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お家でパン屋さん - フランスパン生地で [クッキング]

またまたパンねたで失礼しま~す。^^;

犬ねたは、近頃じゃ通院かボヤキになること多々、おまけにヨレヨレなオーママ、なかなか犬の写真撮ってるゆとりがなくて・・・

ま、ギュスのスキンケア時間が増えるとパンづくりに走るという事情もあるのですけどね。(4~5時間のコーミング&軟膏塗りを完遂する(?!)にはモチベーション維持のためにお楽しみが必要?^^ゞ)

ってなわけで、今回はフランスパンで楽しさ倍増と思ったのですが・・・

※競技会レポートに劣らぬ長文ですので(笑)、今日はヒマだ~という方以外はスルーしてくださいませ。m(. .)m

      ******

昨年買い換えたオーブンレンジ、“自動メニュー”のなかに“フランスパン”というのがあって、附属のレシピによるとスチーム機能を生かして本格的(?)フランスパンが焼けるらしいのです。

このレシピを目にして以来、ず~~~っと焼いてみたいと思っていたのです。

でもね、レシピは手捏ね前提というわけで、HBとどう連携させるか色々手順を考えていたのです。

ホームベーカリーを購入した当初の目的は、関節の具合が悪くなって捏ねの作業が辛くてパンづくりを放棄したものの、最近のHBはけっこう使えそうということで、上手く使えば再びパンづくりを楽しめるかもしれない、ということだったのですが・・・

はい、確かに“独立メニュー”というのがあって、捏ね・発酵・焼成のそれぞれの工程だけをHBにやってもらうことは可能なんです。しかし、こと“捏ね”に関しては上手く使える自信がありませんでした。(一番あてにしていた機能なのに・・・orz)

何故なら、各種お任せコースやパン生地コースでの“捏ね工程”は、ひたすら捏ねるというものではなく、5分こねては10分休み、10分捏ねてはまた10分休む、みたいな“捏ね+ねかし”を3~4回繰り返し、完了するのに1時間近くかかるプログラムになっていまして、各工程での羽根の動き(回り具合?)は1時間の捏ね過程全体を行うことを前提としてプログラミングされているようなんです。なので独立メニューの“捏ね”のみを行った場合、手捏ねの場合の時間配分(力加減や捏ね方?)をどう関連付ければ良いのか分からなくて悩んでいたわけです。(教室とかいけば“機械捏ね”を習えるのでしょうけど...)

クヨクヨ考えてないでとりあえずやってみればいいじゃん!っていう考え方もありますが、こう見えて(どう見える?)オーママ、けっこう理詰めの慎重派なんです。(失敗したら材料もったいないし...^^ゞ)

伏線として、去年の夏、フランスパン風コースを使って2度ほど“フランスパンもどき”にトライしてみましたが、1次発酵終了までをお任せするとしても、捏ね上がりや発酵の温度調節とパンチの具合(ここがフランスパンのポイントですよね?)がイマイチなのかな~みたいな感想でしたから、今度フランスパン焼く時は独立メニューの“捏ね”を使ってみようと決めていました。

が、いざとなったら、やっぱりウジウジぐずぐず・・・最終発酵まで上手くいったとして、ここ最近の関節の状態からクープを上手く入れられないかも・・・キャンバス地から天板への移行も失敗するかも・・・う~ん、どうしようどうしよう、って半月くらい悩んでました。(笑)

それで、苦肉の策として、フランスパンの生地を使った、アレンジパン!

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これなら少々捏ね工程に問題があっても潰しが利く(=材料無駄にすることはない!)だろう、みたいな。^^;

レシピは、辻調グループ監修の『パンづくりに困ったら読む本』から。(オーブンレンジのレシピも辻調グループ監修ということで比較しやすかったので...)

“レーズンナッツスティック”のレーズンをクランベリーに変えて(ウチはお犬様が召し上がるのでレーズンはご法度!)、いよいよ作業開始です。(前置き長くてスミマセン。^^;)

機械捏ねは手捏ねより水を少な目にということなので、185gのところを165gで捏ね始めました。

まずは7分。(根拠はあるんですけど長くなるから割愛)

けっこうベトベトしてるので水を加えなくてもいけるかも~っと、更に8分捏ねました。

いくらかケース表面から離れる感じになってきましたが底にはべっとり。思い切って蓋を開けて触ってみたけど温度計で計るまでもなくまだ全然(冷たい!)。

そんじゃと、更に10分追加。すぐに混ぜ込み用のクランベリーを投入して捏ね続けると、徐々にガラス窓が曇ってきて、かすかに発酵の臭いが漂いだしました。で、どうしようかな~と思ってるうちに10分経っちゃいました。(^^ゞ

蓋を開けてみると、温度的には良さそうだけど、肌理(伸び)はもう一歩の感じでしたので、とりあえず温度を計ってみたら、ギョエ~25度を超えてるではないですか。少し休ませてもう少し伸びやかになるまで捏ねたものか迷ったけど、切り上げて1回目の1次発酵に。

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上段左がスタート時、上段右は自作保温機で28度くらいを保って80分後、下段左は2時間弱。う~ん、まだですね~というわけで10分追加して2時間10分経過したものが下段右。

ラップを外してよくよく見たら、けっこう悩ましい状態? どうしようかな~もう少し?

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でもフィンガーテストしたら良さそう。

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というわけで、パンチの後、折り畳んで丸め、1次発酵2回目スタート。

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上がスタート時、下が完了時(30度くらいで70分弱でした)。

もう少しゆっくり発酵させたかったんですが、犬の夕飯(=薬タイムでもある!)と成型タイムが重なりそうだったのでちょっと急ぎました。あ、1回目より径の小さいボールですので見た目膨らみ過ぎに見えますが、問題ありません。

フランスパン生地を麺棒で伸すのは初めてだったのですが、思ったよりきれいに伸びました。水が少なかったのかも・・・思えばこれが最終的な出来栄えを左右したのかも...(=.=)

レシピ通りの25cm×35cmに広げ、前もってローストして刻んだアーモンドとクルミ(各75g!)を散らします。

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この後、むこう側半分を折り重ねて軽く麺棒を転がし、12本に分割。少し引っ張りながら20cmくらいの長さに捻って天板に乗せ、最終発酵スタートです。

ここでオーブンの発酵機能を使いました。32度くらいとなっていましたが、オーブンのレシピは「30度設定で」とあったため30度でスタートしたのですが、あまり温度があがらなかったため10分くらい経過したところで35度に上げて、最終的には60分ほどかかりました。

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上段が成型直後、下段は成型発酵が終わって焼成のためオーブンを予熱してる間、保温器にて待機中。(アチャ~くっついてる。>_<)

220度で10分、200度に下げて8分ということでしたが、今回12本=天板2枚だったので、途中入れ替えながら20分強焼いたのですが・・・

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レシピ本の焼き色と比べると、もう一息だったかも。(印刷物の色合いだから難しいですが...)

オーブンのレシピでは自動メニューの“フランスパン”なのでスチームが出ますが、今回は焼く前の霧吹きのみでした。また、オーブンのレシピでは下段のみに生地をいれて、上段には空の天板を配することになってまして、上火の利きや熱の回りが今ひとつだったかもしれません。

「焼けたのね~(^^♪」
14012207b.jpg

なんで分かるんだろうね、自分も食べられるって。この笑顔に負けそうでしたが、「アッチッチ~だから、冷めてからね!」っと説得して、いつもどおりの夕飯を召し上がって頂きました。(^_-)-☆

ところが、寝る頃になって、焼き上がったパンをしまっていたら、「冷めたんじゃないの?食べないの?」ってすごく怖い顔して迫ってきました。「明日の朝食べるんだよ~早く寝よう!」って、またまた説得したのでありました。(^_^;

14012208c.jpg

で、翌朝、今度こそありつけるはずだったのに・・・

この方の涎ボタボタ騒動が勃発!orz

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となれば、オードリーだけという訳にはいかないのですよ。

「ゴメン、今日もお預けになっちゃった。m(._.)m」
「そんなぁ。。」
14012301b.jpg

アンタたちと消費する予定でたっくさん焼いたのにね~ママも残念だよ。(/_;)

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今日はママがお毒見しておくからね。(千切ったところ)

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で、食べた感想はというと、固い! ママ、ハードなパンが好きなんですけど、これはちょっと固すぎじゃない? 軽くトーストしたらカリカリになったはいいけれど、パン生地に対して具が多すぎるような・・・もう少し水を増やして、もっと伸びるまで発酵させた方がいいかも・・・次回の課題?(もしかすると全然違う理由かもしれないけど...=_=;)

病院の処方が効いてギュスの胃の具合が落ち着いたため、翌々日、遂に犬たちも御相伴に預かることができました。(どこを千切ってもナッツとフルーツだらけ!金太郎飴状態?)

14012401a.jpg

「え?これだけ~`ヘ´!」
「丸ごと1本カジカジしてもらうつもりだったんだけど、ギュスの胃袋が心配だから。。」
「しょうがないなぁ~でも食べれるだけいいか。早くちょうだい!」
14012401b.jpg

胃の具合が悪いはずのこちらさん、珍しく「マテ!」を無視。鼻が伸びてきました。(^・^)

14012401c.jpg

ハラハラどきどきの“初・機械捏ね”でしたが、一応食べられるシロモノが出来上がってヤレヤレ。

ホームベーカリーの“捏ね”メニューを使う取っ掛かりができたことだし、これから少しずつレパートリーを広げていけたらいいな。(*^_^*)

最後は、いちばん“それっぽく”撮れた画像をペッタン。

14012208b.jpg

 


コメント(4) 
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コメント 4

前田朋

おいしそー。具たっぷりのハードなパン、大好きですよー。フワフワのも嫌いじゃない。結局、パンはなんでも好き。
ギュスくん、鼻からのアップ、デュクロにそっくり。いや、デュクロが似てるのか。
ギュスくんたちもお相伴にあずかれて、よかったですね。
by 前田朋 (2014-01-28 08:00) 

ジャンニスキッキ

> 前田朋さん、
パン好きなんですね~私は食べるのは好きですが、作るのはもっと
好きかも。料理(調理?)の中ではゆる~い感覚で取り組めるから?
本当は手で捏ねながら材料たちが徐々にまとまって動き出す感触が
好きなんだけど、今は指や手首、肘関節に難があって無理だから、
じーっとHBの作業を眺めてます。(変なオバサンだ!)

ギュスの鼻、似てるでしょ? こないだFbの写真見たとき、マジで
「エ?」って思っちゃいましたよ。なんだろう? 鼻から目にかけての
色合いかな? デュクロたちにまた会いたいな~(^_-)-☆

by ジャンニスキッキ (2014-01-28 18:23) 

前田朋

京都にも来てくださいー。オーちゃん、ギュスくん、オーママ、オーパパの都合があうとき。
っていうか、私が二匹を連れて里帰りしたらいいのか! 
デュクロもエクリュも以前、お会いしたときにくれべると、ちょっと聞き分けのよい坊主に、一回り大きなサイズになりました。
by 前田朋 (2014-02-02 08:04) 

ジャンニスキッキ

> 前田朋さん、
オードリーの状態が良いうちに行きたいんですけどね~堺のパパ宅、
今回は単身寮で犬がNGなんですよ。近畿圏って犬同伴できる宿泊
施設が少なくて。。どこかご存知ですか?

うんうん、朋さん、お坊ちゃまたちと帰省ついでに寄ってくださいな!
ギュスが手ぐすね引いて待ってますよ~オードリーは朋さんだけで
いいって言ってますけど。(^_-)-☆

by ジャンニスキッキ (2014-02-02 20:57) 

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