年の瀬ハイク-シダンゴ山~宮地山 [アウトドア]
ここ数日はとっても冬らしい日が続いているオーギュス地方です。特に朝方の冷え込みが厳しく、Yahooのピンポイント天気によると、オーギュス家エリア、連日零度を下回っているようです。
例年なら、この気温だと毎朝暖房のタイマーをセットしておくのですが、ギュスターヴの健康(?!)のため今年は“おはようタイマー”なしということで、朝降りてくると、吐く息が白い我が家のリビングですぅ~(>_<)
もちろん、ギュスは、とて~も気持ち良さそうに寝ていますが、オードリーは、部屋が暖まって、朝ご飯の支度ができるまで降りてきません。ギュス、外で寝てくれると嬉しいかも・・・
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さてさて、朝の寒さは辛いですが、毎日冬晴れが続き、犬たち、特にギュスターヴにとっては待ちに待った季節到来という感じでしょうか。お散歩の足取りも軽やかです。
しかし、先日も書いたように、思うように犬たちとの時間を取れない日々が続いています。
そんな中、昼間時間があった先週の金曜、オーギュス&ママでハイキングに行ってきました。
なにせこの日の夕方は、婆ちゃんの病院での転倒骨折事故がらみで病院側との話し合いに臨むことになっていて、ちょっと気持ちをスッキリさせておきたかったこともありました。
で、最初、松田のドッグランに行って、オードリーとアジの自主練でもと思ったのですが、やはり走れるほどの元気はなくて、ランのちょっと先に登山口があるシダンゴ山に登ることにしたのです。
9~10月の体調が落ち込んだ時、漢方の先生に、「夏場とは体の状態が変わっているので、これまでの処方ではダメですね・・・」といわれ、それからいくつかの処方を試したのですが、なかなかピッタリ来る処方に当たらず、11月に入ってやっと“当たり”に遭遇、このところ少し体調が上向いてきているママですが、 その間、かな~り運動不足で足腰がすっかり弱体化してしまい、走ってギックリにでもなったらと弱気になったのでした。^^;
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このコース、オードリーとは、5年前に一度登っていますが(その時の記録はHPの『山日記』にアップしてあります)、宇津茂の集落から登山道入口までの茶畑を抜ける間がちょっと急坂ですけど、後は樹林帯の緩やかな登りで、1時間くらいでシダンゴ山の山頂に立てるお手軽コースなのです。
昼前に着けるつもりが、東名が工事でちょっと混んでいて、結局スタートはお昼ちょうどになってしまいました。
ギュスのイージーウォークハーネスを忘れてしまい、集落を抜ける際、庭先から吠え立てる犬たちへの反応がちょっと心配でしたが、オーギュスとも「ヒール!」の掛け声で粛々と(笑)通過してくれたので、助かりました。
「早く行こうよっ!」
「アタシ、ここ来たことあるの。任せときなさい!」
「姉ちゃんは、色んなところに行ってるんだなぁ・・・」
前回オードリーと来たときはロングリードで自由に歩かせたのですが、この日のオードリーは、登山道に入った瞬間、何やら“捜索モード”のスイッチ・オン。
前後左右に行ったり来たりで、ロングリードが木の根っこに引っかかり・・・それにギュスが引っかかり・・・とテンヤワンヤ。そのたびにギュスの足を持ち上げ、引き返して根っこに絡んだリードを回収しなければならず、時間がかかるわ、ママ疲れるわで、途中からはお散歩リードで歩いてもらいました。
こういうときパパがいると、オードリー&パパは“すたこらペース”、ギュス&ママは“亀の歩み”で、各自満足なのですが、2頭引きでオードリーのペースに合わせて歩くのは絶対無理。ママ&ギュスに合わせる羽目になって、この後、オードリーは終始ご不満だったようです。(いつになく笑顔の画像が少なかった...^^ゞ)
「ママ、そろそろ休みませんか?」
「あ~ぁ、いつになったら頂上に着くのかしら・・・」
コースはずっと樹林帯の日陰で、ところどころ日の当たる場所でも霜柱が溶けないくらいの気温だったというのに・・・
それでもギュスは暑かったらしく、ベロンチョで山頂到着。(^_^.)
山頂では、スナフキン風(?)の男性が一人テーブルのところで休んでいたので、こちらは記念撮影後、唯一の日陰で給水&ランチ・タイム。
富士山が山影からちょこっと顔を覗かせていたけれど、雲がかかっていました。
相模湾方面は展望バッチリ。
30分くらい休憩して、宮地山に向かいました。
シダンゴ山からの下りだしは、しばらく急な下り(丸太の階段!)が続くので、「階段だからね、ゆっくりだよ!」と声をかけながら、2匹を後に着けて、慎重に下りました。
なんたって、前回、ここでオードリーが何かに反応して吹っ飛んで行ってしまったという苦い経験がありますから!
足元を埋め尽くす落ち葉も曲者。落ち葉に埋もれた木の根っこに足を取られたり、落ち葉で滑ったりしないよう、これまた慎重に足を運びます。
40分くらいで宮地山に到着。
小休止&撮影タイム。
ところどころオフ・リードにしてやることもあったのですが(内緒ね!)、ほとんどがオン・リードで、しかも亀ペース(^^;)ということで、あいかわらずご立腹のオードリーです。
宮地山と登山口の分岐まで戻り、20分ほど下ると登山道は終しまいです。ここからまた茶畑沿いの道へ(往きとは別の茶畑!)。
まだ3時前だったけれど、日は既に傾き始めて山肌に影を作っていました。
休憩含めて3時間ほど、久々で良い足慣らし&気晴らしになりました。!(^^)!
「ママとギュスが一緒だとタルいわ~(ー_ー)!! パパ、帰って来れないのっ!」
「姉ちゃん、なんでそんなに急ぐのさ? ゆっくり山の空気に浸らないと・・・」
「オードリーは2歳までにずい分山に行ったけど、ギュスはまだまだだね。どんどん行こうね!」
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