オードリー婆ちゃん走る!? [お出かけ]
4月に入ってから雨が多いオーギュス地方です。今週も火・水と雨、昨日は回復したけど今日も午後3時頃からまた降り出しました。しかも冬に逆戻りしたかのような寒さで、先週オーパパの冬物コートをクリーニングに出したというのに、また引っ張り出す羽目に。orz
でもお陰でオーギュスのお散歩は快調?
のはずが、火曜日は冷たい空気が入ってきた午後からオードリーの咳発作(発作というほどではないけど咳き込んで、1回につき数分続くということを繰り返します)、水曜の明け方にはギュスの涎。想定内の出来事なので、オーママ、夜中ウツラウツラ程度で聞き耳たててスタンバイしてましたから、気配を感じてすぐに降りていって薬を飲ませ、大事には至りませんでした。
そんなこともあって、雨にかこつけて二日も散歩をサボったため、昨日(木曜)はプチ遠出でもしようかな~と計画していたのですが、水曜の夕方、オードリーがお世話になってる大学病院の先生から連絡があって、ちょっと物を受け取ることになり、先生の都合で木曜のお昼前に病院に行くことになってしまいました。
計画していたお出かけは方角が逆方向だったため却下、とりあえず出る前に軽く町内散歩を済ませ、用事のあと津久井湖に向かいました。
津久井湖の周囲には苑地が数ヶ所あり桜がきれいな場所もあるのですが、すでに葉桜になっていたにもかかわらず“花の苑地”の駐車場は満車だったためスルー、パークセンターのある根小屋地区まで行くと、駐車場はまだ空きスペースがありました。ホッ。
いつ以来だろう・・・オードリーの発症前だったはず。
途中からどこへ向かっているのか分かったらしく、ヒャンヒャン騒いでいたオーちゃん、車を停めたらこの笑顔!
に引き換えギュスは・・・
「歩くのかぁ~(=.=)」ってなところでしょうか?
<歩き出してすぐの写真撮影でイマイチ乗り気じゃない?>
根小屋地区を選んだ理由はもう一つあって、二日続けて雨だったから、ウッドデッキの散策路が整備されているこのエリアだったらあまり汚れなくてすむな~ということだったのですけど、春ですね~植物がどんどん水を吸い上げているのでしょう、足元は思ったより悪くありませんでした。
歩き出しはオーギュス並んで、いい感じ?
いっしょに臭いも嗅いで・・・
ところが、デッキの散策路に差し掛かった辺りから婆ちゃんが本領発揮。オードリーが先導、ギュスがママの後から続くといういつものパターンに。
次第にエスカレートして、オードリー、ほとんど走ってます。(耳がめくれてるぅ~二日散歩サボったから、このくらいは想定内でしたよ。でもね、この後...ーー;)
あんまり突っ走るので、ちょっと負荷(ギュス?!)を増やしてみたけど・・・
全然負荷になってないというか、オードリーに引き摺られてギュスも走りだし、すぐにヘロヘロになっちゃったから、解除してやりました。
「はぁ~死ぬかと思った。」(by ギュ)
「どうしたの?」(by オ)
昨日は城山山頂まで行く気はサラサラ無くて、デッキ散策路と津久井湖を見下ろす林道をブラブラ、四季の広場で一休みして帰ってくるつもりだったのです。
ところが、デッキが終わって森の散策路になるや、オードリー、思い出しちゃったみたいです。
「こっちよね?ここから登るのよね?」
はい、城山山頂に向かう登山道の入口、しっかり覚えておりました。(+_+)
行く気満々。どうしたものか、しばし悩みましたが、気温は低いし、陽射しもないし、ギュスのベロメーターもまだレベル2(笑)くらいだし、ダメそうだったら引き返せばいいや~とハイキング決定!
「行くんですか?(._.)」
「行くわよ!」
それがねぇ~登山道に入ったらオードリーのペースが益々上がって、ほとんど走りっぱなしみたいな状態。
基本、ギュスが着いてこれなくなると時々リードを放し(ギュスはリードがあっても無くてもママに着いてきます。=_=;)、オードリーのリードは握ったまま同じペースで着いていってたのですが、岩場っぽい急斜面が2~3m続いたとき、ママが着いていけなくなって、一瞬オードリーをリードで引き戻すような状況になってしまって、丁度段差を跳び越えようとしていたオードリーが仰け反るように滑落してしまいました。
かなりドキっとしましたが、オードリー自身はそんなことものともせず、引き続きずんずん先に進みます。びっこを引くでもなく、見た目は問題なさそうでしたけど、帰宅後チェックしたら右後肢のアキレス腱の付近に擦過傷を負っていて血が滲んでいました。(>_<)
それ以降、着いていけなくなると、登山道の状況をみながら(ハイカーや見通しの有無)オードリーのリードを放すことにしました。
こんな感じ。
この動画は、帰路、比較的傾斜の緩い下り坂で撮影したものですが、往路、少々傾斜のきつい登りも似たようなペースですっ飛ばすオードリー婆ちゃんでした。
途中、女坂と男坂に分岐する地点でも悩んだのですが、女坂は緩やかだけど道幅が狭いので、敢えて男坂にコースを取りました。急な坂が続けば、さしものオードリーでもペースが落ちるだろうと思ってのことだったのですが、予想は外れて・・・
頂上までず~~~っと同じペースでした。orz
それでも、ママがリードを放すと10mくらい進んだところで我に返って(ママが着いてきていないことに気付き?)足を止めて振り向くので、「待ってて!」と声をかけてギュスのペースでオードリーのところまでいって、しばし休憩して歩き出すことを繰り返しました。(オーパパがいたら、追いついたところでサッサと出発しちゃうので、オードリーに追いつきたいギュスは休めません!)
首輪だったら、ここまで引っ張りっぱなしは有り得ないんだけど、ハーネスなので苦しくない訳で・・・しかも、ギュスに合わせて休憩するから、オードリーはバテないんですわ。前々日、咳発作を起こしてた犬とは思えないタフネス振りです。
<山頂目前。じゃっかん疲れが見えてきた?>
無事、山頂到着です! ギュス、よく頑張ったね。エライっ。!(^^)!
うん、ギュス、横ベロじゃないということは、帰りの分とってあるよね??
山頂ではシニアのおじさんハイカーが宴会をしていましたけど、「でかい犬だなぁ~」くらいで、特に呼び止められることもなかったのでヤレヤレ。
あんなに走りっぱなしだったオードリーも、山頂周辺の散策はすごく落ち着いていて、これなら帰りは楽勝かも~と密かに期待したのですが、期待は裏切られるものなんですね。^^;
来た道を引き返したのに(一度通った道は少し冷静になるはずなんだが...)、下り始めた途端、またもや疾走が始まりました。
さすがに男坂を走り降りるのは足腰への負担が大きすぎるため、分岐から女坂を下りました。途中、おんぶの子供連れファミリーや、シニアのカップルなど、数組とすれ違いましたけど、大分手前で気付いて、脇の斜面に張り付くようにギュスを退避させやり過ごし、特にお叱りを受けることもなく、公園の散策路エリアに下りつきました。^o^
いやぁ~ギュスが最後まで着いてこれて本当に良かったです。途中で足が止まったらどうしようと、そんな心配ばかりが頭の中をグルグル巡っていました。(で、実際そうなったらどうするつもりだったんでしょうかね??)
“四季の広場”まで下ったら、満開の桜が迎えてくれました。所々葉っぱの出ている木もありましたけど、まだまだ綺麗に咲いていました。
それでなのかな~平日の昼下がりでしたが、大勢の子供を連れたグループがピクニックしていまして、オーちゃんの顔が引きつり始めました。
子供たちが走り回る遊具の間を通り抜け、子供たちから離れて、広場の端っこの水飲み場のそばの東屋で給水休憩。
山道を抜けた後、デッキの散策路をゆっくり歩いて、途中写真も撮りながらクールダウンしたつもりだったのに、ギュス、ひとしきり水を飲んだ後ドバーっとリバースしました。といっても固形物はほとんどありませんでした。
が、ギュスを休ませ、後始末していたら、運悪く(?)子ども達が歓声を上げながら走り寄ってきました。最初は女の子だけだったんだけど、棒を振り回しながら男の子が近付いてきたので、オーママ、ここはさすがにたしなめました。でもね、お母さんたち、まったくの無関心で50mくらい離れたテーブルでお喋りに夢中です。
思わず、その昔、ドッグランでお喋りに夢中で、犬のことなんて全く見ていない飼い主さんがいたよな~なんか似てるかも、な~んて感じたのでした。
いつまで経っても子供が戻っていく様子もないし、親も呼び寄せる気配がないし、これじゃ犬たち休まらないので、休憩を切り上げ、駐車場に向かいました。
なのに、オーギュス&ママが歩き出したら、子供たちぞろぞろ着いて来るんですよ! で、例のオノコがまた棒振り回して何か叫んでるし・・・
聞こえよがしに、「もう帰るからね。君たちお母さんに黙って着いて来ると心配するよ」って言い返したら、やっと親の一人が立ち上がって「○○ちゃん、お出で~!」って手招き。それでもまだ渋っていましたが、「お母さん、呼んでるよ。<`ヘ´>」っと押し返しました。
この日のお母さんがた、お花見を楽しむより、お喋りがしたかったように見受けられました。その場合、子供に対する目配りはこんなもんなんでしょうかね??
これでウチの犬たちが子供に向かってワンワン吠えでもしたらどうなっていたのでしょう。文句の一つや二つ言われたのかな? 何事も無くて良かったよ。
<離れても子供の動向が気になるオードリー>
車に戻ってからしばらくギュスを休ませ、涎ボタボタや嘔吐が起きる気配がなさそうだったので、恐る恐る出発、家まで無事たどり着いたのでした。やっと一安心。^^;
<もう追っかけて来ないと分かって安堵するオードリー>
花を愛でながらのんびり散策のつもりが想定外のハイキング、それも、往年のオードリーを髣髴とさせるような疾走ハイクで、ママとギュスはヨレヨレでしたよぉ~(@_@;
それにしても、気管虚脱で呼吸不全がドーノコーノとか、多発性関節炎で歩けなくなるかもとか、腰仙椎障害の手術をするとかしないとか、そんな諸々を抱えていることが信じられないくらいの走りっぷりを見せたオードリー婆ちゃん、ママはもう腹を括ってるから。オードリーのやりたいことをできる限りサポートするから。最後までオードリーらしく生きて!
「毎日このくらい散歩できるといいんだけどなぁ。。」(by オ)
「無理っ!」(by ギュ)
おっと、疾走ハイクのレポートで終わるところでした。
お花、色々咲いてましたよ~(*^_^*)
ハナモモと雪柳がピークでしたけど、桜もまだまだ楽しめました!
オーちゃん、いい顔してるねー。
ギュス、お疲れ様。でもいい運動になるね。
京都は連日の雨。寒いし冷たいし。散歩もままなりませんが、何とか誤魔化しています。
もう少しでいいから、暖かくなればいいね。オーママも風邪を引かないように楽しんでくださいね。
by 前田朋 (2015-04-11 11:20)
> 前田朋さん、
こっちも天気が愚図ついてます。すっごく寒いし~(><)
そちらはまた雪ふってたりして??
お散歩なくてイラついてるのは婆ちゃんの方です。
若年寄りはほっとしてるかも~(笑)
みんな体調管理気をつけないと、ですね。
by ジャンニスキッキ (2015-04-11 12:41)