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婆ちゃんのこと、ママのこと。 [つぶやき]

書こうか止そうかずい分迷ったのですが、書くことにしました。

何のことかというと、婆ちゃんの病状と、ママの病状についてです。

これからブログの更新がますます滞りがちになると思うので、その言い訳も兼ねてるかも~[あせあせ(飛び散る汗)]

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先月末、突然、婆ちゃんの“精神”が壊れました。受け答えや服の脱ぎ着などの様子がどうみても認知症の様相を呈しているのでした。でも、前日までは普通に一人で出歩いていたし、このところ年相応にはボケてきてるなぁ~と感じていましたが、ほぼ一夜にして、すっかりおかしくなってしまいました。

あまりにも突然だったので、脳梗塞を疑い(爺ちゃんのときに脳血管性痴呆というのを経験済みです)、かかりつけの病院で簡易CT検査(造影剤を使用せずに撮影)をしてもらったのですが、脳梗塞を示すものは何も見つからないと説明を受けました。

酷い吐き気や頭痛、眩暈などを訴え、ふらついて、車椅子でないと移動出来ない状態でしたが、癌の治療を担当している主治医が居なかったこともあって、一般内科の救急外来で看て貰い、特に問題はないからと帰されました。(年だし、そういうこともあるでしょう・・・みたいな?)

翌週、癌の方の精密検査(CTとMRI)があるので、その検査結果によって主治医から指示があるでしょうということでした。

で、後で知りましたが、同じ病院内なのに、主治医には救急で処置された時の報告(カルテ?)は行っていなかったそうで、主治医はこの件について全く知りませんでした! しかも、簡易CTの画像でも脳の浮腫みは明らかだったのだとか。まぁ、その時点で分かっていても、病状の進行に違いが出たわけでは無いのですけど。

そして一昨日、検査結果を聞きに行くと・・・

MRIの画像を示され、脳への2ヶ所の転移(の再発)を指摘されると共に、この腫瘍によって脳の浮腫みも出ていて、上で書いたような症状が現れているとの説明を受けました。

また、小細胞肺がん発覚の時点で既に脳に転移があり、放射線の頭部全照射という治療を受けていることや、原発病巣の治療の途中で抗がん剤の効きが認められなくなったことから、今回の転移に対して打つ手があまり残っていないことも説明されました。

ただ、3ヶ月前の放射線治療後、原発病巣が完解といってよい状態にあるため、脳への転移に対して放射線ガンマナイフ治療を施してみてはどうかという提案がありました。

しかし市立病院にこの設備は無く、提携する他の病院を受診しなければなりません。受診までの間、一人で自宅に置くわけには行かないし(オーママの所などではなく、自分の家に居たいらしい!)、とりあえずは脳の浮腫みを取るための処置もあるということで、即刻入院となったのですが、婆ちゃん、すご~くご立腹の様子でした。

本人(=婆ちゃん)、医者の話の内容は分かっているようでしたが、分かっているからこそ、もう入院はしたくなかったようです。

そもそも1年前に癌が見つかった時点で、積極的な治療は受けなくてもいいと主張したものの、周囲の説得に応じる形でこの1年頑張ってきたのです。そこへ“再発転移”の告知です。

婆ちゃん、先週の検査から結果を待つ間、叔母(実妹)に、「今回何か見つかっても、もう何もしないでおこうと思う」と言っていたそうです。

診察の後、本人が居ない場所で、オーママ、主治医から補足説明を受けました。

仮にガンマナイフで2ヶ所をうまく押さえ込めたとして、おそらく脳には細胞レベルで癌が散らばっているだろうから、それらが次々と増大していくのは時間の問題で、今回は、命を繋ぐのがかなり厳しいです、と。

それでも、終末期を自宅で過ごすためには、できるのであればガンマナイフ治療を受けて欲しいとも。

ママの弟は、主治医と同じ考えです。望みがあるなら最後の最後まで頑張るべきだと。

でもママの考えは違います。

婆ちゃんの死生観を知っているママとしては、「もういいんだよ」という本人の意思を尊重してあげたいと思っています。腫瘍の部位からして、治療をしなければ、遠からず意思を伝えることができなくなってしまうでしょう。でも、治療が上手く行ったからといって、数ヵ月後にはまた同じ局面を迎えるわけです。

婆ちゃんは(オーママも!)、「歳だからもういい」と言ってる訳ではないのです。

死生観というのは人それぞれです。自分の思うとおりに命を全うすることに何の不都合も無いはずです。そうは言っても、その人が置かれている立場によっては、自分の思い通り生きる(死ぬ)ことは叶わないかもしれません。でも幸い、今の婆ちゃんには自分の思いを貫く妨げはないのです。

だったら、残された時間を治療に費やすより、自分の意思を伝えられるうちに、自分の人生をどう締め括りたいかを周囲に伝えて、周囲はその意向をできる限り汲んであげる方が有意義な時間の過ごし方だとオーママは思うのですが、同じ親から生まれ育った姉弟でも価値観が違うのです。

難しいです。

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そしてママの体調ですが、こちらも昨日、先日来保留になっていた残りの検査結果が出まして・・・

「グレーが黒に近付いたという感じですかねぇ。でもまだ黒ではないので・・・」という相変わらずの状態です。繊維筋痛症と膠原病の両面からチェックしてもらえる専門外来を受診してみたらと言われましたが、受診してもおいそれとは治らないでしょうしねぇ~これまた悩んでおります。オヨヨ。(*_*;

繊維筋痛症であれば新薬の治験に参加するという方法もあるらしいですが、プラセボに当たったらどうなるのかなぁ・・・どのくらいの間騙されているものなんでしょうか?一定期間を経たら、ちゃんと薬をもらえるのかなぁ??

痛みさえとれるなら何でもしちゃうんだけど、騙されたと思ってやってみようか・・・ホントに騙されるかもしれないんだよね。(ー_ー)!!

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というわけで、またまたドヨヨ~ンな話題となってしまいましたが、犬たちも、本日はドヨヨ~ンとしております。(久しぶりに雨のオーギュス地方です!)

このところ、ずっと1日1回、朝散しかないというのに、せっかくママが1日いる日が雨なんて・・・

「寝るしかないよ。。[眠い(睡眠)]
「散歩がないならオヤツでもいいわよ!」

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「さすが姉ちゃん、伊達に歳くってるわけじゃないね~[ひらめき]
「やかましいっ!黙ってママにプレッシャーかけなさい!!」

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