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ギュスの体調-大学病院受診以降 [病気]

今年も、早や3月ですね~(+_+);

なのにオーギュス地方、冷たい雨の週末でした。でも雪よりはいいかな。^^;

なんたって、最近はギュスのシャンプーをママ一人で実施するのがとっても大変になってきてるので、オーパパが帰宅できる週末は必ずシャンプー・デーですから、雪かきなんぞあったら目も当てられません。

先週は土曜に日帰りで山荘往復、日曜がギュスシャンでした。

今週は、土曜の朝オードリーが少々不調で、かかりつけのクリニックへ。

オードリー、不調といっても胃の具合が少々・・・みたいな状態で(あ、でも食欲は滅茶苦茶旺盛です。-.-;)、胃の働きを助ける薬を飲んで様子見ましょうということですので、ご心配なく。春と冬が行ったり来たり、体調崩すのは犬も人も一緒みたいですね。

帰宅後お昼ご飯を済ませたら、どうせ洗うんだからと、雨の止み間を見計らってパパがギュスを散歩に連れて行ってくれまして、その間にママはシャンプーの仕度。(お風呂場片付けて、薬用シャンプー液を調合します。5~600ccの薬液を4倍くらいに希釈して使います!)

3時前に浴室に入り、濡らす→シャンプー剤塗りこみ→すすぎ、で1時間半。ここからタオルドライをパパにバトンタッチして、ママは30分ほど休憩。浴室から出てきたギュスを引き取って、リビングでブロー・タイム。すっかり乾かし終えたら7時半。

浴室はブローの間にパパが片付けてくれまして、毛だらけのリビングに掃除機かけて、毛だらけを避けるために一時退避させていた諸々を所定の位置に戻し、犬ご飯→トイレ・タイム、人間ご飯、で、9時!

またまたパパが夕飯の後片付けを引き受けてくれたので、ママ、しばし食休みして、9時40分ころからスキンケアを兼ねたコーミングスタート。で、終わったら午前2時半!

はい、途中休憩&夕飯を挿みますが、午後3時から日付変わって午前2時半まで、ギュスターヴ様のシャンプー&スキンケアに12時間近く費やしました。オーパパの助っ人なくしては、不可能かもぉ~(T_T)

ギュスも大変なんですよね。体調不良だと、シャンプーのときも、ブローのときも、立ちっ放しは辛いらしくて、すぐ座りたがりますし、シャンプーの翌日なんて、ほとんど一日中ぐったりしてました。

でもね、2月14日に、涎ボタボタの辛い状態にもかかわらず、大学病院で検査漬けの一日を送って以来、実は、ギュス、涎も嘔吐も起きていません。(^^♪

山で雪を食べたときも吐かなかったことは、前回の記事に書きましたけど、見たところ、だいぶ調子が整ってきてるような気がします。(*^_^*)

      ******

大学病院を受診した日は、朝から涎ボタボタで、本当に気持ち悪そうで、循環器科の診察を受けた時には酷い不整脈が出ていて(ま、この不整脈のことで受診したわけですが...)、研修医も、おエライ先生も、けっこうビビッてる様子でした。

しかしながら、オードリーの通院日誌でチラッと書いたように、この不整脈、“心房細動”というタイプながら、ギュスの場合は拡張型心筋症を示唆する所見は見当たらず、“孤立性(=原因不明で、放置or様子見するしかない?)”に分類されるものといってよいのでは、でした。

それと、かかりつけのエコー検査では弁の動きは問題ないといわれていましたが、この日のエコーでは、三尖弁・僧坊弁ともに閉じが若干甘いとか・・・(そうなると血流の逆行が起きるらしい)

また、心房細動が起きると規則正しい心房の収縮ができなくなり、そのせいで心房内 の血液の流れがよどむことで(主に)左心房の壁の一部に血栓ができて、これがはがれて心臓内から動脈に沿って流れて血栓塞栓症を引き起こすリスクが高まるのだとか・・・(エコノミー症候群とか?)

だからといって、心房細動を止める処置(人間では電気信号の乱れを起こす部分を焼ききるとかいってたような...)は犬では行われていないし、投薬で止める状況でもないそうで、当面は数ヶ月おきに大学病院(レベル)の検査を受けながら経過観察するしかないですね、と。

そこでママ、いくつか質問したのです。

:不整脈が起きているとき、犬はどういう状況なのか。辛いか? また、運動させるのは不適切なのか?

:辛いかどうかは分からないけれど、目眩やふらつきなどが起きて、気持ち悪いかもしれませんね~競走馬が、時々、走っている最中に足が止まるような状況があるのですが、そういう時は不整脈が出ていることがあります。不整脈の出ているときの脈の感触分かりますよね?(「今出てますから!」といって左後肢の付け根の辺りで脈に触れてみるよう指示され、不規則な脈を確認しました)日常的に触って確認してください。それで不整脈がでているときの犬の様子を見て、ボーっとしていたり、足がふらつくようだったら運動は避けたほうがいいです。


:不整脈がでているときに必ず流涎があるかどうかは知りませんが、酷い流涎が起きて病院にかかると、いつも不整脈が出てるといわれます。関連はあるのですか?

:あるかもしれません。今、流涎のことを伺って思ったのですが、それだと、自律神経系に原因のある不整脈である可能性もあります。


:LPN(レオンベルガーポリニューロパチー)という犬種特有の遺伝疾患をご存知ですか?後肢の運動異常が主症状らしいですが、喉の運動異常や雑音の混ざった呼吸、心拍の乱れといった神経症状がでるとか・・・キャリアのケースでは5~6歳で発症し、ゆっくり進行するらしいですが。

:初めて聞きました。(この後、検査結果を待っている間に調べてきてくれて、「ざっと斜め読みした感触で、パッと見、ギュスターヴの状態と当てはまる部分が多いように思われますが、循環器科の観点からは、現状LPNを疑う必要はないと感じます。ですが全身症状や後肢の状態を注意深く観察してください。神経科の受診も考えてみては?」と)


:それでは、日常生活でどういった点に気をつければいいのでしょうか?

:犬の状態を見て、具合悪そうだったら安静みたいな感じですかねぇ~とにかく定期的に検査を受けてください。

      ******

う~ん、なんか埒が明かないというか、けっきょく何も分からず仕舞い?みたいな。(あ、ママの記憶違いもあるかもしれませんから、先生との問答、サラッと流してくださいね!)

それで、この後、涎の件で消化器内科に回され、オードリーの主治医でもある担当の先生と話したときに、ママ、「かかりつけの先生にも申し上げたのですが、飼い主責任で漢方薬を使いたいと考えています」って言ったところ、「免疫系への影響が心配なオードリーのケースとは違うから、それもやってみる価値はあるでしょう」ということで、14日の朝で服用を終えた各種胃腸薬(?)はひとまず休止して、この日から“安中散”という漢方処方を試みています。

実はこの日から遡ること1週間前から(ギュスの体重からすると)1/3量で様子を見ていまして、特に問題はなさそうだったため、循環器科でも心疾患は出なかったし、消化器科でも何もみつからなかったことから、本格的服用となりました。

その日から2週間ちょい、今日現在まで流涎もないし、散歩や訓練でも、心なしか以前の元気さが戻ってきているように見えます。少なくとも、突然歩みが止まったり、全く走れないということはなくなっています。

う~ん、ママ自身の経験からすると、証に合った処方だった場合、2週間くらい経つとじんわり効果が出てくるんですよね。

ママは漢方のことはそんなによく分かってる訳じゃないし、獣医ではないから犬の病態も分かりません。でも、自分ちの犬ですから、気質や体質、性格などは、恐らくお医者さんよりも把握していると思うのです。それで、ギュスには“安中散”がいいかな~と。もし同じ症状だったとしても、オードリーだったら“四逆散”だよね~という感覚的な診立てなんですけどね。(^^ゞ

漢方薬も薬、ちゃんと使えばよく効きますし、一方で副作用もあります。しかし、体に合った処方であれば、長く続けても問題が起きることは少ないはずですし、徐々に体質改善できることもありますから、ここは少し長い目で経過観察しながら服用させてみようと考えています。(かかりつけの先生からも承諾をもらっています)

春、ポカポカ陽気はギュスにとっては苦手な季節なんだけど、体調が整えば暑さ寒さに対する耐性が上がるというか、少々の暑さ寒さには身体を合わせられるはずなんですよね。そう、体内各所のバランスを整えるのは漢方の得意分野、どうか良い方向に向かいますように!

      ******

というわけで、来週末は、久々の競技会出陳予定です。(^^ゞ

オビディエンスⅢに申し込みました。12月のST連合に照準を合わせて、12月初めには、一応練習ではまずまずのレベルまで仕上がっていましたけど、本番1週間前くらいから大きく体調を崩して、それ以来ほとんど練習らしい練習はできなくて(オビⅢの課目どころか、基本の脚側なども!)、2月中旬くらいからやっと練習再開したところですが、そしたら大雪の余波でグランドコンディションが悪くてまたまた練習ストップ。

とても合格目指せるレベルではありませんので、本来なら出陳は考えられないのですが(オーママの“お受験ポリシー”は、普段の練習で(自己採点にしろ)合格ラインをコンスタントに超えられるレベルになって初めて受ける!)、2012年の年末以降ず~っと不調で、オビⅢの出陳機会を逃し続けたギュス&ママとしては、結果はどうあれ、ここまで積み重ねてきたことの集大成(誰かさんみたい?^^;)としてオビⅢに出陳して、ギュスターヴの競技生活の締めくくりとしたいのです。

ま、3月9日の出来と、今後の体調次第では、今季最終戦(本部!)まで頑張れるかもしれないけれど、とにかく、北関東ブロック、欠場だけは避けたいので、練習より体調管理に重点を置いて、本番前の1週間を過ごすつもりです。

      ******

先週火曜日、雪山疲れだったオードリーは珍しく終日[眠い(睡眠)]。いつもはギュスが顔なんぞ寄せてこようものなら、「ゲッ!」とばかり跳ね起きるのに、この日は起き上がることも無く・・・

14022502.jpg

心配になるくらい、よく寝ていました。 

ギュスはギュスで、秋口から敷物無しには寝そべろうとしなかったのが、このところ、またケージ(石の上!)やフロアに直で寝そべることが増えてまして、いつでも、どこでも、[眠い(睡眠)]

寝る子は育つ、って歳でもないだろうに!(=.=);

14022501.jpg


コメント(4) 
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コメント 4

makimaki

観ました読みました
by makimaki (2014-03-03 13:51) 

前田 朋

そっかー。
でも、なんなり、ありますよ。だって、犬だって、生きてるし。私だって、元気ねーなんて、職場で言われるけれど、「言わないだけよ」なんてこと、ありますもん。
うちのやんちゃ坊主、3歳だけど、やっぱ、要注意ってことありますし、気をつけていかないとなーって。
でも、日常、平穏で、幸せそうで、私もそこそこ幸せで、ならいいかなー、と思うようになりました。
オーちゃんも、ギュスくんも、拝見していると、とっても楽しそうな毎日。オーママは心配事がつきないだろうけれど、いい感じの毎日だなーと、拝見しています。季節、不安定ですね。ご無理のないように。
by 前田 朋 (2014-03-04 08:23) 

ジャンニスキッキ

> makimakiさん、
ご訪問、ありがとうございます。

by ジャンニスキッキ (2014-03-05 11:54) 

ジャンニスキッキ

> 前田朋さん、
春と冬が行きつ戻りつ、今週はしっかり冬で~す!(>_<)
そう、生きてるんですものね。日々変化があって当たり前なんですよね。
お陰さまで、ギュスは引き続き落ち着いています。オードリーも、
食欲はあるし、吐き気(むかつき?)も治まった様子です。

エクリュ&デュクロくん、もう3歳なんですね。
一番元気な年代でしょうが、それでも調べれば何かしら出てくるの
ですね。一病息災なんていう方もいるけど、状態を把握していれば
健康管理の方向性もわかるし、それはそれでいいのかも、ですかね?
日々気持ちよく暮らせることが一番ですよね。
クヨクヨ考えるのは止そうっと。^^;

by ジャンニスキッキ (2014-03-05 12:02) 

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