していたときと同様の配慮でいいのかな?

それと、抗がん剤との相性から鎮痛剤が二日に1回になって痛みを感じる時間が長くなってるんだとしたら、これまた可哀想だと先生に訴えたら、鎮痛剤を変えることも可能だと仰ってましたが、プレビコックスってCOX2阻害薬。だとしたら抗がん作用や血管新生阻害作用も報告されてると聞くし、これだけで行けるところまで行くのもありな気がしてきてるオーママです。

「痛いのは気が滅入るからねぇ~それもありじゃないの?」
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春の日差しを受けてルンルンお散歩~♪♪ [日常]

週末は崩れるという予報に反して、今日も良い天気です。

というわけで、オーちゃんはパパとお散歩中。ギュスは、午後、3週間ぶりのシャンプー予定だから体力温存中??ママは一昨日から首の具合が悪くてうだうだ中。なので近況などアップしようかと。^^;

      ******

2月1日の検査の後、骨を削った痛みからか、腫瘍が悪化したからか、歩行の状態が今ひとつ良くなくて、しかも患部が熱を持っていたため、毎日ウルトラショート散歩(300m!)が続いていたギュスですが、9日辺りからだいぶ様子がよくなってきて、家の中でもドタバタすることが増え、一時ためらっていたスロープの昇降も軽やかになって、検査前と変わらないレベルまで戻ったので、今週はちょこちょこ近場に出かけてお散歩しています。

火曜日はママが通院だったので、出かける前にオーちゃんの町内散歩とギュスのウルトラショート散歩を済ませてから一緒に出かけました。人間の病院ですし、おまけにこの日は時間がかかって、3時間近い車待機になってしまいましたが、その後、都築中央公園でお友だちワンコさんと待ち合わせ。

具合が悪そうだったら駐車場でご挨拶だけと思ったんだけど、ギュス、公園が近付いてくるとヒンヒン大興奮。駐車場に停めて、オードリーが乗ってる2列目のスライドドアを開けた途端、2列目シートの背もたれを乗り越えて出てこようとして、なんと、右前脚がヘッドレストにかぶせてあるギュス用(?)シーツの開口部に挟まり、そのまま頭から2列目に飛び込むような状態になったため、手首の辺りが捻れて、ママ、真っ青。(=.=)

なんとか両肩を受け止めて支え、体勢を建て直したので、でんぐり返ることは無かったけど、骨折してないか~とドキドキ。その後、車から降りるときもダッシュ(汗)で降りたし、降りたら降りたで、自分から進んで公園に向かおうとするし・・・大丈夫ね?

確かに、都築中央公園ではたいていお友だちワンsと一緒のウォーキングだから、ワンコさん大好きなギュスにとってはアドレナリン大放出の場所なんだろうけど、ママは心臓バクバクでしたよ。

普段は駐車場から階段を昇って公園エリアに入るんだけど、この日は、ご一緒くださったあすぴーさんの提案で、駐車場の外へでてゆる~いスロープをゆっくり歩いて芝生の広場まで。

若いいろなちゃんはモチロン、オーギュスとも、当然“ここからお散歩スタート”という感じで歩く気満々だったけど、アップダウンのある園路、さずがにそれは厳しいだろうと(途中で歩けなくなったら担ぐ訳にもいかないからねぇ~-.-;)、広場でしばしフラフラうろうろして散会になりましたが、久しぶりに刺激的(!)なお散歩で、ギュスも満足してました。いろなちゃん、病老犬に付き合ってくれて、ありがとうね~(^^♪

翌10日もよい天気。悩んだ末に、車でグランドにいって、それぞれとの時間を過ごそうかと思ってたら、ラウルスママさんがアルクスと一緒に合流するというので待ち合わせ。ところがグランドに行くと、大学生が連合でラクロスの練習をしていて、隅々まで走り回っていて犬の散歩は無理。

で、行き先変更して、町内の公園へ。

オーギュスと毎日自主練に明け暮れていた頃は、大学が春休みの時期にはよくあったパターン。この公園でもよく練習したんだよね~それを覚えていたのか、はたまた、オーママが、ちょっとリードを握らせていただいて、アルクスとトレーニングもどきに興じているのに触発されたのか・・・

「ボク、なんか調子狂っちゃうかも。。」(by アルクス)
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ギュスが「オイラも練習する~」ってひゃんひゃんアピールするので、リード無しならギュスのペースで動けるだろうとオフリードでちょっとだけトレーニングの真似事。(^^ゞ

「若造には負けないぜぇ~!」(by ギュス)
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そしたらね、ギュス、本当に楽しそうに動くんです。すっごく活き活きした表情で、体中から嬉しさがほとばしり出てました。こんなに充実した表情のギュス、久しぶりに見ました。他に誰も居なかったから、しばしフリーにしてやったんだけど、気ままに匂い取りしてたかと思うと、ママに向かってエッサホイサと駆け寄ってきて・・・そんな姿に、思わずじ~んときたママでした。

そして、足のことが心配ではあるけれど、こんなに楽しそうに動くんだったら、もっと自由に動かしてやろうと考えを改めたひと時でした。うん、もし遊んでて骨折して歩けなくなったら、その時こそ手術すればいいじゃないの?って。それもありだよね、たぶん。

トレーニング始めたばかり、1歳になって間もないアルクスは、今のところご褒美バンバンの楽しいトレーニングというわけで、オードリー婆さんがストーカーしまくっていたので、こちらともちょこっとヒールウォークしてみました。

<オヤツにアイコンタクト中?!>
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この日の写真は全部ラウルスママさんから頂きました。オーギュスとの記念のツーショットになりました。ありがとう。

11日は休日でパパがお散歩担当だったから、ママは久しぶりにお菓子を焼きました。

「今日は気合入ってたわね?」(オ)
「うん、ちょっと“嫁入り”予定だから...」(母)
「えっ、アタシの分は?」(オ)
「大丈夫よ、あるから!」(母)
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そして、昨日はまたまた車で野津田までお散歩!

最初にギュスだけ連れて駐車場廻りでフラフラ。自発的に車に向かったので、ギュスをしまってオードリーと交代。自分で戻るといったくせに、オーちゃんと車を離れようとしたら、この表情。

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なので、30分ほどオードリーと雑木林~原っぱを歩き回った後、もう一度ギュスを降ろして、2頭で10分くらいウロウロ。帰ろうか~と車に戻ったら、今度はオーちゃんが「もっと!」というので、ギュスをしまって、またしてもオーちゃんと15分ばかりテクテク。なんだかんだで1時間以上歩き回ったママでした。ーー;

でもね、この日のオーちゃんは少し“遊ぼうモード”のスイッチが入って、ボールにご執心。といっても、ダッシュでレトリーブはないから、オン・リードでママも一緒にボールを追って走りました。

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<ベスト・ショット?!>
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お散歩してたら、かかりつけから電話があって、パラディアが届いたので取りに来てくださいというから、帰りに寄りました。

お薬を頂くときに、経口投与ながら一応“抗がん剤”なので、取り扱いについての指示を受けました。

ご飯に混ぜて与えるのはOKだけど、薬に直接触れないように、そして、今後、ギュスの排泄物にも素手で触れることがないように気を付ける。ギュス自身、トイレシーツを踏んづけたら拭くのはこれまでどおりながら、その際は手袋着用。

また、多頭飼いの飼い主さんならご承知でしょうけど、犬たち、食後他方の食器をチェックする(=舐める)ので、オードリーが舐めないように注意。

更に、外で排泄する場合は、尿は土に浸透させた上で水をかける、便はこれまでどおり(紙で受けて持ち帰る)、等など、けっこう厄介ですが、抗がん剤治療を受けてるワンニャンの飼い主さんたちは皆さんやってることなんですよね。頑張らなくちゃ。

そして、薬の副作用の兆候を見逃さないためにも、日々の健康チェックを心がけ、記録してくださいということで、記録用のシートまで持たされました。(@_@)

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まぁ、不整脈がでるようになってからは、ほぼ毎日心拍はチェックしてるし、呼吸や体温もけっこうチェックしてますが、いざ時間を決めて、記入までするとなると、気合入れなくちゃね。忘れそう。(^^ゞ

忘れそうといえば、パラディアと鎮痛剤(今はプレビコックス)を同時に服用すると副作用が出やすいからと、1日おきに投与するよう指示されていて、これまた間違えそうで、緊張しちゃいます。はぁ~大丈夫か、ぼけぼけママ?

そして、ギュスの体重だと、1回3錠の服用になるのですが、前回書いたとおり保険でカバーできる範囲ということで、一度の通院につき2回分(=4日分)の処方となりました。

副作用としては、下痢・嘔吐が多いそうですが、血球減少や肝・腎機能障害もでるらしいので、2週間毎の血液検査もするらしい。どうか、副作用なく、効果がでてくれますように。

<今朝からスタート!>16021301b.jpg


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ギュスの肢 : 診断確定 [病気]

今週は良い天気が続いているオーギュス地方です。今日も朝から春を思わせる陽射しが降り注いでいます。お出かけ日和ということで、目下オードリーはパパと車で出かけております。ギュス?台所で食休み兼ねて二度寝中。^^;

さて、本日は2月1日に JARMeC で受けた組織検査の結果です。

結論から言うと、やっぱり"骨肉腫"でした。orz

<病理検査報告書(公表は承諾がいるので部分です)>
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骨芽細胞型という、骨肉腫の中では典型的なタイプなのだそうです。

2月8日の朝イチでセンターの腫瘍医から電話があったのですが、この声から察してくれ~といわんばかりの暗いトーンで、告知するのが気が重かったのかな?みたいな重々しい口調でしたけど、ママとしたら、検査のときに「菌は検出されませんでした」というコメントがあったので骨髄炎の線は消滅、悪性腫瘍(良性だと骨が溶けることはほとんどないといわれてたから)であることは覚悟していて、ただ、どういう種類か、悪性度はどうなのか、まで判るといいな~と思っていたから、冷静に話しをすることができました。

それでか、先生の声も徐々に明るくなって(?)きて、今後の治療についても、2度の受診では「一刻も早く断脚→抗がん治療というのがセオリーです」という説明でしたが、「筋肉の状態からみて既に右足にはほとんど頼ってない様子だから切ってもリハビリで動けるようになるとは思うけど、60キロ近い体重ですから教科書どおりの選択でなくてもいいかもしれませんね。自分の診たケースでは80キロのグレートデンがいましたが、飼い主さんのご希望で断脚せずに放射線治療しました。ただ、断脚にしろ放射線にしろ、結局は痛みの緩和を目指すもので根治できるわけではないですから、ギュスちゃんに負担のかからない方法を探るのがいいでしょうね」と。

詳細についてはかかりつけの方にファックスして先生に報告しておきますとのことだったので、抜糸も予定していたため、この日の昼前にかかりつけを受診しました。

それが・・・

ギュス、基本舐めたり噛んだりはなかったけど、オードリーと散歩に出てる間がダメみたいだったので、包帯巻いてクリアしていたんですが、この日オードリーの散歩から戻ったら、包帯外れてるし、縫った部分にちょっぴり血が滲んでいて、エェ~セルフ抜糸したか?!と確認したら、糸はちゃんと結び目が残っていてヤレヤレ。

出かける前に包帯巻きなおして、さらにガムテープでぐるぐる巻いたので、病院までの道中再度外れることは無かったけど、かかりつけの先生も包帯とったら傷口が赤くなってて一瞬ドキっとしたのか、「糸ありますよね?」って。

少し血が滲んでたから抜糸できないかと思ったけど、傷口はちゃんと閉じてて、チョキンと切って軟膏塗って無事終了。ホッ。(*^^)v

この日も全身チェックは不整脈以外問題なく、いよいよ病理結果のお話。

「センターから電話ありました?」と聞かれたので、「はい」と答えると、だったら話は早いという感じで、報告書のコピーを持って来て詳細の説明が始まりました。

病理の報告書って、なんでこういう日本語書くかな~という文章が多い中、今回の先生はかなりまともな方で、文章追っていくと一応読解可能でした(笑)。

要は、ごく典型的な骨肉腫であることは間違いない。で、異形性は高い(=悪性腫瘍)ものの、核分裂像は稀(=進行が遅い)という所見。異形性と核分裂像から腫瘍の悪性度を判定するわけですが、悪性腫瘍ながら進行スピードが遅いという“なんともはや”な結論(これまでの経過そのものじゃん!)。

センターの先生は、骨肉腫をたくさん診てると時々こういうタイプがあるのだとか。でもって、かかりつけの先生によると、今までのところすっごく進行がゆっくりなんだけど、或る時点から突然増殖スピードが加速して、転移も一気に進むこともあるのだとか。

この日は前回のレントゲンから2週間だったこともあり、レントゲン撮影したところ、黒く抜けた腫瘍部分がほんの少し広がってるかな~という状態にも見えるけど、まだ明らかな変化は起きてないと。

かかりつけの先生も他所の先生たちと話しをされてるようで、「教科書どおりでなくてもいいのかもしれませんね~」って。ただし、いずれ病的骨折が起きるのは避けられないし、そうなったら激痛に襲われるのも確実で、前脚なので、あればなにかにつけ体重はかかるため、痛む肢でもあった方がいいのか、切って痛みだけでも無くした方がいいのか、本当に難しい選択だとも。

先生方もだけど、オーママだって、抱っこできるサイズ(オーちゃんサイズ!)なら迷うことなく断脚を選択すると思うんですよ。でもねぇ~(._.)

そこで先生、「骨肉腫と確定したのでパラディア始めませんか?」って。

前にも書いたけど、骨肉腫で一番転移しやすいのは肺。そして、肺転移が進むと肺が硬直して酸素が取り込めなくなるため、痛みが強くなって断脚したいといいだしても、その頃には麻酔が難しくなっていて手術ができないことが多いので、仮に切るにしても、転移の進行を遅らせられれば少しは断脚を先送りできるかな~と分子標的薬のパラディアを使うことにしました。

先生によると、骨肉腫の場合、抗がん治療というのは、手術で原発を切除した上で、転移を遅らせるため(=術後生存期間を延ばすため)に行うものなので、手術しないで抗がん剤を使ってもあまり意味はないけれど、パラディアについては、通常効果が期待できないといわれている原発に対しても、進行を遅らせたり縮小を認めた症例報告もあるとのことで、過大な期待をするつもりはないけれど、試してみる価値はある?

でもね~このお薬、高価なんですわ。

パラディアというのは2014年に国内で使用が認められたばかりの比較的新しい動物用の抗がん薬で、元は肥満細胞腫のために開発されたそうです。が、この薬(トセラニブ)、オードリーのGISTもですが、間葉系肉腫全般で効果がみられているようで、近頃引っ張りダコみたい。

でも高いし、パラディアが出回る前は、人間用のグリベック(イマチニブ)やそのジェネリックが使われていて、ジェネリックだとかなり安価に入手できる(オードリーの術後に麻布で調べてもらってました)ので、「そちらじゃダメですかね?」って訊ねたら、かかりつけの先生、アメリカの腫瘍学会の腫瘍認定医の先生の話として、「肥満細胞腫ではイマチニブが効いた報告があるけど骨肉腫ではパラディアしか報告がないので、パラディアでいきましょう」って。

ギュスの場合、70%カバーの保険に入っていたので、限度額以内で頻繁に処方してもらえばギリギリなんとかなる金額?少なくとも、オーちゃんが最大薬飲んでたときとくらべたら安い??幸い、現在オーちゃんでかかってるのはデノシルくらいだし、パパに頑張ってもらいます。^^ゞ

でもでも~人間ではイマチニブに反応しなかったり耐性がでてからスニチニブ(=パラディアの成分であるトセラニブとほぼ同等)を使うみたいだから、犬もイマチニブから始めちゃダメなのかしら? なんたって、ギュスは人間並みの服用量なので、長期になったら続けられないかも。=.=;

そんなわけで、検査したことでダメ押しされただけといえばそれまでだけど、少なくとも骨肉腫と確定して、悪性度やある程度の進行スピード予測の情報まで得られたのは、これからのギュスターヴとの時間の過ごし方を考える上では役に立つと思うのです。

あんなに痛い思いさせて何も結果が出なかったら立つ瀬がないよ~と悔やんでも悔やみきれなかったところですが、一応、検査してよかったかな?(自己満足と言われても甘んじて受け入れますが...^^;)

      ******

検査から11日目(抜糸から三日目)の穿刺部分は、うっすら毛も生えてきていて、検査直後の痛そうな素振りもなくなって、おとといの散歩からは検査前とほとんど変わりなくなっていて、これまた、少しホッとしています。

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オードリーが骨髄穿刺したときなんて、貧血(PCVの低下)に歯止めがかかり始めるまでの1年半、まったく毛が生えてこなかったことを思えば、今のギュスはまだまだ体力にゆとりある??

「あいつはいつだって体力温存してるのよぉ~Zzz..」
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「なに寝ぼけ顔なんかアップしてんのよ!(--〆)」
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「モデル、もういい?」
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タグ:骨肉腫
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オードリーのGIST : 術後3ヶ月検診 [病気]

2月4日立春の日にオードリーのGISTの術後検診にいってきました。

胸部・腹部のレントゲンとエコー検査にくわえて糞便検査と尿検査も受けました。

結果としてはオールクリアでした。

1ヶ月前の検査の時、経過観察と言われていた諸々(脾臓と胸の影、手術部位の波立ちetc.)は消えていました。厳密には脾臓に細かな点々が写っていましたが、髄外造血に関連するものだと思われるそうで、腸に関しては、術後腸壁の厚みにバラつきがあったり、所々炎症とおぼしき白い部分があったのですが、それらがすっかり無くなって、全体として安定した状態でとてもきれいになったとか。

レントゲンとエコーで見れる限りにおいては、再発・転移の兆候となるようなものは何もないということで、次回は2ヶ月先でよいだろうと。(やったネ、オードリー!)

そして、この日は血色もよかったことから、年末年始に乱高下(?!)して1月は3回も血液検査したため、今回は血液検査はパスしました。なので貧血に関しては次回の大学病院受診(3月)までお預け。大丈夫かなぁ?

      ******

GISTの手術を受けるに当たって、血液内科の先生は、「貧血のことがあるので、手術しても3ヶ月。半年もてば...」みたいな感触だったようですが、先生の予想に反して、術前悪化していたCBCが術後急激に回復、(年末年始の"謎"はあるものの)投薬なしで標準値レベルを維持している現状から、来月の13歳のバースデーを祝える可能性が出てきました。

GISTは比較的転移の少ないタイプのがんだそうで、腫瘍部をすっかり切除できれば、術後生存期間の中央値が660日、しかも術後の抗がん剤治療の在る無しと生存期間の長短にはっきりした相関が見られないという報告もあるようで、ママとしては、貧血の再発がなければ望みはあると考えて手術に踏み切ったこともあり、今は貧血だけが気がかりです。免疫抑制剤は使えないというのが先生の考えみたいなので。

とにかく、3ヶ月検診を無事クリアできて、ママはと~っても嬉しいぞ。!(^^)! 

      ******

といっても人間なら70代後半、あれやこれや抱えてるオードリーですので、ちょっとした事が命取りにもなりかねないわけで・・・このところ(体中に散らばる)シコリのうちのいくつかで炎症が酷くて、出血や膿みが出ていまして、とりわけ額と頭部のモノが酷いのです。

散歩で匂い嗅ぎに執着するあまり、どんどん植え込みに頭を突っ込んでいくため、枝で引っ掻いたり、マーキングの痕に何か黴菌でもあって軽く感染してるのでは?と気になってしまい、パパに口うるさく散歩でも目配りを頼むものの、どこ吹く風とスルーされ、今日は、「もう散歩行かなくていい~!(ー_ー)!!」っと切れてしまいました。

そしたらパパ、「オードリーは散歩命なのに可愛そうに...」って。わかってますよ。だから気をつけながら行ってと云ってるのに。ええ、これからママが行ってきますわよ。<`~´>

      ******

もう1点気になっているのが元気の無さ。

去年の夏の終わりからの体調不良と元気の無さが、GISTの手術の後も解消したとは思えず、特に元気のなさが続いてることがすご~く引っかかってるママとしては、何かあるんだろうな~と思いつつも、かかりつけレベルでオードリーに過大な負担をかけずに受けられる検査の範囲では何も見つからなかったので、神経質になるつもりはないれど・・・

前回の検診で、たまたまレントゲンに写った背骨の状態が悪化中(間隔が狭まったり、骨棘がでたり!)であることを指摘され、「以前の画像があれば比較できるんだけど」といわれていたため、2014年6月に腰仙椎障害(馬尾症候群ていうやつ!)と診断された際のレントゲン画像が在ったのを思い出して、今回持参して見て頂きました。

そしたら、2014年6月の時点では奇麗だったと!

で、オードリーが尻尾を上げて走り回らなくなったのが2014年の10月以降。それでもしばらくは走っていたものの、尻尾は徐々に水平より上に上がる事がなくなり、今では30度くらいがMAX、しかも滅多に走ることもなくなりました(あ、ドビュ~ンとレトリーブしなくなったということです。散歩で引っ張って小走りは健在?!)。

かかりつけの先生、前回の背骨の状態から、「しばらく鎮痛剤を服用してみて元気が戻るか様子をみましょう」というので、1月9日から24日までプレビコックスを飲んだところ、歩様のバランスが幾分改善して爪を擦ることも減り、縮こまったように丸まっていることが多かったのが、服用から1週間くらいでかなりリラックスしてきて、寝るときには手足を投げ出し横向きで眠ることが増えていったので、恐らくは痛みがあって、服薬によって痛みが改善したとみるのが妥当だということになりました。

画像的には、1ヶ月前と今回では目に見える変化がないので、加齢によるものと判断して、その時の状態によって、痛み止めだったり、サプリだったり、マッサージだったりと、無理させないで付き合っていくことにしました。

にしても、すっかり仏頂面が定着してしまって、ママは寂しいよぉ~(/_;)

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でも、2月5日のお散歩は、オーちゃん元気に3キロ以上の散歩をこなしました。

<久々のグランド。ここまでで歩行距離2キロ!>
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グランドの前にパン屋さんに寄ったので、期待度あがって少しトレーニングモードを思い出したから、オヤツもって歩いてみました。(^^)

このごろは家の中ですら「コマンドなんて知らないわ~(-。-)」なオードリー婆ちゃん、オヤツにも釣られないのですが、この時はちょっぴり思い出してオヤツ見上げてヒールウォークしてました~(*^_^*)

<笑顔に見えるけど、実はポカポカ陽気にちょっと息が上がったオーちゃんです。^^;>
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人間の年寄りも、2月はちょっとした風邪から肺炎起こしてそのまま・・・なんてことが増える時期ですから、オードリーだっていつ何が起きても不思議じゃないけど、陽気も春めいてきたことだし、できる範囲でお散歩も楽しんで、桜のころには13歳の誕生日を迎えられるといいね!

2ヵ月後のガン検診を受けられますように??

「母ちゃん、それは違うんでねぇの?」
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<ロング散歩から戻ったら、庭の梅が咲きだしていました~春だっ♪♪♪>
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ギュスの肢 : 検査@JARMeC [病気]

昨日の節分、オーママ、夕方から不調となり早々に就寝。豆撒きに参加できませんでした。 でもパパとオーギュスで元気に邪気祓いしてくれたから、ママも恩恵に預かれるはず??

      ******

今週の月曜日(2月1日)、ずっと保留にしてきたギュスターヴの精密検査を受けるべく日本動物高度医療センターの腫瘍科を受診してきました。

10時半に受付をして、かかりつけで提供された12月28日・1月11日・1月25日のレントゲン画像を焼いたCDを渡し、15分くらい待って診察室に呼ばれました。

初診のときと同じ先生に診て頂いたのですが、この日は同じ人物なのか~?というくらいご機嫌ナナメな感じ。検査を1ヶ月も保留していたから??

くわえてレントゲン画像が上手く取り込めなかったようで、開口一番、「空のCD持ってきました?」って。内心(んなわけないだろぉ~!)とイラつきつつも、「かかりつけから受け取って、そのまま持参したのでチェックしてませんけど、空ということはないと思いますよ」って応えると、「でも何も入ってないんですよ!一応デジタル関連の担当者が解析してますけど、ブツブツブツ...1ヶ月間何の治療もしないで放ってあったんですか?」と。

ママ、またしても(放っておくならこないだろぉ~)とムカつきつつも、「鎮痛剤を服用しながら2週間おきにレントゲンでチェックしてました。それでほとんど変化が見られないので、やはり検査した方がいいのではとかかりつけの先生に勧められたため、初診の際に保留していた諸検査を受けるつもりでうかがったんですけど」と答えました。

すると、「何をしたいんですか?」だって。

「ですから・・・」と言いかかけたら、「1ヶ月もたって突然予約が入ったから何かとおもってかかりつけさんに電話入れたら、骨生検したいそうですといってました。それでいいですか?」って、いかにもツンケンな口調で畳み掛けます。

かなり腹が立ってきてましたけどグッと我慢して、「かかりつけの先生としては、2週間毎にレントゲン撮って1ヶ月間経過観察したものの、(腫瘍と思われる)黒く抜けた部分が少し広がったといえばいえなくもない程度の変化しかないので、骨肉腫にしては進行が遅すぎるように思われるから、その辺のことも含めてこちらの所見を聞ければというお話でしたけど。また、骨髄炎の可能性も完全に否定した訳ではないので、そちらの検査もしてもらえばということでしたが」と話すと、「菌の培養検査をするということですか?それは言って頂いてよかったです。聞いてませんので」って。更に、「骨肉腫って1~2ヶ月でどうこうなるケースばかりじゃないですから」とも。

それで、初診の際、どのみち全身麻酔するのでCTで転移など全身状態も同時にチェックしておけるといいですね~と言われていて、かかりつけの先生もその点を勧めていたから、CTの件を切り出したら、今度は、「このサイズ、入りきらないんですよ。分割してなんとかギリギリ撮れるかな~」だって。初診の時はそんなこと言ってなかったんじゃない??

ここで少々転移についての話があって、骨肉腫は肺が一番だから、麻酔をかけられるかどうかで心肺のチェックをするため、その際、3方向から肺のレントゲンを撮って、何か怪しいものが出たらCTを検討しましょうということで決着し、まずは触診とな。

この頃から先生のご機嫌が急速に治ってきて(笑;かかりつけからの画像が読み込めたみたい!)、「画像があれば穿刺する部分の特定が楽になります」って嬉しそう。口調がすっかり和やかになってきて、ギュスも緊張が取れたようでした。(ママ、切れずに我慢できてホッ。^^;)

で、いよいよ検査という段になったら、またもや、「組織がちゃんと取れないこともありますし、1ヶ所の穴で採取できなかったら2~3ヶ所穴を開けることもあります。穴を開けると確実に相当強い痛みが出ますし、穴をあけたことで骨折もなくはないです。それでも検査します?」って。

(何を今更!そこを散々悩んでたから決断に1ヶ月もかかったんだよ~でもシロクロつけた方がいいと考えたから来たんだよ~)と思いつつ、「はい、検査終わって帰る段になって立てない歩けないということもあると覚悟してます。できれば傷口の化膿対策と穿孔で脆弱化した骨のサポートをしていただけると助かります」とお願いしました。

「骨折対策の保護ですか~ギプスのときに巻く綿でぐるぐる巻いたら少しは補強になるかなぁ・・・傷口はもしかすると1針2針縫うかもしれません。感染症対策としては抗生剤ですが、状況(骨髄炎なら菌が出る!)によっては注射するかもしれませんけど、おそらく内服で大丈夫です。傷口は滅菌ガーゼで覆います」と、ここは思いのほかすんなり対策を講じてくれることになりました。(^^ゞ

ところが、やっと話がまとまってギュスのリードを先生に渡したら、ギュスが退出しようとしていたママの方に向かってきちゃって、ちょっと焦りましたが、最終的には先生と去っていってヤレヤレ。

しか~し、部屋を出たのが11時半くらいだったのに、検査が全部終わって麻酔から醒めると夕方5時を回るというのです! こちらの施設は受診する動物以外は建物に入れないため、この日はとっても寒かったこともあり、オードリーを家に置いてきていたので、いったん帰ることにしました。

      ******

9時過ぎに家を出たとき、エアコンを25度に設定しておいたのですが、帰宅した12時半頃のオーちゃんのマットの上は17度、ヒートテックのウェアを着せていったものの靴下は履かせてないため、爪先は氷のように冷たくなっていました。心拍数38回/分。でも眠ってた訳じゃなさそうで、リビングの扉を開けたらお出迎えしてくれて、トイレには大量にチッコしてありました。

温かいミルクとお昼ご飯をあげて、しばし関節や四肢のマッサージ。でもここ最近の冷えは血行の問題だけじゃなさそうで、軽く動かしたりマッサージしても暖まってこないのです。なんなんだか。。

夕方道路が混み始める前、3時半くらいに家を出たいな~と考えていたため、オーちゃん、また3~4時間の留守番になります。ホットカーペットという手もあるけど、近頃はお年のせいか温度センサー(?)の感度が今ひとつのようで低音やけども心配だし、エアコンだけで頑張ってもらわなくちゃね。

そんなこと考えてたら、オーパパから午後半休取ったから3時には帰宅できるとメールがあり、だったらママかパパのどちらかが迎えに行けばいいか~なんてホッとしたんだけど・・・

帰宅したパパ、「一緒に迎えに行こう」って。(ごめんね、オーちゃん!)

      ****** 

4時半にセンターに着くまで連絡なかったので、CT撮影はないんだな~何も見つからなかった?なんて少し期待しながら待っていると、スタッフの方が「ギュスちゃん、検査終わって麻酔から醒めてきてると連絡ありましたのでもう少々お待ちください」と伝えてくれました。

が、そこから小1時間、なかなか呼ばれなくて、何かあった?と気が揉めていたら、やっと診察室に呼ばれました。

次から次へレントゲン画像やエコーを並べて、先生の説明が始まりました。

「まず心臓(エコー)ですが・・・検査程度の麻酔には耐えられるレベルながら、長時間の手術になると厳しいかもしれません。三尖弁や僧坊弁の締まりが甘くなってます。不整脈も今のところは危険なタイプではないですけど今後どうなるか注意が必要です」というので、(ママ的にはこの2年間言われ続けてきたことと大差ないから)「薬が必要なレベルですか?」と訊ねたら、「循環器科の医師も、そこは悩むところだといってましたので、経過次第かな?」って。とりあえず大きな進展はないというこで了解。

「次に胸部と腹部のレントゲンですけど、一番飛びやすい肺も含めて、レントゲンで確認できる転移を疑わせる所見は一つも見つかりませんでした。はっきりそれと判らなくても怪しい点々とか出てくるんですけど、ありません」と。

肺のレントゲンは去年の12月21日に世田谷で撮ったきり、40日経過しています。獣医さんたちの話では、骨肉腫の症状を画像で確認できた時点で95%くらいは既に転移が起きてるそうで、レントゲンに写らないレベルなだけという説明でしたから、そこから40日経ってもレントゲンで確認できるサイズになっていないというのは解せないママでした。(翌日かかりつけで訊ねたら、ガンは原発を切除した途端に転移が進む=原発が転移を抑制している、という側面があるのだとか...でもでも~手術してなくても親兄弟は肺に転移したんだよね。分らん)

「それから、背骨や股関節など骨の画像ですけど、こちらも転移の様なものはありませんでした。ちょっと意外だったんですけど、超大型犬でこの年齢なのに、骨きれいですね~骨棘もないし、股関節もきちんと入ってるし、たいてい何かしらあるんですけど」って。はぁ~健康体だったらすっごく嬉しいお言葉なれど、“骨肉腫”がある状況で言われてもねぇ~でもボロボロよりはいいか?!

「そして、問題の腫瘍部です。融けてる部分に1ヶ所穴を開けて(φ1mm)2方向に向けて針を刺して両方から細胞を採取しました(1回で採れたのね!)。採取したものから細菌は見つかりませんでしたが(骨髄炎は無い?orz)念のため培養検査には出します。画像診断の専門医も一緒にかかりつけからの画像を検討しましたが、かかりつけの先生と同様の所見で、1ヶ月間に変化は見られない。あっても誤差範囲という見解ですので、後は(癌細胞が取れていたとして)結果待ちですね」って。

「いずれにせよ、今後の治療方針などは結果をみてという事になりますよね?」と訊ねると、「鎮痛剤を続けて、傷口の事もあるから、抗生剤も培養結果がでるまで(2週間くらい)は続けてください。後は、切るか放射線治療か、結果次第でしょうか」と。

最後に、「ギュスちゃん、麻酔から醒めてからはお座りしてまして、背丈が収まるケージがないので現在は4階でマットの上に鎮座してますので、4階のラウンジでお渡ししますから、そちらでお待ちください」と言って出て行きました。

まぁ、こちらの先生は、世間一般が感じてるほど骨肉腫の進行は速くないというスタンスで、限りなく黒だと観ているようですが、今日のところは転移も見つからなかったし、穴も1箇所で細胞(腫瘍細胞まで採れてるかは不明だけど...)が採れたようだし、これでギュスがちゃんと歩ければ一段落と思って4階へ。

しばらくして先生と一緒に戻ってきたギュス、パパ&ママの姿をみつけるや、突進しそうな勢いだったので、急いでこっちから近寄りました。

「まだ局所麻酔が残っているはずですので、今はそんなに痛みを感じていないかもしれませんが、相当痛いです!穴も開いてます。歩きたがらなかったら歩かせないで、そ~っと過ごしてください」と申し渡されました。

先生が去ったあと、1階に降りるためエレベーターホールに向かおうとしたら、すこしピョコタンピョコタンしてたけど、見た目「痛いよ~(;_:)」という様子ではなくて、ホッとしました。

「やっと解放されたぜ~(ToT)」
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<会計待ち中>
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車に乗り込むときも、スロープを普通に上がっていったし、家に帰ってからも、室内ではそんなに痛そうな様子ではなくて、ヤレヤレと安堵したのですが・・・

<検査当日の帰宅時、表情に精彩がないかな?>
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翌日、傷口の処置のためにかかりつけを受診する事になっていて、外に連れ出したとたん、思いっきりびっこ!

やっぱり敷物があると楽なのかな~と思いつつも、車にはそそくさと乗り込んで、病院到着。降りるのも躊躇う事なかったけど、やっぱりびっこ。

院長先生、「あ~やっぱりかなり痛そうですね」って。傷口は1針だけ縫ってあって、「周囲はまだ腫れてるけど奇麗ですね。抜糸はどうするといってましたか?」というので、「こちらでお願いします」といって、消毒の軟膏塗って、舐めないようにテープ巻いてお終い。

ところが、病院を出てからびっこが酷くなり、帰宅すると車から降りるのをすっごく躊躇して、家に入ってからも激しくびっこ。目の輝きがなくなって、かなり痛そう。

センターで巻いてくれてた綿の補強をとっちゃったから体重が諸にかかって痛いのかな?それとも折れちゃった??なんて心配しながら丸1日経過。翌日(3日)の昼になったら自分で外へ出るといい、庭で排便させようとしたけど、またまた自分で門扉に向かって歩き出し、最短コース(500m弱)で用を足して帰ってこれました。

それもびっこはなくて、時々つんのめってたけど、ハーネス着用してたからママが支えてやったので思いっきり体重がかかることは無かったかな? しか~し、ハーネス、ギュスの体高とママの身長だと持ち手の位置が最悪。肘を曲げた状態でないと支えてやれないから、500mばかりの距離でも何度も左右入れ替えて往生しました。たぶん20キロくらいは支えてやれたと思うんだけど、ママの上腕パンパンになりました~先が思いやられる。(T_T);

徐々に痛みが和らいできているのか、この後、室内ではだいぶ動きが増えてきて、歩き方も落ち着いてきてるので、先生の話だと、腫瘍がどうこうならなければ2週間ほどで検査前の状態に戻るということだし、ママもパパも、ホッと一息ついています。結果については、今は考えてもしょうがない。(^^ゞ

<2月3日、だいぶ痛みが治まったかも~^^;>
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<蛇足>
会計まってたら受付のお姉さんが体を乗り出してギュスを見てて、何かと思いきや、「巻いてるテープの柄、かなりレアですね~見たこと無いです!ワンちゃんに合わせたのかな?」だって。

<トラ柄?!>
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      ******

さ~て、本来月初めのオードリーの術後検診、ちょっと遅れたけど、今日これからです。

こちらも、1月中旬に2週間ばかり鎮痛剤服用してたらなんとな~く緊張が解けてたのに、止めて1週間くらいしたらまた縮んで丸まってることが増えてるから、やっぱりどこかに痛みはあるのかな?

ガンの再発もだけど、全般的な体調チェックもあり、とにかく行ってきま~す!

<1月25日、ちょっと緩んでます??>
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タグ:骨肉腫
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