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オードリーの貧血 : 宙ぶらりん [病気]

いつの間にか10月になってる~と思ってたら、もう中旬!@_@;

今月に入ってからというもの、色々バタバタ続いてまして、鉄の心臓とか、心臓に毛が生えてるとかいわれてるオーママも、気持ちがぽっきり折れそうな日々でした。

何から書こう・・・

先ずは、グッドニュース。

オーパパが、10月9日に胆嚢切除して、本日無事退院しました。

<さっそくお薬師さんへお礼参り@今日のお散歩>
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そして、お次はバッドニュース。

オードリーが気管狭窄(気管虚脱)であることが判明しました。(この件については、別途詳しい記事をアップします)

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というわけで、ここから本題、10月3日の通院日誌です。^^;

前回受診の際、T-Bilがじわじわと上昇していたため通常の検査項目に追加して肝機能を調べたもののオールクリア。しかしながら、食事の関係で胆汁酸検査は出来ませんでした。そこで、後日かかりつけで検査して、結果が出たら大学病院を受診することになっていたのですが・・・

胆汁酸の検査結果については、かかりつけのクリニックから9月29日に連絡を貰っていて、全く問題ない数値でした。主治医の先生にも事前に結果は伝わっていて、肝機能の異常は今回のT-Bil値上昇の原因から除外していいだろうということになったので、ならば溶血の可能性が高まるわけで、それではビリルビン分画をみる(D-Bilを計る)のはどうでしょうか、ということも事前にメールで相談していました。

ま、オードリーの状態から、今いま深刻な貧血に陥っているとは思えませんでしたが、溶血が起きているのだとしたら『再発』ということなので気持ちが沈んでいました。更に、そんな落ち込んだ気分に追い討ちをかけるかのように、10月1日の早朝、ちょっとした異変がおきまして、久々にかなり下げ下げのテンションでの受診となりました。

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9月28~30日にかけて気温が上がってまたもや夏日が続いたからか、オードリー、その前の週までの元気印に翳りが見えたという感じで、特に30日は朝イチのみならず、終日オシッコの色が濃くて、いつもより動きが少なかったのです。(台所でビニール袋をガサゴソさせても、布団で上体起こすだけで飛んで来ないとか...散歩から帰ったとたんに行き倒れるとか...ギュスなら普通だけど。^^;)

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やっぱりビリルビン上がってるのかなぁ~溶血かなぁ~やだなぁ~なんて思っていたのですが・・・

翌10月1日の明け方、空気がひんやりしてきたな~と感じていたら、突然オードリーが咳き込みだしたのです。

去年の7月、山に居たときにも一度発作みたいな咳が出たのですが、今回はもっと激しく咳き込み、時間も長くて、15分くらいは咳き込み続けました。いったん収まったものの、その後も7時半頃まで間欠的に繰り返し、かなり苦しそうでした。(涙が出ていましたよ!ヒトと一緒ですね。スマホで動画撮ればよかったのに呆気にとられてしまい...)

しかし咳が鎮まってしまったらケロっとして、「朝ご飯、早くしてっ!」とリクエスト、普通に完食。食後ちょっと咳き込みましたが、これはむせてる感じ?

で、この日は特に変わりなく一日が終わりました。(水曜でかかりつけが休診だったため、一応大学病院の主治医に連絡しておきました)

ところが、夜、床に就いて間もない午前1時前くらいから、ママの隣で寝ていたオードリーの呼吸が乱れはじめ、ガバっと起き上がったオードリー、ハァハァゼェゼェヒーヒーヒューヒューピーピー(喘鳴のような...)みたいな感じでエスカレート、息苦しいからか、顔を掻き毟ったり、頭を振ったり、布団に体をこすり付けたり、最後は部屋をグルグルまわりながら、でんぐり返りそうな勢いでのた打ち回る事15分。

ママ、唖然呆然なすすべもなく見守っておりました。(前日より遥かに激しい状況に、またまた呆気にとられて撮影できず...T_T;)

でも呼吸が落ち着いたら、一時かなり上がっていた呼吸数も落ちてきて、明け方には2~30回/分くらいまで落ち眠りについたので、ママも一眠りしました。

で、7時に起床すると、すっかり落ち着いて、いつもどおりに朝食完食!

かかりつけを受診するべきか悩んだものの、大学病院の先生は、呼吸数が60回/分を超えるような状態が続くようだったら危険だから受診した方がいいと言ってたけど落ち着いてるし、翌日が大学病院の受診日だったこともあり、様子を見る事にしました。

二日続けて夜間の発作(?)が起きたからか、オードリー、さすがにかなりお疲れのようでしたが、この後は発作は起きず、10月3日金曜日、大学病院の受診日を迎えました。

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この日の予備問診を担当した研修医もお初の先生で、ちょっと話が噛みあってないかも~という感じでしたが、咳の事は申し送りがあった模様で、「今日は通常の血液検査に加えて胸のレントゲン写真撮ります」といってオードリーを連れて検査エリアに去って行きました。

30分くらい待ったでしょうか・・・物凄い興奮状態でオードリーが戻ってきました。(後で聞いたところによると、レントゲン撮影の補ていに3人がかりだったのだとか)

この日は待合室がかなり混み合っていまして、たくさん待たされるのは覚悟してましたけど、それにしても長かった。

そしたら、余程でなきゃ外(自分の家以外という意味)で横になることなんかないオードリーが、なんと、手足を投げ出して寝ちゃいましたよ。

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相当お疲れなんだな~具合悪いのかな~検査結果よくないかも~なんて心配しながら呼ばれるのを待ちました。

2時過ぎに呼ばれて診察室へ。

「CBCは変わりないです。一応D-Bil計ったんですけど、T-Bil 0.11に対してD-Bil 0.01ですので、間接ビリルビンが0.1になりますから、理屈でいったら溶血なんですが、犬の場合、実際には、肝機能は直接ビリルビン上昇、溶血は間接ビリルビン上昇と分かれないんですよ。腎臓のクリアランスが人間のようにはいかないんです。なので尿検査でビリルビン“+”は正常範囲としているんです。で、今回T-Bilが0.26から0.11に下がっているので、溶血が再発したとは断定できません。次回まで投薬内容は今のままで様子を見ます」と。

「末梢血にも溶血“+”と出てますが・・・」とママ。

「そうですね~ま、次回の結果次第かな」と先生。

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というわけで、前回けっこう騒いだT-Bil値の上昇、ひとまず下がってはいますが、溶血を示唆する値があるため“再発”を完全に否定することはできないという、宙ぶらりんな状態で次回待ちになりました。

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貧血についてはこれでお終いだったのですが、問題はここから。

「咳のことがあったからレントゲン撮ったんですけど、もしかすると気管狭窄が起きてるかもしれません」と、画像の気管の部分を指し示しながら、「側面から見ている画像ですけど、正常な気道の場合、上部と下部の間は空洞で黒くなりますが、オードリーちゃんの今日の画像には、黒い部分の真ん中に一筋、白い線が見えますよね。去年の9月の画像にも、言われてみれば狭窄かなと云えなくもないボンヤリした筋はあるのですが、今日のはとてもハッキリ、しかも気管支に続くあたりまで写ってます」といって、更に気管狭窄の断面図などを描きながら説明が続きます。

「狭窄の原因には、炎症や腫瘍などもありますが、気管虚脱という病気のことが多いです。でも今日のこの画像だけでは確定診断はつかないので、次回もう少し精密に検査してみましょう。とりあえず首輪はやめてハーネスにしてください」って。

それで、次回は(溶血のこともあるし)できれば2週間後くらいにと言われたものの・・・

この翌週、10月9日がオーパパの手術で、予定どおり腹腔鏡ですんなり終われば5日間の入院で済むけれど、7月の動脈瘤破裂の際に腹腔内に大量出血しているため、血腫や癒着の状況によっては途中から開腹手術に移行することもあり、そうなると入院が長引く訳で、ママが堺に行くことも有り得るし・・・

けっきょく4週間後の10月31日に予約を入れて終了となりました。

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この日は都心が久々に30度超えの真夏日で、病院からの帰路、オーギュス号の車載温度計も28度を示していました。待合室でのオードリーの状態もあり、小山田緑地の日陰をちょこっとだけ歩いて帰ろうと、手前の駐車場に車を止めて、お池の周りを一回り、のはずが・・・

すごく息切れしてるのに、オードリー、ずんずんずんずんママとギュスを引っ張って展望台目掛けて登っていきます。

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日陰は日陰だったけど、かなり暑くて、東屋でたっぷり給水休憩しました。そして、いつもは階段登って展望台に向かうのですが、この日は運動広場に沿って緩やかに登る道を進みました。

で、途中の遊具のところで撮影休憩。

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「お出で~!」と呼んだら・・・

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いつもならオードリーが先頭を切って降りてくるのに動かず、ギュスが「アイアイサー!」って降りて来ました。

降りれなくて困っているオードリーに脇の階段を指し示すと、降り口まで移動したものの、そこから一歩が出ません。

う~ん、そうとう不調みたいです。

関節に痛みがあってびっこ引いていたときですら、ママが制止しないと段差を昇降しようとするオードリーが一歩も動けないんですから、尋常では有りません。

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はい、ママが迎えに行き、抱っこで下ろしました。

なのに、オードリーったら、この後草地の斜面を休み休み登って、展望台に向かったのでした。

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スマホカメラだし、逆光だし、よくわかりませんね~でも、ススキがとっても綺麗でした。

「オーちゃん、こんなに頑張って大丈夫?」
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ええ、あんまり大丈夫ではなかったのです。(次回に続く)


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