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あわや。。 [病気]

今年の梅雨は梅雨らしい雨の降り方とはちょっと違うような・・・天気の急変・激変に振り回されてる気がします。そのせいでしょうか、オーママ、プチ不調が続いていて、あちこちチェックすることになり、引き続き東京に居座っております。^^;

でもって、ワンコさん方もけっこう不調みたいです。お散歩友だちもみなさん(!)病院通いしてるみたいです。えぇえぇ、我が家も “ご他聞にもれず” でございますぅ~(T_T);

      ******

今週の火曜日、オードリーは、前回引っかかった項目のチェックのため、午後大学病院を受診することになっていました。

最近は予約が午後の時は朝ご飯抜いてないので(汗)、この日も、なるべく検査に触らないよう早目に朝ご飯にしました。朝散パスして6時15分くらいから食べはじめました。

すると、食べてるうちにギュスがしゃっくりを始めて、アチャ~涎ボタボタになるんじゃない?と見ていたら、食べ終わる間もなく流涎が始まりました。しかも呼吸がすっごく早いし、触ってみたら脈も100/分くらいに上がってるし、不整脈も出てまして、ギュス自身はとっても辛そうな表情でハァハァ、立ったり座ったり伏せたりと落ち着きません。

しばらく涎対応していましたが、朝は色々片付けなきゃならないことがあるし・・・

とりあえずファモチジンとペラプリンを飲ませてケージで休ませ、ママは家事をやっつけることに。手抜きして1時間くらいで一通りやっつけてリビングに戻ると、ギュス、扉が開いていたけどずっとケージの中で伏せていたようです。顎から胸は涎でベチョベチョ。当然スノコも新聞紙もケージ用のトレイもベチョベチョ!

呼び寄せて蒸しタオルで拭き拭きして、ケージの掃除して、でも涎はエスカレートしてるし、呼吸も一向に鎮まらないし・・・

う~ん、オーちゃんの大学病院変更してもらおうかなぁ~でも実は先週金曜だったのをママの不調でドタキャンして変更してもらっていたので、またしてもドタキャンというのもなぁ~困った。

10時くらいになったらほんの少しだけ涎が減ってきたように感じたので、大学病院の先生に、「カクカクシカジカ...ギュスが具合悪くて今からかかり付けに行くので、最悪今回もキャンセルになるかもしれません。m(_ _)m」とメールして、注射でも打ってもらえないかとかかり付けの動物病院に向かいました。

パッと見いつものことだから先生も状況はすぐ見て取れて、聴診と触診でこれまでと同じ状態だと。で、「午後麻布なので同伴したいのですが・・・」というと、行き先が病院ということもあり、「脈が120/分超えてるので、そこは気をつけてみててくださいね」といって、吐き止め(セレニア)の注射を打ってくれました。

この時点では全体的に症状は鎮静傾向だったので、先生も、「麻布に着くころには落ち着いて来るでしょう」と送り出してくれました。

調度お昼にかかったのでコンビニでおにぎりなど調達して運転席で食べていたら、2匹で恨めしそうに “頂戴ビーム” を発して、ギュス、そんなに具合悪そうではありませんでした。

が、病院に着いて車から降りたら、また少しボタボタ・ハァハァやっていました。でも受付を済ませて順番を待っているうちに落ち着いてきました。

研修医の問診で、前回受診の前10日間くらいオレンジがかったオシッコをしていたけど、受診した日の夜から何故か普通の色に戻り、その後たまにオレンジっぽくなるものの総じて尿の状態は良好なのでたぶんビリルビンも落ち着いてると思いますと話してオードリーを預け、ギュスと診察室を出ました。

この時も少々ハァハァしていたものの涎は治まっていて、朝の6時半に始まって7時間経過していたため、そろそろ終息かな~なんて思っていたのです。

15分ほどでオードリーが採血から戻ってきたのですが、この時主治医の先生も出てきて、「ギュスの具合はどう?」なんて声をかけてくれて、実際様子もチェックして頂き、「あとは内視鏡検査くらいですからねぇ~どうしますか?ま、今日のところは様子見ても大丈夫そうだね」みたいな話をしました。

そこからオードリーの血液検査結果が出るまで1時間くらい待ったのですが・・・

なんと、その間に、ギュスの様子がどんどんおかしくなっていったのです!

具体的には、またまた涎ボタボタと呼吸数&心拍数の上昇なんですが、なんかね~上手く説明できないんだけど、いつもと違う感じ? 脈に触れてみても100前後、時々抜けるものの、そんなにガチャガチャの不整脈ではないような・・・

なのにギュスが「母さん、助けて~/_;」と言ってるような気がして・・・

その時、検査結果が出て診察室に呼ばれたので、オードリーの結果そっちのけで、「先生、ギュスが変なんです!」って叫んじゃいました。

先生、「とりあえず、オードリーはまったく問題ありません。ビリルビンも0.08(前回0.25)に下がってますので、次は少し間隔あけて大丈夫です。で、ギュス、見てみましょう」と触りだしたら、ギュスが軽くゲップをしました。すると先生、「レントゲン撮りましょう。胃拡張かも・・・準備しますのでちょっと待っててください」と処置エリアに去っていきました。

すぐに研修医がやってきてギュスを連れて行きました。

15分くらいで戻ってきて、すぐに呼ばれました。

画像を見ながら説明を受けました。

15062301a.jpg 

胃拡張でした。線で囲んだ部分が胃で、幽門から噴門までガスでパンパン。捻転にはなっていないようだけど、薬でガスが流れなければ、針を刺すか口からチューブ入れて抜くことになると。

2時間くらい預かってケージで様子をみたいんだけど、安静かつリラックスした状態を保つのがベストだというので、(この日はたまたま空いていた事もあり)「だったら待合で私が付き添って待ちます」と答え、そのまま待合でギュスを伏せさせ、オードリーとママは横に付き添いました。

15062302.jpg

で、午前中にかかりつけでプロナミド(ギュスには合ってるのか、割と効きます)を処方されていたため、飲ませていいかと先生に確認すると、「飲み薬は時間がかかるかもしれないけど、プロナミドと似たような薬を考えていたので、手持ちがあるなら構いませんよ」というので飲ませました。

そしたら、30分くらいで呼吸が落ち着いてきて、遂に横になって眠りはじめました。やれやれ。

1時間ほど経過したところで先生が様子を見に来て、「うん、これなら大丈夫かもしれません。少し早めて4時過ぎにレントゲン撮りましょう」と。

で、2度目のレントゲン画像がこちら。

15062301b.jpg

左下の黒い部分がガスだそうですが、1回目の時より減っていて、抜けているのが分かったため、挿管だの穿刺だのといった処置はしなくて済むことになりました。

「もう少し抜けて欲しいんだけど、落ち着いてきてるから帰宅してもいいですよ」って。

夜またぶり返したらやだな~と不安ではありましたが、ギュスの表情もすっかり明るくなったし、入院するより家の方が落ち着くだろうから、何かあったらそれはその時って腹を括り、帰ることにしました。

先生は、これまでの流涎と不整脈の際いつも胃拡張が起こっていたわけではないだろうけど(去年2月に同じような状態の時たまたま麻布で検査予約していてチェックしたけど胃拡張は起きていなかった)、胃が膨張して迷走神経を圧迫すれば不整脈や涎が出ても不思議は無いので、今後流涎や不整脈がでたら胃拡張を疑った方がよいと。

「大型犬の宿命だね~食後は安静に努めて、食事を頻回にして、捻転になると命に関わりますよ!」って脅かされて帰ってきました。

これまでも流涎とハァハァが起きたら胃拡張を気を付けてとは言われていたし、前に「胃拡張って触ったら分かりますか?」と訊ねたとき、腹部が膨張して(ガスなら)叩くと鼓のような音がするといわれてたので、帰り際に確認したら、「う~ん触っただけじゃ難しいだろうねぇ~」という応えが返ってきました。肋骨の中、内側に向かって膨れてるからというような話だったと記憶していますが、記憶が曖昧なので、次回確認したいと思います。

      ****** 

とりあえずは胃拡張の段階で切り抜けられてホッとしました。“いつもの涎” と様子見ていたら、下手したら胃捻転になっていたかもしれません。

でもね、今回胃拡張が始まったのは(恐らく)食後7時間以上経過してからで、特に激しく動いたわけでもないし、実際、胃は空っぽでしたので、食後だけ気を付ければよいというものでもなさそうです。

胃に内容物があっても、ガスだけでも、パンパンの状態だと、ちょっとした動作で胃が回転して捻れ易くなるのだとか。捻転防止に胃の固定術を行うケースもあるようですけど、それとて万全ではないらしいし、先生の言う様に “宿命” と受け止めて、おかしいと感じたら病院に駆け込むしかありませんね。(それでも間に合わないこともあるかも・・・) 

しか~し、この日、もし大学病院キャンセルして家で安静にしてれば起きなかったのかなぁ~とか、アレコレ考えちゃいましたわ。

いやはや、ギュスにはどんだけ脅かされたことやら。オーちゃんだって貧血以来色々あるか。ま、母さんが健康でいないと話にならないから、よ~く検査しておかなくちゃ。(^^ゞ

<オマケ>
実はギュス、もう一つ気になってることがあって、火曜に皮膚&腫瘍に強いかかりつけ先生に診てもらうつもりが、忘れちゃったんだよね。今度薬もらいに行ったら診てもらわないと。なんなんだか。。(=.=)

15062101.jpg


コメント(4) 
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コメント 4

前田朋

オーちゃんは落ち着いているんですね。良かった。
ギュス、大変だったね。胃にガスがたまるの? かわいそうに、苦しいよねー。
胃拡張ほどではないのだろうけれど、デュが一度に食べるともどすので、最近は5回に分けています。子犬でしょ、まるで。
ギュスも小分けにしたらましになる? 
それにしてもオーママ、自分の体調管理、くれぐれも気を付けてくださいね。
といいつつ、私、手首を骨折しまして、かまってやれない分、口が先に出る状態なので、デュが荒れてきてます。
by 前田朋 (2015-06-25 19:44) 

じにこ

ギュスくん、大事に至らなくてよかったですね。
記事を読んでいて、胃拡張だなんて予想もしませんでした。
ご飯を食べたら普通は寝るだろうし、これといった予防法がないのは
大型犬にとっては辛いものです(>_<)

ママさんも体調崩されませんように☆
by じにこ (2015-06-26 09:29) 

ジャンニスキッキ

> 前田朋さん、
手首の骨折ですか!右?左?このコメントは音声入力??
手首は大変ですよねぇ。。20年前にオーパパが左手首を粉砕骨折して、
その時は1ヶ月くらい入院・手術で、退院後も何本もボルトが入っている
ため大変でした。朋さんはどんな状況なのかしら。。お仕事に犬の世話、
家事もあるから、どうされてるのか心配です。近ければねぇ。。後ほど
メルしますね。

デュクロも食事を小分けにしてるの?ギュスは2歳くらいから食後に
チョボっと戻すようになって、喉の蠕動運動が弱いのかもといわれ、
なるべく通りの良い食事ということで、ふやかしたフードのミキサー食に
汁物を加えるようになりました。以後その手の嘔吐はなくなっていたの
ですが、今度は胃拡張だと。大型犬のシニアでは“宿命”といわれても、
ならない個体もいるわけで、なんだかな~です。とりあえず1食を2回に
分割(間1時間くらいで)してあげてますが、なんとも無い時はなんとも
無いんだよね。1日2食だから4回の食事です。なんかもう身動きとれ
ない気がしてきましたよ。介護の始まりみたいな??
ホンモノ(?)シニアはピンピンしてて、散歩が足りないといってるし。- -;

by ジャンニスキッキ (2015-06-26 10:32) 

ジャンニスキッキ

> じにこさん、
ギュスの場合、来たか~っていう感じかも。。たまたま大学病院だった
のでスタッフも大勢いて、巨体のギュスでも即レントゲン撮れたから
すぐにわかったけど、自宅だったらどうなってたのかな~なんて。^^;
1時間くらいでみるみる様子がおかしくなってきましたから、この先、
家でどうこうなっても車に乗せることすら危険かもしれないし、どう対処
したもんか、難しいです。

大型犬で胸が深い犬種に多いとは言われてますよね。ラブもけっこう
多いほうらしいですが、ゴールデンはどうなんでしょうね。ジニーちゃん、
元気そうですね。ウチも本当の(?!)婆ちゃんの方は元気ですが、
ギュスは7歳にしてすっかりシニアだな~と再確認してます。(T_T);

by ジャンニスキッキ (2015-06-26 10:38) 

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