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JKC東京ブロック訓練競技会@平塚市四之宮総合グラウンド [競技会]

24日の日曜日、昨年暮れの『神奈川北スーパードッグトレーナーズクラブ訓練競技会』以来3ヶ月ぶりで競技会に参加して、臭気選別(自臭)に初挑戦、そしてBH(同伴犬試験)を受験してきました。

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事前の天気予報だと、この日は冷たい雨。濡れるとギュスの皮膚炎が悪化するし、寒いと車待機のオードリーが心配だしで、またまた挫けそうでしたが、直前の予報では降り出しは夕方以降ということだったので踏ん切りをつけました。^^;

天気もさることながら、ここ2週間ほどはオーママの不調で訓練所を含めて週2回くらいしか練習していなかったし、年末ほどではないにしろ、今もって本調子からは程遠いギュスターヴの体調のこともあり、正直気乗りがしないまま会場に向かいました。

でも土曜日にオーパパが帰宅していたので、今回も一家揃っての“お出かけ”となり、オードリーは車待機が長かったけれど、けっこう楽しかったみたいです。予報が外れて天気もどんどん良くなり、ポカポカのお花見日和になって、パパといっぱいお散歩もできたしね。(^^♪

そう、ポカポカ陽気だったんですよぉ~!ギュスの皮膚炎にとっては雨で濡れるより良かったけれど、競技環境としてはちょっと辛かったかもぉ~(/_;)

朝のうちは寒々とした曇り空で、先週の初夏の陽気はどこへ行ってしまったの?みたいな・・・暖かさに慣れた体には肌寒いくらいで、ラッキーと思っていたら、次第に雲が取れて、陽が降り注ぎ、そうなればポカポカ陽気で上着が要らないくらい。当然ながらギュスはベロベロ、も~大変でした。

昼近くになったBHは、今にも止まりそうな脚側にくわえて、もう何年もしでかしたこのない行進中の作業(伏臥)の失敗で、ママ、生きた心地がしませんでしたよ。

せっかくの競技会なのにBH受験だけじゃ・・・なんて欲張ったのが仇となって、スケジュール的にタイトでバタバタしたのが最大の敗因だったのかも。やっぱり二兎を追ってはいけませんね。反省。

さて、前置きはこのくらいにして、本題に入りましょう。

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7時過ぎに到着、スクールで一括して受付をしてくれていたので、F先生から目録とゼッケンを受け取ると、臭気選別の出番は9頭中5番目、BHは13ペア中7番目でした。

が、臭気選別は初出陳のため時間の流れが読めないし、BHはいつも昼頃やってるイメージだけど、聞けばCDみたいにいつでも出せる訳じゃなくて、試験開始前にグループ分けの全体ミーティングをするとか・・・

ひょっとしてもしかするとかぶるかもぉ~と受付で相談したら、臭気選別の審査員にBH受験の旨を前もって告げるように言われたため、競技開始前に選別のリングにいってジャッジにそう話したら、「一番にやってもいいよ!」と言われ、いの一番で出ることになってしまいました。^^;

が、金曜に、F先生から、前日は練習しないで、本番前に1回やって出るように言われていたので、大急ぎで1セット(=4回)練習してリングに入りました。

初めての選別リングです!

指導手の臭いを着ける正解用の布には切れ込みが入っていて、持ち帰ると分かるようになっていました。ジャッジから合図されたら、臭いを着けた2枚のうち手元に残した1枚の布を犬の鼻に当てて臭いをかがせ、選別台に向けて送り出します。(選別台はオス・メスそれぞれに用意されていました!)

少しドキドキでしたけど、選別に関しては、今のところママはよく分かっていないので、もうギュスに任せるしかありません。

ギュスったら、まるで恋人に会いにいくかのように(?!)ウキウキのテンション、とても軽やかな足取りで選別台に向かいましたよ。(*_*;

全部で4回行うのですが、毎回ちゃんと臭いを嗅いで持ち帰り、全部正解。なんともあっけなく目標だった順位決定戦進出を果たしたのでした。(“臭い”を提供して下さったお散歩仲間の皆さん、どうもありがと~!(^^)!)

布を挿す場面も含めて、オーパパが動画を撮ってくれましたので、よかったらご覧下さい。

でもって、BHのこと話してあったからだと思うのですが、4回終わった時点で審査員が、「続けて“異物品”もやる?」って聞いてきました。

(え、続けて・・・そ、それはムリというもんじゃ・・・)

そりゃ~ママが何かやったわけじゃないけれど、初めてのことだし、それなりに緊張もしていたので、いったん集中が切れてしまった状態から、即、立て直すのは厳しいだろうし、ほとんど練習してない異物品の選別も、付け焼刃というか、泥縄というか、とにかく一度練習してから臨みたかったので、「後にします」と答えて退場しました。

この時、「続けてやらない場合は結構遅くなるよ~午後になるかも」みたいなお話だったので、それだったら10時開始のBHのAセクション(オビ)は終わってるだろうから、却って好都合かもしれないと内心喜んだのですが、実際はそう都合よくは運びませんでした。

今回も選別リングが会場の一番奥で、車を停めたところからは随分歩かなければなりませんでしたが、とりあえずギュスを車にしまって、ママだけで選別の進行状況を見に戻りました。

そしたら、もう自臭の最後のペアが始まっていて、他臭は4組しかいないし、順位決定戦、昼前になりそうな気配です。

ギョェ~異物品の練習した方がいいかも、というわけでギュスを連れにいって、選別リングの近くで、割り箸で2回、封筒で1回練習してみたら全部クリアしたので終了、そのままリング脇で観戦して待つことにしました。

この時、「大きいですね~何という犬種ですか?」と声をかけてきた方がいて、そのまま少々お話してみたら、選別のベテランさんらしいので、“決定戦”のことを教えていただきました。

だって、ママも先生も、異物品の選別に関してほとんど事前に情報がなくて、嗅がせるのは布で、物品は木・紙・ビニールなど色んな素材が使用されるということくらいしか分からないまま、数回練習しただけでしたから。

しか~し、話をうかがってビックリ!

決定戦のスタイルは競技会ごとに違うそうで、布を嗅がせて異物品を持って来ることもあれば、使用されるのと同じ異物品を嗅がせることもあるし、使用されるのとは異なる物品を嗅がせること(例えば、割り箸で選別するのに嗅ぐのは封筒とか!)もあるのだとか。

そうこうするうちに今度は、BH受験者は本部テント前に集合するようにとのアナウンスが!

ギュスをパパに頼んで、とりあえず吹っ飛んでいくと、ちょうど名前を呼ばれているところで、2グループ目に割り当てられたのでした。絶対決定戦と被るタイミング。最悪~(>_<)

一応BHのジャッジに決定戦のことを話したら、「じゃ、3グループにします。3組ずつやるから1時間くらいはかかるよ!」といわれたので、急いで選別のリングに戻りました。

既に自臭の部の決定戦が始まっていました。

使用されるのと同一の物品を嗅がせるスタイルで、ポメラニアンさんが1回目(=割り箸)の選別を終えたところでした。

そして2回目(封筒)の選別に入ったところで、ハプニングは起きました。右端の封筒を選んで一生懸命持ち帰ろうとするものの、封筒が抜けません。でも、ポメさん、絶対の自信で「これが正解!」と何度も何度も咥えては引っ張ります。3分くらい粘ったでしょうか、とうとう封筒が千切れたらしく、やっと持ち帰ることができました。

もちろん正解だったのですが、無情にも、制限時間を超えているため正解にカウントされませんでした。その時は、こんなこともあるんだ~不運だったよね・・・なんて思ったのですが、なんと、同じことがギュスターヴにも起きるなんて、思ってもみませんでした。

3回目のビニールも正解を出してポメさんペアが終了。そしたらジャッジがやってきて、「出せますか?」って聞くので、どのみち今回のスタイルでは練習したことないから経験のため・・・みたいなつもりになっていたので、BHの前に終われたほうがいいか~と出すことにしました。

ギュス、朝と比べると集中がイマイチでしたが、1回目の割り箸は、なんと正解しました!

行けるか~?なんて気を良くして、封筒の臭いを嗅がせて送り出したら、自信たっぷりに右端を咥えました。で、台が動くくらい力強く(?)引っ張ったのに、全然封筒が抜けません。(ここで、ママ、これが正解だと確信しました。で、後からムービーで正解と確認できました!)

先ほどのポメさんと全く同じ状況です。

が、違ったのは、ギュスは根性無しだということ。(といっては気の毒かな・・・^^ゞ)

自信はあったはずなんだけど、ソフトマウスのギュスターヴ、普段から、ちょっとした抵抗で咥えたモノを放しちゃうんです。で、自信喪失したのか、サッサと諦めて、でも手ぶらで帰っちゃいけないと思ったのか、不正解の、でも簡単に抜けた別の封筒を咥えて帰ってきました。はい、不正解です。

この時のギュス、いつものような“ドヤ顔”ではなかったような・・・正解じゃないと分かっているから後ろめたかったのかな??

でも選別初心者のママは、こういうシチュエーション、それも本番でどういう対応をすればいいのかわからず、曖昧に「大丈夫だから~次頑張ろう!」みたいな慰め的対応をして3回目(=ビニール袋)に。

これは全然練習したことがない素材だったのでお手上げでしたが、とにかく掌でごしごしして鼻先に押し当てたら、ギュス、感触が好みではなかったのか仰け反って拒否気味でした。しっかり嗅いでいませんでした。

で、送り出すと、たいして鼻を使う様子もなく、なんだか適当に選んで持ってきたように見えました。これまた不正解。

不甲斐ない結果でしたが、一応、決定戦のムービーもありま~す。(^_^;)

順位決定戦は1勝2敗、ギュスの選別デビュー戦はこれにて終了です。

目標だった予選(?)全問正解は達成したことだし、練習始めて1ヶ月での出陳ということで、結果に不満はありません。それどころか、ギュス、選別が好きらしい(オビじゃ見れない走りっぷり?!)から、これから色んなスタイルの選別にトライして、機会があれば他臭にも挑戦してみようかな~なんて思ったのでした。(*^_^*)

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さてさて、気持ちを切り替えて、今度はBHのAセクション、オビディエンスです!

が、この頃には雲が取れてきて、うららかな春の日差しが降り注ぎ、なんともポカポカの気持ちいい陽気となっておりまして、軽く脚側してみるも、選別で終わってしまったのか、ギュス、魂の抜け殻みたいなボヨヨ~ン状態。ちょっと活を入れてみたけれど、気持ちが戻ってくる気配はありません。

そこへアナウンスが入って、出番だからリングに来るようにと名前を呼ばれちゃって、あたふたと試験会場に向かいました。ギュス、引き摺られるままに後からヨロヨロと着いて来ました。大丈夫か~?

はい、大丈夫ではありませんでした。(ーー;)

同一グループ3組中、ギュス&ママは最初に作業を行うことになり、まずは紐付き脚側からです。

う~ん、今にも止まりそうな歩みで遅れがち。それに、普段あまりないことなんですけど、横にも離れ気味。気合で引き付けながら、なんとか群集まで辿り付いたものの、八の字で有り得ないくらい離れてしまいました。orz

考えていても仕方ありません。リードを外して、更に気を引き締め、紐無し脚側スタートです。あれ、紐付きよりいい感じ?そうそう、いいよいいよ~♪と心の中で思いっきりおだてながら最後まで離れることなく終えたときはホッとしました。

行進中の停座は、まぁこんなもんでしょう。

がぁ~行進中の伏臥から招呼で、ギュス、伏せませんでした。「ダウン!」と声をかけ、そのまま30歩離れて振り向くと、大仏様みたいにデ~ンとギュスが座っているではありませんか。卒倒しそうでしたわ、ママ。

ここで、ジャッジの合図(の指示するところ)がイマイチ不明だったのですが(確認せずに)遠隔から伏せさせ、次の合図で呼び寄せ、正面停座、脚側に付けた所で呼び戻されたのでジャッジの居るところに戻りました。

休止していたペアがいったん退場、入れ替わりでもう1組のペアが入場してきて、ギュス&ママは休止の場所に向かいます。

この日、休止で動いてしまう犬が結構いて、ママ、ちょっと気になったんです。だってね、またしても、とんでもない場所にパパがカメラを構えて陣取っていたのです。(学習してよ~!!!)

「ダウン、ステイ」で離れるとき、ギュス、思いっきりパパを見ていました。

BHの休止、指導手は犬に背を向けているため状況が見えないので、かなり心配でしたが、背中で「動いたらただじゃ置かないよ~<`ヘ´>」っと念を送り続けました。

5分くらいでしょうか、相手ペアの作業が終了し戻るように指示されて振り向くと、今度はちゃんと伏せていました。やれやれ。

ここでギュス&ママはいったん退場、最後のペアの作業終了をリングサイドで待ちます。

全部終わると、再びリングに入って、講評&結果宣告タイムです。

最初に作業したギュス&ママペアからです。

大きな減点を覚悟してはいましたが、な~んと、行進中の伏臥が停座になった課目、0点を告げられました。規定書では伏せずに違う姿勢をとった場合は5点減点とあったんだけど・・・それでも、全体としてそこそこ纏めていたとの評価をいただき、Bセクションに進めることになりました。心臓に悪いわぁ~(T_T)

去年からでしょうか、IPO受験の前提としてBH合格が義務付けられたとかで審査基準が厳しくなったようで、脚側でリードが張っているなどよほどのことがなければ落ちることはなかった(と聞いてました...)それまでとは大分違う基準の評価で、今回も“お散歩風脚側”のペアは弾かれていましたし、ギュス&ママも“0点”つけられましたし、IPO目指してるわけじゃないペアにとっては敷居が高くなったかもぉ~^^;

紐付き脚側 11.5点
紐無し脚側 13.5点
行進中の停座 9点
行進中の伏臥から招呼 0点
休止 10点

合計44点(60点満点、70%以上で合格)

オーパパの誘惑にキョロキョロする休止の様子まで入ってるので、とても長いですが、ムービーをアップします。

この後、昼休みを挟んで(フライボールの終了待ち!)、1時半過ぎからBセクションが始まりました。

Bセクションは、

1)往来で群集と遭遇、そのど真ん中を通り抜ける(往復)、

2)先ほどの群集がジョギングで押し寄せてくる(?)中を通り抜ける(往復)、

3)自転車とバイクが脇を通り抜け、通り抜けざまにベルや警笛を鳴らす(往復)、

4)繋留して離れている間に目の前を犬連れが通過したり、見知らぬ人が触る(撫でる)、

という状況設定で実施。

ちなみに、近付いて犬を撫でたのはジャッジでした。

また、繋留された犬の前を通過するのは、次にBセクションを受けるペアでした。(ギュス&ママも前のペアの犬が繋留されている前を行ったり来たり、その時、かなり犬同士を接近させるよう指示されました。通過する側もチェックされてるのかな?)

基本、犬は全てに無反応であることを求められるようです。

点数ではなく、可・不可で評価され、全て『可』でないと合格になりません。

ギュスは「群集に対して少し不安定ながら問題となるほどではないのでOKです」ということで、
Bセクションは無事クリアしました。(ママ的には、群集に対して不安定というより、何度も行ったり来たりで、ギュスもうヘロヘロ~ふらついて“足元”が不安定だったような気がしましたが。^^ゞ)

Bセクションも撮ってくれてたので、この際、アップしちゃいます。

ハァ~11月のオビⅡに続いて0点出してしまいましたが、かろうじて合格。ヤレヤレのBHお受験の顛末記でした。

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朝の鉛色の空はどこへやら、すっかりお花見日和になったので、満開の桜並み木を愛でながら土手をお花見散歩しました。

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オードリー、なかなかご機嫌の様子です。(*^_^*)

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ギュスは死んでますなぁ~冴えない表情だわ!(=.=)

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で、今回は表彰台も関係ないし、オーパパは堺に戻らなきゃならいので、ゼッケンの返却をF先生にお願いして、早々に引き上げることにしました。

パパを平塚駅で落として、これなら明るいうちに帰れる~なんて帰路に就いたのですが、ママ、にわかに心配になってきました。

BHの結果ってどうするんだっけ?先生は郵送だといってたけど確認した方がよくない??

というわけで、再び競技会場に戻って確認したら、「集計終わったらお渡しします。アナウンスがあるまでお待ちください!」ということでした。確認してよかった~(^^♪

丁度一般の部の中等科の決定戦が始まるところで、F先生が出るので見学しながら待つことに。

それで、どうせなら臭気選別のゼッケンも自分で返そうと受付に行ったところ、「ポイント出てません?席次は?掲示板で確認してきてください」といわれ見に行くと、な、なんと、ギュスターヴ、5席に入賞しておりました。(色々教えて頂いたトイプーさんが1席でした!)

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決定戦で1回しか正解できなかったから入賞はないと思っていたのに、思わぬ“棚ボタ”表彰台となりました。(*^^)v

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臭気選別が初出陳のところへ、昼頃と思い込んでいたBHのスタートが早くて、なんだかママがバタバタしちゃって、ゆとりのないまま都合4回も“本番”に刈り出されたギュスターヴ、暑い(?!)中、ボケつつもなんとか踏ん張ったよね。お疲れ様。

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(ギュスの幼馴染の黒ラブ・ユリウス坊&そのお友だちワンsと一緒に)

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さて、今週末は4月の本部展の申し込み期限。

どうしたものか・・・

ギュスの体調は持ち直して来ているみたいだけど、まだ日々のスキンケアには3時間かかっているし、暖かくなるとシャンプーも週1回では凌げなくなるかもしれないんですよね。

東京ブロックの動きを見る限り、サボっていたツケがまわってきているようで、出るならベースの部分(特に脚側!)をみっちり練習しないとムリ。オビⅢの課目は一応全部仕上がっているものの、ママが、皮膚のケアと練習の両方をきっちりやり遂げる気力&体力があるかどうかが一番の問題かな。

理想的には、春は諦めて、夏の間に山ごもりしてコツコツと立て直し、秋~冬で出陳だけど、来シーズン、ホントのホントにギュスが70cmの飛越をクリアできなくなってるかもしれないし・・・だったらせっかく練習したんだから、合否は度外視して、当初の予定どおり“最後の花道出陳”しちゃう?

あ~迷う。

「ギュスは出たくないと思うわ!」
「そうかな? そうだよね、今日でもベロベロなんだから。。」
「え、何の話??」
「アンタが動かないっていう話っ!!」
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