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オードリーの貧血 : やっぱり一筋縄じゃいかないねぇ。。 [病気]

9月の中頃から悪化の一途を辿っていたギュスターヴの皮膚の状態が、ここへきて“もう大変!”なレベルまで悪化してしまい、昨日は3連休でオーパパが帰宅したので、午後シャンプーしました。

本当なら、先月、すでに週2回シャンプーが必要なレベルだったのですが、ママが不調で週1回ないしは10日に1回くらいしか洗ってやれず、毎日3時間のスキンケアで凌いで来ましたが、もういけません。しばらくは、週2回が無理でも、2週間で3回くらいは洗ってやるしかなさそうです。

だいぶ前から、ママの握力低下や手指の関節痛でタオルドライが侭ならないため、ギュスのシャンプーは出来る限りオーパパが在宅のときにしていましたが、そんなこと言ってられませんので頑張ります。

といいつつ、実はオーママも夏の終わりくらいから胃が重ったるくて(まぁ、その程度はしょっちゅうなんですが...)、漢方の処方を免疫調節が主となる通常の処方から消化器系を整える処方に切り替えて様子をみていたのですが、10月に入ると、連日キリキリ激しい痛みに見舞われまして、11月になってからは、夜間激痛で眠れないなんていうことが続きました。

そこで、医者嫌いのオーママも、遂に家の近所の消化器専門医でもある内科クリニックを受診しました。で、問診&触診の結果、即、内視鏡検査をすることになりました。

嫌~な予感。

だって、最初のうちは、胃というか・・・胸というか・・・背中というか・・・何がなにやら分からないくらい痛みの範囲が広かったのですが、次第に痛む場所が集約されて、ここ1週間くらいは同じ場所がピンポイントで痛んでいたため、ひょっとしてもしかすると何かあるのかも~なんて不安が。

検査やめたいかもぉ~なんて思ったけど、このまま痛みの正体が不明というのも辛いし、エイヤっと検査してきました。

結果、下半分にけっこうな炎症があり、胃壁が赤くなっていて、ところどころ湿疹状の赤いポツポツが見えましたけど、先生によれば、単純な胃炎だそうで、特に腫瘍や潰瘍は疑われないから安心してくださいとのことでした。

念のため、肝臓や胆嚢のエコーも撮りましたが、そちらも問題はないと。

ホッとした反面、単なる胃炎でここまで激痛が起きるものなのかな~内視鏡では分からないというスキルス癌なんてことはないだろうね~なんて思ったり。(20代で胃と十二指腸の潰瘍を患った時もそれなりに痛んだけど、こんなに痛くはなかったのよねぇ~それくらい痛いんです!)

とりあえず、1日1回就寝前服用という胃炎の薬をもらってきて飲み始めたところ、夜間の激痛は治まっていますので、大丈夫かな??

ま、少しは眠れるようになった訳だから、ここはギュスシャン頑張らなくっちゃ、です。

      ******

前置きが長くなりましたが、ここから本題。11月20日のオードリーの通院日誌です。

前回から11日のインタバルでしたが、その間のオードリーは、見た目あまり元気そうではありませんでした。

前回の網赤が6万8千個を超えていたので、順調であればPCV20%目前ということで、相当血色がよくなってきて、走りでもしなければ呼吸が乱れることもないはずなんですが、実際はそうはいかず・・・

元気なときだったらお座り待機や立ったまんまのようなシチュエーションですぐに伏せるし、14日には、犬ご飯の仕度をしているにもかかわらず布団でうずくまったまんま、日中、ママが冷蔵庫の開閉をしても、飛んでくるどころかたいして反応もしません。

これって、PCVが15%を切るころの状態です。

もちろん粘膜や体全体も白っぽくて、散歩にいっても、こないだうちの四肢の先まで力の行き渡った足取りには程遠く、時々地面をこすったり、かくっとしたり、フワフワした足取りに逆戻り、う~ん、また貧血が亢進しはじめたか、もしくは薬の副作用で肝機能が落ちてきたか?みたいな日々でした。

予備問診でそんなことを話して、オードリーは採血へ。

すぐに戻ってきて、待つこと2~30分でしょうか、担当の研修医がやってきて、「貧血は大丈夫ですけど、元気がないということでしたので、追加の生化学検査をするかどうか相談したいそうです。今の患者さんが終わったら先生が呼ぶと思います」と。

5分くらいで診察室から先生に呼ばれて結果シートを差し出されたら、PCVは19.7%と上がっていましたが、網赤が5万4千個に減っていました。

で、生化学検査は全然やっていなくて、先生、「元気がないのが肝機能のせいだとプログラフ増やせないし、どうしましょう? 検査しますか?」って。

いつもは特に言わなくても全部検査してるのに・・・

「お願いします」といったら、再度採血するのでと、オードリーを連れて行ってしまいました。

しばらくしたらオードリーが大興奮で戻ってきて、そこから仕切りなおしで再び結果待ち。(T_T)

1時間くらい待ったかな、再び診察室に呼ばれました。

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「PCVは増加して19.7%なんですが、網赤が落ちちゃったねぇ~少し上がるとすぐ(造血を)サボるんだよね」と、先生。

「肝機能の方は今のところ問題ないので、プログラフを少し増やそうと思います」と続けます。

そこでオーママ、「造血の方を促進するように、休んでいる“治験薬”を再開するという方向はいかがでしょうか?」とたずねてみました。

すると、「う~ん、やっぱり原発(溶血)を抑えるのが基本ですからねぇ~それに“治験薬”再開するとアドナも再開しなきゃならないし・・・薬価のこともあるから・・・プログラフを0.5mg/日にする場合、0.5mgのカプセルにすればいくらか安くなるはずなんですけど」と。

「でもまだ顆粒が(0.4mg/日として)2週間分ほど手持ちで残っていますが」と、ママ。

ここで顆粒を分割するとか、二日で0.2mgを5包とか、またゴチャゴチャ話しているうちに、先生さらに、「それと、一度に0.5mg服用するというのもちょっと心配なんですよね~やっぱり今のまま行きましょうか」と話が振り出しに。

しかし、網赤が6万を大きく下回っているということは、今回はPCV19.7%でも、次回はまた低下するやもしれず、となると輸血が~みたいな話になり・・・

そしたら、「では、残っている0.2mgの顆粒を、今は1日2回服用していますけど、1日1回2包(一度に0.4mg!)にしてみて、副作用などの影響がでないか2週間様子を見ましょう。それでなんともなければ、次回0.5mgのカプセルに変更して、それでもう2週間あって、そこで年末年始の休みに入ればタイムスケジュール的に丁度いいし・・・」ですと。

ふ~む、12時間毎に0.2mgだったのが、24時間毎に0.4mgになるわけね。

プログラフは短いインタバルでピークを作った方が効くような話を読んだんだけど、ここは増量に向けて様子見で行くしかないかなぁ~ママが浮かぬ表情をしていたら・・・

「血液の病気って、改善傾向になるとわりと順調に持ち直していくんだけどね~やっぱりオードリーちゃん、一筋縄では行かないかねぇ。。でも14ヶ月ですよ、そろそろ神様が助けてくれてもいいよね?」って、先生。(オイオイ、神頼みかいな?!)

「とにかく輸血なしでいければいいのですが・・・」と、ママ。

「そうだね~輸血しないのが一番です。なんとかこのまま行けるといいんだけど」ということで、お開きに。

ハァ~なんとも微妙な状態のオードリーです。

でもね、最初に、このところ見た目の調子がイマイチだったと書きましたが、今週に入ってから徐々に持ち直し、受診した火曜日以降も日ごとに血色が戻ってきて、“いやし(い)犬”も復活。ご飯の支度中の鼻鳴きはもちろん、ママの食事中は椅子の脇で“お座りスタンバイ”、ことあるごとに冷蔵庫の辺りをうろついては扉が開くのを待っています。

鬱陶しい限りですが、これも元気度のバロメーター?(^^ゞ

次回は2週間後、12月4日の予約でしたが、帰宅後、ママの通院日だったことを思い出しました。うっかりしてました~というわけで、変更をお願いしたところ、30日の金曜になりました。

さて、投薬内容や薬の総量に変更はないものの、1回当たり倍量服用になったプログラフ、どんな影響が出るのでしょう。

なんともなければ次回は増量になるのかしら?

もしも検査結果が改善していたら、増量はないのかしら??

投薬内容はさておき、それまでのオードリーの暮らしっぷりが肝腎だよね。

オーちゃん、がんばっ!!

      ******

夜はママの布団に潜り込んで寝ているオードリー、朝方エアコンのお目覚めタイマーで室内が18度くらいになると自分の布団に戻っていきます。(^^)

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起き抜け、お腹がうっすらピンク。耳たぶの内側や歯茎粘膜をチェックしてみたら、こちらもだいぶ血色がいい感じ(歯垢は見なかった事にしてください!)。あ、バリカンで刈られてハゲチャビンだった骨髄検査跡も随分周囲と馴染んできています。

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主治医の先生じゃないけど、もう一歩の様な気はするのよ、でもねぇ・・・

「人事を尽くしたんだから、後は天に任せなさい!」
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コメント(2) 
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コメント 2

前田朋

オーママ、具合はいかがですか? 寒さが一段ときびしくなり、ただでさえ身体のあちこちがきしみますよね。オーママが元気じゃないと、ギュス君、オーちゃんは心配になるんじゃない? くれぐれもご自愛くださいね。

オーちゃん、ゆっくりだけど、きっと快方に向かいますよ。そんな気がしています。
病院の先生が言った「そろそろ神様が助けてくれてもいい」というのは、無宗教の私ですが「そうね」と頷きたくなるひと言です。きっとオーちゃんの生命力が引き寄せますよ。神様が助けてくれたような力。
ギュス君の皮膚の状態も、はやく落ち着きますこと、祈ってます。
by 前田朋 (2012-11-28 09:32) 

ジャンニスキッキ

> 前田朋さん、
お見舞いコメ、ありがとうございます。(いつもレス遅くてm(_ _)m)
本当に寒くなってきましたね。朝晩が辛い季節です。
私の胃痛は徐々に緩和されてきているように感じます。
でもギュスの皮膚炎は、今回はなかなかしぶとくて、シャンプーに
追われているため、ヘロヘロ~な私です。^^;

オードリーは、何やらと~っても微妙というか複雑な経過を辿っている
ようで、主治医も静観するしかないよね~という状況らしいです。
それでも、日々楽しく散歩に出かけ、目力と鼻先で私を動かしては、
確実にオヤツをせしめて居ります。目下の我が家で一番元気かも?!
このまま無事歳を越せるよう、祈るばかりです。(^_^);

by ジャンニスキッキ (2012-12-02 10:40) 

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