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挫けたから、2012-2013 競技会シーズンお終いっ! [競技会]

最近、日中はポカポカながら朝はひんやり、そんな日の多いオーギュス地方です。昨日は朝から暖かかったけど、今朝はちょっと涼しかったかなぁ~というわけで、朝の不調が続くオーママです。(=_=)

そんな日はオードリーも寝起きは動きたくないのか、先にリビングに降りて抱っこできるまでウダウダしてると、「早く迎えに来んかい!<`ヘ´>」と階段の降り口で大暴れしてママを呼びつけますが、オードリーもろとも階段を転げ落ちるなんてことになりかねないので「少しお待ちくださいませ~」と返事すると、5分くらいで降りてきます。

う~ん、関節のためには良くないのかも・・・でも自力で降りてきてくれて、助かってます。(^^ゞ

そんなわけで、ギュスターヴの体調はだいぶ戻ってきているし、オードリーも減薬頑張ってるというのに、ママ、とにかく不調でして、午前中はほとんど動けないようなこともしばしば、散歩に出るのは相変わらず冬時間(=11時頃)という有様です。

日中20度超えてきている昨今では、暑さ慣れに一通り流す場合は別ですが、きちんと練習したいときは涼しい時間帯にやらなきゃなりませんから、ギュスとの自主トレがほとんどできていません。

ギュスのオビⅢの到達度はというと、3月末の本部の申し込み期限の時点で、練習のベストでやっと合格点いけるか~くらいの仕上がりでしたので、最後の1ヶ月を調整だけで乗り切るレベルではなく、しかし、追い込みをかけるにはママが上に書いたような体たらくということで、プレッシャーになるようでは競技会出る意味ないし、遂に出陳を諦めました。

“最後の花道出陳”の線も捨て切れなくて、本当に悩みに悩んだのですが、秋までギュスが70cm跳べる状態をキープできる方に賭けて、春の出陳は見送りました。

27日に出陳のお友だちの皆様、声援を送っていますよ~ガンバっ!

      ****** 

今回出陳を見送ったのは、ママの不調による練習不足が最大の理由ということなんですが・・・

でもね、指導手(=ママ)不調の影響は練習不足だけに留まらないように感じています。

ギュスは家庭犬で指導手が飼い主ですから、指導手の不調は競技課目の出来不出来だけでなくて、なんというか、全体的な関係性がギクシャクして、それが色んな面で影響して、「競技会に出よう!」なんていう状態じゃなくなってる気がしたのも理由の一つです。

オードリーのときは、競技会に出陳する目的がメンタル面の育成ということだったので、もっともっと日常に気を配っていて、それを確認する意味での出陳でしたが、ギュスターヴは、日常生活に始まって競技会本番まで、何時でも何処でも比較的安定していて、これまではメンタルな部分は(オードリーと比べたら!)あまり気にせずにきました。

が、それがここへ来て、いっきに噴出したような・・・

年が離れた先住犬のいる家にパピーを迎えた場合、先住犬の所業には目を瞑ってしまうのに、パピーはきっちり躾をしようとして失敗する(姉ちゃんは許されるのに、なんでボクは叱られるのさ!的な...)なんていう話を聞いたことありませんか?

実は、オーママ、ギュスを迎えるにあたって、その辺をすご~く警戒していました。

60キロ近いレオンベルガーのオスがオードリー並みのハイパーお転婆犬に育ってしまっては大変ですから、パピー期からしっかり対応しようと心に決めていたし、それには先住犬(=オードリー)にお行儀よく振舞ってもらわなくちゃということで、オードリーにも睨みを利かせていました。

幸い、ギュスを迎えるのが予定より2年以上遅れて、オードリーの躾もなんとか間に合ったし、何より、ギュスターヴ自身がボヨヨ~ンな性格で、あまり周囲に気が回らなかったこともあって、50過ぎた半病人(?)のオバサンでも統率をとれるパックに纏まったと思っていました。

ところが一昨年のオードリーの発病で、オードリーに対する押さえが甘くなりまして、元々我慢が苦手だったオードリー、この1年半ですっかりパピー当時の“わがまま娘”に戻ってしまいました。

再教育なんて思ってもみたのですが、体調が安定しないためコンスタントに積み重ねることが困難でズルズルと時が経ってしまいました。

それでも、初めのうちはギュスに変化の兆しはありませんでした。ちゃんと“2番手”として振舞っていたし、オードリーはOKでも、自分は違うということも受け入れているかのように見えたのです。

はい、その間、口癖のように、「オードリーはオードリー、ギュスはギュス」とか、「順番だよ!」とか、何かにつけ、全て同じではないんだと態度で示して来ました。もちろん、ベースは“公平”ですけどね。

ま、メス・オスということもあり、体格&体力的には明らかにギュスが優位であっても、いわゆる“序列”がひっくり返るようなことはありませんでした。

ところが、昨年秋口以降、ギュスが少々不調ということで、練習にしても、日常生活にしても、ママの接し方が緩~くなっていたのでしょうか、ギュスがひどく甘ったれだしました。

そして、オードリーがギュスを差し置いてママにアピールすると、押しのけたり制止するような態度に出るようになりまして、オードリーに手をかけたり、キャンキャン吠えながら威嚇したりして、オードリーが自由に振舞うのを阻止しようとするのです。

となれば、ママはやっぱりオードリーに加勢するわけです。

訓練の先生方も、「いくら飼い主が序列をつけても結局は犬同士が決めるものだから介入する必要はない、あくまでも公平な態度で接していればよい、ただし病気&高齢のオードリーにダメージが及ぶような態度をとったら、そこはオードリー優先でギュスを退けても問題ない」と仰るし、このところギュスを制する場面が増えてきていました。

そしたらね、ギュス、とうとうスネオ君というか、イジケ虫というか、ストレートに甘ったれず、なんか歪んだアピール(上手く説明できないんだけど...)をするようになってきちゃって、そうなると、ママもなんだか構えちゃって、コミュニケーションがややこしくなってるのです。

そんな状態ですから、トレーニングでも、これまでの従順さはどこへやら、何かとつっかかっておりました。ギュスの場合、あから様に拒絶ということはこれまで殆どなかったのに、脚側で遅れがちになったときに歩度をあげると、ぐっと力を入れて立ち止まってしまったり、何かにつけ“踏ん張る”のです。(ギュスが踏ん張ったら、ママの力では動かせないということに気付いてしまった?!)

更には、知り合いに会ったり来客に興奮してキャンキャン吠えて飛びつこうとする(するんです!!)のを言葉(大声ですが。-.-;)で静止できていたのに、お構い無しで興奮し続けるので、蹴りをいれるような事態になったり(1歳前くらいに時々あったけど、訓練始めてからはなくなってたのに...)。

このところの自分の体調不良もあって、なんだか色んなことに気を配るのが億劫で、なんとかしなくちゃと思いつつ、なんともならずに時間が過ぎてしまい・・・

生活の部分が上手くいった上ではじめて、ドッグスポーツであり、競技会であると思っているオーママとしては、日常で気持ちが上手く噛みあっていない現状で競技というのは考えられなかったのが一番大きな理由かな、今回の出陳を見送ったのは。

単に練習不足だけだったら“最後の花道出陳”もあったと思うけれど、今出陳しても、合格どころか花道にもならないもんね。

たとえ来季、身体的限界からオビⅢに出れなかったとしても、“最後の花道”にふさわしい競技で締めくくりたいから、今回は涙を呑みます。そして、“来季”があるように、充実した夏を過ごさなくちゃ、と気合を入れ直すつもりで、どうでもいいことを長々と綴ってみました。(^^ゞ

      ******

最後に、今季の総括?!

11月(本部):オビⅡ初出陳、合格@3席
12月(地元クラブ):CDX受験、優合格
3月(東京ブロック):BH受験、ぎりぎり合格,臭気選別(自臭)デビュー、5席入賞

ということで、家庭犬の訓練タイトルとしては残すところオビⅢだけでしたから、心残りがないわけではありませんが、タイトルのために訓練してるわけじゃないものね。しか~し、オビⅢに向けて、CDXで集中力と前進の確認、BHの長い脚側をしっかりクリアして4月の本部、と考えて準備してきただけに、往生際が悪いけど、やっぱり残念な気持ちでいっぱいのままシーズンを終えることになりました。

13031501a.jpg

BHの脚側がダメダメだったから、登録保留して、秋にまたBHからなんて思ってもみたけれど、F先生に「合格は合格なんだから~」って背中を押されて、先週、登録申請をお願いしました。

そして、JKCとは違う、ちょっと新しいことにチャレンジ中です。そのお話は、次の機会に。(^_-)-☆

「母ちゃん、オイラを姉ちゃんの上に格上げしてくれない?」
「ダメ。絶対にダメっ!一番は決まってるのっ!!(^.^)」
13031601.JPG


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おふみ

おつかれさまでした^^/

わかります・・・・すご〜くわかります。
2頭の関係性、練習と競技会とのバランス、
そしてそれらすべてが反映する日々の暮らし。

今年は日替わりで2か月ごとに季節が入れ替わる不安定な気候なので、よけい体調も整いづらいですよね。
まずはお山でゆっくり&のんびりされてくださいまし。

わが家は熊のお天下さま^^
この際とことん甘やかそうかと(笑)
でも気がつくときっちり絞めていたりするので
あぁ、習い性は恐ろしい(爆)

お大事になさってくださいね〜♪
by おふみ (2013-04-17 13:26) 

ジャンニスキッキ

> おふみさん、
思わずぼやいてしまいました。
お恥ずかしい限りですぅ~(^_^;

公平に扱っているのに(いや、公平だからかな?)、
最近のお坊ちゃまは不満が鬱積してるみたいです。
ま、そういう御年頃なのかもしれません。
アンチャンからオッサンにシフトする時期というわけで、
いくらか自信もついて、とにかく先走るし、オードリーへの
対抗心が一層強くなるし、オイラのこと見て見て~って。
一人じゃ対応しきれませ~ん。

私の体調のこと気遣っていただき、ありがとうございます。
この冬がメチャ寒かったからなのか、このところの陽気の
変動のせいなのか、しゃっきりしません。でも、先週末くらい
から、少し復活の兆しです。

オードリーの様子みて、早目に山ごもりを始めるかもしれ
ませんので、お時間あったら“熊さん”と一緒にお出かけ
下さい。こもったら連絡しま~す。(^_-)-☆
by ジャンニスキッキ (2013-04-18 16:32) 

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