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雪まみれ in 菅平 Part2:2月12日-根子岳登山 [アウトドア]

犬も食わない喧嘩は自然消滅したので(お騒がせしました~^^ゞ)、気を取り直して菅平の続きをアップします!

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いつもなら朝食抜きで出発するところだけれど、今回はペンション泊、それに平日ということで、朝はゆっくり。8時頃、朝食の支度ができたと宿のスッタッフが知らせに来たが、kaoさん、どうも調子が悪いらしく、「先に食べてて・・・」とのこと。

オー家の食事が済んでも食堂に現れないので様子を見にいくと、やっぱり調子がよくないらしい。「残念だけど、今日は登山は無理そう。体調次第で宿の周辺でソールと遊んでるから行って来て!」と仰る。

夜中降り続いた雪は明け方に止み、快晴無風の素晴らしい天気。絶好の雪山日和だ。kaoさんには申し訳ないが、オー家のみで根子岳を目指すことにする。

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前日の雪遊びとほぼ同じ足ごしらえながら、行動食とテルモスなど若干の荷物を背負って、9時半過ぎに宿を後にした。

通常は奥ダボススキー場のトリプルリフト沿いに歩き出すコースらしいが、ペンションの位置が既にリフトの中腹あたりなので、リフト終点近くまでは(夏場?)牧場と思しき柵に沿うような感じで緩やかに登っていく。

前日遊びながら下見していたので迷うこともなく、フカフカの新雪でそれまでのトレースがすっかり消えバージン・スノーとなった林間をスノーシューですいすい進む。

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地肌が見えていた辺りもこのとおり・・・

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となると、ワンsはやっぱりこうなりますね。(^_^;)

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しばらく走りまわっていると、先を急ぐパパからブーイングがでたので、出発。

20分ほどでリフト終点近くに到着。

根子岳に向かうにはスキー場を通過する形になるので、スキーヤーが滑っているエリアではないけれど念のためオン・リード。

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赤旗の目印からは登山エリア(?)なので、様子を見ながら再びオフ・リード。

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この辺りで下から登ってきていた単独と二人連れの山スキーヤー2組と並行する感じになったので、こちらは脇へそれて、しばし雪遊びタイム。

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スキーヤーをやり過ごした後、こちらも歩き始めたのだが、この頃、後方から犬連れのグループが上がってくるのに気付き、オーギュスの動向に注意する。

距離があったのでそのまま行くこともできたんだろうけれど、この日は(この日も?!)ママのペースが亀の歩み。

オー家のスノーシューはウォーキング用というよりは登山用のモデルで、山スキーのようなビンディング仕様になっているため斜面の登下行がしやすい反面、重量がそれなり。しかもプラブーツ着用のため、ママの足取りは重く・・・

徐々に距離が詰まってきて、後続のワンs(3頭!)の1匹がこちらに気付き駆け寄ってきた。でもこの時は呼び戻され、飼い主さんの下に戻っていったのだが、オーギュスも気付いたらしく、ちょっと気にし始めた。

そこへ、ギュスが足回りの雪球を気にしてペースダウンしたので、いっそ挨拶させちゃった方がいいかも・・・という感じで避難小屋のちょっと下で小休止していると、犬連れグループが追いついてきた。

遠目では、黒ラブ2頭とゴールデンかと思っていたのだけれど、フラットだった。とてもフレンドリーに近付いてきたが、我が家のオーギュス、オン・リードで座れ待てさせていたら大吠えした!(ったくぅ~ーー;)

1頭ゴールデンのような色合いの子がいたので、「ゴールデンですか?」と訊ねると、「いえ、フラットなんですよ~」と仰る。

ここでママ、ピンと来ました!

そう、東京のお散歩友だちラウルス家が懇意にしているペンションが峰の原にあって、そこには、3頭のフラットがいると聞いていたので、「I さんですか?ラウルスの友人なんです!」と話しかけると、「えぇ~~~すごい偶然ですね!根子岳にスキーに行くお客さんがいたので、途中まで一緒にと上がってきたんですよ~」というお返事。

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しばしお喋りをした後、元気なフラット君たちのグループに先に行ってもらって、ちょっと間をあけてこちらも出発。

しかし、ママは相変わらず亀の歩みで・・・

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ギュスも雪球が気になり・・・

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オードリーとパパはご機嫌斜め??

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「モタモタしてないで、しっかり付いてきなさいよっ!」
「姉ちゃん、怖い。。」

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避難小屋のちょっと上に建つ鉄塔(風景に似合わないなぁ・・・何なんだ?)のあたりでフラット君たちは帰って行き、お客さんだという二人連れのスキーヤーだけが登っていった。

時間的にも、オー家(オーママ?)がどんじりかな・・・

天気は安定しきっていて、コースも、一ヶ所を除いて、ず~っと緩い登りというわけで、オーギュス&パパはチンタラ登るママに見切りをつけ、いつの間にか視界から消えてしまった。

そして、先行していたらしきスキーヤーと、登りだしでやり過ごしたスキーヤーたちが、次々(といっても3組)滑り降りてくるのとすれ違った。

山頂直前では、フラット君たちと一緒だった二人連れが滑り出す準備をしていて、二言三言言葉を交わし、やっと見えてきた山頂に向かってママは最後の一頑張り。

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パパたちに遅れること20分余り、13時半、山頂到着!

登っている間も、ずっと北アルプスの山並みを背負って歩いていたけれど、山頂からの大パノラマは、もう圧巻だった!(これがあるから止められない!!)

間近には噴煙たなびく浅間山。

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目を移して、妙高方面。

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で、なんといっても北ア!

後立山のみならず、隅から隅までズズズイ~っと見渡せた。(パパが望遠レンズで撮ったのに、なんか露出がイマイチでダメでした~ピーカンの雪面って難しいんだよね、残念っ!(/_;))

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山頂といえば記念写真?!

セルフタイマーで全員のも撮ったんだけど、うまく撮れなかったので、まずは、パパとオーギュス!

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次は、ママと。

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最後は犬だけで・・・^^;

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記念撮影も済んだことだし、誰もいない山頂(正確には山頂付近!)で一遊び。

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ちょっと風が出てきたので、少し下ったところでコーヒーブレイクにしようと歩き出す。

もう後から登ってくる人はいないだろうと思っていたら、樹林帯の手前、コース唯一のきつい傾斜の壁状(大げさ?)のところでボードを担いで上がってきた男性二人組みに出会った。

「足跡からどんな大きな犬かと思っていたんだけど、やっぱりそれ相応だったぁ~」と喜んで(??)いた。

彼らからちょっと離れた場所で、コーヒータイム。

何か出てくるかと期待でいっぱいのギュス!(何もないですからぁ~(^_-)-☆)

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前夜降り積もった雪のお陰で、かなり楽しいスノーハイクになったとはいえ、やっぱり雪は少なめなんだろう。シュカブラも、山頂近くではいくらか発達していたけれど、“モンスター”というほどではなかった。

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下りは順調といいたいところだけれど、やっぱりママはイマイチ?

そこで、犬たちは頻繁にプレイ・タイム!

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ギュスはぼつぼつ疲れてきたらしい・・・

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「ママ、雪球とってください!」(by ギュス)
「ダメだ、こりゃ~」(by オー)

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でも、オードリーとパパが遊び始めると、「ボクもぉ~」っとすっ飛んでいくギュスだった。

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リフト終点まで下ってくると、もう陽が傾き始めていた。

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なのに、宿に戻る途中、前日(朝も?)遊んだ雪原で、ダメ押しの雪遊び。(お二人さん&パパ、よく続くねぇ・・・(*_*;)

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宿に戻ったのは15時半ころだったかな・・・後片付けをすませて部屋に戻ると、廊下でkaoさんとバッタリ。「けっきょく今日は一日中寝てたのよ。お陰でちょっとよくなって来たから、これからソールと散歩にいってくるわ」とのこと。「散歩、代わろうか?」というと、「うん、大丈夫。私も動きたいし」というので、夕飯時に食堂で落ち合うことにして、ママはお風呂へ。

オードリーは余裕だったみたいだけど、ギュスは初めての雪山で張り切りすぎてダウン。部屋に入るなりバッタリ倒れこむように眠りに就いた。

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オードリーも寝ていたので、夕飯は犬を置いて行こうかなんて話していたら、オーギュスともむっくり起き上がったので同伴。

最初は、それぞれパパとママの膝にあごを乗せて“おねだりモード”のお二人さんだったが、じき諦め、テーブル下に沈没。

ソールは、初めは床でグ~スカ。そのうちkaoさんの膝枕でウトウト。終始、お休みでした~明日は一緒に遊べそうだねっ!(*^_^*) 

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3年前、同じ時期にオードリーを連れて四阿山に登ったときは、やっぱりピーカンだったけれど、風がものすごくて、山頂直下で時間切れ。悔しい思いをしたんだけれど、今回は、2月としては有り得ないほどの好天&好条件に恵まれ、最高のスノー・ハイクを楽しむことができた。

途中で歩かなくなるのではと心配したギュスターヴも、雪でテンションが上がったのか、最後まで頑張ったし、ホントに素敵な一日だった。\(^o^)/

「雪山って楽しいねっ!」

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「何言ってんの、今日は特別ラッキーだったのよ!」

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それにしても、雪山が似合うギュスターヴだなぁ・・・と、つくづく思ったのだった。

オードリーも雪の中では全身で嬉しさを表現するけれど、そういうことじゃなくて、そこにいるだけで絵になるというか、なんか自然な感じ?

ギュスターヴ、すっかり景色に溶け込んでる気がしたのはママだけかしら?

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PS:根子岳の写真、ほぼ全部アップしました。似たり寄ったりで大量ですが宜しければ・・・

『根子岳スノーハイク』のスライドショー

(Part3もあるかもぉ...^^;)


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