気晴らし [クッキング]
2~3日前、テレビで幕内最年長力士の魁皇関が語っていました。
次から次へと故障やら病気が続き、朝起きると体中痛くて動けない日もあるのだとか。なのに土俵に下りて練習しているうちに徐々に身体が動き出すと。とはいっても、そんな状態に、「自分はなんでこんなこと(相撲)やってるんだろう・・・」と思うこともあるのだとか。
そして、「やっぱり相撲が好きなんだよね」というのが答えでした。
そうはいっても“好き”だけではどうにも続かないこともあるのではないでしょうか。
そんな時に必要なのが“気晴らし”では?
最近のオーママ、ちょっと犬たちの相手をすることに疲れてしまって、少々気分転換したいな~と感じていたのですが・・・
皆さんはどんなことで“気晴らし”されますか?
オーママの場合、嘗ては、ピアノを弾く、プログラミングをする、クライミング、山歩き、などなどでしたが、現在の体調&時間的なゆとりからはほとんど全てムリっ!
で、手っ取り早く、お菓子作りをすることにしました。
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トレーニング用など犬のオヤツは定期的に作っていますが、自分のオヤツは久しく作っていませんでした。材料になりそうなものはというと、小麦粉・砂糖・卵・バターに加えて、冷蔵庫に生クリームとカボチャがありました。
そこで、カボチャプリンのタルトを作ることにしました。
今回はタルト生地(パート・サブレ)や土台にするスポンジの作り置きも無かったので全部作りましたが、散歩や家事の合間に1工程ずつやればいいので、やっぱりお手軽な“気晴らし”でした~♪
まずパート・サブレの生地を作り、休ませている間にスポンジを焼き、スポンジが焼きあがったらタルトを空焼きします。(昼の部終了!)
でもでも~しばらくお菓子作りをしていなかったからか、ママ、色々とポカをやりました~(>_<)
スポンジを焼く時、オーヴンを暖めておくのを忘れていて、オーヴンが温まった時には、型に流し込んだ生地がしぼみかけていました。それに、ちょっと卵が多かったこともあって(半端に余っていたのを入れちゃいました~^^;)、焼き上がりの肌理が粗くなってしまいました。オヨヨ。
スポンジとタルトが冷めたので、夜の部開始。カボチャの種を取ってレンジでチンして皮をむいて裏漉し。バターを加えて冷ましておきます。その間に、生クリームと牛乳にバニラと砂糖を加えて暖め、裏漉ししたカボチャに加えます。更に卵黄とラム酒も加えて、プリン液完成。
タルトの器に杏ジャムを塗ってスポンジを敷き詰め、目の細かい漉し器を通したプリン液を注ぎます。そして、160度くらいのオーヴンで湯銭で1時間ちょっと。焼きあがったタルトの荒熱が取れたところで、少々苦味を効かしたキャラメル液を流してキャラメリゼ。冷蔵庫で冷やします。(夜の部終了!)
日が変わって、一晩冷やして落ち着いたタルトを型から出し、生クリームでちょっとお化粧。再度冷蔵庫に戻して、ティー・タイムまでお休み。
ここで、作業中の犬たちの様子をペッタン。
そしてドキドキのお毒見お味見タイム!
切り分けていたら、やってきましたよ、おねだり犬!
もう一匹はどうしたかって?
モチロンいらっしゃいますですよぉ~ずーっと張り付いていらっしゃいました。しかも、こんなに怖い顔して!(ママ、果たして無事にケーキにありつけるのかしらん??)
はい、犬どものプレッシャーにもメゲズ、しっかりお味見しました。
肌理の粗いスポンジ、舌触りが心配でしたが、プリン液がよく浸み込んでしっとり。結果、カボチャプリンと思わぬ一体感が出て、思いのほかGoodでした!ちょっぴりほろ苦いキャラメルもママ好み。途中ハプニングもありましたけど、まぁまぁの仕上がりでした~(^^♪
お菓子作り、いい“気晴らし”になりました。!(^^)!