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オードリーの貧血 : 検査値は良好なれど。。 [病気]

真夏日目前という暑さだった火曜日(5月14日)、オードリー、35日ぶりの大学病院でした。

前回(4月9日)受診の際、朝トイレでくるくる回ってしゃがむけれどチッコがでなくて、その日の最初のチッコが昼頃になることが何度かあったと話したのですが、受診後10日続けて同じ状況が続き(何日目かには行っても出ないと分かったのか、もう朝トイレに行かなくなりましたが...)、日を追うごとに粘膜の血色が悪くなって、問題の左前脚のみならず、なんだか全体的に動きがぎごち無い感じになり、なにより、元気が無くなってしまったため、35日インタバルをあけるのが不安になったママ、2週間目となる4月23日に診て貰うつもりで主治医と連絡を取ったのですが・・・

そしたら翌20日の朝、普通にチッコが出て、その翌日も通常どおり。で、19日の時点では真っ白だった歯茎が血色を取り戻し、足の運びもスムーズに戻ってるではありませんか!(“びっこ”は相変わらずですが...)

何が何だかわからないけれど、とにかく極めて普通な感じに戻ったので、23日の受診もキャンセルとなり、その後4月末までは、どんどん血色がよくなって、歯茎も、舌も、耳も、お腹も、み~んなとてもいいピンク色、貧血治ったんじゃないの?くらいの勢いでした。

ママの私的な感想ですが、ステロイドを減らす過程で、一時的にホルモンバランスが乱れるか何かして、代謝、特に水分の排出がうまくコントロールできなくなり、結果、むくみ(水分の貯留)が出て動きがギクシャクしたり、血行不良になって血色が悪くなったんじゃないかな~という気がしています。

最初の減薬直後も若干おかしかったのですが1週間ほどで元に戻ったのです。それで今回も様子見ていたのですが、1週間経っても戻る様子が無かったので受診の予約をしたら、翌日から復活するなんて、ママ、“嘘つき狼オバサン”になっちゃったじゃないの。でも大事にならなくて良かった。

状態が悪かったときは、プログラフの一番重篤な副作用が腎機能低下なので、気が気ではありませんでしたし、粘膜が白くなったときは、去年の今時分から始まった溶血の亢進を思い出し、これまたすご~く不安でした。

諸々の症状が消失して、どんどん血色が良くなるとともに、元気も戻ってきて、外ではいつもながらのウルトラハイパーオードリーが戻ってたので、貧血の方の検査値は上がってるだろうと思っていましたが、尚も幾つか気がかりなことがありました。

一番は、すご~く疲れやすくなっていること。

陽気がポカポカ通り越して暑い日もありましたけど、陽気に関係なく、もっともっと貧血の状態が悪かった時分と比べても、散歩やお出かけから帰ったときの“グッタリ度”がひどいし(玄関先で寝そべってしまって、足を洗おうとしても起き上がれない日もありました!)、疲れを2~3日は引き摺っているようで、二日続けて連れまわそうものなら、本当に疲れた様子で数日間は寝てばかり、そしてお腹もPになったりという状況です。

次は、左上唇の毛穴に黒くて硬いシコリができたこと。

オードリーは、2歳過ぎた頃から全身にシコリができ始めましたが、大半は脂肪、時々良性の腫瘍で、適宜検査&処置してきました。そして今の病気になってからは、ステロイドの副作用なのか、半端じゃない数のシコリや髄外造血の血豆(?)、加えてここ半年ほどは色素沈着(老人斑みたいな??)も数知れずという状況ですが、今回のシコリは口の近くで、黒くて、硬い。「メラノーマじゃ?」なんて・・・

最後は、“びっこ”のこと。

まぁこれだけ出たり引っ込んだりしているのだから、きっと自己免疫性の関節症状なんだとは思いますが(ステロイド減らしたことで炎症=痛みが悪化してる?)、それにしては1ヶ所なんですよね。ママの経験からすると、多発性のはずなんだけど・・・

と、ここまで書いたことを予備問診のときに研修医に話しました。

いつものように検査に送り出し、しばらくしたら、例のごとく大興奮で戻ってきました。ところが珍しく主治医の先生も一緒で、何かと思ったら、「口の脇のシコリ、良く診れなかったので経過観察ということで・・・^.^;」ですと。

オードリー、元々触られるのが大嫌いで、パピーの頃は不用意に手を出すと噛みつく犬でしたから、この興奮状態では、ひょっとすると噛もうとしたのでは・・・なんて心配になりましたが、そこまでは行かなかった模様。それでも、隙あらば脱走しようと片時もじっとしていなかったのでしょう、視診・触診ができなかったみたいです。(かかりつけだとママが同席するからこんな事態にはならないんですけどねぇ~困ったもんです。-_-;)

びっこ以外はいたって元気なので、検査結果待つまでも無く、輸血は無いだろうということで、抜いてきた朝ご飯を与えてよいということになったので、いったん車に戻り、屋外の木陰で朝食。ギュスが恨めしそうに眺めていました。^^;

気温はどんどん上がっていて、外は暑かったため、冷房の利いた待合室に戻って結果を待ちました。

この日はあまり待たされること無く、1時間足らずで呼ばれました。

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「ステロイドの減薬、問題ないようですので(無いのか??)、今回更に半分に減らします。二日に1回1/2錠ですので間違えないで下さいね!」と先生。

「PCV、Hgb、じわじわと上がってきてますね。赤血球数も400万個まで回復しそうですね~♪」ってママが喜んだら、先生、「でも網赤が減ってるんですよね~」って。

確かに、また1%を切ってしまいました。

なのに全体としては増えている。

溶血が抑えられているのでしょうか。

肝臓・腎臓の数値も問題ないので、引き続きプログラフ頼みです。

貧血の方が亀の歩みながら復調しているのは、本当に嬉しいのですが、関節症状の方が気になりますので、その旨告げると、「あまりひどいようなら痛み止め処方しますけど・・・せっかくステロイド減らしているからねぇ~ご存知でしょうけど、この手の関節症状にはプレドニゾロン(=今減らしている薬!)が効くんですよね。でも、できれば減薬続けたいのですよ」と仰るので、「グルコサミン系のサプリでもう少し頑張ってみます」と答えました。

そして次回も1ヶ月くらいはあけられるとのことだったので、山に行くことも考えて、38日あけて6月21日に予約して、1時には病院を後にしました。(早っ!)

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病気になる前の赤血球数は650万個前後、PCVが50%超というオードリーでしたから、まだやっと半分を超えた程度ですし、原因は分からないけど(研修医には「10歳ですからね~」って言われたけど...)ひどく疲れやすいし、疲れからの復活に時間がかかるのも気になるものの、全体としては良好な状態を保っているといえるんでしょうか。

でもね、“びっこ”が・・・

痛いから動かないというのも関節の錆付きに拍車がかかって困るんでしょうが、痛くても(先生、あれだけびっこなんだから痛いはずだと...)動きたい、散歩に行けばズンズン引っ張り、知り合いに出会えば大喜びで2足立ちで挨拶、ボールや猫を見つければ猛ダッシュ。(=.=);

う~ん、動けるうちが花という考え方もあるけれど、酷使したら関節の寿命が縮まるのは間違いないわけで、どこまで許して、どこから抑えるか、悩むぅ~(T_T)

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この日は早く終わったのが裏目に出て、暑い時間帯で、帰路、緑地散歩もできなかったから楽しい写真がありません。

なので替りにパンの写真でも・・・(^^ゞ

山から戻って、HBによるパン作り、さっそく再開です。

今回は、本(ホームベーカリーBook:荻山和也著)に載っているレシピから、“野菜ジュースのカラフルブレッド”に挑戦。

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ジュースは『1日これ1本』みたいな野菜ジュースを使用。トマトよりはにんじんベースのジュースなので相性も良いだろうと、レーズンを入れて焼きました。

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sirocaの取り説やwebサイトによると、自前のレシピ以外の配合では上手くいかないかも~みたいな記述があちこちにありましたけど、sirocaの配合や食パンミックスで焼いたときよりも“いい感じ”に焼き上がりました。さすがパン屋さんのレシピだわ。!(^^)!

おまけに、初めて羽根が埋まらず、穴も開きませんでしたよ!

ただ、気泡の流れ具合から、基部の膨らみ(立ち上がり)が今一歩な気がします。食感としてはグチャグチャとか粉っぽいとか、いかにも発酵不足みたいなことではないんですけどね。(具が入ったのもあるのかな...)

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焼き上げた翌朝はそのままで、次の日からは軽くトーストして、バターやクリームチーズを塗って頂いてます(毎回食べきるのが大変ですぅ~^_^;)。やっと及第点くらいの出来かな?

さて、次は何作ろう??

「ミルクとか玉子が入ってると美味しいんじゃない?」(by ギュス)
「食べられれば何でもいいわよ!」(by オー)
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