お知らせ。 [つぶやき]
ギュスターヴがお空に昇っていきました。
いずれ最後の日々のことを綴ろうと思っておりますが、本日はご報告のみ。
骨肉腫の告知を受けてから10ヶ月余りの長きにわたって応援して頂き、
本当にありがとうございました。
シコリがぁ~(=.=)! [病気]
やっと秋の陽気が定着したかな~と思っていたら、本日はまたまた夏日のオーギュス地方です。えぇ、日中はエアコン(冷房!)つけましたよ。昨日の朝は暖房だったけどぉ~(T_T);
半月ばかり更新できなかったからか、ギュスのこと心配してアチコチからメール頂戴しました。ギュス、引き続き頑張っております。たくさんの励まし、ありがとうございます。
とはいっても、このところは、もしギュスが抱っこできるサイズだったら間違いなくかかりつけに駆け込んでるといった状況が頻発しておりまして、ギュスの体に何が起きてるのか、最早お医者さんも正確には把握できてない?みたいな。(@_@。
分かっている事は、ギュスが “まだまだ生きようとしてる” ということ。
一時戻っていた食欲がこの2~3日はめっきり落ちているにもかかわらず、ママが台所に立つと、相変わらず、体を起こして、思いっきり期待を込めた目で、「何かもらえるんだよね?」って。
冷蔵庫なんか開けようものなら、目をキラキラさせちゃって・・・
だけど、ほとんどのモノは鼻で選別されて却下されてしまいます。その瞬間それまでの目の輝きが一気に失せて、バタっと倒れてしまうのです。そのたびに、「ご免よ~ギュスの食べられるものが見つからなくて」と胸が締め付けられる思いです。
それでも先週末までは、レバー偏重の食生活が続いていて、オーパパが口元(鼻先?)に運ぶと起き上がってパクっ。2切3切食べるとバタっ、しばらくすると起き上がってまた1口2口みたいな食事をしていました。( ↓ その頃の画像です)
今日は、ここ半月の経過を記録しておくつもりですが、けっこう “うっ。” という画像が並びますので、苦手な方はスルーしてください。畳んでおきますね。^^;
シコリ成長中。 [病気]
秋晴れ、続きませんね。土日雨模様で、今日は降ってないけれど陽射しがなくて、肌寒い陽気です。もう真夏日は戻ってこないのかな??半袖しまうぞぉ~!!!
湿度も60%を切ったので、久しぶりにまったくエアコンなしで過ごしてますけど、ギュスは相変わらずしんどそうです。暑いわけじゃないと思いますが、横ベロでパンティング中。なぜか15時を回ると起きては倒れの落ち着かない状態になって夕飯くらいまで続きます。鼻血騒ぎの日から、程度の差はあれ毎日です。
実は鼻血騒動が起きた金曜の晩、ドッタンバッタン自力で180度移動したギュスを元の場所に戻そうとパパが身体をずらしたときに、ギュスがパパに向かって激しく威嚇しました。牙を剥いて、恐ろしい形相で(じゃっかん野生が見えていたというか... あんなギュスを見たのは初めてでした!)、噛みつかれなかったのが不思議なくらいでした。
それで、かかりつけの先生と相談の上、やっぱりどこか痛いからじっとしていられなくて落ち着かないのかもしれないからと、以前一度使った医療用麻薬パッチ(=フェンタニル)を再度試してみることになりました。
確かにこの夜は割と平穏に過ぎました。翌9日もまぁまぁ。食欲もキープしていたし、やっぱり痛みがあって、パッチが効いたのかも~と思っていたら、午後3時を過ぎた辺りから、例のドッタンバッタンが始まり、前日ほどでは無かったけれど夕飯近くまで続きました。
で、昨日は朝から今ひとつ元気がなくて眠り続けていましたが、昼ご飯のあと、やはり午後3時頃から始まって、6時くらいまで。今日も同じく15時10分頃から始まって、今もドッタンバッタン起きたり倒れたり、やってます。
というわけで、ドッタンバッタンについては、パッチが効くわけではなさそうです。
でも、今夜10時半に剥がして、半日~1日様子見て、なにか痛みの表現(=牙を剥くとか?!)が再度出るようならパッチは続けた方がいいだろうといわれてますけど、医療用麻薬なので取り扱い(手続き?)がちょっと面倒なところへ、かな~り高額です。今のところ3日に1枚なので保険でカバーできる額ですけど、貼る場所も替えないと皮膚炎おきちゃうし、できれば使わずに済ませたいところです。
ちょっと脱線すると、骨肉腫の痛みが抑えられてるのが本当に救いです。でも3回目の放射線からもう1ヶ月半経過してるので、この先どうなるかはわかりませんけど。
何の話でしたっけ?そうそう、ドッタンバッタンの原因でした。
前にも書きましたが、9月以降食餌の量が半減してるところへ内容も思いっきり偏っていますし、寝たきりですので腸の動きも悪くなっているので、便秘というのか、週1回くらいしか排便がありません。この半月ほどは、鶏のレバーをメインに、動物性蛋白質ばかり摂取しているため、くさ~いガスがプスプスプスプス出ていますが、なかなか便が出ません。
それで食物繊維を補うために時々“イージーファイバー” なるトクホのサプリを与えますと、半日くらいで便意が起こって、さらに半日くらいするとボチボチ出だします(オーママは便秘なヒトではないので、この手のサプリがどう効くのかはイマイチつかめてません)。それが何故か金曜土曜の周期になっていることもあり、もしや便意を催しているのでは?なんて思っていたら・・・
はい、この週末も、金曜の夕方と、土曜の飼い主の夕飯中に(笑)まずまずの分量排出されました。で、たいてい最後は下痢Pになるので、それが出切るまで落ち着かないのかな~なんて様子みてます(今週はまだPになってません!)。
鼻血の方は、土曜日は出なかったけど、昨日はまた少し出ました。今日は今までのところ出ていません。止まるという事は血小板の値はそれなりなのでしょう。そして先生が仰るように、まだDICではないとしたら、以前記事にした口腔内の組織の壊死的な事が鼻腔内でも起きていて、壊死の前段階、化膿して膿や血が出ているのでしょうか?
考えても分からないことだらけでどうにもならないから、もう成り行き任せ、その場その場で対応するしかないんだろうけど、シコリの破裂は対応しきれないかもぉ~(T_T);
しか~し、この2週間で、ホント、恐ろしいほどに成長しました。そしてまだまだ進行中です。
9月中旬には6~7cmだったのが、下旬になると片方の掌でなんとか覆えるくらいまでに増大し、昨日は、もう見るのも触るのも恐ろしいほどの大きさになってしまいました。両掌でも覆うのは難しいでしょう。もうシコリというレベルではない?いや、もしかすると全部がシコリではないのかもしれません。シコリ(=腫瘍)によってリンパの流れや血行が悪くなって浮腫んでる部分も一緒くたになってるのかもしれないのですが・・・
右の脇の下から胸に掛けての画像です。線で囲ったエリアは胸側ですけど、脇から背中側にも腫れあがってます。
オーパパがメジャー当てて撮れというので・・・
水平のラインが通常の胸の表面。腫れの部分は体位にもよりますが、最大8~10cmくらいの厚みで盛り上がっていて、タポタポした感じはなく、やっぱりしこってるのかな? 昨日からちょっと熱感が強くなっているのでアイシングしていますが、例のごとくドタンバッタン動くので、ほとんど冷えてません。(^^ゞ
でもねぇ~シコリ自体は触ったから痛いというわけではなさそうです。シコリに押されてどこかが痛いみたい。内蔵?これとは別に右の脇腹というか胴体の横の面に(昨日現在)片掌大のシコリ(みたいなモノ)も成長中でして、いやぁ~体中ガンに蝕まれていんじゃないの?みたいな。orz
とにかく、この2週間、食欲はまずまずだったのに、ギュスの体は日ごと痩せ細り、なのにシコリ(=ガン)はどんどん育つ。うぅぅ~ひょっとしてガン細胞がギュスの食欲をコントロールして、自分に必要な栄養分をリクエストしてるんじゃないのか~とSFまがいの妄想に取り付かれそうなオーママです。
でもね、食べるといえば食べさせるしかないでしょ?たとえそれがガン細胞のリクエストだったとしても、ギュスがニコニコ喜んで口にするんだったら、運ぶしかないでしょ。
というわけで、ちょっと早いけど、ハロウィンクッキー焼きました!
今回は動画もちゃんと保存されてたから、アップしますね。あ、ハイエナ婆ちゃんを牽制する音声がお聞き苦しいかもしれません。^^;
やっと秋晴れ! [病気]
ギュスのこと、ご心配おかけしております。m(._.)m
お陰さまで大きな変化はなくて、今日も鼻血を噴出した直後にも昼ご飯を食べるなど、苦しそうな息遣いとは裏腹に、まだまだ生きる意思表示しております。(^.^)
9月24日にかかりつけの先生に往診していただいた際、巨大化する脇のシコリについて(医療処置としての)最終的な選択肢として放射線治療(=腫瘍膜の崩壊~表皮の破裂を食い止めるために腫瘍縮小を期待して)する可能性があるのならばシコリが腫瘍であることを確定しておいた方がよいうということで、針生検を受けました。
で、先生が顕微鏡で覗いた感触では悪そう(=骨肉腫の転移らしい)だと。まぁ、ほぼ確定なんだろうけど、それでも手順として病理検査に出すことになり、先日結果が上がってきました。
予想どおり、骨肉腫のリンパ節転移でした。(何人かの獣医さんから聞きましたが、骨肉腫のリンパ節転移は相当稀なんだとか...なんでそんな事になるんだぁ~!+_+;)
でも検査前には、最後の手段として放射線もありと仰っていたかかりつけの先生、ここへ来てさほど勧めなくなりました。というのは、大きな変化ではないけれど、日々、いえ時々刻々と体調に小さな変化が起きていて、アップダウンしながら落ちていってるのが実感できるからだと思われます。
はい、もう通院はできませんが、ちょっとした変化があるごとにママが連絡するものだから、先生もおおよその事は把握されているのです。
いちばん辛いのは呼吸でしょうか。それとて、他の呼吸器疾患のように気管支拡張剤や咳止め、去痰剤などでどうにかなるわけではないし、酸素濃縮装置(というのが正確な名称らしい。^^ゞ)で濃縮された酸素を送ってやるくらいみたいです。痰の吸引ができないか聞いてみたのだけれど、犬ではやらないようです。
それでオーママも持ち駒を総動員、ちょっとでも楽になる方法はないかと探りまして、“人参養栄湯”という漢方薬を試してみたらどうかな~と。今週火曜日にママ自身の漢方クリニック受診の際に先生に相談したところ、十全大補湯が使えていたのなら試してみる価値はあると。この方剤、十全大補湯の効能に加えて、呼吸器症状の緩和と気持ちを上げてくれる作用もあるから、飲めるならあげてみればと。ただしオウギが入っているので胃もたれ感が強くなると食欲不振が悪化するかも、って。
その日のうちにかかりつけの先生にお願いして、昨日から飲み始めました。
一時ひどく低下していた食欲が、この1週間くらいは回復していたこともあって、心配をよそに “お薬ゼリー” でなんとか飲んでくれています。
<オーパパ、献身的にお世話してます!>
排尿の変化もありました。
自力でトイレに行けなくなってからというもの、寝床で排泄することはどうにも受け入れられずギリギリまで我慢、圧迫排尿を試みても、お腹に力をいれてなかなか出してくれませんでした。
が、9月28日未明から、なんとチョロチョロと尿漏れが!とうとう排尿の神経もダメになっちゃった?と落胆したものの、三日目だったか、圧迫排尿中に、ジョーっと大量放出。以来垂れ流し状態はピタッとやんで、1日2回、オーパパが頃合を見計らって圧迫すると出してくれるようになりました。(ママだと相変わらず力入れて我慢してます!)
ギュスなりに悩んでいたのでしょうか。でも我慢の限界を超えてチョロチョロと意に反して尿漏れ?そして遂に気持ちの整理をつけて、寝床での排尿を受け入れたということではないかと推察してます。哀れというなかれ、よくぞ決心したと褒めてやってくださいませ。(^^♪
垂れ流していた三日間は、1~2時間おきにシーツを交換していても内股~お腹が真っ赤になって、あっという間に湿疹が広がり、膿皮症も起きかけていたので、ギュスとしたら不本意だろうけれど、圧迫排尿を受け入れてくれて助かりました。えぇ、炎症・湿疹もほぼ鎮まりました。
しか~し、今日はまたまた一波乱。
13時ちょっと前、お水を150ccほど飲んだ直後、いつものようにバタッと横倒れ、それと同時にガフッっと、咳とも(荒い)鼻息ともつかないような音とともに右の鼻腔から鼻血が噴出しました。でも流れ続けてるわけじゃなさそう。でもでも~数分後に体を起こしたら、また右の鼻腔から、今度はタラタラ~っと出血。
それでママ一瞬焦りました。
先生から、「腫瘍の末期症状の一つにDICというのがあって、体のアチコチで出血がおき、鼻血もよく出ます」と聞いていたので、ひょっとしてそれか?と。
でも、2回目以降は流血することはなくて、鼻腔内に残っているか滲み出てるくらいの血液が、鼻息が荒くなったときに飛び散ったり、鼻汁が出るときに混じってる程度になって、先生も、「DICなら止まらないから、ここ最近鼻から色んな物が噴出する現象が起きてることだし(汗;)、おそらくそっちの関係でしょう」と。
で、鼻血が一段落して、オーちゃんにお昼ご飯あげてたら、「オイラは?」って。kiriのクリチ2個、自家製ササミジャーキー1本、シュークリーム大1個を平らげ、水150ccを飲み干して、例のごとくばったり倒れました。
ここまでは特に普段と変わりなかったんだけど、15時くらいから、なんだかいてもたってもいられないという様子で、「母ちゃん、何とかしてくれ!」と頻繁に訴えはじめました。そういわれても、酸素吸入か、給水くらいしかできなくて、さすってやってもあんまり触られたくなさそうだし・・・
そうこうしてたら、もがき出したというか、起きては倒れを繰り返しながら、体(上半身)をほぼ180度移動し、それ以上移動できないため、その場でずっとジタバタしてます。息遣いはとりわけ速くなってるわけじゃないし、体温もこのところの平熱、骨肉腫やシコリは触れたら若干熱っぽかったけど痛みのあるリアクションはないし・・・
先生が、鼻筋辺りを冷やしてみてというので試みるも、激しく拒絶され、為す術もなく見守り中(というわけでブログ更新中?!)。なんなんだか。
<ショッキング画像で失礼します。m(_ _)m>
ギュスがドッタンバッタン動くものだから、耳の遠くなったオーちゃんも、流石に気付いて、遠巻きに様子見中。
で、こんな状況なのに、膀胱炎になったオーちゃん用に焼いたクランベリーの全粒粉ビスケットを(先だって全粒粉入りカボチャクッキーをバクバク食べてたから)試しに鼻先に持っていってみたら、食べました!それも何枚も。(@_@)
ママ、調子にのってどんどんあげて、おまけに動画までとったのに、何故か最後の3秒しか保存されてなかった。orz
というわけで、数日前の夕食の風景など貼って、本日はお開きに致します。(*^_^*)
どうなることやら。。 [つぶやき]
今日も雨降らなかったので、15日に車で出かけたときに敷いてあったギュススペースのシートを洗濯しました。雨続きだったから優先度の低いものは後回しにしてました。^^;
でも洗ったあとにふと思った。もう使うことないかも・・・だったら洗わずに処分しても良かったのかな?なんて。
お昼頃に在宅用の濃縮酸素発生装置が届きました。付属のマスクは約に立ちそうにないので、オードリーのエリカラとペットボトルの注ぎ口で巨大マスク(?!)を作ってみました。
もとよりケージにカバーすることは考えてなかったし(呼気による湿気でビチョビチョになるのがオチです!)、かかりつけの先生が、「鼻先にチューブを置いておくだけでも少しは楽になるけど、チューブ先端から鼻先までが10cm未満くらいなら効果ある」と仰ってたので、こうなったのですが・・・
付属チューブだと設置場所からギュスの顔まで届かないため、延長用のチューブを頼んだのに、業者さん、持ってくるの忘れちゃって、一時的に枕元に機器を移動しました。
で、スキンケアしながら時々鼻先にかぶせてみたけど、ギュス、嫌がってました。でも、指示された5リットル/分から3リットル/分に減らしたら手で払うことはなくなりました。ところが、今日は昨日とは打って変わって、午前中割と呼吸が穏やかで、咳&痰もほとんどでてなかったのに、酸素吸入を境に咳がぁ~(/_;) 変に刺激しちゃった??
慣れれば吸ってる方が楽なことに気付いてくれるかな?
本当なら2時間おきぐらいに体位変換してやる方が床ずれ対策になるのでしょうけど、現状右下にするとすごく辛いので、1日1回右下にして、その時にコーミング(=スキンケア)をしますが、2~3分おきに身体を起こします。なんか可愛そうな気もするけど、蒸れて湿疹がグジュグジュになるよりはいいよね。
そして、ケアしてるときに見つけてしまいました!シコリの一部に皮下出血のようなものを。先生がいってた、腫瘍の崩壊(表皮を突き破って噴出してくる)の始まりなんだろうか?
とりあえず画像送って電話しておきましたけど、いったところでどうなるもんでもないしね。この先どんな展開が待っているのでしょうか???
ギュスの肢 : 転移の進行 [病気]
今月は本当に雨が多くて、洗濯物乾かすのに四苦八苦です。浴室乾燥フル回転ですけど、ギュスの敷物は人間用なので一度に何枚も干すわけにいかず、外はザーザー降ってても毎日洗濯機回してました。が、今日は久々に外に干せる程度にお天気回復してくれて、ヤレヤレ。
といっても相変わらず湿度高くて・・・台風一過の秋晴れもなかったし、いつになったら大陸からの爽やかな秋風が吹き降りてくるのでしょう。(=.=)
******
さてさて、ずいぶんブログご無沙汰でしたけど、その間にギュスターヴの状態に大きな変化がありました。
9月12日ころから、またまた右後肢の脱力(麻痺?)が再発して、こんどは左後肢もなんだかな~という感じになり、かな~り起立や歩行が危うくなっていたものの、今から10日前、9月15日の日中まではママ一人の介助でもなんとか車の乗り降りもできていました。
ですので、この日も昼前に野津田公園に出かけ、その後、かかりつけを受診しました。院長先生、あまりにも急激な後肢の衰弱に困惑していました。しかし右前肢の骨肉腫の患部は熱感もなくて、腫れも若干引いて、8月26日の放射線治療は効果が続いているようでした。
<9月9日のお散歩にて>
ですが、痛みが和らいでいるにしろ、いつ折れてもおかしくない状況に変わりはなく、そこへ後肢が両方とも機能しなくなったからでしょうか、この後いっきに力が入らなくなっていき、遂にはママ一人では起立介助が難しくなりました。
それでもオーパパと二人で立たせて介助しながらトイレスペースまで自力歩行、かろうじて排泄はできていましたが、老人の日の3連休最終日、遂にどうがんばっても立つ事ができなくなってしまいました。後肢両方と、(いくら痛みがほぼないとはいっても)前足1本が使えないわけで、左前肢だけではどうにもならなくなったという訳です。
後肢の状態については、右はパラディアの副反応が発端だったと思われますが断定はできませんし、左は長期に渡ってほとんど運動(歩行)できない生活が続いてすっかり筋力が低下したためだろうけど、最後あまりにもいっきに力が入らなくなってしまって、これまた何で?という感じ。
せっかく放射線治療で骨肉腫の痛みが治まっているというのに、本当に残念です。
はい、一番大きな変化は、寝たきりになったということです。
が、全身状態も日ごと落ちてきています。
9月12日にかかりつけで撮った肺のレントゲンで、右肺に細かな白い点々が多数確認できまして、先生、「だいぶ転移が進んできていますね」って。また、通常レントゲンでは写らない肺(葉)の輪郭が白い細い線となってくっきり写し出されていたことから、「徐々に水が溜まり始めています」とも。
とはいっても、相変わらずのパンティングは肺から来てる様ではないし・・・
右前肢の付根、脇のシコリ(リンパ節転移の可能性大)のこともあるし、体のどこか、見えない部分で転移が進行していて痛みがあるのかもしれないということで、(いずれ使うことになるであろう)医療用麻薬(=モルヒネパッチ、フェンタニル)を使って楽になるかどうか反応をみてみることになりました。
えぇ、肩甲骨の上辺りを10cm四方ほど剃るときいていたので、ママ、バリカン持参しまして、先生の指示に従って、その場でトリミング(?!)しました。だって病院のバリカンにはアタッチメントついてないから、ジョリジョリ刈るとそれだけでギュスの柔肌(笑)は炎症起こしますから~!
でもね、72時間貼ってみたけど、パンティングについては全く変化なくて、痛みのせいじゃないな~と。しかも、うっすら毛を残して刈ったにもかかわらず、パッチの粘着剤に反応してかぶれちゃうし。最後の最後にお世話になるらしいけど、先が思いやられる結果でした。orz
更に、9月に入ってから食欲がめっきり落ちたため、漢方薬をこれまでの十全大補湯から六君子湯にかえてみたところ、びっくりするほど食欲がでて、一時は元気な頃並みの量を平らげるまでに復活したのですが、口はまずいらしくて、フードは食べずに選り好み、くわえて運動もほとんどできず、排便のリズムがすっかり崩れてしまって便秘がちになり・・・
「ライ麦パン、いける!」
丸4日でなかった挙句の9月14日、ママが洗い物だか干し物だかで目を離したタイミングで便意を催し、自力でトイレに立とうとして踏ん張った瞬間に出てしまい、なんとその上に尻餅!
ドタンという物音でかけつけましたが、時既に遅く、尻尾とお尻回りの毛を刈っていなかったので悲惨なことに。(>_<) 4日分なのでかなりの量でしたが、流れるような軟便ではなかったのが不幸中の幸い??
とりあえずトイレシーツ広げた場所にギュスを移動、ブツの始末と床の掃除をしてからギュスのキレイキレイにとりかかるも、フェルト状の細くて柔らかい毛にこれでもかというほど絡み付いてて、ひとまずコームで出来る限り汚れを落としたものの、洗わなきゃ無理だよね~的な?
しかし、この時のギュスは排便で精根尽き果てたらしく、「もう立てません!」と。シャンプーが難しいとなると、さて、どうするべき?(現場はリビング!)
そこで、ご近所のワン友の一人で、介護の達人YさんにSOSコールをすると、ありがたいことに即座に駆けつけてくれて、お風呂場まで引き摺っていくのが無理だったら、今いる場所でお湯で揉み洗いすればいいと。
テキパキと指示されるままに洗面器(犬用ね!)にお湯をくんでオーママはスタンバイ。汚れの部分にシャンプー溶液をアプリケーターで注入すると、Yさんがギュスの毛を揉み洗い。洗面器のお湯に浸してすすいだところで汚れたお湯をトイレに捨ててくると、今度はキレイなお湯をアプリケーターで注入、またまたYさんがギュスの毛を洗い流し、ママが洗面器でお湯を受け・・・汚れた部分を順々に洗っていって、全て終わるのに2時間ほど。前処理と合わせると3時間超のキレイキレイ作業でした。
Yさんと「なんとか終わったね~^o^」と喜んだのも束の間、なんだかギュスがソワソワしだしてない?
大の次は小かもね~と二人で介助してトイレに連れて行くと、こんどはピーでした~(+_+)
でも二人だったので、尻尾を持ち上げられたし、吊り上げシステムもあって、なんとか洗うまでの酷い汚れは免れて、一応その場でキレイになって、ヤレヤレ。
ここでYさん撤収。後片付けして遅いランチタイム。ママは食欲わかなかったけど、オーギュスとも食べる気満々。ギュスの下痢は便秘の挙句のピーみたいな感じだったので、お腹に触らないような内容で、ほぼいつも通りの1食を平らげてしまったのがよくなったのか・・・
この後6回下痢ピーになり、最後は血便というか、血液がポタポタポタと。
Yさんから、「ブルーシートに乗せてお風呂場に引きずっていって、下半身だけ洗い場に引き入れてシャンプーすれば大丈夫だよ」とアドバイスを受けたので、その場でキレイにしきれなかった3回は、言われたとおりにやってみたところ、思ったほど大事ではありませんでした。あ、一人でお風呂場まで引き摺るのは腰に来ますけど!(._.)
しか~し、下痢ピ~騒動の日はかかりつけが休診だったため留守電に顛末を録音しておいたら院長先生から折り返し電話があって、手持ちの下痢止め&整腸剤で対応しておいて、と。で、翌日薬と点滴もらいにクリニックへ。
血液ボタボタの原因が今ひとつ不明ながら、その後止まっているので下痢を繰り返した結果だろうと。ホッ。
しか~し、ハァハァべろべろ、口の中が粘ついてるし、熱も41度超ということで、抗生剤と輸液セットを持たされました。
ギュスの体重(58キロ@8月26日現在)だと3リットルくらい飲んでもおかしくないので、パンティングも酷いから、とにかく水分補給に努めるよう、できれば水より経口補水液(スポーツドリンクとか...)の方がいいんだけど飲みますか?って。
でも我が家の犬たち、これまでポカリとかは一切飲まなかったし、果汁100%ジュースもダメだったため、念のために点滴で輸液することになったのです。
去年オードリーの嘔吐騒ぎのときに一度練習してましたけど、一応ギュスでもやってみましょうということになったのですが、なんと、ママ、老眼鏡を忘れてて、ちょっと気が進まなかったので、自宅で点滴するにあたっては、これまたご近所のワン友さんのお姉ちゃん(獣医さん!)の指導をうけて、三日ほど朝夕2回の点滴クリアしました。
そんなこんなで、下痢ピーは止まったけれど、またまた食欲が落ちてしまって・・・
ピーになる前は、便秘対策に食物繊維も必要だよね~と焼いた全粒粉入りカボチャケーキなんかもパクパク食べてたのに・・・(下痢ピーの原因だったりして??)
ピーの後は、フレンチトーストなんかしてみても、そっぽ向かれちゃって・・・
なのに、これまで全く鼻も引っ掛けなかったスポーツドリンクやりんごジュースをゴクゴク飲むようになって、これならエネルギー補給ゼリー(?)もいけるかな~なんて試したら・・・
三日くらいはいい調子で口にしてくれたんだけど、その後パッタリ。orz
なので、またまた漢方薬のお世話になることに。六君子湯はあまりにも食欲出すぎちゃったから、もうちょっとマイルドな補中益気湯で様子見ていたら、22日の夕飯から食欲復活、というか、今度はひたすら肉(それも臓物ばかり!)をリクエスト。毎食レバー・ハツ・砂肝を100~150gも。内蔵ばかり食べて大丈夫なのか心配になって先生にうかがったら、今は食べること優先ですので構いません、と。
以前は水煮だった肉類、このところはチキンスープで煮ていますが、味が濃くなるのもいたしかたないと。
他には、果物、とくにバナナと擦りりんご、ヨーグルト、シュークリーム、kiri(銘柄指定!笑)のクリチ、時々ワッフルみたいな食生活ですが、まだまだ食べたいという気持ちはあるのです。
ギュスの給仕中にオードリーが顔を近づけると、「うぅっ。オイラのだい!」と追っ払います。^^;
この10日で生活激変、しかも一昨日あたりからは痰絡みの呼吸と咳が酷くなってきて、昨日往診してくださったかかりつけの先生も、肺転移が50%くらいまで進行してきてる状態かな~と。
しかしながら、脇のシコリが掌に収まらないほどまで急激に増大していることから、肺の転移が進行する前に腫瘍が皮膚を突き破って噴出してくる恐れも現実的になってきていて、破ける前に放射線で縮小させるという最後の手段も視野に入れて、この先どうしたものか模索中です。
肺がかなり弱ってきているので全身麻酔に耐えられない確率も高まってるわけで、前にも書いたけど、麻酔から醒めないまま逝く(消極的)安楽死もありかな~と真剣に考えています。
他にも、ちょっとグロイ画像で済みませんが、口腔内の組織が壊死して剥落、上唇の縁~外側も肥厚してて、これも壊死して唇に穴が開くかも~とか。
<ゆで卵の白身みたいなブラブラしてるのが壊死した組織。オーパパが引きちぎっちゃいました!*.*>
背中にも掌大の扁平なシコリができたり、なにより、咳と痰で辛そうで・・・
床ずれ対策に体位を変えようにも、右下はおろか、左下でも横になっていられないようだし、身動き取れないというのに、腰を基点にたえず身体を回転移動させたり、上体起こして喘いでいたかと思えば、バタっと頭を打ちつけて横倒しになることの繰り返し。
それでも寝床で排泄するのは受け入れられないようで、膀胱圧迫しても力をいれて反発、ギリギリまで我慢してるし、便意を催すと、なんとか立ち上がろうともがいて脱糞、尻餅ついて力尽きます。
いえね、介護自体は、予想していたより大変ではありません。(お風呂場に移動するときを除いてね!(^_^;)
思うに、長らく日々のスキンケアや頻回のシャンプーで、ギュスの扱いに慣れていたのが幸いしているのかな~と。ちょっとエラそうに書くと、大型、超大型の飼い主さんほど、日頃から犬をいじり倒しておいた方が、いざという時に面食らわずに済むと思います。ずーっとサロン任せのお手入れだけで来ていたら、おそらく途方にくれていたことでしょう。ママもギュスも、いじりいじられることに慣れているので、どう動かせばお互い楽できるかが分かる、みたいな。
でも、日ごとギュスの辛さが増していくのを見るにつけ、ママは気持ちが折れそうになるのです。
それでも、ギュスが「食べたい!お水ちょうだい!」と生きる意欲を示す限りは応えてやるのかな?
今日は呼吸が一層苦しそうになってきているので、上手くいくかわからないけど、明日クリニックに在宅の酸素発生器をお願いするつもりです。ちょっとでも楽になるといいね。
「酸素よりトイレなんとかならない?」
トイレスペースの脇に寝場所を移し、オーパパが段差解消の工作もしてくれたけど、ちょっと難しいんだよね。
「トイレ我慢するのはつらいわよね。。」
重苦しい近況報告となってしまいましたが、オードリーがいるお陰で、塞ぎがちのママも和んでいます。そして何より、ご近所のワン友さんたちが、「こんなに頼っていいものだろうか?」と恐縮するくらい力を貸してくれるので、まだまだママもギュスも頑張れそうです。みんな、ありがとう。(*^_^*)
<姉さん、添い寝中?>