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ギュス不調につき。。 [病気]

前回アップした記事で、今年は木曜の夕方東京の家に帰って土曜の朝山に戻るパターンで山暮らしをするつもりだと書いたのに、台風6号が去ったあと突然“夏”になって東京では日中の気温が30度近くまで上がる日が続くというので、初っ端から帰宅をパスするかな~と思っていた矢先の先週木曜日(5月14日)、夕飯後にギュスの具合が悪くなりまして、金曜に帰宅、そのまま東京に居ついてますぅ~orz

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いつもどおりの夕飯を食べていたのですが、食べてる最中に激しいしゃっくりが始まって、一瞬ギュスも驚いたのか食べるのを止めたほどでした。でもすぐまた食べだして完食。しかし、しゃっくりはいつになく激しくてなかなか止まらないばかりか、次第に流涎が始まりました。

最近ではあまり酷い流涎は起きていなくて、時たま起こっても大した量ではなく1~2時間で自然に終息することがほとんどだったので、この時も様子を見ることにしたのですが、見た目かなり辛そうにしていました。

しゃっくりが続いていたのもあったかもしれませんが、どうやらじっとしていられないようで、立ったり座ったり、それでも落ち着かないのか、遂にうろつきはじめました。

涎の量も半端じゃなくて、ボタボタというより口元から溢れ出て、拭いても拭いてもツララ状(?)に流れ落ちる感じで、これまでの流涎で最悪でした。

目の光が失せて、呼吸がどんどん速まり、どうにも落ち着かない様子で部屋を徘徊するので、胃拡張がないか触ってみたけど胸・腹部は異常はなさそう・・・

脈は? こういう状態の時はかなり高い確率で不整脈が出るんだけど、なぜか脈に上手く触れられません。拍動が弱いというか、徐脈で間隔があいてるわけじゃないようですが、なかなか脈拍を感じられないんです。なのでかなり乱れているようでしたが、ハッキリ不整脈とは分かりませんでした。

そうこうするうちに1時間くらい経ったでしょうか、ちっとも鎮まる気配がないため久しぶりにファモチジンとペラプリンを飲ませました。薬が効けば30分ほどで落ち着くのですが、毎回効くというわけでもないのです。で、さらに1時間ほど経過するも、全く容態は改善せず、気持ち悪そうにしています。

夜の10時を回っていて、富士宮の動物病院に夜間救急で診て貰えるか問い合わせようか迷ったのですが、流涎についてはこれまで散々調べているけど原因不明で、しかも薬(制酸剤や吐き気止め)も効いたり効かなかったりということで、受診しても治まるという確証はないわけで、だったら気持ち悪いのに山道を車に揺られて辛い思いをするより家で休ませた方がいいかと思いとどまりました。

しかしながら、この日の涎は留まることを知らないというか、とにかくダラダラひっきりなし。ギュス、体力消耗してきたのか、相変わらず辛そうではありましたが、時折伏せるようになりました。けど、そうすると瞬く間に口の周りに涎溜まりが広がる始末、どうにも止まらない!です。(T_T);

涎だけなら放置もありなんでしょうが、涎にまみれた状態でいると皮膚炎が悪化するわけで・・・はい、オーママ、付きっ切りで涎と床を拭き拭き、グチョグチョになったギュスの口元やら胸、前脚も蒸しタオルで拭き続けました。

薬が効いてる様子はなかったものの、他にすがる(?!)モノもないため、午前1時を過ぎた頃に再度飲ませてみました。それから2~3時間は同じような状況で経過、夜が明ける頃になって幾分涎が落ち着いたので、ママ、布団に横になってウトウト。5時にオーちゃんにデノシルをあげて、再びウトウト。そしたら6時過ぎにまたまた涎が始まり・・・

朝ご飯どうしよう?オードリーだけというわけにもいかないよな~というわけで、7時過ぎに3回目の薬服用。そしたら、1時間経たないうちに大分落ち着いてきたので、ギュスには普段の1/4くらいの量にして、朝ご飯タイム。

すっごい勢いで完食したギュス、食べたりないのか、まだオードリーが食べてるのに食器に鼻を突っ込みました~@_@;でもオードリーったら、譲ることなくガツガツと食べ続け、無事朝食終了?

朝ご飯の最中にしゃっくりが出たり、食後特に涎の量が増えることもなく、前夜のように酷く気持ち悪そうではありませんでしたが、涎は続いていました。流涎が始まってから丸12時間以上経っているというのに!

これまでの流涎は長くても8時間くらいで治まっていたので、ちょっと心配になってきて、かかりつけの獣医さんに電話で相談すると、涎だけなら、ギュスの様子が落ち着くようだったら様子見てもいいけど、不整脈が出たり、他に何かおかしなことが起きたら連れて来てもらった方がいいかな~と。

そういったって、この日も東京は29度とかいってるし、道中また涎が酷くなるかもしれないし、迷うぅ~(+_+)

といっても涎騒ぎは夜間に勃発することが多いんだよね。今晩また寝ずの番じゃママもたないかもぉ~ということで、寝不足で運転に不安はあったものの、ギュスの状態が一段落(11時くらいに涎がやっと止まりました)しているうちに東京に戻ることにしました。

そうとなったら掃除&荷造り(状況次第じゃしばらく山に戻れなくなることもあるからねぇ...)、涎は止まっていたけど2時間ほどのドライブを考えて薬を飲ませ、4時ちょっと前に山荘を後にしました。

前夜からギュスにかかりっきりで、この日の散歩もウルトラ・ショートだったから、オーちゃんのリクエストに応えて談合坂SAで30分ほど休憩して夕方のお散歩タイム。

まだ陽射しがあって気温も26度、ギュスどうかな~と恐る恐る連れ出したんだけど、まぁまぁ歩いてました。顔付きはイマイチだったけどね。

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診療時間の終了間際クリニックに滑り込んだ時は、ギュス、特に症状は出ていなかったけど、ちょっと動くとゼーゼーハァハァ、暑いからというのとちょっと違うかも~で診察して頂いたところ、酷い不整脈が出ているとのこと。

これまでの経緯から心電図とエコーを取りたいんだけど、循環器が専門の先生はもう帰っっちゃたし、明日出直してもらおうかな~でも明日不整脈が出てるかどうか分からないよね~と院長先生悩んでます。

そこで、心電図だけとっていただいて、翌日循環器の先生のいるときに出直すので、そこで心電図の読図とエコーを見て貰うのはいかがでしょう?と提案したら、そうしましょうということになって心電図だけとりました。

やっぱり徐脈・頻脈が入り乱れたデータでしたが、それ以上のことは循環器の先生の診断待ちとなり、これまでとは違う吐き気止め(プロナミド=消化管運動機能改善剤?)を処方され帰宅しました。

とっぷり日も暮れてかなり涼しくなっていたからか、オーギュスとも特に憔悴している様子もなくてヤレヤレでした。

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で、翌日、循環器の先生に診て頂いた結果はというと、2014年2月に麻布の循環器科を受診した際とほぼ同じ結果。三尖弁と増坊弁の動きも気になるほどではなく逆流は起きていないし、心筋の厚みも問題ない、と。

しかし、収縮力を示す数値がかなり低いので、超大型犬だとこれくらいでも普通なのかもしれないけれど自分は体重60キロの犬のデータを持っていないから症例をよく知ってる先生に確認しますということで、ひとまず終了。(今日連絡があって、当面心配しなくていいと思うけど、3ヶ月に一度くらいは心電図とエコーの検査受けてくださいって!)

が、この日、酷い軟便だったので持参して見てもらったところ、こちらは悪玉菌が増えていることや、食物残滓が多いことから、腸内環境がよろしくないということで、モノモライもできてるし、全般的に体調が落ちてるようですね~としばらく養生するように言い渡されたのでした。

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GW明けに、ここ最近恒例の貧血検査をしたところ、3ヶ月ぶりにヘマトが上がって40%に届き、しかも血小板の減少も下げ止まっていたので、山に行くにあたって混合ワクチンを接種、その帰りにちょっと流涎があったけど1時間くらいでおさまって、その後は特段問題なかったから山暮らしスタートしたのに、1週間で山荘閉めるハメになるかも~というくらいの不調ぶりだったギュスですが、昨日の夕方くらいから目に力が戻ってきて、今朝は4日ぶりに普通の散歩をしました。お腹の状態は今ひとつながら、涎も不整脈も出ていないため、このまま落ち着いていれば今週末には山に戻りたいと思っています。

「頼むよ、ギュス!」
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今日明日はちょっと涼しいようですが、オードリーはオードリーで、気温20度くらいでも陽射しがあると呼吸が苦しそうにしているので、山ならもうしばらくは朝は涼しいから楽にお散歩できるだろうし、戻れるといいな。

なんたって未だにお散歩大好きなオードリーです。アレコレあっても条件さえ整っていれば相変わらずハイパーアクティブ犬として動き回れるのだから、飼い主としては、なるべく気分よく運動できる環境を提供してやりたいのです。

「お山に戻ったら泳ぎに行こうね~Zzz..」
「???」
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