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次から次へ。。 : ギュスの体調 [病気]

早々と入梅が発表されたものの雨が降らない日々でしたが、台風3号の接近に伴って一昨日から雨模様の富士山麓です。昨日の日中は降ったり止んだりでしたが、夕方から風雨が強まり、その後風は静まったけれど今朝まで雨が叩きつけていました。今は小止みですが、本日は久々の完全休養日。というわけで、ブログ更新です。(^^ゞ

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本日のお題、ギュスターヴの体調。

いやぁ~参ってます。皮膚炎については、一昨年の夏以降ずい分状態が良かったのですけど、昨年の秋口から再び悪化の兆し、というか、それ以前と炎症の傾向が変わってきているようでした。

抗生剤であるゲンタシン軟膏が効かない(=細菌性の炎症ではない?)というのが最初の印象、次第に、シャンプーしても良くなってないかも~(これまた細菌性ではないことの証明??)なんて思っていたら、なんだか毛の状態が変!

冬毛に生え変わる時期でどんどん抜けてるのに生えてくる様子が無くて、太い毛がまばらに残っているだけで皮膚が透けて見えてるし、なんだか皮膚が黒ずんでるような・・・他にも寒がったり、脱力気味(=倦怠感?)だったりと、昨年末頃は皮膚のみならず、「どう見ても何かおかしいだろ~?」みたいな状態でした。

初めは、ひょっとして常用しているセレスタミンの影響で副腎皮質ホルモン系に異変が起きてる?とか、甲状腺ホルモン異常?とか、かかりつけの獣医さんに相談したら、「ま、気になるのであればセレスタミンを切って様子見ましょうか。ご希望なら検査もしますよ」と。

とりあえず検査をすることに・・・

結果、副腎皮質関連は問題なし。

で、甲状腺については、「まずはスクリーニングでいいでしょう。T4値のみ見てみましょう」といわれ、T4のみ検査したところ、標準値の下限を若干下回っていました。

この時点では、それ以前のデータが無いので、上昇下降どちらかに動く可能性もあるし、ギュスの通常値なのかもしれないし、2~3ヶ月後に再検査でいいのではないかというお話でした。

ところが、この時期にオードリーの方で、主治医から、ステロイドの長期服用でTSHの抑制がおき、甲状腺機能自体には問題がなくても甲状腺機能低下様の症状が出る場合がある(シック・ユーサイロイド・シンドローム)という話が出て・・・

甲状腺機能低下“様”症状?

ひょっとして、ギュス、これじゃない?みたいな。

で、かかりつけの先生にその話をしたものの、専門外なのでイマイチよく分からないと。

いずれにせよ、12月初めにセレスタミン(ステロイドを含んでいます)を切って以来、皮膚炎はどんどん悪化し、シャンプーも軟膏も効き目は無く、あまり当てにはならないだろうけどここは一度アレルギー検査をしてみるかということで、まず“アレルギー強度検査”というのをしてみたら、すっごい陽性!

それじゃ、もっと当てにならないけどIgE検査もしてみようと。

しかし、ほとんどの項目が陰性。強いていうならダニ・ゴキブリ、植物数種といった環境アレルゲンの項目と、食品では穀物系タンパク(動物性タンパクは全て陰性)に若干反応しているものの、アレルギーというほどの結果は出ませんでした。

このIgE検査というのは、仮に陽性と出ても、犬の場合ほとんどが陰性だそうで(大学病院の皮膚科専門医談)、皮内検査というのを受ければもう少し信憑性のある結果を得られるらしいのですが、IgE検査の時点でほとんど陰性と出ているわけで、しかも皮内検査の検査項目に含まれるアイテムだけではあまりにも少なすぎて、日常生活の何がアレルゲンなのか特定することは難しいようだし、アレルギー検査はここまでで保留としました。(アトピーなのか~?みたいな。スッキリしない状況ですぅ~/_;)

とにもかくにも炎症が鎮まらないわけで、抗アレルギー薬を試すことにして、初めはザイザルを服用したのですが、激しい眠気と脱力で中止。次に、強度検査の結果を踏まえて、IL2の経路を遮断してみてはということでIPDを服用したところ、副作用はなかった(一度吐きましたが...)ものの特に症状の改善も見られず1ヶ月ほどで中止。

そうこうするうちに、暖かくなってきたからか、カイカイ度は増すばかり。

オマケに、シャンプーしても良くならないどころか、シャンプー直後、かえって炎症がひどくなるような・・・シャンプーが合わない?それともシャンプーの刺激のせい?

一度シャンプーを変えてみてはということで、それまでのサージカル・スクラブをやめてマラセブを使ってみたら、これが最悪で、全身真っ赤っかに!

そうそう、話が前後しますけど、近所に最近開業した動物病院の先生が皮膚科の専門医ということで、少し前からそちらにお世話になっていますが(こちらで久しぶりに皮膚の採取検査をしたところ、やっぱりニキビダニだの疥癬だのは見つからなくて常在菌がボチボチ...)、その先生によると、マラセブの刺激でひどい炎症が起きるケースは聞かないそうです。

でも、「今回は明らかにシャンプーが合わなかったんでしょうね~」ということで、少し炎症が落ち着いたら今度は2%のノルバサンシャンプー液(通常の0.5%ノルバサンシャンプー液を調合したもの?)で様子をみることになりましたが・・・

なかなか炎症が鎮まらないのでシャンプーに踏み切れず。

しかも炎症が起こっている部位は膿皮症も発症し易いため、日々のスキンケア(炎症が体中に広がっているので軟膏だとベタベタになって始末に負えないためゲンタシン・クリームに変更しました!)は欠かせません。

そのスキンケア、状態の良いときはコームで梳きながら全身をチェックするのに2時間弱ですが、炎症が起きると、その炎症が膿皮症による(膿皮症に発展する?)炎症(=赤み)なのかを判別した上でゲンタシンを塗っていくわけで、炎症部位の広がりに比例して作業時間も長くなるのです。

で、先月はほぼ全身に炎症が広がっていたため、なんと、一時は5時間半もかかってました!さすがに一気にやり遂げるのは根気が続かず、2~3時間ずつ2回に分けて毎日々々頑張りましたが、ママ、もう発狂寸前でした。(=_=)

山に来てからもしばらくはそんな感じでしたけど、先週辺りからやっと炎症が鎮静してきたため、先週末(8日の土曜日)、例の2%液で恐る恐るシャンプー決行。すっごく良くなったとはいえないけれど、とりあえず悪化はしていないし、今週は日々のスキンケアが4時間くらいまで短縮できているので、いくらか改善してきているのでしょうか・・・

最初の頃は、毎日2時間でも「やってらんないよ~(+_+)」という感覚だったのに、今じゃ、「4時間切ってる~(^^♪」なんて喜んでる始末。慣れというのは恐ろしい?!

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そんなこんなで、皮膚炎の方は、ひょっとしてもしかすると、長いトンネルを抜けらるかも~という一縷の望みが沸いて来ているのですが、そしたら、一昨日、下痢P。

散歩に出る前の排便はOKでした。この日は歩き散歩で、途中リーフィ君と久しぶりに相撲とってご満悦で帰路についたところから、立て続けに3回ピーしました。(追記:遊んでる最中にも1回大量にOK便をしてたなぁ...)

とりあえず昼にヨーグルト+乳酸菌で様子見たところ、その後は問題なく、食欲もあったので夕飯は通常通り(ふやかしたフードのミキサー食にぬるま湯をかけたもの)、それも問題なかったので、これまたいつもどおりに茹でた馬肉の夜食。

で、無事眠りについて、翌朝、なんだかヨダレが多くない? ま、ご飯の支度してるからこんなもん? なんて普通に朝ご飯をあげました。

そしたら、食後、ヨダレが溢れるようにこみ上げてきて、どうにも止まりません!

「いったい何の騒ぎ?」
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拭いても拭いても切りが無くて、胸がベチョベチョ、そのまま伏せるものだから、顎や、顎を乗せてる前脚もベチョベチョ。仕方ないので、トイレシーツをあてがっておきましたが、ワイドサイズではすぐに限界。小型犬のチッチ1回分なんて軽いもんです。(そういう話??)

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ベチョベチョ溜まってる場所どころか、拭いた後の湿った床や涎を吸ったシーツの上に伏せているだけでも、触れているとその部分に炎症が起きるので、とにかく付きっ切りで拭いてやるものの、ヨダレだけの問題じゃないようで、気持ち悪いのか、ギュスの表情が冴えません。

折悪しく外は雨が降ったり止んだり、濡らすのもヤバイけど、ここは仕方ない、富士宮の病院まで連れて行くことにしました。

止み間をみて連れ出し、前日のピー以来音沙汰ない排便をと思ったら、またザーっと降ってきて、いったん撤退、レインコートを着せて再度雨の中へ。10分くらいうろついてやっとお出ましになったモノはちゃんとしていて、こちらは一安心。

されど、一歩外へ出たとたん、やたらめったら草を食い散らかし、とめたって聞きやしません。そうとうムカムカしてるんでしょう。雨の中、病院に急ぎました。

天気が悪かったからか、空いていました。

去年かかったときにサポートで出てきた若い先生が担当でした。

様子からして“急性胃腸炎”だろうということで、むかつきを抑えるのと整腸作用のある点滴&注射をして様子見、そして24時間くらいは絶水絶食でお願いします、と。

飲み薬は特に出なくて帰宅するも、まだ少しヨダレは出ていました。それでも夕方頃から落ち着いてきました。

<帰宅後ちょっと落ち着いて一眠り>
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が、、、オードリーの夕飯タイムが大変でした!

食欲はあるらしく、普段お昼にもらってるヨーグルトや散歩後のミルクもパス(オードリーもつき合わされました~^^;)していたからか、オードリーが食べ始めたら、突進していきそうな勢い。山にはケージがないので、ママが抱きかかえるようにして抑えたのですが、本当に大変でした。

さらに、水もダメというので水飲みボールも食餌時だけで片付けたものだから、今度はオードリーの給水量が足りなかったようで、全然チッコせず、寝る前になんとか出たものの、とんでもない色を極少量。

これはヤバイと水を出しても飲まないのでヤギミルク。

そうなったらギュスが黙っているわけも無く、挫けて150ccほどやってしまいました。

でも特に問題は無く、そしてギュスも溜飲が下がったのか、眠りに就いたのでした。

今朝もヨダレは全然出てないし、目付きが生き返っているし、獣医さんは、問題なければ朝少量の水をあげて様子見て、落ち着いていたら夕飯から1/2量あげてみてくださいといっていたけれど、昨晩ヤギミルクで実証済みということで、朝ご飯(いつもの半分+三共胃腸薬散剤1/2包)あげちゃいました。

食後も特に変わった様子は無く、雨でお散歩行かないもんだから少々不満そうですけど、一応胃腸炎は治まっているみたいです。

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う~ん、季節の変わり目といっても、山はまだ20度以下。こちらに来てからは徐々に元気になっていただけに、どうしちゃったのかな~という感じですが、ギュスターヴ、皮膚炎以外にも色々気になることはあって、LPN(レオンベルガー多発性ニューロパチー)なんていうレオンベルガー特有の神経疾患(食道やら心臓やら四肢やらに症状がでるらしい...)もあると聞くと、ホント、気が気じゃないんですけど、検査で出ないものまで心配してもしょうがないし、検査で分かっても打つ手の無いことだってあるし、もう、なるようになる??

ひゃ~休養日なのをいいことに、長々と綴ってしまいました。最後まで読んでくださった方、お疲れ様でした~m(._.)m

<本日は休養日。。[眠い(睡眠)]
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