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ギュスの成長 [レオンベルガー]

先週の土曜は朝から雨で、午後はけっこうな降りだったので、ママ、心置きなく散歩をサボり^^ゞ、日頃手を抜きがちな家事をボチボチ片付け、犬たち放置!

そんなわけで、昨日はオーギュスとも朝から鼻息荒かったんだけど、大雨の後とあって、朝のうちは地面がぐちゃぐちゃだったので、オードリーだけ軽~く町内を散歩。(3キロくらい?)

フェーン気味なのか、陽射しが強くてけっこう暑く、しかもカラッとしていたので、地面はどんどん乾いてきてたけど、「やっぱり小山田緑地はなぁ・・・」という感じで、昼からは、一本杉公園に車を置いて『横山の道』を歩いてみようと思い立って、今度はギュスも連れて出かけた。

が、駐車場が満杯。しばらく待ってみたが、空く気配がない。

結局、小山田緑地に向かう。しかし、こちらも手前の駐車場は満車。管理事務所の方の駐車場に行くと、数台の空きスペースがあった。やれやれ。

これだけ停まっているということは、本園は人が出ているということだよね・・・と迷わず分園に向かうが、いつもの尾根道でも次々と人と出くわす。

アサザ池の周辺なんて、子供が走り回ってるわ、何やら生態調査っぽいグループがスコップだの網だのを振りかざして闊歩してるわで、騒々しいったらありゃしない。

ゴルフ場を抜けて、大久保分園まで行っても、ここはここで車で乗り付けてる来訪者で賑わっていた。いつもの広場には、なぜかバイクが止まっていて、持ち主はどこかを彷徨っているらしい。

遊ばせるのもなんだし、唐木田方面まで足を伸ばすことに。地面にはあちこち水溜りが残っていたけど、思ったほどぬかるんでなくて、よかったぁ~(^-^)

ニュータウン方面が見渡せる辺りでUターン。帰りは梅ノ木分園(?)からトンボ池経由で戻ることに。

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で、ゴルフ場方面に向かって緩く下っていた時のことだった。

ノー・リードのトイプー連れに出くわし、オーギュスをヒールに付けたものの、飼い主さん、「ノー、だめよ~こっちに来なさい!」なんて声かけてるばかりで、本気で呼び戻す気はないみたい。

しかも、何を思ったか、プードルの後からお嬢ちゃんがラテックス・トイを放り、それがオードリーの目の前に転がってきたものだから、オードリー、スライディング・キャッチ。

トイなんて目じゃないプードルちゃんはどんどん接近してくるものだから、ギュスもオードリーと同時くらいに飛び出したので、ママ、思いっきり踏ん張って(イージーウォーク・ハーネス、ありがとう!)、「Sit !」と声を張り上げた。

ギュスは座ったが、オードリーは飛び出していたので相当ショックがかかったと思う。で、見れば、口を固く閉じている。トイプーサイズのオモチャだったので、すっかり口の中に納まってしまったらしい。

とりあえず戻ってきて座ったので、ママが下手に動いて飲み込まれると大変だから、ギュスに、「Sitだよ!絶対動かないでよ~」と釘をさし、リードの持ち手の輪っぱを手首に引っ掛け、両手を使って回収作業。

ところが、目の前でそんな光景が繰り広げられているというのに、さらにもう1匹トイプーが走りよってきて、思わず、「繋いでください!ここは放していると管理人さんがうるさいんですよ・・・」と口に出してしまった。

ママ、できる限りソフトに話しかけたし、相手も気を悪くしている感じではなかったけど、その分悪びれた風でもなく、プードルたちを抱っこして去って行こうとしている。

「あのぉ・・・ウチの犬がお宅の犬のオモチャ頬張ってるんですけど」というと、「アラァ~そうなんですか~^^;」ってなもんで、何が起きていたか全然見ていなかったのかしら??

オードリーから回収したトイを返却したら、「どうも~」と犬を抱いたまま行ってしまった。あの後、放してなきゃいいけど。(ーー;)

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照りつける日差しと大騒動(?!)のお陰ですっかり汗をかいてしまったが、気を取り直して、ゴルファーたちで賑わうゴルフ場内の道を通り抜け管理事務所へ向かう。

いつものように水分補給。混雑してるであろう本園はパスして帰るつもりだったんだけど、犬たち元気。何故かギュスもバテてない。ちょっと目論見があって、ギュスターヴを疲れさせたかったので、本園に寄る。

池も、広場も、展望台も、とにかく人、人、人だらけ。特に子連れが多かった。このところ、夏場の“コワイコワイ・モード”に突入しているオードリーは、子供の甲高い声がするたびに、オモチャのピストルや癇癪球がパンパンいうのではないかと引きつっていたが、ママ、知らんぷり。

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ちょっと暑かったけど、乾いた風が心地よく、陽射しの割には、犬たち気持ち良さそうに歩いていた。

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帰宅すると4時半。オードリーを収納したら5時。ここから、車で昼寝中だったギュスを起こし、ギュスだけ連れてまたまた散歩に!だって、“目論見”があったんだもの。(^_-)-☆

途中、すっごい久しぶりでゴールデンのボニー君に会って、しばらく一緒に歩く。ギュス、大喜び。分かれた後、少年サッカーの練習が終わった広場に寄ると、今度は子供たちに囲まれ、ギュス、面倒くさそうながらも、そつなく(?!)応対。

1時間ほどで家に戻ると、さすがに出来上がったらしい。へろへろ~しめしめ、ムフフッ。!(^^)!

ここから大急ぎでギュスを収納し、犬たちに早目の夕飯をやって(オードリーも軽く!)、ギュスにダメ押しでトイレをさせてから「ハウス!」っと指示。

ギュスターヴ、「え、何で?」ってな顔していたけれど、小山田緑地と夕方の散歩で9キロくらい歩いた後なので、文句たれることもなく、「そういうなら、入るけど・・・」とすんなりケージに。

そして、“目論見”決行の時がやってきた!

エヘヘ~ギュスターヴを留守番させて、オードリーのアジ練に出かけようというわけ。

19時出発、23時帰宅の予定。

最近では、オードリーのいないギュスだけの留守番も、条件さえ整えれば(主にトイレね!)3~4時間は問題なくなっているが(それ以上やったことないので不明)、夜の留守番は初めて。

普段、車のエンジンかけてオードリーを連れ出すと、ケージの中で立ち上がってちょっとソワソワするので、なだめてから出かけるんだけど、昨日は立ち上がることもなく、「留守番なのね、了解。行ってらっしゃ~い!」ってな感じで、眠りに落ちそうだった。

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久しぶりのスクールのアジ練!(このところ自主練ばかりだった。1ヶ月半ぶりくらい?)

オードリー(朝3キロ、午後6キロ歩いたのに...)、エンジン全開っ!すっごいはしゃぎっぷり~(+_+;

それでもコースに出たらいい集中で、とても気持ちよく走れた。(29日の大会、この調子で行けるといいなぁ~^^;)

出かける時には「これなら大丈夫!」と思っていたのに、帰路はやっぱりギュスのことが心配になって、ついつい飛ばし気味。片付けが早く終わったのもあって、予定よりずい分早く、10時15分に帰宅。

バス通りから住宅街に入る道で窓を開けて耳を澄ますも、ギュスの鳴き声は聞こえなかった。(大丈夫みたいね・・・大丈夫よね??)

リビングに入ると、さすがに立ち上がっていたけれど、息遣いはじめ、まったく興奮している様子は無く、もちろん“お漏らし”も無し。(^^;

どうやら無事に夜の留守番をクリアしたようだ。1日3回、計12キロの散歩を敢行した甲斐があったというものだ。(*^^)v

去年の今頃は、ほんの30分のオードリーとの散歩でさえ、留守番になると、鳴くわ、ウンチまみれになるわ、本当に大変だった。「あぁ、1年経ったんだなぁ~」と実感したのだった。(^_^;)

      ******

これまでギュスの頭の中は、ほとんどが犬、それもオードリーで占められていたと思う。それが、ここへ来て、だいぶ変化してきている。

世の中、犬以外の構成要素もあるんだ、犬以外にも楽しいことはあるんだ、って分かって来ているらしい。

なので、いつでもどこでも“オードリー命!”ではなくなっている(先日の三頭山でも、そういう感じだった)。これまでは、全てがオードリーの行動を判断基準にしていたようだが、最近は、自分の意思で動くことも増えてきている。

その分、ママとのコミュニケーションも、少~しだけど深まってるかな?!

一方で、今まではオードリーに金魚の糞していたので、何かにつけオードリーをコントロールしていればギュスも右へ倣えで事が足りていたけど、これからは自分の判断で動くようになるだろうから、ギュスにもしっかり目配りしていかないといけないけどね。

ともあれ、ギュスターヴ、順調に成長しているようだ。(*^_^*)

      ****** 

このところ一番練習している“持来”の練習、ダンベルを持って来て、“出せ!”のコマンドまで保持できるようになっているギュスに、色んな物を保持させてみた。(^^♪

けっこう頑張ってるかもぉ~(^m^)

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オードリーと違って、新しいことを習得するのにはちょっと時間がかかるけど、いったん覚えてしまえば、環境が変わっても、けっこうきちんとやり遂げるギュスです。

オードリーは環境の変化に弱いので、家で出来るようになっても、あちこちで練習を積まないと定着しないため、けっこう大変なんですが、そういう点では、ギュスターヴは楽チンかも。

犬それぞれに個性があって、面白いなぁ~と思います。

      ******

オードリーとトレーニングを始めた頃、色んな人から、「いつでも、どこででも出来なければ、出来るとは言えない」って言われた。その頃は、「そうなのかも・・・」って思っていた。

でも、今はちょっと違う。

仮にまぐれであったとしても、望ましい行為をしたなら、「この犬はこれが出来るんだ」と思う。

初めは100回に1回かもしれないけれど、望ましい行為をしたら、「凄いねぇ~偉いねぇ~それでいいんだよ!」って伝えていくことで、望ましい行為の出現頻度を高めていけばいいのだ。

そして、飼い主の気持ちを伝える手段として、オードリーのように、褒めようとした瞬間には、もう次の(望ましくない?)行動に移っていて、褒めるタイミングを捉えるのが難しい犬には、クリッカーがとても効果的だし、ギュスのように、一つの行動から次の行動に移るのに間がある犬であれば、言葉やスキンシップといった方法が効果的かもしれない。

いずれにせよ、望ましいことをしたんだよ、ということを心から伝えることで、犬は自信を持つし、そうすると、頻繁に、飼い主が望む行動をとるようになる。そして、そういう犬を信頼してやることで、犬も飼い主を信頼するようになると思う。

まぁ、言葉で言うほど簡単ではないけど、諦めずに続けること、それしかないと思う。

「いつでもどこでも出来なければ出来るとは言わないのだ」というネガティブなアプローチではなくて、「1度でも出来たら、(潜在能力としては)出来るんだ」と信じて気長に付き合ってやること、それが陽性強化なのかな、と強く思うこの頃である。

叱る事もあるけれど、原点はやっぱり褒めること。それを忘れずに、ギュスターヴとのトレーニングにも気長に取り組んでいこうと思う。

      ****** 

ギュスの練習中、バリケン待機するオードリー、始めた頃は、「アタシが模範演技したげる~」って騒ぐこともあったけど、今では、落ち着いて見守っている。

「ふんふん、いい線行ってるんじゃない?」

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コメント 4

ゆうゆう

お久しぶり~♪いつも楽しく読み逃げしてます♪

いいフレーズだな。と思って…。
ワンだけじゃなくヒトにも当てはまるかな。と思って…。

「いつでもどこでも出来なければ出来るとは言わないのだ」というネガティブなアプローチではなくて、「1度でも出来たら、(潜在能力としては)出来るんだ」
by ゆうゆう (2009-04-28 09:04) 

ちゃなっち

日曜日はどこもいっぱいなんですね(^^ゞ
トイプーちゃんのおもちゃ 頬張ってる オーちゃんが目に浮かびます ププッ ( ̄m ̄*)
リードしてなかったのが反対なら大騒ぎだったでしょうね(-_-;)

ギュス君たっぷりのお散歩でお留守番バッチリだったんですね^^
しかし、毎回思いますが
1日のお散歩合計距離が我が家の誰かさんの何日ぶんでしょう…(笑)

褒めて自信を持たせる事って大切ですよね
そして諦めずに続ける事。。。
ホント、そう思います^^

by ちゃなっち (2009-04-28 23:20) 

ジャンニスキッキ

> ゆうゆうさん、
お久~♪ ベリクレは元気かな?
クレアも6歳になったんだよね。オメデト。

頭ではわかっていても、実際はカッカしてみたり、
すんなりは行きませんが、諦めたら終わりということだけは
ハッキリしてる??いずれにせよ、気長に、ですかね~^_^;

by ジャンニスキッキ (2009-04-30 09:50) 

ジャンニスキッキ

> ちゃなっちさん、
この緑地は、以前は週末でもそんなに混まなかったんですが、
最近はみんなネットで調べて訪ね歩くからか、天気がいいと
賑わってます。子連れ、犬連れも多いし・・・犬の場合、どこも
でしょうけど、地元の人間は事情がわかってるから神経使うけど、
遠方から訪れる人の中には、ちょっとね~な飼い主さんも。(ーー;)

留守番させるためにくたびれるほど歩くのと、連れて行って、収納で
くたびれるのと、どっちがいいのか?もどっちなんですけどね。(^^ゞ
これで、時々は夜も出かけられそうです。

褒めて自信をつける・・・人間の教育でもそう言われて久しいけれど、
個体差もあるし、一筋縄ではいきませんよね。忍耐あるのみ?!

by ジャンニスキッキ (2009-04-30 10:00) 

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