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オードリーの貧血 : 45%だけど。。 [病気]

2月に入ってめっきり春めいてきたオーギュス地方、天気も気温も日替わりで目まぐるしく動いています。陽射しが暖かな日も増えて、昨日は庭の梅が咲きだしました。一方で花粉も飛び交っていて、オードリー&ママは鼻水にくわえてくしゃみ連発のお散歩、いいんだか悪いんだか・・・^^;

そんな中、おととい2月19日は今年はじめての大学病院受診日でした。

前回が去年の暮れ、12月19日だったかな・・・丸2ヶ月ぶり、しかも、主治医の都合で通常とは違う診療曜日だからか、担当の研修医が全くはじめて見かけた方だったので(先生もオードリーを知らないようでした)、またまたどこから説明すればよいのか悩んじゃいました。

この2ヶ月、数日“絶好調っ!”と元気に過ごしたかと思うと、その反動(疲れ?)で徐々に体調が下降、貧血がどうこうという感じではないけれど、喉の調子やら全体的な元気(意欲?)が低下して、1~2週間するとまた戻ってくるようなサイクルで経緯していて、ちょうど先週は“底”ですっごく元気がなかったのに、今週に入ってみるみる復活、今日はとっても元気です、と伝えました。

「では採血と診察に」って話になったら、それまでもガタガタぶるぶる震えていたオードリー、扉に向かって脱走モード。去年秋のレントゲン撮影以来、診察室に入るのさえ拒否るようになっているオードリーですから、力ずくでかかると、逆に力で反発、惨事(?!)になりかねないので気を付けてくださいとお願いして、ギュス&ママ退室。

ママたちの姿が消えてからも診察室に留まっていたのか(?)、オーちゃんがヒンヒンきゅんきゅん「ママ、置いてかないで~(/_;)」と訴える声が漏れてきたので、ギュスがそわそわしちゃって、なんか面倒くさかったかも。

2~30分で戻ってきたものの、採血跡から流血して後足が血だらけ。血を拭いて止血処置くらいしてもいいんじゃないのか~と思いつつも、もう血は止まっているようだったので特に文句は垂れませんでしたけど、なんでこうなるかなぁ。

そういえば、前回はママのいる前で採血したんだったっけ・・・それでも補ていの助っ人呼んできてたっけ・・・開業医では採血下手くそな獣医さんに当たる事ってまずないんだけどなぁ・・・そりゃ~何をされても動じないように躾けてない飼い主に責任があるんだろうけど、飼い主の目の前だと大人しい犬もいるし、飼い主がいると甘えて大袈裟に騒ぐ犬もいるわけで、もうちょっと臨機応変に対応してもらえると嬉しいかも。(=.=)

この日は変則だったからか、予備問診に呼ばれるまで30分以上待たされて受付に聞きにいったくらいだったので、さぞかし待たされるかと思いきや、30分程で主治医が顔を出して、「オードリーちゃん、どうぞ!」って。

診察室に入るや、「今日はCBCチェックのみです」って。早いはずです。

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先生、「オーちゃんは何も問題ないよ、PCVも45%だし。ところでギュスはどうなの?」って。

年明け早々のガストリノーマ疑惑、ALPの上昇、ヘマトの低下と、オードリーの主治医の守備範囲ということもあって、相談させていただいていたので、状態がよくなければ精密検査という話をしていたのですが、このところ(見た目は)落ち着いているし、全体的に少し元気も出てきているように思うと伝えると、先生も、「うん、そんなに具合悪そうじゃないよね。3月初めのかかりつけでの血液検査の結果みてからでいいでしょう」って。

で、薬の話になり、PCVが45%まで戻ってきていることだし、将来再度プログラフ減薬の可能性はあるのか尋ねたところ、「気持ちは分かります。でもねぇ~何度も言って来てるように、再発したら止めるのは極めて難しいんです。オードリーちゃんはプログラフしかないしね。なので、このまま続けましょう」って。

さらに、「しかし45%まで来るとは思わなかった。ホント、よくここまで上がりましたよ。SLEかもといっていた関節痛も全くなくなっちゃったしね。SLEの子けっこう診てるんですけど、なかなか厳しいんですよ。ま、動物は痛みや不調を訴えないから、飼い主が気がついた時には相当悪化してるというのもあるけれど、1年くらいです。プログラフがうまくいくケースはとても少なくて、オードリーともう1例だけです。(なのでこのまま)続けてください」って。

PCV45%はじめ血液の状態はほぼ健康体といえるレベルまで回復しましたが、オードリーの年齢を考慮すると、多分生きてる限り免疫抑制剤(プログラフ)を飲み続けることになるようです。

そして、花粉等の季節性のアレルギーなのか、鼻や喉の(ウィルス感染による?)炎症なのか、はたまた免疫疾患からくる咽喉頭麻痺によるのかは不明ながら、頻発する鼻水・鼻づまり・くしゃみ等々の対策のひとつとして飲み続けていた抗アレルギー薬のタベジール、あまり効いてる風でもないため、いったん止めて様子を見る事になりました。

というわけで、薬はプログラフのみ(造血の助けになるということで出していただいてるプラセンタ系のサプリとデノシルは続行)。

次回は、ひょっとするとギュスの検査受診もあるかもしれないので、オードリーではなく、ギュスの血液検査結果が出る日程に合わせて3月10日となりました。

先生との話が終わって退室、薬と会計待ちだったのですが、ここで研修医がオードリーの流血に気付いたらしく、待合室にやってきて、血の跡を拭き止血テープを巻きながら、「もう止まってるみたいですけど、念のため家に戻るまで留めておいて下さい」だって。

「もうテープ外してもいいんじゃない?」
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「これは拭き取りきれてなかった血が着いただけよ。また出血したわけじゃないからね。アタシ、そんなに無闇に暴れません!ったくぅ~(ーー;)」
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      ******

この日は午後2時の予約で、終わったら5時近かったので帰りのお散歩はスルーしました。午前中にけっこう歩いていたからいいよね。(^^ゞ

というわけで文字ばかり連ねたので、ここ数日の散歩の様子など貼ってみます。

月曜日、オーギュスともちょっと元気だったので、すっごく久しぶりにグランドまで歩きました。

「今日はトレーニング日和ね。ギュス、やってくれば?」
「いやいや、姉ちゃんの方が元気じゃん。復帰したら母ちゃん喜ぶんでね?」
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グランドに行ってもトレーニングするわけでもなく・・・なんかちょっと寂しいな。

「そろそろパン屋さんに行こうよ!」
「はいはい、ボールよりパンですか。。」
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この後、2件ほどお買い物に付き合ってもらって、1時間45分のお散歩でした。

空は青くても、何気に春色?

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さて、お次は、昨日の散歩。

町内の公園4ヶ所を巡り、3キロほど歩きました。復活傾向というものの、ギュスはやっぱりすぐに疲れるので、公園によるたびに大休止です。

で、3ヶ所目の公園での出来事。

誰も居なかったので、ママ、ブランコに腰掛けてゆ~らゆら一休み。両手にそれぞれのリードを握って、5分くらい揺られておりました。ギュスの横ベロも引っ込んだし、オーちゃんは「いい加減歩こうよ!」って催促しだしたので、立ち上がってそのまま前に進み、ママは柵をまたぐつもり。

でもって、ギュスは当然(?)くぐり抜けるはず。

オードリーだって、貧血発症以来、ジャンプするなんてことはなく、去年あたりからは15~20cmくらいだと跨ぐことはあっても、この柵は50cmくらいだったので、ママの頭には跳ぶなんて発想はナッシング。

一人と2匹、普通に柵に向かって歩いていました。

そしたら、もう柵が目の前という距離まで進んだその時、なんと、オードリー婆ちゃん、跳び越えました!!!

ギュスは既に半身くぐっていて、オードリーもくぐると思っていたので、リードを持つ手がかなり下の方にあったため、思わずリードを離しました。

後脚をかすったようにも見えましたけど、オードリー、よろける事もなく華麗に(?)着地を決めて涼しい笑顔。

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PCV45%ってこういうことなの?と嬉しくもありましたが、すっかり油断していたことを反省。

この3年半、車への飛び乗りは元より、飛び降りる事もまったくなくて、外出時など、荷物の出し入れの最中はドアを開けている事も多々ありました。基本リードで繋留していますけど、飛び降りて首が宙吊りなんてことも無きにしも非ずだし、着地がうまくいかなくて捻挫や骨折なんてことも考えられます。

他にも、散歩途中のちょっとした段差やチェーンの囲いなど、自信がつけばまたピョンピョン跳び越えるようになるかもしれません。跳べるからといって、イケイケどんどんでOKではないように思います。跳べるつもりが引っ掛けたり、着地の負荷で関節炎が起きたり、やっぱり気を付けようっと。

「ダイジョブよ~アタシお婆さんだもの!」
「お転“婆”ね。T.T;」
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引き続き経過観察のギュスも、だいぶ表情が明るくなってきています。復活してるといいな。

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