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白馬で雪まみれっ! Part 2 -1月31日 [お出かけ]

朝起きると、無風で程よい陽射しもあり絶好のアウトドア日和だった(ピーカンよりお肌に優しい?!)前日とは打って変わって、雪模様。

ソールとkaoさんは、さっそく朝の散歩に出かけたが、例のごとく一睡もできなかったオーママは、すぐには動き出せない。(ーー;) そこで、オードリーにちょっと早目の朝食を与え、ウォーミング・アップ。7時になってから散歩に出る。

せっかくトイレを持参したのに、やはり、知らない場所では屋内でしないため、ペンションのドッグ・ランで大小ともササッと済ませ、ご主人から聞いていたお散歩コースへ。ソールたちは途中で違う道に行ってしまったと言っていたので、気をつけながら進むと、すぐにトレースが無くなり、脛くらいまでの積雪の中、つぼ足でトレースをつけながら歩いていく。

トレースが無い=誰も通らない、というわけで、途中からオードリーをオフ・リードにしてやると、嬉しそうに雪まみれになりながらラッセル車のように先行する。でもママからたいして離れることなく、ちょっと離れると振り向いて待っている。やれやれ、一安心。でもね、ここで気を抜いてはいけないのだ!(時々、カモシカの足跡を見つけて、臭い嗅ぎにいってたもんね...)

3~40分くらいで宿に戻ると朝食の準備が整っていた。

朝食をとりながら、本日の行動について相談する。予定では岩岳スキー場のゴンドラで山頂に上り、トレッキングコースのハイキングをした後、kaoさんはソールを連れてスキーで滑り降り、オードリー&ママはゴンドラで下る(ママのスキー技量では一人で下るのも危ないのだ!)ことを考えていた。

しかし、天候がイマイチ。雪だけならなんとかなるけど、風も強くなるという予報なので、上がってしまってゴンドラが止まったりしたら悲惨なことになる。それに、視界がないので“パノラマ・ビュー”は期待できないし・・・

というわけで、前夜、宿のご主人が話してくれた、落倉高原でのテレマーク体験をトライすることにした。そうとなったら、のんびりしている場合じゃない。9時半に現地ビジターセンターに行かないと、ガイドさんがいなくなってしまうらしい。

バタバタっと荷物をまとめ、ちょうど落倉に用事があるというご主人の先導で、ビジターセンターに向う。

到着すると、2~3人のグループが支度をしていて、ガイドさんとツアーに出るところだという。ご主人が連絡を取っておいてくれたので、すんなり話がついて、犬連れの我らは、スキー&ブーツを借りるだけで、ちょっと離れてガイド・ツアーのトレースを追っていくことになった。

脛に傷持つオーママとしては、スキーブーツが履けるか心配だったが、ここが貸し出しているブーツは、ソフトタイプの短靴だったので、なんとかセーフ。しかし、ママに貸し出された板の方はというと、すご~く巾が狭い、そして、オーママにとっては過去最長(170cm)の板だった!

そもそも、スキー履くのは10何年ぶり・・・その前だって・・・そりゃ~若い時いちおうスクールに入って、斜滑降で緩い斜面を下れるくらいにはなっていたけれど、板を揃えるのはリフトに乗るときくらい・・・ボーゲンじゃないと止まれないし、ボーゲンですらスピード・コントロールが侭ならないレベルだったのだ。大丈夫か??

まぁ、この体験コースは、スノーシューでも回れる、ほぼ平坦なコースだというので、最悪板を担いで歩けばいいさと、出発。コースの入口まではガイドさんの一人が連れて行ってくれる。「ここでスキーを履いて下さい。後はトレースと道標を見ながら、適当に」といって、先行していたお客さんの方へ去っていった。

道路脇でスキーを履いて、いよいよテレマーク・スキー初体験!

kaoさんは、毎年滑っていて、アルペンもボードもこなすスキー上級者。オマケに運動神経抜群というわけで、何の問題も無く雪原へと滑り出して行った。

んがぁ~オーママはそうはいかないのだ! オードリーに気をとられて、さっそくコテっとこけてしまった。すると、フカフカの新雪がアダとなり(?)、全然起き上がれない。斜面じゃないから、いちから起き上がらなきゃならないんだけど、ここで脛の傷がちょっと問題になってきた。

傷というか、腫れなんだけど、足首付近まで腫れていたので、板を付けたまま動こうとすると、ちょっと痛いのよね~そこで板をはずして起き上がり、また履きなおし・・・その間にkaoさんとソールはだいぶ先に行ってしまって、オードリーは早く行きたくてうずうずしてるし・・・

先行したガイド・ツアーの一行は遥か彼方で姿も見えない。雪はけっこう降っているけど、原っぱで視界はまぁまぁ。kaoさんとママの間を行ったり来たりするパターンでなんとかなりそうだったので、オードリーもフリーにしてやる。


<photos by kao-san>

出だし、何度かこけては、板を外して起き上がることを繰り返しながら、必死でkaoさんに付いて行く。幸い、オードリーはソールとともにママとkaoさんの間のトレースをを行ったり来たりで、逸走することもなく、ママが転がっていると、近づいてきて、「なんか先が思いやられるんですけどぉ・・・」という顔で覗き込んでいた。

ところどころで待っていてくれたkaoさんから、板の運びのアドバイスを受けたお陰で、ほどなく上半身の力も抜けるようになってきて、徐々に板に乗る感覚も戻ってきた。そして、こけた時も、板を付けたまま起き上がれるようになった。(^^ゞ

起伏こそないけれど、林間をぬって進むこのコース、なかなかいい雰囲気。雪が降りしきり、途中、風の強い場所もあったけれど、これはこれで、ちょっぴりバックカントリー気分を味わえて、楽しかった。

白馬・落倉高原のスライドショー

出発から2時間弱、12時前にビジターセンターの駐車場に戻った。が、センターの裏手は広~いグランド! となると、ワンコたちは走りたいんだよね・・・またまた大爆走。雪玉を作って投げようとしても、さらさらのパウダー・スノーなので固まらない。少々雪にまみれても、はたけば落ちてしまう。パウダー、最高っ!

12時半にはセンターに戻ると言ってあったので、犬を車に収納してセンターに戻ると、ガイドさんが、ツアー客に振舞ったフルーツケーキをママたちにもご馳走してくれた。美味しかった~(^^♪

靴を脱いで、着替えていると、ガイドさんやお客さんたち、しきりに「今日はあいにくの天気だったね~すごく寒いし・・・」なんて話している。寒いの?冬山装備のお陰か、ママはちっとも寒くない。それどころか、転んでは起きでもがいていたせいか、汗ばむくらい。でも、雪のフィールドで思いっきり遊ぶ時、“寒い”“冷たい”だと気持ちが萎えるから、このくらいでちょうど良かったかも。(^_-)

もう半日くらい歩き回れば、だいぶ感覚を掴めたかも・・・名残惜しいなぁ・・・また来たいね・・・なんて話しながら落倉高原を後にした。

時計を見ると1時になろうとしていたので、これまた宿のご主人から聞いた、ワンコ同伴OKのイタリアンレストラン“シェフ”で遅いランチ。

看板犬のハルちゃん(2歳のフラットコーテッドの女の子)が迎えてくれた。

とても体格がよくて、最初、男の子だと思ってしまったくらい。オードリーは毛が立っていたけど、すぐに慣れて、店内では騒ぎになることもなかった。ホッ。^_^;

店のオーナーシェフ(?)は、けっこう犬好きなのか、他にお客さんがいなかったこともあり、白馬周辺の犬事情(夏場、大挙してやってくる犬連れ客のマナーの悪さから、徐々に『犬禁エリア』が広がっているのだとか...これ以上『犬禁エリア』が拡大しないよう気を付けねば!)などで話が弾んだ。

1時間ほどでレストランを後にした。

そして最後は、雪も止み薄日が差していたので、帰り道ということもあり、長野オリンピックでジャンプ競技会場となったジャンプ台を見学していくことにする。

ジャンプ台の上の方まで上って見学できるらしいけれど、犬はリフトに乗れないだろうし、着地点の外側の広場で記念撮影&雪合戦をして、ついに二日間の楽しい雪国への旅が終了したのだった。

白馬・スキージャンプ台のスライドショー

      ******

出かける前はどうなることかと思ったけれど、ママの足も、オードリーのオェも、旅行の支障になることはなく、思う存分、雪国を満喫することができました。終始運転してくれたkaoさん、どうもありがとう!お陰さまで、言葉では言い尽くせないくらい楽しい時間を過ごせました~(*^_^*)

今回は、どこもかしこも貸切状態で、ソールもいつになくアクティブで、オードリーに負けじと弾けまくっていたような・・・ワンコたちも大満足だったと思いますワンっ!

ほんとに、ほんとに、楽しかったで~す。

 


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コメント 2

kao

この前はお世話様!
ノリの良いオーママのお陰で、今回も楽しい旅ができて幸せだワン♪

怪我の具合はどう?
また雪山歩いてきたところをみると・・・順調に回復かな?

ほんとに楽しかったねぇ~
名残惜しかったねぇ~
また行きたいねぇ~・・・ 行こうね!!
by kao (2008-02-05 23:28) 

ジャンニスキッキ

> kaoさん、
こちらこそ、ホントにホントに、お世話になりました~m(_ _)m
運転のみならず、トレッキング中も、たびたびお待たせしちゃって・・・
せめてオードリーがソールみたいに落ち着いていてくれれば、
私ももう少し、自分に神経使えるんだけどさ・・・トホホだす。

足はね、舗装の道路歩くより、雪道(凍ってないところね!)の方が
衝撃が緩和される分、痛みが少ないかも・・・

シーズン中にもう1回行きたいよね~私も、今度は斜面(?!)を
滑る感覚を思い出したいとこだけど、それには前傾姿勢とれるくらいに
治らないと・・・2週間くらいすれば大丈夫になるかしら??
by ジャンニスキッキ (2008-02-06 10:38) 

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