オードリーの貧血 : 微妙な結果? [病気]
昨日は3週間ぶりで大学病院に行ってきました。
朝9時半に家を出て、途中グランドによって軽~く一回り、予約の11時少し前に受付。20分くらいで研修医の先生に呼ばれ、3週間のご報告。昨日も大好きなK先生だったから、オードリー、テンション上げ上げ~で、歯茎も舌も耳もすっごく濃いピンク。このところ大体いい色なんですけど、これは明らかに興奮しすぎの濃さです。(-_-;
11月の終わりころまではPCVが増加してます!っていう感じの勢いで、その後は横ばい、日によってはちょっと手足が冷たくて歯茎の白っぽいことがあるものの、総じて体調は良さそうですと報告して検査エリアへ。
今回も同席していたギュス、オードリーの先を越して検査エリアに入って行こうとしたものだから、検査エリアにいた人々、一瞬ギョッとしていました。
昨日は、ちょこっとギュスのことなんかも話していたら、なんと主治医の先生が姿を現し、さらに少し相談させていただいたり・・・そしたら血液検査だけだったオードリーが、これまたお馴染みになったお姉さん先生を引きずって戻ってきました。
いつもは、検査の間、ママは待合室に出てしまうのに、診察室で話していたものだから、気配を察知して検査中も興奮しっぱなしだったようで、採血跡に血糊が!
研修医の先生がしきりに気にしていたけれど、オードリーは全然気にしてない様子で、もうハチャメチャで尻尾ブンブン振り回すものだから、ギュスもウヒョヒョ~と舞い上がり、先生方、ドン引き。「今日のオードリーは一段と元気ですね。だいぶ状態がいいのかな?^^;」ですと。
とりあえず用は済んだので退室、廊下で結果が出るのを待ちます。
お昼休みにかかるから、車に戻って、どこかでランチを調達するつもりでいたら、昨日は、主治医の先生、ずっと診察室に居座り続けて、次から次に患者さんが呼ばれているので、いつ呼ばれるかと待ち続けて、結局お昼を食べ損なってしまいました。
なのに呼ばれたのは3時過ぎでした。orz あまりにも待ち時間が長かったので、途中で陽も翳ってきたし、犬たちは車にしまって、ママ一人で診察室へ。お陰でゆっくり話が聞けました。^^ゞ
待っている間に、研修医の先生たちが、「オードリー、PCV36%ですよ~♪ ガンマガードがこんなに効くなんてスゴイっ!」って声かけてくれていたので、数値が悪くないのは分かっていました。
でも、主治医の先生から渡された検査結果を見て、改めて結果が良いことに驚きました。
赤血球数489万個(標準値550万-850万)、PCV36.2%(37-55%)、ヘモグロビン12.1%(12-18%)と、標準値までもう一歩の数値が並んでいました。
けれども、一番気がかりだった網状赤血球が0.39%(19,071個)と、6万個に遠く及びません。
「あ~造血はダメなんだなぁ・・・」と心の中でつぶやいたのが聞こえたかのように、先生、「赤血球数が上がってくると造血を調整するので、今はReticsはこれでも大丈夫です」と仰るので、「6万個なくてもいいんですか?」と尋ねたら、治療中の症例で、赤血球数が700万個くらいに上がったところ、網状赤血球が0.35%くらいに下がったというケースを紹介してくれました。
でも、700万個といったら正常値でもかなり上の方ですから、そこまで行けば造血を調節するのも分かりますけど、オードリーはまだ標準値の下限に届いていないわけで、ここで網状赤血球の数が減ってるのはどうなんでしょう・・・
オーママが納得していないと見たのでしょう、先生、「今日でhIVIGから32日目、造血機能がどれくらい戻っているか本当にわかるのは、ガンマグロブリンの効果が完全になくなってからですから、年明け1月はじめの検査結果待ちですね。でもいい状態が続いていることに変わりありません。TBilは0.01ですよ!オーちゃん、見たところもいい感じじゃないですか~」っていうことで、ステロイドが減薬になりました。
当初の4分の1量、1日あたり10mgです。これだと維持量として長期に渡って服用できる用量だそうです。今回、肝酵素の数値も落ち着きだしているので、減薬で更に改善してくれたら嬉しいです。オーママが思うに、肝腎の機能が衰えると、代謝が悪くなって薬も効かないような気がします。(自分の経験から??)
ひょっとしたら、この日から最後の一手投入かと、準備万端整えてあったそうですが、「今回は使いません!あ、でもステロイド減薬するので、年内もう一度チェックのために受診して下さいね~」と診察室から送り出されたのでした。
というわけで、次回の受診は12月27日です。
帰路、ちょこっと野津田公園でお散歩して、近所のスーパーで買い物して帰宅したら5時半。あ~ぁ、毎度のことながら、一日仕事の大学病院受診です。とっぷり日の暮れた庭先での収納作業、寒かったぁ~(>_<)
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現在のオードリーは、病気が発覚して以来、数値の上でも、実際も、最高の状態です。でも一方で、造血機能も含めた本当の病状は、前述のとおり、免疫グロブリンの効果が完全に消失する1月中旬にならないと分かりません。
網状赤血球の数値は、hIVIG実施から、4日目5.75%、11日目1.83%、そして昨日、32日目が0.39%。
この推移を見る限り、赤血球数が増えているのは、投入したIgGがマクロファージを引き付けて溶血が止まっているお陰で赤血球が破壊されないため、と考えるのが妥当な気もします。
しかしながら、ここはひとつ自力の造血も始まっていると信じて、なによりも、元気の戻ったオードリーが、一日でも長く良いコンディションで楽しい時間を過ごせるように心がけなくては、ですよね。
このままの状態で年が越せますように・・・(この台詞、まだちと早いか?)
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最後は、やっぱりオーギュスの写真で締めましょう!
近頃、朝降りてくると、いつもオードリーの布団で丸まってるギュスターヴ、ヒーターをつけると手足を伸ばして、ご飯が出てくるまで寝ています。
オードリー姉さんは、ギュスに布団を占拠されているので、ヒーターの前に陣取ってます。(電気ヒーターはオーママに着いて回ります。^^;)
オーちゃんの元気なようすを拝見しながら、なんども頷きました。まずは良かったです。
オードリーとギュスターブ、とてもいい感じのコンビですよね。オーママがいて、二匹の存在が互いの元気のものなんでしょうね。
ギュスターブの安心しきった寝相、見ているだけで幸せな気持ちになりますね。
オーママ、お疲れがでませんように。
by 前田朋 (2011-12-15 10:43)
> 前田朋さん、
私も、結果のシートを見て、ここまで上がるとは予想していなかったので、
驚きました。このところの散歩っぷりからすれば、頷けなくもないのですが。
単なる“時間稼ぎ”以上の効果に、免疫グロブリン療法に踏み切って
よかったと思っています。オードリーらしい時間が戻ってきたのですから。
これからも、オードリーの生きる力を引き出してやることを考えて行こうと
思っています。
ギュス、安心し切ってるように見えますか?
オードリーが一緒なら百人力なのに、一人だと小さくなってるんですよ~^^;
by ジャンニスキッキ (2011-12-15 16:23)