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OPDESな週末 - その2 アジリティ編 [競技会]

前日のチームテストのタイムスケジュールが押しに押して、会場を後にしたのが3時過ぎ。お昼頃には終わるだろうと思っていたママとしては、大誤算だった。なぜなら、金曜の晩、急ぎの仕事が入って、納期は月曜。土、日の午後をフルに使う予定だったのに・・・

しかも、秋ヶ瀬からの帰り道、あちこちで渋滞が発生していて、往きは1時間半だったのに、3時間半もかかってしまい、帰宅したのは夜7時。帰りの車では、珍しく、オードリー、爆睡していて、けっこう疲れたみたいだ。前夜眠れなかったママももちろんくたびれているし、何より仕事が・・・

う~ん明日のアジはパスしちゃおうかな・・・なんて思いが浮かんでは消えた。

<試験て、お山登りより疲れるわ。Zzz..>

でも、11月の大脱走を、とりあえずは修正しておきたい。今回、アジ練の先生から、「こうなったら、どんどん本番を走って、慣らしてみたら」とのアドバイスを受けての参加なんだよね~やっぱ、行くっきゃないね!

      ******

というわけで、またもや4時起きっ!(ママは、またもや寝てません...(ーー;))

前回のことがあったので、またまたビギナーから走ることにして、ノービスも1・2と申し込むつもりだったんだけど、このレベルは取り回しがどうのこうのというコースではなく、ハンドラーも一緒に突っ走れ~みたいなところがあるので、ママ的に4走は難しいと思い、結局、ノービスは1だけ。

ビギナーのスタンダードは7時半過ぎに1走目がスタート。オードリー&ママ組は12~3番目。待機中にちょっとしたハプニング(後述)があったものの、まぁまぁの集中でスタートラインに立つ。前回とは違って、アイコンタクトもとれて、座れ待てで1本目と2本目のハードルの中間くらいでスタートの合図。

オードリー、吹っ飛んで行きます。ママは、体の向きを進行方向に向けながら、2本目のハードルを跳ばせるために「ジャンプ!」と叫んだものの、オードリーはどんどん先行していき、背中から「トンネル!」と指示。

その後も、オードリーの後を追う形で、2個目のトンネルを出るまでは、いたって順調。ここでママの気が緩んだのかもしれませんが、トンネルから出たオードリー、突然、リンクの外に気を取られ、ハードルには行かず、ネット際へ。

でも今回は、「オードリー、Come!」で戻ってきた。それは良かったんだけど、呼び戻した時のママの立ち位置が悪かった。ハードルを逆から跳んで、あえなく失格。しかし、ここで終わるわけにはいかない。最後の2本をキッチリ跳ばせて、「よしよし!」と褒めて(?)終了。

ビギナー2走目は、1走目よりも、集中が良かった。スタートの待ても落ち着いていた。そこで合図を出して、スタートすると、アナウンスが、「まだですよ~トンネルを直してます!ホイッスルが鳴ってからですよ~」というわけで、最初のトンネルまで到達していたオードリーを呼び戻す。ママのミス。ごめんよ!

仕切りなおして、再スタート。今度も、オードリー、ママを振り返ることなく、でも、指示は聞きながら、吹っ飛んで行きます。そして、ママはコースをショートカットしながら、さっき失敗したトンネルの出口へなんとか先回りし、「オードリー!」と注意を引いてから、「ジャンプ!」の指示。最後のハードルもクリアして、無事ゴール。

ビギナーコースは、もうオードリーが覚えていることもあるのでしょうが、いちおう去年より1秒速く走り抜けました。そうは言っても、ビリから2~3番目? トホホ。

そして、ノービスのコース見分。「ゲッ! なんか難しくない?」 前回大脱走したコースは、ある意味“お買い得”だったのかも・・・今回は、2ヶ所、取り回しというか、スイッチというか、ちょっとハンドリングの必要なところがあります。オードリーが落ち着いていれば問題ないけど、アワワだとクルクル回りそう。

で、案の定、この日3走目となったノービス1のスタートは、集中がかなり希薄でした。いちおう座ってはいたけど、その時にリンクサイドから聞こえた「ワン!」という吠え声で頭真っ白になった模様。こうなったらヤケッパチで同時スタート。

犬目線だと、スタート位置からは2本目のハードルは見えないので、ママが1本目と2本目の中間に立ってスタートさせないと、1本目を跳んだ後、行き先を見失うな~と思っていんだけど、その通りになってしまった。1本目を跳んだオードリーは、何もない目の前の空間に飛び出していった。

でも、ここは呼び戻しでなんとか修正して、5番までなんとか行ったのだけど、ここでまたタイミングが合わず、オードリー共々クルクル回り、そうこうするうちにやってしまいました~ハードルの逆跳び。またまた失格!でも、ここも、いちおう最後まで走って終了。

記録が残ったのは1走だけだったけど、脱走しても“走りきる”という目標はクリアしたから、いちおう良しとしましょう。

9時前には全て走り終えて、仕事の待っているママは、早く帰りたかったんだけど、オードリーはなんだか元気。そういえばアジの時って、いつも終わるとササッと帰っていたな・・・天気もいいし、ちょっとだけ遊んでいこうか。

というわけで、走り出した車を、前日、競技会のあった広場の駐車場に停めて、3~40分朝の公園散歩。「悪いけど、どうしても昼までには帰って仕事にかからなきゃならないからさ~」と、もっと遊びたそうなオードリーを説き伏せ(?)、家路に就いたのだった。

<アタシ、もっと遊びたいかも...>

      ******

さて、先程、後述すると書いた“ハプニング”ですが・・・

オードリー&ママがビギナーの1走目の順番待ちをしていた時のことです。オードリー組より7~8番前に走ったラブが、リンクでパニック(脱走モード?)になったのか、リンクから飛び出してきました。もちろんノー・リードです。

そして、場外を走っているうちに、次が出番で待機していたセントバーナードに行く手を阻まれる形で突き当たったのです。すると、このラブちゃん、頭真っ白だったんでしょうね、いきなりセントバーナードの脇腹に噛み付きました。セントバーナードの方もパニックになって興奮し始め、ハンドラー(飼い主?男性)がなだめようとしても、ラブが食いついたままなのでどうにもなりません。

やがて周囲にいた人たち何人かでラブを引き離したものの、セントバーナードは回れ右して、リンクとは反対の方に向おうとしています。

ラブのハンドラー(飼い主?女性)はバーナードのハンドラーに二言三言謝った後、ラブのマズルを掴んで、叱り始めました。叱るというか、諭すような感じ? 確かに、犬を叱る時は感情的にならないで、落ち着いてといいますが、事態の激しさを目の当たりにした者としては、これで伝わるのかな・・・という気持ちもありました。

なにせ、1メートルほどの至近距離でこの“ハプニング”を目撃したオードリーなどは、それだけで、浮き足立って、今にも“脱走モード”に入りそうな状況だったのですから。

そして、被害者(?)であるバーナードのハンドラーはというと、すぐに回ってきた出番に、一度は出そうとしていたのですが、さすがにそれは無理。出走順を最後に繰り下げてもらって走りましたが、完走はならなかったようでした。

で、2走目が始まったのですが、ここで、くだんのラブペア、辞退することも無く走ったのです。そして、大事にはいたらなかったものの、またもや脱走したようでした。まだ興奮がおさまっていなかったのか、はたまた、リンクに入ったとたん、先程のことを思い出したのか、それは分かりませんが、走る前の状態はどうだったんでしょうか。走らない(リンクに入らない)という選択肢は無かったのでしょうか?

この“ハプニング”を目撃しながら思ったのですが・・・

このラブちゃん、普段から攻撃性や噛み癖があるワンコでは無いはずです。でも、それが、リンクという場所で、ストレスだかプレッシャーだか、はたまたラブ特有のスイッチが入ったのか、とにかく自分はもちろん、ハンドラーでも抑えられないような興奮状態になった結果、“噛み付く”という行為に走ってしまったわけです。

それとて、進路にセントバーナード(犬)がいなければ、噛み付くことはなかったのかもしれません。間が悪かったといえばそれまでかもしれません。

でも、他人事ではありません。リンクで恐怖のあまり脱走モードになったオードリーが、救いを求めて(たぶん人間!)場外に飛び出て、そこで目の前に自分より大きくて強そうな(怖そうな?)犬が出現したら、噛みつかないという保証はないのです。

また、あれほど人間大好きのオードリーでも、狂ったように突進してくる犬を見て恐怖を感じた人間が、オードリーを拒絶するような行動に出たとしたら、結果的には“人間を襲った”とみなされる行動に出るかもしれないのです。

そう思ったら、前日のテストで、相手ペアの犬が駆け寄ってきたとき、何もなかったのが、すご~くラッキーなことだったように思えてきました。相手によっては、というか、相性次第では、試験の続行どころではなかったかもしれないのです。

ここでまた、犬をとことん追い込むような強いプレッシャーを与えることについて、考えてしまったのでした。結論は出せていませんが・・・

<おまけ? 今回の競技会場で見かけたトイプーちゃん!>

 


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