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ダメかと思った。 [つぶやき]

すっかりご無沙汰しておりましたが、我が家、実はその間に一波乱ありまして、テンヤワンヤの日々でした。

ザックリ書くと、オーパパが死の淵から生還しました!

      ******

6月中旬から1ヶ月間中国に出張していたオーパパ、7月12日(土)が帰国予定日でした。が、その1週間前くらいから、なんとな~く体調不良というメールを受け取っておりまして、滞在先が中国ということで、何か妙ちくりんな感染症とかでなきゃいいけどな~と心配していたオーママです。

けれど、メールによると主な症状は腹痛のようで、オーパパ自身、食生活が体に合わないようだということもいっていて、蒸し暑い気候ということもあり、消化器が弱っているかのような口ぶりだったので、メチャメチャ心配してたわけでもないのです。

帰国前日(11日)、明日は9時にホテルをチェックアウトして上海空港に向かい、現地時間で15時のフライト、関空着が18時半頃になるとのメールを受け取っていました(この時も「お腹の具合が・・・」みたいなことは書いてありました)。

明けて12日、いつもなら空港での待ち時間とかに結構まめにメールしてくるオーパパですが、音沙汰がありません(後で分かったのですが、空港から「お腹が痛くてしょうがないのに飛行機飛ばなくてで大変」と1通送信していたのに届かず、10日後くらいに着信しました!)。

到着時刻を過ぎても何の連絡もないので、飛行機事故のニュースもなかったけど気になって関空発着便をチェックすると、予定の便は“定刻通り”となっていたので、20時過ぎに「着いてる?」ってメールしたものの無しの礫。

電話も不通で連絡の取り様がないから、12日はこれにて終了。

が、翌朝、7時過ぎだったか、「昨日は15時の予定が天候不順で夜中の12時になり、関空に13日午前3時に着いた。交通手段がないので始発を待って堺のアパートに帰宅したけど、上海でフライト待ってる間にどんどん腹痛が激しくなって、もう自力では病院に行けないから救急車呼ぶ」というメールが!

でも救急車で出てしまったのか、電話をしても繋がらないし、もちろんメールの返信もなく、いったい何処の病院に搬送されたのかすら掴めないまま時間が経ちました。

そうこうするうち、午前10時を過ぎた頃、南堺病院の医事課から電話があり、オーパパが救急搬送されてきて現在検査中ながら、おそらく盲腸らしい。でも腹痛が酷いため入院になるので◎×△・・・といったやりとりがあって、できれば家族に来院して欲しいけど遠方ですから(患者本人も普通に話せるし!)無理なら結構ですと話を切り上げようとしたため、どういう状況なのか知りたいといったら、事務ではわからないから後ほど看護師から連絡しますといって切れました。

しかし、待てど暮らせど看護師からの電話はかかってきません。

そうこうするうちに、オーパパ自身がメールで状況を説明してきました。

「検査(CT撮影も実施!)では何も見つからないけど、CRPと白血球の値が上がっているので、痛みの部位からして盲腸炎だろうといわれた。手術するほどではないので薬で散らす方向だけど、痛みが酷いから入院して(抗生剤の?)点滴処置をすることになった。ま、1~2日で退院できるから、(堺に)来る必要はない」という内容でした。

やれやれ人騒がせな、と胸を撫で下ろし、この日はオーママのバースデーだったので、退屈してるオーギュスのテンションが上がればと、ケーキを作り始めました。

スポンジが焼きあがって、デコレーションはどんな風にしようかな~なんて暢気に考えていたところへ、午後3時過ぎ、南堺病院の看護師から電話があり・・・

なんと、午後1時ころオーパパの容態が急変して処置を続けたけれど、南堺病院では対応できないため市立堺病院に医師付き添いで救急車で転院したので、市立病院に問い合わせてみてくれというのです。

事後報告でした。

容態が急変した時点から2時間以上経過していました。

なんでその時に連絡してくれなかったのか、いったいどういう事態に陥ったのか、などなど訪ねてみるも、まったく要領を得ないので、それ以上問答していても時間の無駄と判断して電話を切り、市立病院に搬送された頃合を見計らって電話すると、南堺病院でショック状態に陥って意識レベルが低下、一時心肺停止、救命措置でなんとか意識が戻ってきたものの、何が起きているのか掴めず当直の若い医師が付き添って市立病院に救急転送されてきた、と。

現在“救命”で対応中ながら、原因の特定に至っておらず、かなり危険な状況(搬入直後は出血性ショックでCT検査すらできない状態、救命措置で血圧を戻して画像診断したところお腹の中が血だらけ、なのに出血部位が特定できないため止血できない=15日の精算の際に担当した医師から話を聞いて判明)なので一刻も早く来て欲しい、とも。

この時すでに午後4時を回っていて、一番早いのはやっぱり新幹線だけど、となるとオーギュスをどこかへ預けなければならないわけで・・・

心当たりを当たるも、運悪く預け先が見つかりません。

一方で、オーパパの親兄弟にも連絡しなくちゃと、高齢の義父にいきなり知らせるより先ずは長兄(在新潟)と電話したら、なんと、義弟夫婦が週末に関西に旅行中で、この日は奈良にいるはずだと!

大急ぎで連絡を取り、とりあえず市立堺病院に向かってくれることになり、その間に、オーママ自身が出かける手筈を整えようと引き続き犬の預け先を探すが埒があきません。

そこで、お会いしたのはたった一度ながら、ブログを通じて交流を続けてきた京都在住の犬友さんに思い切って電話をして、事の次第を話し数日だけ預かってもらえないかと頼んでみたら、嬉しいことに快諾してくださいました。

これで犬を積んで車で堺に向かうことに決まるも、既に時刻は5時半を過ぎていて、大急ぎで支度しても出発は6時過ぎになり、堺に着くのは夜中の2時か3時?

そのことをオーパパの兄弟に伝えると、義弟夫婦が向かっているし、次兄(在横浜)もすぐに新幹線で向かうので13日中に着けるから、オーママは犬の段取りをつけて翌14日単身新幹線で行った方がよいと言われ・・・

そしたら、そこへ今度は市立病院の医師から電話が入り、どうやら腸で出血が起きているようだが、市立病院でも対応できそうにないため、泉州救命救急センターに受け入れを打診中だというではないですか!

何がなんやら・・・

たまたまオーパパの弟夫妻が奈良にいたためそちらに向かっていると伝えると、もう間もなく市立病院の救命の医師が付き添って泉州救命救急センターに救急転送するので、そちらへ向かってくれと。

またまた義弟に連絡を取り状況を説明、そんなこんなで自分の出発準備にかかれないまま時間はどんどん過ぎていき・・・

どう頑張っても出るのは7時、となったら夜通し犬積んで600キロ以上を一人で運転するわけで、う~ん、やっぱり無謀かなぁ・・・明日にするべき?と迷いだしたけど、いや、ここはなんとしても行かなくちゃ、と。

それで、またまた超厚かましくも、日頃仲良くして頂いている町内のラウルスママさんに相談したら、「一緒に乗っていってあげるよ!」と、涙が出るほど嬉しいお言葉。

そこからはバタバタと、取るものも取りあえず大急ぎで仕度して、7時に家を出ました。

東名~新東名~伊勢湾岸~新名神~京滋バイパス~阪神高速と繋いで、堺に着いたのが14日の午前3時半。

道中、ハンドルを握るオーママに変わって、先に病院に行ってくれた義弟たちから刻々と届く状況説明のメールや電話のやり取りを引き受けては、内容をママに伝えてくれたり、何度かの休憩のたびにオーギュスの世話を焼いてくれたり、眠気に襲われないよう話しかけてくれたり、それはそれは助けになってくださいました。

やり取りの中で、救命センターに入って間もなく患部を特定、状況も把握できたのでカテーテル治療に入ると医師から説明があったこと、午前零時近くになってカテーテルが無事終了して命は取り留めたことが知らされて、東京を発つ時には、「ひょっとしたら間に合わないかもしれない」と腹を括り、ピーンと張り詰めていた気持ちが緩んだのでした。

泉州救命救急センターに到着すると、医師から説明を受けた先着の兄弟たちから、一回の処置では万全でないので、今日(14日)2回目のカテーテル治療を行うため、麻酔は2回目が終わるまで継続していて、まだ面会しても話はできないと。

それでもスタッフからベッドサイドにどうぞと言われ、ICUに入っていくと、人工呼吸器をはじめ、どんだけ~?というくらい色々挿管されていましたが、安定した血圧・脈拍・呼吸を保っている様子(モニター上)に安堵したのでした。

ただ、出血性ショックで血圧低下を来たし心肺停止に至ったことから、血圧を維持するために夥しい量の輸血・輸液を行った模様で、麻酔で代謝が落ちていることもあり、普段のオーパパとは似ても似つかない、パンパンに浮腫んだ姿に、さぞや辛かったことだろうと、思わずウルっときてしまったのでした。

      ******

夜が明けて、ラウルスママさんは始発の電車で帰っていきました。(本当にありがとう!)

午前10時くらいから2回目のカテーテルを始める予定ながら、麻酔がかかったままだから特に会話もできないということで、次兄は救命センターに残り、オーギュスを京都まで送り届けるオーママが(寝ずに運転してるので!)心配と義弟夫妻も車で同伴。昼前に鞍馬の犬友さんにオーギュス&デリカを託し、義弟の車で再び泉州救命センターに取って返しました。

急患が入ってスタートが遅れたそうで、戻った時はまだ処置に入っていませんでしたが、午後2時近くに2回目のカテーテルが終了、全て上手くいったと説明があり、後は麻酔から覚めるのを待つだけ。しかしこの日のうちには覚めそうに無いということで、夕方、センターのある“りんくうタウン”の隣駅、泉佐野の駅前に宿をとって、オーパパの兄弟ともども宿泊しました。

ここからは、出張から帰国したまま倒れてしまって、その後一切会話をしてないので、とりあえずパパの会社の方に連絡をとったり、堺のアパート(社宅です)をママが使えるように許可してもらったり、先端治療なので医療費が高額になるため支払い前に限度額申請がドータラコータラと医事課やら総務やらと話したり、とバタバタ過ごしました。

そして、翌朝早くに東京に帰っていった義弟夫妻と別れ、今度は最初に搬送された堺南病院と2ヶ所目の市立病院の精算に次兄同行で出向き、午後、救命センターに面会に行くと、やっとオーパパが麻酔から覚めていました!

心肺停止していた時間がけっこうあったようなので、ママとしては、脳の機能障害などがすご~く心配でしたが、二言三言交わしたやり取りの限りでは問題はない?でも計算とか、漢字の読み書きとか、特定の分野だけが壊れてしまうことだってあるのですよね。ま、考えても始まらないし、ICUの面会時間はとても限定されているから、この日(15日)は話ができただけで由としました。

夕方4時にセンターを出て、帰京する次兄を“りんくうタウン駅”で見送り、あちこちと電話連絡をとり、ママは、突然“ママなしお泊まり”となって少々分離不安気味らしいギュスの様子を見るために(オードリーは案外平気でした!)犬友さん宅に向かったのでした。

しか~し、泉州救急救命センターというのは大阪南部、ほとんど和歌山に近い、関空に渡る橋の袂だし、ワン友さん宅は京都市でも北部、鞍馬山の麓、というわけで、久々に関西で延々列車移動となりました。

着いたら、オーギュス(特にギュス!)が異常な歓迎ぶりで、ママ、びっくり。(@_@;)

かなり遅い時刻の到着だったため、堺のパパのアパートに戻ると深夜になるから、疲れもあるだろうし泊まって、というお言葉に甘えたら、オードリーはママの布団で引っ付き虫、ギュスは布団の端っこに鼻先を寄せて、朝までぐっすり眠ったようでした。

でも、翌日、また置いていかれると知ったオーギュス、一騒ぎありましたが、なんとかクリアして、ママは病院へ。

面会は、正午から1時間と3時から1時間の2部制のため、とりあえず顔を出して話をしたら、それなりにマトモな会話でやれやれ。少し必要なものもあるというので、3時までの待ち時間に、りんくうタウン駅周辺のショッピングモールをウロウロ。

いやぁ~この週はまだ梅雨明け前だったけど、大阪は既に梅雨明けかという酷暑で、一番陽射しの強い時間帯にテクテク歩き回って、なんかヨレヨレの日々でした。

      ******

そんな日が三日ほど続いて、18日金曜日の午後、オーパパ、ICUを出て救命センターに隣接する“りんくう総合医療センター”内の一般病棟に移りました。

が、ここからドタバタありまして・・・

一般病棟に移るに先立って、カテーテル治療を行った専門医から、オーパパと一緒に説明を受けました。

パパもママも医師から直接説明を受けるのはこの時が初めてでした。

要約すると・・・

上腸間膜動脈から派生する中結腸動脈に2個の瘤があって、そのうちの一つが破裂、そこから出血していたため、カテーテル治療でコイルという詰め物を残置して止血したということでした。

上腸間膜動脈側からの1回目の治療で止血はできたけれど、一部不十分と思われる部分があり、翌日、下腸間膜動脈側からカテーテルをいれた2回目で完全に止めることができたそうだ。

で、止血は上手くいったものの、本来あるべき血流を中結腸動脈に残置したコイルで堰止めてしまったため、腸のかなりの範囲に栄養する上腸間膜動脈の血流が減って腸に栄養がいかなくなって壊死する恐れがあるので、しばらくは要経過観察。

さらに、上腸間膜動脈からさらに末梢の中結腸動脈にカテーテルを送る過程で、上腸間膜動脈の一部に解離が起きて、そこに新たな瘤の様なモノができるかもしれず、それが血栓になって解離した血管内膜が自然に復元されれば問題ないが、うまく復元しなかったり、瘤が破裂しそうな場合は、この部分にステントを残置する3回目のカテーテル処置が必要になるのだとも。

しかし、カテーテルが専門であるこの先生は割と楽観していて(「今だから言いますが、命を落としてもおかしくない状況でしたからね~」と笑顔で話してました!)、海の日の三連休明けに再度CT&MR検査して、特に切迫した状況でなければ翌日にも退院できると仰るのでした。

最速23日に退院?!

数日のつもりが(当初は、入院が長引くようならいったん帰京し、オーギュスをどこかに預けて、単身戻ってくるつもりでした)1週間近く預かっていただいてる京都のワン友さんに連絡すると、犬たちのことは大丈夫だから最後まで付き添ってと、またまたありがたい言葉を頂き、甘えることに。

といっても、ギュスはかなりストレスになってる模様で、夕方になると、中にママが居るとでも思ったか、置いてきたデリカをチラ見したり、オードリーに当たってみたり、果てはワン友さん宅のタービュレン君たちにまでつっかかってみたりと、不安定になるようなので、19日の夕方、またもやオーママは鞍馬までオーギュスの様子見に。

オーパパが、自分は安定しているから20日はギュスを癒してやって(これって変じゃないか??)というので、結局ワン友さん宅に2泊して3連休はオーギュスにサービスしたママでした。(+_+)

21日は昼からまた病院に顔を出し、翌日の検査結果が良いといいね~なんて話したものの、この頃からオーパパ、なぜか体調不良で、発熱・血尿・黄疸・高血圧などなど、動脈瘤の処置はキチンとできているにもかかわらず、とっても具合が悪いと訴えるようになり、検査結果が良好だから退院してもいいですと言われても、それも不安?みたいな・・・

一般病棟に移ってからはメールの送受信がOKということで、暇なこともあってちょくちょくメールが飛んできていたのだけど、検査予定の22日、午前中音沙汰なく、検査する様子が全くないとブツブツ。

そこでママが看護師さんに電話で問い合わせると、検査の指示は出ていないと。

金曜日の先生の話を伝えたら、確認しますって。

そうこうするうち、パパから「午後CT撮るって。でもMRは明日らしいよ~」とメール。

じゃ、23日の退院は無いんじゃない?

主治医の先生がCTの結果みて説明するというので、ママ、夕方目指して病院へ。

先生の体が空いたのが夕飯の始まった6時過ぎ。

こちらの先生は、例の解離の部分に対して少々慎重で、瘤様の所見もみられるからステントを入れる方が安心なので、3回目のカテーテルをします、みたいな方向。

オーパパ共々、そんなに微妙な状態ならこの際しっかり処置した方がいいということで、一応3回目を行うことを承諾したものの、何気に不調なところへ再び麻酔かけての処置というわけで、そっちの不安と天秤にかけるオーママでした。

23日退院なら24日にオーギュスを迎えに行って、その足でパパも一緒に帰京という段取りにしていたのを、ここで更に滞在延期していただき、24日か25日にカテーテル、週明け28日頃検査して問題なければ退院の運びとなったのですが・・・

23日にMRの結果を含めてカテーテルの先生から話をするからと、また病院で待っていたのですが、この日は急患続きで先生と会えず・・・

24日の昼前に、やっとカテーテルの先生と面談があったのですが、なんと、この先生はやっぱり前回の説明同様、解離した部分については、今3回目のカテーテルを実施することにともなうリスクを考えたら、しばらく放置して経過観察、1ヵ月後くらいに再度造影検査して判断すると仰るのです。

でもって、それであればもう入院してる必要ないから、今日にでも退院して構わないと!

しかし、オーパパの体調不良は相変わらずで、そのことを訪ねると、そちらは大量出血や、輸血・輸液などで身体がギクシャクしてるかもしれないけど、心配することではないだろうとの見解でした。

というわけで、今度は急遽25日退院の方向へ。

けれど、24日はまたオーギュスの様子を見に行くことになっていて、夜、鞍馬へ行き、例のごとく泊めていただいたので、25日は昼前に堺のアパートに戻って退院の仕度をして、昼から病院へ。

10日以上の入院で、それなりに荷物が増えたし、病棟内しか歩き回っていなかったオーパパ、いきなり酷暑の中1時間以上の電車での移動じゃ心配だし、パパの通勤用軽で、ママ病院までお迎え(22日にも車で行ったのですが、軽で阪神高速走ったら怖いのなんの。オマケにナビもなくて...=_=;)。

無事退院できたけれど、帰宅するや、やっぱり不調を訴えるパパ、夕飯後すごく具合が悪そう。こんなんで東京まで車で長時間移動して平気なのかぁ~と、またもや不安が。

折りしも、25日は全国的な猛暑。26日は25日以上の酷暑だとか。でも27日になると大気の状態が不安定になり雷雨があるという予報だったので、26日、意を決して帰京することに。

朝からアパートの片付けして荷物をまとめ、堺から京都まで電車で移動。オーギュスは5月末以来のパパとのご対面に一瞬狂喜乱舞するも、割とアッサリ鎮静して、早目の夕飯を済ませて、6時半過ぎに2週間近くお世話になった鞍馬のワン友さん宅を後にしたのでした。(朋さん、すっかりお世話になりました。感謝しても、しても、足りません。ありがとう!)

久々のデリカ、う~ん、やっぱりラクチン。ナビもあるし!(笑)

京都東ICから名神に入り、新名神~伊勢湾岸~東名~新東名と繋いで、本日(27日)午前2時半、二人と2匹、なんとか無事帰還したのでありました。

      ******

というわけで、目下、オーパパ自宅にて復帰に向けて療養中でありますが、昨日までの不調はどこへやら、今日は長旅の疲れも見せずにマズマズの一日でした。

救命センターの先生の話によると、オーパパの動脈瘤は、中高年男性の動脈瘤破裂の要因の多くを占める動脈硬化によるもの(生活習慣病の延長?)とは違うタイプだそうで、血管の中膜が体質的に弱いために瘤になり易いのだとか。

となると、生活習慣を改めることで予防できるということでもなさそうで、戦々兢々ですけど、今回、退院に当たって、一応発生頻度の高そうな部位に未破裂の瘤がないかチェックしたところ、特に気になるものは見つからなかったそうです。

オーパパ、今回は出張中から痛みがあったものの、軽く考えて、しかも最後の最後まで痛みをこらえていたことで、あわや命を落としていたかも、なところまで追い込まれてしまいましたが、幸い九死に一生を得たので、これを機にもう少し体の異変に対して正直になってくれたらいいな~と思うオーママです。

ビクビクする必要はないけど、いつもと違うという時はすぐに病院に行ってね、パパ!

      ******

この2週間というもの、犬、それも病気だったり、超大型だったりと、おいそれとは預けられない犬を抱えて緊急事態に直面した時、本当に身動きが取れないんだな~と身を以って体験するとともに、そんな状況でうろたえるオーママに、救いの手を差し伸べてくれたワン友さんたちがいたことはとても幸運であったし、心から感謝の念に絶えません。

ラウルスママさん、朋さん、本当に、本当に、ありがとうございました。

そして、オーママ自身、にっちもさっちも行かなくなっている友人がいたら、率先して手助けを申し出ることができるよう、日頃から心がけていきたいと強く心に刻んだのでありました。

喉元過ぎればなんとやらにならないよう、気をつけなくっちゃ。(^^)

      ******

延々書き連ねましたが、ここからいっきに画像を並べようと思います。(^^ゞ

<オーパパが入院していた泉州救命救急センター&りんくう総合医療センター>
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<病院最上階のレストランから眺める関空に渡る橋>
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<通院に利用した南海電鉄。これは特急車両。鉄仮面みたい??>
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<朋さんとタービュレンのエクリュ&デュクロ(3歳の同胎兄弟)>
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<お散歩など>
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<オーギュスも一緒のお散歩>
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<屋内にて>
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<帰路最後の休憩をした足柄SAにて>
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ここからはオマケ!

まだ梅雨明け前だというのに、ワンズの涎まみれの家を2週間も空けたらどうなるか?!

カーテンや床は思ったほどカビカビではなかったものの、今回、オーママ頭がとっ散らかっていた模様で、食品の始末をほとんどせずに出かけてしまい、冷蔵庫の中も、台所のそこここにも、残念なことになったモノたちが・・・

<緊急事態発生の前日焼いた1.5斤の食パン>
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スライスして冷凍すれば食べられたものを・・・

密閉容器に放置したため、カビだらけ。(-_-;)

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7月13日の時点で、沸々といい感じに発酵が始まっていたグレープフルーツから起こした自家製酵母は・・・

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完成までもう一日は必要だな~という状態のまま冷蔵庫に放り込んでおいたところ、かびてもいないし腐敗臭もないけど、なんだかビミョー。(汗)

そして、マイ・バースデーケーキになるはずだったロールケーキ用スポンジは、焼きあがって冷めたのをそっくりラップして冷蔵庫に入れて出かけたところ、ひょっとして生きてるかも?!(でもやっぱりさようなら~かな??)

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他にも、明日の一般ゴミに出すものがワンサカ。あ~ぁ、とっても悲しい。(:_;)

最後は、そんなママの心の内など知る由もなく、2週間ぶりのマイホームで爆睡中のオーギュス。

「お兄ちゃん、また匿ってね!(^_-)-☆」
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「るっせい母ちゃんいなくてパラダイスだったな~Zzz..」
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コメント(14) 
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コメント 14

前田朋

オーママ、ほんとうにお疲れ様でした。ほんとうに何事も無く、よかったねー。オーちゃんもギュスもよく頑張ったし。私はとっても楽しい時間でしたよ。
また、こんどはゆっくりと遊びに来て下さいね。デュクロは今朝も二階を見つめてオーちゃんを待ってました。あきらめの悪い奴です。
ひょっとして、女性同士の話がしたいのかも?

美味しそうだったパン、諸々、残念だったんですね。酵母は生きてるかも。
by 前田朋 (2014-07-28 14:54) 

ゆう&Clea

とりあえずは、オー家全員、おつかれさまでした。連絡を受けたときは、本当にびっくりしました。
パパさんどうなっているかな? オーちゃんたちはどうしたかな? ママさんの体調不良悪化していないかなと心配していましたが、こちらで拝見して、安堵しました。
これから疲れがどっとくることと思います。オーママもご自愛くださいね。
by ゆう&Clea (2014-07-28 16:28) 

ラウルスママ

みんながんばったね。
ほんと、よかったです。

遠慮しないで頼ってね。
無理しないで、ね。
頑張りすぎないで、ね。


by ラウルスママ (2014-07-28 22:49) 

ジャンニスキッキ

> 前田朋さん、
このたびはすっかりお世話になりました。犬のみならず私まで。^^;
朋さんやご家族、もちろんワンsにも会えると思うと、暑さの中の移動も
苦になりませんでした。オーギュスも、ホテルなどに預けていたら、こん
なに長期間元気に過ごすことは難しかったと思います。本当にありがとう
ございました。

酵母・・・まだ冷蔵庫の中です。今日からまた常温に出して様子見ようか
な~と。その前に味見するべき??

デュクロ、オードリーを慕ってくれて(?)ありがとう。でもね、今は東京で
寝てるから待ってても降りてこないのよ。今度はお山で会おう!

エクリュ、ギュスが弟分がいなくなって威張りん坊できないから腐ってる
わ~また付き合ってやってね。
by ジャンニスキッキ (2014-07-29 10:24) 

ジャンニスキッキ

> ゆう&Cleaさん、
驚かせてゴメンネ~m(_ _)m
私もビックリだったもんで何だかテンヤワンヤでした。
お陰さまで、本人はすっかり普通に戻ったかのように動き回っていて、
今朝はとうとうオーギュス連れて早朝散歩に出かけました。=.=;
ちっとも懲りてなくて、また忘れたことろに大騒動やらかすかも。。

オーギュスとも、友人宅の住環境が快適だったようで、ウチにいるとき
より元気にしてました。特にオードリーはメンタル的にもリラックスして
自分ちのように溶け込んでしました。^^;

なんとか山に行きたいのですが、8月も前半はこっちかなぁ。。
また連絡しますので、よろしく!

by ジャンニスキッキ (2014-07-29 10:30) 

ジャンニスキッキ

> ラウルスママさん、
今回もいっぱい助けて頂き、ありがとうございました。
一緒に乗っていただいたお陰で、車ででかける踏ん切りがつきました。
犬を東京に置いていっていたら、二転三転する状況に対応するのは
難しかったと思うので、連れて行けて本当によかったです。

にしても、オーパパ、もうすっかり復帰の予定立てて動いてます。
今朝は散歩でお会いしたとか。。懲りないヤツで困ったもんです。(-_-)

by ジャンニスキッキ (2014-07-29 10:35) 

あすぴー

大変でしたね。パパさんがご無事で退院できてなによりです。
ブログ読みながらドキドキしてしまいました。
大きなわんこさん2頭、遠くに家族がいて何かあるとほんと身動き取れないですね。
わんこがいると預け先を確保して慣らしておかなければと思いました。
暑い時期ですからオーギュスママさんもお体に気をつけてくださいね。
わんこさん達もつらい季節、体調管理が大変だと思いますがお大事に。
by あすぴー (2014-07-29 21:52) 

ジャンニスキッキ

> あすぴーさん、
ありがとうございます。もう青天の霹靂でした。(ーー;

超大型犬やワクチン接種ができない病犬や老犬を預けるとなると、
前もって予約して預けるのでも大変なのに、突然今すぐお願いしますと
いって受け入れてくれる施設はほとんど見つかりませんよね。選んでる
場合じゃないといったって、やっぱりどこでもいいわけじゃないし。

今回、ワン友さんたちの助けがなければどうなっていたことやら。。

預かっていただいたお宅のワンちゃんとオーギュスがどちらも人畜無害
(?!)な性格で、ほとんど同居犬のように一緒に過ごせたこともラッキー
でした。それでも、子犬のときとは違うな~というか、訓練などで飼い主と
1対1の関係を築いている犬ほど、飼い主と離れると精神的ダメージが
大きいのだと改めて痛感しました。(性格・性別によるのかも...^^;)

あすぴーさんといろなちゃんはお山でしょうか。。早く山にいきたいところ
ですが、あさって麻布、来週自分の病院、それが終わってからかなぁ。。
世の中の夏休みとかぶるから、混みそうですけど仕方ないです。(/_;)
お山に落ち着いたら、連絡させて頂きますね!

by ジャンニスキッキ (2014-07-30 11:53) 

マメゾウムシ

そんな大変なことがあったんですか。
久しぶりにこのブログを訪問して初めて知りました。
さぞかし慣れない土地で大変だったと思います。
南堺病院は自宅および職場からも近いところです。
知っていれば、なにかお手伝いできたものと思います。
今度なにかあったときは、ぜひご連絡下さい。
お盆休みは上の廊下を遡行する予定です。
by マメゾウムシ (2014-07-30 14:32) 

ジャンニスキッキ

> マメゾウムシさん、
ご無沙汰しております。いや、もうびっくりでした。(@_@;
なんとか無事切り抜けられてやれやれです。

そう、堺でしたよね!医療センターの隣は府大のキャンパス
だし、移動中の車窓からは市大のキャンパスをみかけたし、
どっちだったっけ~なんて思ってました。^^;

堺勤務になってからは犬を連れて行かれないので、私も堺は
初めてで、京都奈良とはずいぶん違った景色というか、テンポと
いうか。でも一段落した後は、ちょっぴり堺の街を楽しむことが
できました。

上の廊下、懐かしい響きです。暑気払いに打ってつけですね。
気をつけて楽しんできてください。あ、夫は今しばらく堺勤務の
はずですので、機会があれば声かけてやってください。
といっても、しばらくは養生しないと、かな??


by ジャンニスキッキ (2014-07-31 14:10) 

マメゾウムシ

まずは養生ですね。
元気になりましたら、お誘いします!
堺に来たときはお声をおかけ下さい。

by マメゾウムシ (2014-07-31 17:55) 

ぷー助

久しぶりにブログを訪問して、びっくりしました。
本当に大変でしたね。。。
とりあえず、みなさまご帰宅できたようで良かったです。
でもしばらくは心配ですよね。
こちらでなら多少のお手伝いもできるかもしれませんので、
なにかありましたらご連絡くださいね。
オーママさん自身の体調も少し心配です。。。
どうぞご自愛ください。
by ぷー助 (2014-08-01 07:42) 

ジャンニスキッキ

> マメゾウムシさん、
ありがとうございます。
(三)には養生に励んでもらいます!

by ジャンニスキッキ (2014-08-01 08:47) 

ジャンニスキッキ

> ぷー助さん、
お久しぶりです。驚かせてしまって。。m(_ _)m
お陰さまでいつもどおりの日々が戻ってきました。
オーパパはすでに職場復帰の段取りしてます。^^;

チョビ君は元気ですか?
我が家、今年はそんなこんなで未だ移住もできず。。
今日から8月、体調に気をつけて暑さを乗り切らねば、ですね。

by ジャンニスキッキ (2014-08-01 08:53) 

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