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オードリーの貧血 : 遂に6万個突破! [病気]

今日から旧盆、世の中、夏休み真っ只中でしょうか?今年の夏、関東は、梅雨明け直後の異常猛暑が鎮まってからは今ひとつスッキリしないお天気で気温もまぁまぁという日が続いていたようですが、先週後半からまたまた尋常ではない暑さが来襲、週末がピークだったような・・・

そんな中、8月9日がオードリーの大学病院受診日ということで、前日から東京の家に帰りました。7月に日帰り通院をしたところ、オードリーもママも、帰山後数日は疲労困憊という感じだったので、今月はどうしたものか迷っていたのですけど、とんでもない暑さになりそうだったため日帰りは断念して2泊3日で行って来ました。

「もしかして、おウチに帰るの?お友だちに会えるぅ~(^^♪」
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先週は、週の半ばから山もジワジワと暑くなって、帰京当日もピーカン。そしたら朝の早ようから蟻の襲撃が~(>_<) 山篭り初年度に酷い目にあって学習、その後は定期的に建物に沿って蟻除けの防虫剤を散布しているため、侵入されることはあまりなくなっていたのに、敵もさる者、散布していないデッキの側から上がってきていました!

オーギュスがいるため玄関やデッキといった出入り口周辺は薬を撒けないので、いずれはやられるだろうな~と覚悟していましたし、対処にも慣れてきたとはいえ、お日様がギンギンギラギラ照りつけるわ、起き抜けの朝ご飯前だわ、帰京の準備もしなければと気が急くわで、侵入した夥しい蟻の駆除と侵入経路の断絶を終えたらドーっと疲れまして・・・

どうせ昼間に移動しても暑いし、ゆっくり出ればいいやと昼近くから掃除・荷造り・ゴミの始末などなど、やっとこ出かける準備が整ったのは14時過ぎ。良い案配に陽が翳ってきたので軽くお散歩して、ヤギミルクをあげて、食器を洗ってパッキングし、大荷物を車に積み込んで、15時半出発。

「たかだか2~3日の滞在なのに、なんでこんな大荷物になるかな~??」
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夕方にかかるといっても平日だから渋滞なんて全く気にしていなかったら、これが大間違い!中央道、上野原の手前から普段の週末並みの渋滞ということで、まだ31度もあったけど談合坂SAで小休止。曇っていたから犬もトイレ休憩。はい、大正解でした。八王子JCTまで混んでいて、高尾IC出てからも町田街道が断続的に渋滞、家に着いたら7時過ぎてました。orz

家の中は特に問題なくてすぐに荷物を運び込んでオーギュスの収納にかかれたから、9時には犬たち夕飯を終えることができました。でもでも~買い物に寄らずに直帰したので、ここからオーママの夕飯を調達に駅前のスーパーへ。そしたら道路工事の渋滞で片道25分もかかって、帰ってきたら10時20分!夕飯食べて片付け終わったら11時。トホホ。

で、帰宅直後から開け放っているのに2階は35度で、寝室のエアコンをつけて12時くらいまでリビングでウトウト。

翌日は明け方に散歩と思ったけど動けず、結局通院日は散歩無しの朝ご飯抜きで10時出発。

7月の通院日も暑かったけど、この日も暑かった~(+_+)

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11時受付で、いつものように予備問診から。

が、この日は少々気がかりなことがあってギュスターヴも消化器系を診て貰うことになっていたためダブル受診となり、研修医も二人。まずはオードリーからということで、またまたお初の研修医に延々と近況報告。

6月下旬から7月は(飼い主目線からは)どことな~く低調だったものの、7月末くらいから徐々に復調してきて、今週に入ってからは絶好調です。

が、前回受診した二日後(7月14日)の夜中に咳発作(?)が起きて、(麻布の主治医に相談の上)翌日富士宮の動物病院で心肺のX線撮影をしてもらったものの問題ないとのこと。帰宅時に10分ほど咳が出たけど、以後今日まで咳は出ていない。

一方で、7月3日に肛門腺を絞って貰ったばかりなのに、24日からしきりに気にして舐めるようになり、メチャメチャ臭い!加えて、24日の夜中、突然起きて頭を振り始め、耳掃除をしても治まらず、朝になっても引き続き振っていたため、27日、肛門腺と耳の件でまたもや富士宮の病院へ。

肛門腺は7月3日と同様、すごく溜まっていたとのこと。耳は見た目奇麗だったけれどマラセチアを検出したので洗浄、点耳薬を処方され、その後徐々に頭を振る回数が減ってきている。が、 8月2日、またまた肛門腺の臭いがして、オードリーも気にし始めていたため、ギュスの受診ついでに3日にまたもや肛門腺絞り。この時も大量にでたけれど、肛門腺炎などといった異常を示すような状態ではないとのことで、しばらくは溜まったら絞りながら経過観察しましょうと言われた。

前回の麻布受診時に膿水が溜まって隆起していた腫瘤はその後大きくなることはなく、膿皮症傾向も治まったものの、何故か、ここ半月ほど、しきりに体を甘噛みしたり舐め回したりしている。

などなどの報告を終え、オードリーは担当研修医と採血エリアへ。

ここからギュスターヴ担当の研修医にバトンタッチ。今度はギュスのここ2ヶ月ほどの胃炎(?)と春から続く体重減少などの話をしていたら(ギュスの件は別途アップ予定)、オードリーが検査から戻ってきて、入れ替わりでギュスを検査のため預けてオードリーと退室。

検査結果を待っているとギュスが戻ってきたものの、すぐに主治医との面談になり、少々時間がかかるかもしれないというので、ひとまずギュスを預けて検査が終わる頃に迎えに来ることで話が纏まり、いったん病院を後にしました。

そうそう、その前に、オードリーの朝ご飯。木陰に停めてたから車の脇で食べさせたのですが、いやぁ~暑かったです。食べさせてる間に車を冷やし、食べ終わったところで即車へ。ここからは、ギュスには内緒で(笑)オードリー&ママ、犬カフェでお友だちとランチタイム。

しばし楽しい時間を過ごした後、3時半くらいに大学病院に戻り、更に1時間近く待ったでしょうか。主治医に呼ばれて診察室へ。

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前回少し落ちていたPCVとHgbは持ち直していましたが、T-Bil値が引き続き微増、今回は先生の方から、「まだ正常値の範囲だけど、このところジワジワと上がり続けてるんですよね~でも溶血の方は特に問題ないし、肝臓の方も順調だから、もう少し見ましょう」と。

また、好酸球の値が引き続き落ちてこないことから、今回も食物アレルギーの方に話が流れ、「除去食やりませんか?」みたいな・・・ギュスの方でもそっち系の話がでて、ママ、かなり迷ってますが、当面は除去食+水だけの生活は無理ですと答えました。

そして、先生、全然着目してないようだったので、ママの方から、「網赤が6万個超えましたね!」って切り出すと、「そうそう、久しぶりだよね、6万個超えたのは」とサラッとしたもの。

久しぶりって・・・発症して以来、自力(輸血やhIVIG直後を除くと、という意味)で6万個超えたのは初めてでしょ!

「先生、たしか、1日6万個造れたら生き(延び)られるって仰いましたよね?」って突っ込みたい気分でしたが、ま、プレドニゾロンを切ったとはいえ、プログラフに頼っている現状ですから、ここは冷静にならないとね。

そして前回検査した腫瘤に溜まった膿水は悪性のものではなく、また培養検査の結果、感染症を示唆する菌も検出されなかったということで、セファクリアは終了となりました。

今回検査した以外にも両手でも足りないくらいの数のシコリがあるし、(見た目)血管上に出血だか静脈瘤だか、それとも老人斑のような色素沈着なんだかがやたら増えてるし、ママからすると、原因のはっきりしない色んなことが次々起きているオードリーを見るにつけ、病気の新たなステージなのか、長期服用中の強い薬の副反応による異変なのか、はたまた加齢によるのか、それほど“まとも”な状態とは思えないけれど、飼い主目線の“何か変”くらいじゃ獣医さんたちは対応できないというのも、この2年でよ~く分かったから、毎日が“普通に”過ごせるならそれで良しとしなくっちゃなんだろうな~と自らを納得させて、病院を後にしました。

で、帰宅後、よくよく結果シートをチェックしていたら、前回、鉄関連の値がそれまでとは違う傾向を示していたため、次回の検査結果を見て対応といっていたのに、なんと空欄!検査しなかったらしい・・・ま、赤血球系が回復傾向だからスルーしたのかもしれないけど、忘れちゃったんじゃないだろうね?(ママはその場では忘れていました。=_=;)

症状が安定していて、減薬もまぁ順調で、治療が長期化してくるとこんなもんなんでしょうかね。

次回は53日後、10月1日となりました。

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ギュスの話も済んで、会計済ませて帰宅したら6時(日帰りじゃ無くて良かった~)。でも全然涼しくないどころか、2階は開けっ放しで出かけた(貴重品はありましぇ~ん!)にもかかわらず、やっぱりこの日も35度。けっこうお疲れだったから2~3日東京で休んでから帰山しようかとも思ったけど、これじゃ犬たちのお散歩が辛すぎるので、頑張って、翌日、土曜日の夜、山に戻ってきました。

山も決して涼しくはなかったけど、陽が落ちれば22~3度ということで、なんとか棲息圏内でした。やれやれ。^^;

「地球、壊れちゃったんじゃないの?それとも太陽系が壊れた??」
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前田 朋

お疲れ様でした。オーちゃんの様子はいちおう、安定してきたってこと?なのかしら。写真で拝見する表情からは、いい目している、と感じるんですけれど。年齢とともに変化もするし、ヴァレンタインみたいに、突然なんで?って症状があれよあれよってこともあるし、判らないことは多いけれど、毎日いい目で、見つめてくれたらきっと幸せなんだな、と思っています。
ほんとうに暑い暑い毎日。甲府で40度って? って思いながらTV見てました。
どうか、オーパパ、オーママ、オーちゃん、ギュスくんご自愛くださいね。
by 前田 朋 (2013-08-14 08:52) 

ジャンニスキッキ


> 前田朋さん、
今年は山梨が暑いな~と思っていたけれど、西日本はもっともっと
酷暑のようですね。オーパパ、夏休み終わったら大変かも、です。
朋さん&ワンsも、引き続き暑さに負けず、無事夏を乗り切って下さい!

最近のオードリーは溶血性貧血の方は落ち着いていると思います。
造血も軌道に乗ってきてるみたいなので、新たに何かを発症しなければ
病気持ちなりに年相応の生活なのかな・・・ただ、ちょっとしたことかも
しれないけれど、色々“普通”ではないことが次々起こるので、それが
単に歳のせいなのか、薬のせいなのか、新たな症状なのか、と心配に
なってしまいます。もう何かあってもたいそうな治療はしないと決めたの
だから、美味しく食べて、楽しく散歩して、穏やかに眠れたらそれでいい
のにね。往生際の悪い飼い主です。(^^ゞ

by ジャンニスキッキ (2013-08-16 10:38) 

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