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オードリーの貧血 : hIVIGから4日目の血液検査 [病気]

3連休ですね。予定では山に戻るはずだったんですけど、オードリーの状態が一進一退で長距離移動のOKがもらえないため、東京でエアコン漬けになっています。(ギュスに合わせるしかないもんね。ママは時々室温30度の2階に避難して暖まってますぅ~/_;)

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本日は、7月6日から7日にかけて受けたhIVIGから4日目、7月10日の通院記録です。

今回hIVIGの実施直前の赤血球系の検査値は、赤血球数282万個、PCV19.8%、Hgb6.4g/dl、網赤1.71%(48,222個)と、昨年11月の時(272万個、19.9%、6.5g/dl、0.73%=19,856個)と網状赤血球以外はほぼ同じ値でした。

さらに、今回は実施3日前に輸血を受けていますが、前回も4日前に輸血を受けていました。

で、実施後最初の血液チェックは、前回も、今回も、4日目ということで、数値の面では割と比較しやすいな~と考えていたのですが、実施後のオードリーの調子があまり良くなかったことから、前回のような効き目は期待できないかも・・・と感じていました。

<7月8日の昼間>
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前回も、1回目の検査では、まだ目覚しい効果は見えていませんでしたが、上昇の兆しは窺えましたし、何よりも、オードリーに“勢い”がありました。

ところが、今回は犬にとって厳しい季節ということもあるでしょうが、実施前と比べて、オードリーに全く“勢い”がありませんでした。

7月3日の輸血の際も、PCVが10%アップしたにもかかわらず数値ほどの回復は見られず、溶血が加速傾向で、全然元気にならなかったということからも、オードリーの身体に残っている“力”が去年の秋より減っているのかな~という感が否めません。

このところ、毎晩、午前2時ころからパンティングが始まり、明るくなるまで苦しそうに上体を起こしたり、横になったりを繰り返し、寝られない模様で、その分日中はひたすら眠っていますが、寝ているときでも呼吸数は60回/分を超え、とても浅くて速い息遣いです。

そんなこんなで、期待どころか、下がっていなければいいけど、みたいなドヨヨ~ンとした気持ちで受診しました。

で、結果は・・・

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「前回は4日後のチェックでPCVが4%上がっていたのに、下がっちゃってますね~」と、先生、困ったように話し出しました。

「実施翌日のPCVが18.8%でしたから、三日で2.4%の低下です。日平均にすると0.8%で実施前より若干溶血のスピードが落ちてはいますが、やはり前回ほど効果は出ていませんね。前回は直後に網赤が17万個と大きく増えたのですが、今回は7万個弱に留まっています。でもhIVIGの効果は1週間くらいしないとハッキリは分からないし、溶血スピードが緩んでいるのと、実施から時間が経っていないので、いずれにせよ輸血は13日まで保留しましょう。13%より落ちることは無いと思いますが、急変するようなら即刻連絡下さい。すぐに対応しますので」

ということで、次回の受診は13日。一応輸血を想定して9時半の予約となりました。

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やっぱり、そうそう2匹目のドジョウはいないんですよね。

でも、溶血性貧血の場合、できる限り輸血はしたくないというのが主治医の方針ですから、次回の輸血までのインタバルが2週間くらいあけばといいうことなんですけど、hIVIGは色んな意味で負担の大きい療法です。

入院によるオードリーのストレス、副作用への不安、そして、けっこう費用が高い、等々。

オードリーが治療を始めてからの治療費についてはいずれまとめてアップしようと思っていますが、hIVIGの費用についてちょこっとだけ書きますと、輸血の2倍以上(体重21キロのオードリーで10万円強!)です。これに諸々の検査費と入院費がかかります。 (訂正:検査費込みで10万円強でした。)

前回は効果が3ヶ月くらい持続したので輸血を3回パスできましたから、費用対効果という点では申し分ありませんでしたけどね。^_^;

<7月9日の日中>
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