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オードリーの貧血 : 束の間の幻影? [病気]

このところ短い周期で天気が変わっているオーギュス地方です。

3連休は良い天気に恵まれたけど、連休明けの火・水は冷たい雨、昨日木曜は晴れてしかも気温が上がり、犬たち日中散歩にいったらハァハァ、そして今日、晴れるはずが朝からスッキリせず、今日一杯はもつと言っていたのに、昼前から雨がパラパラ。

今日はオードリーの大学病院受診日だったので、出かける前にちょこっと町内散歩しただけだったから、病院の帰りにどこかで散歩と思ってたのに、どこにも寄らずに帰ってきました。(T_T)

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前回受診から4週間、その間、免疫抑制剤(=プログラフ)の減薬を始めたので、今日は久しぶりにドキドキの受診でした。

この4週間のオードリーの様子はというと、11月第1週は絶好調だったかな・・・あ、その週の木曜からなんとな~く元気がなくなって、第2週は下降気味。といっても、食欲もあるし、散歩もズンズンだし、どこが?っていうくらいの変化だったんですが、週末、15日からお腹の具合がアチャ~となり、17日になっても粘膜かぶった軟便だったのでかかりつけへ。

検便の結果、腸内環境が悪化というか、悪玉菌が大幅に増殖していて、未消化のモノもたくさんあるとのことで、ディアバスターという止しゃ薬とビオフェルミンRで様子見に。

3~4日で便の状態は復調し、一緒に元気も復活しているようだったのが、24日にシャンプーしたら久々に激しく震えていて、もしや貧血再発?なんて思ったり。でも可視粘膜や耳の血色は悪くなかったから大丈夫かな~と。

でも今週にはいって、火曜の夜くらいからイビキがひどくなり、(しばらく収まっていた)夜間息苦しそうにフガフガもがいては起き上がって頭振ったり顔擦りつける動作がまた増えてきて、ついには山くじらのごとき往復イビキ。そして昨日は、暖かく、しかも雨上がりで湿度が高かったからか、散歩中かなり苦しそうな息遣いでゼーゼー、帰宅したら鼻水ボタボタ。

そんなこんなで、貧血の方は横ばいの様な気がするけど、全般的な体調は、マックスを100%としたら70%あたりでアップダウンしてましたと、予備問診で研修医に告げました。

そしたら、いつもの血液検査に加えて、喉と胸のレントゲン撮る事になるかもしれませんと言い残して、オードリーと検査エリアに消えていきました。

普段は20分くらいで戻ってくるのに、今日は1時間経っても戻ってこなくて、受付に聞いてみようかな~と思っていたら、ドタバタと研修医を引き摺って戻ってきました。

「レントゲン撮りました~そしたら興奮してオシッコもらしちゃって・・・ドライシャンプーで拭いておきました」と。

「朝ご飯後と散歩中、さっき建物に入る直前に排泄して、最後はほとんど出なかったんだけど・・・たくさんでしたか?」と聞いたら、「ちょこっとでした。興奮したからだと思います」って。

これまで診療中(採血・採尿・レントゲン・エコーなどなど)に粗相したことなんてなかったんだけど・・・興奮というよりビビリションじゃないの?と思ったママでした。

だって、戻ってきたオードリー、心臓バクバクで尻尾が股の間に入っちゃって、目が泳いでましたので。(レントゲン撮影の際の補ていで一騒動あったのかも?)

朝ご飯お預けのまま更に1時間くらい待ったでしょうか、やっと先生に呼ばれて診察室へ。

今日も血液検査の結果は置いといて、まずは呼吸の話から。

一番気管が狭まっている部分の写った画像を示しながら、「ここの狭窄は10月のアトムの画像にもしっかり写ってましたが・・・」、今度は呼気時と吸気時の画像を示しながら、「私は呼吸器の専門ではないけれど、これまでに気管狭窄を診た経験から、そんなにペシャンコという感想ではないんです。確かに気管虚脱ではあるけれど、(せいぜい)レベル2くらいに思います。なので暖かくなってくると辛いでしょうけど、冬の間は大丈夫そうですよ」と。

では、現状の大イビキや苦しそうな呼吸はなんなのかという話になったものの・・・

「今日は透視下X線撮影(=呼吸を止めずにずっと放射線をあて続け(=被爆量が多い!)、リアルタイム動画で気管の状態を観察できるのだそうだ)して確認しましたが、呼吸の通りもそんなに悪くないし、痰など分泌物が溜まってる様子もないんですよね。咳や嚥下障害が出なければ経過観察でいいんじゃないかな。発作様の咳が頻発したり痰が絡むようなら抗炎症薬や抗生剤の内服も考えられるけど、今のところは必要ないでしょう。ただ、前に言ったように、自己免疫疾患からくる喉頭麻痺が起きている可能性は否定できないので、その場合、突然呼吸不全が起きてバッタリということもあります。が、病態が顕著になったら外科的処置も含めて考えるということで、当面は様子をみましょう」と。

目下でている症状の原因は分からずじまいです。

で、ママ、「どんどん悪くなる一方なら今のうちに苦しくないように何かしてやりたいと思ったのですが、年齢的なこともあるし、症状が出たり引っ込んだりを繰り返しながらも、緩やかに進行していくのであれば、それはそれで受け止めて、そのつど対応していけばいいかな~突発的に何かあったらその時はその時と、今は思っています」って応えました。

でもね~今週はけっこう辛そうなんですよね。^^;

今朝なんて、自分で下りて来たけれど、朝ご飯の仕度している台所脇で、なんと、二度寝!

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普段は、台所とダイニングの境界でお座りしてピーピーキュンキュン催促しながら、終いには食器のところまで迫って来るんですけどね。(以前はバリケン待機だったのに、近頃はすっかり甘くなって、なんでもOK?!^^ゞ)

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う~ん、気管狭窄のせいじゃないとしたら貧血再発?なんて不安になっていたのですが・・・

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「貧血の方はというと、CBCは問題ありません。普通の犬みたいな数値ですよ!でもT-Bilがねぇ・・・まだ標準値内だけど、またジリジリ上がってきてるんですよね。例のごとく肝機能は問題ないし、やっぱり心配だから薬(プログラフ)戻しません?」て。

う~ん、夏にT-Bil上昇(0.26)で胆汁酸検査までして、結果、肝機能じゃなくて、直接ビリルビンや尿の方も“++”だから溶血かな~なんていってるうちに下がって(0.11)きて・・・

そしたら前回また上がりはじめて(0.19)、今回は0.25まで上がったので、先生としては溶血を念頭に置いての発言でしょう。

「現状、T-Bil以外の検査値全てが良好だし、体重や毛艶、身体の動き等全部とても良いコンディションなんですけどね~溶血性貧血で失敗するケースの多くは、“寛解→減薬→再発”の再発が食い止められなかった場合がほとんどなんですよ。だから、やっぱり(今のうちに)薬戻しましょう!」といわれたら、ママとしても拒否るわけにいかなくて・・・

プログラフ、また24時間ごとに戻します。(抱き合わせでフラジールも復活)

あ~ぁ、わずか4週間で投薬内容が元に戻ってしまいました。(また減らせることはあるのだろうか?)

「CBCだけ見たら年明けでOKなんだけど、T-Bilのことがあるから念のため年内もう一度受診してください」ということで、次回は3週間後、12月19日になりました。(T-Bil下がっていますように...(._.))

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帰りにどこかで散歩と思ったのだけど、雨がチラついていたし、オーちゃんの様子が何か変だったので直帰。

そしたら、例の尻尾が帰宅してもダランと垂れたままで、触ったらキャンて! 5月の馬美症候群騒ぎの時みたいな感じ?

更に、鼻づまりのような呼吸にくわえて、時折、ヴーとかグーとか喉から搾り出してるような長い呻き声みたいな息を吐くかと思えば、突然立ち上がって、頭を垂れてハァハァと喘ぐような息遣いになり、しばらくするとまたバタっと伏せて静かになったり、な~んかおかしいんだけど。

考えたってしょうがないから、このまま“変な状態”が続くようだったら、かかりつけ&整形受診かなぁ?? 見てるママとしては、辛い状態が続くのは可哀想だと思っちゃうんだよね。

今は、ストーブの前で寝ています。(夕飯後呼吸は落ち着きました。尻尾はまだ... orz 追記:今朝(29日)は水平近くまで上がるようになって、チッコでも濡れませんでした~*^_^*

今晩穏やかに眠れるといいね。鼻づまり(?)解消しますように。

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