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オードリーの貧血 : 6回目の輸血 [病気]

段々記憶が薄れつつありますので、サラッと記録しておきます。

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先週の火曜日(7月3日)、18日ぶりに大学病院を受診しました。

6月16日からの山荘滞在中、21日を境に調子が落ちているのは明らかでしたし、東京に戻ってからは、暑かったのもあって、呼吸が常に苦しそうでした。

それでも、食欲も普通(以上?)にガツガツしてたし(笑)、「散歩行く?」と声をかければギュスを押しのけて飛んでくるくらいでしたから、PCVが20%を切ったかどうか・・・くらいに予想していたオーママです。

がぁ~甘かった!orz

いつものように採血を終えてしばらく待ってから主治医の先生との面談です。

「う~んPCVが落ちちゃってます。急激に落ちましたねぇ~日平均0.5%以上は落ちないと思っていたのに、0.78%も落ちてます。今から緊急輸血します!」

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赤血球数、PCV、Hgbの全てが前回(6月15日)の値の半分以下に落ちていました。

この時の抗体検査の結果は16日にメールで知らされていて、IgG=2.2、IgM=3.3、C3=2.0(全て平均値)で全項目陰性だったものの、その前の検査では0コンマ何がしかだったので、若干上昇傾向だな~ということで、もしかすると免疫抑制剤減らした影響が出てきてるのかも、とは感じていました。

それでも20日足らずですから、最大落ちて10%くらいだろうと踏んでいたのに、とってもショックでした。

(オードリー、辛かったよね? ゴメンね、気付いてやれなくて・・・)と心の中でつぶやきました。

この数値では、もう四の五の言ってる余裕はありません。言われるがままにオードリーを研修医に預け、ママは先生と引き続き今後のことを相談しました。

「今日は抗体検査をするには時間的に厳しい(フローサイトメトリーという測定機器の都合?)から、1週間後の輸血後のCBCチェックのとき一緒に抗体検査して、その結果によっては来週の金曜にhIVIGを考えています。よろしいですか?」

「でも、今回の輸血で10%上がったとして、溶血が今のまま止まらなければ来週の金曜にはまた15%切ってることも有り得ますよね?」

「確かに・・・その場合は再輸血して・・・あ、でも使える(供血)犬が待機期間なんだった。う~ん、では今日CRPを見てみましょう。それで上がっていれば炎症サイトカインの産生が高まっているということで、hIVIGの判断材料になりますから。そして今後の投薬ですよね・・・難しいねぇ~ひとまず“治験薬”を以前の分量(50mg/日)に戻しましょう。10日分処方しておきます。で、13日の金曜は時間を決めずに予約入れておいて、hIVIGの都合で時間は再調整しましょう。但し、急変した場合は即刻連絡して受診してくださいね!」

というやり取りの後、輸血が終わる6時過ぎにオードリーを迎えに来ることにして、いったんギュスを連れて帰宅しました。

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6時過ぎにもうじき終わると連絡があり、再度病院に向かいました。

主治医の先生は院外で会合があって不在、研修医の方から話を聞きました。

「先ほどは来週の火曜に抗体検査、結果をみて金曜(13日)にhIVIGという方向で話が進んでいたと思いますが、CRPの値が3.5と高かったため、無理いって今日抗体検査を突っ込んでもらったので、来週ではなく、今週の金曜(6日)に前倒ししてhIVIGを実施する方向で段取りしたいそうです。今週の金曜にいらっしゃれますか?」

「わかりました、では今週の金曜に伺います。hIVIGの場合、午前中に来たほうがいいんですよね?」

「そうですね、10時でいかがですか?」

「お願いします」

ということで、とりあえず、輸血でPCVが10%近く上がってビョンビョン元気に飛び跳ねるオードリーを受け取り、家路に就きました。

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この日の朝、車に乗せたら、いつもだったら立ったままで、ママに「座ってなさい!」と一喝されるのに、いきなり伏せちゃって、病院に到着するまでずっと寝そべっていたオードリーですが、帰りは何度も「座ってなさい!」と注意されるくらいに復活していました。!(^^)!

<朝の様子>
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実は、山を降りる前の1週間ほど、ギュスターヴのお腹の調子が優れず、夜中に下痢ピ~したり、テロテロの軟便だったり、東京に戻った日の夕方には、血が混ざったテロテロピーになってしまい、日曜でかかりつけが休診だったこともあり、大学病院の先生に相談したら、オードリーと同じ日時で予約を取ってくださったので、この日、ダブル受診でした。

ところが、当日の朝になったら、なんとギュス、限りなく花丸の便になり・・・検査して頂いたものの、当然特に問題なし。直検というんですか?肛門から指を差し込んで変異がないか確かめる検査をした限り、デキモノ(?)みたいな感触もなかったので、しばらく様子を見ることになりました。

最悪の状態の便の写真を持参していたので、「ふむふむ、これが続いたらちょっとまずいねぇ~」ということでしたが、証拠写真(!)が無かったら、「何のこっちゃ??」と言われていたかも。

とりあえずは、ヤレヤレでした。

2匹とも朝抜きでお弁当持参したのですが・・・

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ふやかしたフードに消化酵素を混ぜてフープロでガーしてタッパに詰め、保冷剤セットした保冷バッグに入れ、別途大きな食器も2個持参。けっこう面倒だったのよね~(ーー;)

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ま、自力で復活できるなら、これくらいの面倒は我慢我慢、かな。^^;

 


コメント(2) 
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コメント 2

前田朋

大変だった先週でしたね。でも、オーちゃんがもどってきたのだから、ほんとうに良かった。
ギュスターブくんのお腹の調子も落ち着いたのですね。
オーママにとっては心配で長い時間だったでしょうね。でも、ほんとうに良かった。ひとまず、なのでしょうけれど、オーちゃんは頑張れます。きっとがんばってくれますよ。
by 前田朋 (2012-07-09 19:45) 

ジャンニスキッキ

> 前田朋さん、
は~い、先週は、というか山から下りて来た日が、とっても大変な
一日でした。(犬とは無関係ですがお巡りさん呼ぶ事態まで。。)

でもギュスターヴが自然復活しつつあるので、オードリーにも
そのパワーを分けてくれないかな~なんて。^^;

明日はまた大学病院、もう祈って見守るだけです。(*^_^*)

by ジャンニスキッキ (2012-07-09 20:44) 

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