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2016 年の瀬点描 [日常]

もう間もなく2016年が終わり、新たな年を迎えますね。皆様、どんな年越しでしょうか?

今年は12月に入っても年越しに向けて動き出せなくて、換気扇の掃除と障子張りだけ何とかクリア、このままお正月迎えたら元日から買い出しに走るのかな?なんて状況でしたけど、おととい一念発起して近所のスーパーで見繕って御節の材料を買い込み、昨日今日で一通り仕度を整えることが出来ました。ホッ。^^ゞ

ママ、この二日間で20時間以上台所に立っていたのですが、そしたらオードリーもけっこう張り付いていて、ちょっとお疲れの様子です。えぇ、近頃は1日15~6時間、時には20時間近く眠る生活を送っているため、昼寝しないとくたびれちゃうらしいです。13歳と9ヶ月のシニアわんこさん、こんなもんでしょうか?

それでも12月は良い天気の日が多かったので、毎日お散歩三昧でもありました。

<12月14日の町内散歩>
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庭の水仙はまだ咲いてないけど、町内の公園では和水仙が綺麗に咲いていましたよ。そして、寒椿なのかな?こちらも咲き出していました。季節が前倒しになってるのかな??

こちらは16日の野津田公園。

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すっかりオードリー1匹での散歩にも慣れたけど・・・

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やっぱりここにはギュスがいないと寂しい。

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冬支度の整った薬師池公園は人影もまばらでした。

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ギュスを迎える前はオードリーだけと散歩してたんだから、元に戻っただけなのに、やっぱり違うな。順番が違うからかな。オードリーはどうよ?

      ******

12月20日、JKCから郵便物が届きました。

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ギュスの死亡届けを出してないからなのか、来年のオビディエンス世界大会の代表選考会の案内と申込書が送られてきたのでした。オビⅢ登録してる全ての犬を対象にしてるのは分かるけど、仮に生きてたって、犬種と年齢考えたらどうなのかな~なんて思ってしまいました。9歳の超大型犬が出陳する種目じゃないのでは??お役所仕事的というか・・・

それにしても、競技人口が減ってるんでしょうね。機会があれば、ピチピチな若犬とまたリングに立ちたいな~なんてチラっと思った瞬間でもありました。^^;

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婆ちゃん、覚醒してるときはごく普通というか、しっかりしてるんだけど、寝ぼけてるときはだいぶボケてるかも・・・

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起きるタイミングじゃないのに起こされると、「アタシはだぁれ?ココはどこ?」状態。声をかけても反応するどころか、夢か現か、うん夢に違いない!とバッタリ倒れて、再び眠りに就くのであります。

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たんと休んでちょうだい。眠ってる間に脳も身体も修復されるはずだから。(^^)

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ギュスが亡くなった直後に頂いたお花、オーパパがず~っと管理してきたのですが、なんと昨日もまだ数輪の花を咲かせていました。すごいわ!

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でも、新年を迎えるので本日一新しました。2ヶ月に渡ってギュスに寄り添ってくれてありがとう。

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はい、ママがせっせと御節の仕度してる脇で、オーパパはギュスに鏡餅お供えしたり、お花活け替えたり、いつもより奮発したお刺身(すぐに下げて婆ちゃんの胃袋へ!)もあげてましたっけ。ギュスも満足してることでしょう。

「ねぇ、お刺身もっとあるよね?」
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なんだかんだいっても婆さまが居てくれるお陰で、パパもママもずいぶん気持ちが明るくなります。

ギュス、そんなわけでこっちはダイジョブ、今年も静かに暮れていきそうだよ。(*^O^*)

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この一年もブログに訪れて下さって、いっぱい応援して頂き、ありがとうございました。

どうぞ良い年をお迎えください。


<口笛のピッチには反応できる耳なの!(*^^)v>


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クリスマス。 [イベント]

ギュスの四十九日も過ぎたので・・・

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今年は三連休でパパもいるし、クリスマスディナーでもしようか~ということになって、イヴの昨日は、ママ、朝からず~~~っと台所に籠ってました。(オーちゃんの散歩と年内最後のかかりつけクリニックには行ってきましたが...-_=;)

そしたら婆さまも台所脇に張り付いて、ママの仕事ぶりを監視してました。(T_T)

「しっかり働くのよ!」
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オードリーの監視下に置かれたママ、クリスマスプレゼントの(変わり映えしないな...^^)豚レバージャーキーに始まり、ケーキのスポンジ、ピザのソースとドゥ、スモークサーモンのマリネと続き、クリスマスディナーだからスッタフドチキンでもと思ったけど、オーブン使うものばかりで無理だな~チキンはパパしか食べないから出来合いを買ってくればいいや~みたいな。(^^ゞ

いつもどおりの夕飯タイムに、まずはオーちゃんの1回目の晩ご飯を済ませて、それでは、ニンゲンのディナータイムといたしましょう!

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ニンゲンのご飯タイムなんだけど、何故か、オーちゃんがにこにこしながら、「やっと晩ご飯にありつけるわ!」って。

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パパにたかったあとは、無駄な事とは知りつつも、一応ママにもおねだりにきます。

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ピザの端っこしかもらえなくて、かな~りイラだっていましたが、オードリーの2回目のご飯が終わって、ママがクリスマスケーキの仕上げにかかると台所でストーカー状態。

朝から立ちっぱなしのところへ、ケーキのお化粧にピリピリしだしたママをみて、パパが台所に行けないようにバリケードを築くも、婆ちゃんはテーブルの下を潜り抜けてやってきます。

最近は後肢や腰の具合が悪いから、屈む姿勢がつらいため、くぐるなんてことはしなかったのに、この時ばかりはへっちゃらでした。@_@;

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で、待ちに待ったケーキが運ばれてくると・・・

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ヤイノヤイノでモ~大変。以前なら一声二声「早くしなさいよ、ウォンっ!」て吠えてたところでしょうか。えぇ、気管虚脱の進行とともに、滅多な事では吠えなくなっております。(^^)..

なのに、ロウソクに火を点し、電気を消して、またまたカメラ向けたりしちゃって・・・

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なので、「さんざん焦らしてこれだけ??」といわんばかりの秒殺完食。

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も~少し味わってくれると嬉しいんだけどな。今年はロールケーキのカステラを薄めに焼いて、ブッシュ・ド・ノエルを切り株状にしてみたんだけどな。フワフワすぎて切るのに往生するくらい口解けも良かったんだけどな。ギュスだったら分かってくれたと思うんだけどな。婆さんだからねぇ~(:_;)

<オマケ>

「メリークリスマス♪ って、どこがメリーなのよ。<`~´>」
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オードリーに怒られたパパ、こんなイタズラしてました。化けて出てきてもしらないからね~!(え?化けてでもいいから会いに来て欲しいって??ママにはイヴの朝会いに来てくれたよ~^^♪)

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オードリーの貧血 : 再発。orz [病気]

昨夜からの雨、朝には上がるといっていたのに、ほぼ午前中いっぱい残ってスッキリしなかったオードリー地方です。

昨日の夕方からオーちゃんの後肢というかお尻尾さんがグニャーっと下がってしまって、小康状態だったシコリもジュクジュク浸み出すわ、おまけにママも不調で、本日はお散歩パスして静養日になりました~(^_^.)

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さて、8月中旬にギュスの記事の中でサラッと「絶好調で~す!」の報告をして以来オードリーの貧血について触れていませんでしたが、実は9月30日の定例検査@大学病院でPCVが 41.6% に低下していて(その前、8月5日は 46.4% でした)、中年期以降、夏の暑さを乗り切った後の秋口にガタガタっと崩れているし、そもそもの貧血発症もこの季節だったため、先生と「要注意ですね」と話していました。

でもギュスの状況が状況だったため次回の予約をいれずにいまして、諸々一段楽した先月後半に受診予約をして、先週火曜日(12月6日)に2ヶ月以上ぶりで大学病院を受診しました。

その間、見た目では貧血が進んでる感じはありませんでしたが、後肢の麻痺(?)が落ち着いてきたにしては、なんだか前足をカリカリこすってて、時折カクっとなったり、この時期にしては少々動いただけで息切れしてたり、なんだかな~という気はしてました。

けれども、足の方は、後肢の具合が悪くて歩様が崩れているのかもしれないし・・・息切れは、10月来の鼻水鼻詰まり(季節的なアレルギー性鼻炎ではと言われてます)で、気管が狭まってることもあって息苦しいのかもしれないし・・・可視粘膜の血色からして、貧血が悪化してるという訳じゃなさそう、なんて思っていました。

ところが、血液検査の結果は・・・

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久々に赤血球数が500万個を切って、PCVは 34.7% まで落ちていました。T-Bil は標準値内ながら 0.21 mg/dl、CRPが 1.5 mg/dl で微妙な数値です。11月15日にかかりつけで受けた尿検査のビリルビンは-でしたけど、たいてい血検とは相関しないんですよね。

今年の4月に溶血性貧血の再発らしいといわれた時のPCVが 35.5% 、CRPは 3.4 mg/dl でした。この時は3週間ちょっとプログラフを服用した後の検査でPCV 46.4%、T-Bil 0.00 mg/dl、CRP 1.3 mg/dl まで戻り、投薬も休止となり、6月と8月は花丸な状態を維持できました。

即日プログラフ再開となりましたが、CRP値はそんなに上がっていないから免疫系が賦活しているのかどうか・・・それに投薬と休薬を繰り返していると免疫抑制剤の効きが悪くなる事もあるとか・・・さて、今回もプログラフは効いてくれるのでしょうか?

「年明けでもいいけど、できれば年内に再検査した方が安心です。腫瘍のことがあるから免疫抑制剤の長期服用は避けられるなら避けたいし」ということで、12月20日に次回の予約を入れてきました。

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この日は、普段研修医による問診タイムに(主治医立会いで)学生の実習させて欲しいといわれ、学生さんの問診にママが答えてる間、主治医の先生がオードリーの後肢のことを気にして反射テストしたり触診したりしてくださったのですが、その時たまたま左体側のシコリに触れたらビューっと漿液が滲出して、先生、「わっ、すみません。これって検査しましたっけ?」と言うので、「少し前にかかりつけで病理検査してて、その時点では悪性ではなかったから、基本私が処置して、あまり酷い時はクリニックで切開してもらってます」と返すと、「今日検査します?」と。

ここ最近のオードリーは、耳・鼻・目など感覚器がだいぶ衰えていることもあり、以前のように呼びかけやコマンドに反応しないばかりか、不用意に触ろうものなら、驚いて軽くパニックになって脱走モードのスイッチが入って大騒ぎ、帰宅後は疲労で翌日までグッタリです。なのでその旨お話して、検査はパス。

それでは血液検査だけにしましょうということになり、学生さん(3~4名いたはず)と主治医は退室、残った研修医がその場で採血してくれるというので、ママと看護士さんで補てい。しか~し、研修医は後肢の過剰反射を知らなかったのか(麻痺してるのに、時に強く反応します。不随意ね!)、後肢に針が刺さった瞬間に反射的に蹴りあげて針が抜け、そこから脱走モード全開。

しょうがないので、ママ、渾身の力を込めて抱きかかえましたが、今度は血液が溜まってきません。「貧血で血が採れないんですか?それとも血流のせい?」ときくと、「たぶん血流のせいでしょう」と。ずいぶん時間をかけて、なんとか規定量採血できましたけど、終わったときには、ママは腕がパンパン、オードリーは興奮マックスでゼーハーゼーハー、最後は咳き込んでました。

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この時点ではまだ貧血がそんなに進行してるとは思ってなかったものだから、結果を待つ間、見事に色付いた構内の銀杏並木でお散歩して、オーちゃんのご機嫌を直してもらいました。

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わりと暖かな陽気でしたが、外は風があったので気持ちよく歩けました。

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だんだん機嫌が良くなってきたので、ちょっとヒールウォークの練習なんかもしてみました。

婆ちゃん、ここ最近は“ご褒美” という感覚がなくなっちゃってオヤツはひたすら頂く物と化してます。何かやったら報酬として貰うという図式がなくなっちゃってます!

感覚器の鈍化も相俟って、散歩中、コミュニケーションとるのに一苦労。

かといって、ハーネスなのでチョンチョンと合図してもいっこうに伝わらず、足腰のこと考えたら力づくで引き摺るわけにもいかず、時に危険なシチュエーションに遭遇することだってあるし、なんとかヒールウォークだけでも思い出してもらおうと、日々励んでおります。

その甲斐あってか、一応ヒールポジションにいればオヤツをゲットできるという若かりし日の約束(笑)を思い出したようで、ちょっとはママに注意を払ってくれるようになりましたけど、いやはや忍耐あるのみ!

「何かいった?よく聞こえないんだなぁ~(^^)」
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軟着陸 [つぶやき]

2016年のカレンダーも最後の1枚になりました。だからどうした?という感じもなくはありませんが。。^^;

そして、今年もこの季節。

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はい、シュトーレンです。今年はレシピをドラスティックに変更、マジパン入れて、お菓子寄りに仕上げてみました。これまではどちらかというとパン寄りでしたのでドキドキでしたが、予想以上にイケてました。!(^^)!

先週末に焼いて、寝かす事三日、昨日はギュスの初めての月命日だったから、お供えしました。

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そしたら、すかさず婆ちゃんハイエナがやってきて、狙ってました。

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昼間2時間ばかり留守番してもらったので気が気ではありませんでしたが、無事でした。ホッ。

いえ、食べたっていいんですよ。実際、切り分けたときにしっかりお裾分けしてますから。でも今年は漬け込みフルーツは手抜きして出来合いのものを使ったのでレーズンがけっこう入ってまして、全部食べちゃうとどうなのかな~と。オードリー、ブドウでどうにかなったことはありませんけど、一応気にしてます。(^^ゞ

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11月はオードリーの "立てなくなっちゃった騒動" があって、なんだかあっという間に過ぎてしまいましたが、そんな日々でも何故か読書する時間は捻出できまして、中でも、ギュスが寝たきりになったころにポチっとして、その後放置してた『サイレント・ブレス』という小説を読み、ちょっと紹介したくなりました。

サイレント・ブレス【電子書籍】[ 南杏子 ]

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ざっくり書いちゃうと、大学病院でバリバリ働いてた中堅どころの女医さんが、或る日突然在宅訪問診療専門の系列クリニックの医師として出向を命じられ、医師・看護士・事務スタッフ各1名の施設でターミナルケアに従事することになり、人として医者として成長していく的な、展開の読める作品というか、文芸作品としてとりわけ異彩を放つ類ではないと思いますけど、ギュスを看取った直後ということで、タイミングとしてドンピシャだったのかな~けっこうツボでした。

ブレス1からブレス6までの連続するけれどそれぞれが完結した六つのストーリーにプロローグとエピローグの着いた構成ですが、そのうちのブレス5ででてきた “軟着陸” という表現が、「そう、これよこれ!私が看取りに求めるものは。」みたいなハマり方でした。

ブレス5では “軟着陸” と明記していますが、作者がこの作品を通して模索し続けた看取りの理想もここにあるのではないかな~と強く感じたのでした。

そして、家族として共に暮らした動物を見送ったのはギュスが最初だけれど、これまでの人生で身近な人々を何人も見送り、彼らとの最後の時間にも深く関わった経験から、自分なりに命をどう終いたいかという方向のようなものは見えてきている昨今、ギュスが骨肉腫と宣告されてからの時間は、まさに自身が終焉に向かうときにはこうありたいと思えるような時間だったと感じるのです。

生きている間に、あ~すれば良かった、こ~してやれば良かった、そんな思いは次から次に溢れてくるけれど、病と向き合うという一点については、今現在の自分ができる最善の選択、悔いのない選択ができたのだと納得するのに力を貸してくれた、そんな作品でした。

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鼻炎なのか、鼻水ポタポタ、時にふがふがとマズルをこすりながら息苦しそうに眠るオードリーですけど、今日はサイレントな息遣いで気持ちよさそうにお昼寝してました。(^^♪

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