初めての2度@OPDESアジ in 滋賀ドギーズパーク [競技会]
京都滞在中の11月20日と21日、滋賀でOPDESのアジリティ競技会が開催され、二日間で4走してきました。
書こう書こうと思いながら時間が経ってしまい、そうこうするうちに細部は忘れてしまって、もうアップするの止めちゃおうか(^^;)と思っていたのですが・・・
6月のグランプリ・ファイナルで知り合ったSさんと再会、21日のAG2のビデオを撮ってくださっていて、そのムービーを送ってくださったので、気を取り直してアップすることにしました。
といっても、忘れちゃってる部分はやっぱり思い出せないので、“2度初出陳感想記”みたいなゆる~い(けど長い?!)レポです。(^^ゞ
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今回は二日ともパパがギュスと留守番してくれたので、気分的にも、体力的にも、ずい分楽ができたはずなんですが、初日は、ママ絶不調で倒れそうな一日でした。
2度は、第1リンクのJP2が朝イチ(ラージクラスでも9時半には終わってました!)、AG2が第2リンクのしんがり(しかも予定より押して、出走は16時近かったはず...)ということで、検分タイムがあったとはいえインタバルが6時間以上ありました。(>_<)
6月より出走者が少ないのかなぁ~と思っていましたが、そんなことはなくて、受付開始時刻間際に到着したオーママの駐車スペースは、今回もリンクから遥か彼方。
リンクサイドに陣取るつもりで椅子とクレートを持参したものの、とにかく調子悪くて、日差しの強い屋外で何時間も過ごせる気がしなかったので、出番前の15分くらいだけ椅子を広げて順番待ちしました。
というわけで、動きが緩慢なオーママ、受付が終わって車に戻ると、オードリーの排泄をさせるのが精一杯、すぐにJP2の検分が始まりました。
その検分も、これまでのOPDESの2度(走ったわけじゃないけど...)と比べると、なんだかややこしいコースで、ちゃんと覚えられなかったというか、検分タイム終了間際、8番ハードルを見落としていた事に気づき、7-8-9は実際に走らないまま検分終了。
関東より参加者がずい分少ないので、30~40分で出番になりそうだったため、すぐに車に戻り、オードリーとリンクの回りを軽く散歩して雰囲気に慣らし、リンクサイドに向かいました。
オードリーの状態はそんなに悪くなかったんだけど、ママがねぇ・・・
確かに2度が初めてということで緊張もあったんだろうけれど、それ以上に不調でした。
2番と3番の間までリードアウトしてスタート。6番のトンネルまでは問題なかったと思います。でもオードリー、トンネルで臭いを嗅いでいたらしく少々(だいぶ?)タイムロス。
出てきたところを左ハンドリングで7番を跳ばせ、8番に送った後バックスイッチで9番に呼び込むつもりだったのですが、7番の指示を出して動き出したところで前につんのめり、オードリーの走路を妨害したんだと思います。
コースアウトして8番ハードルの拒絶ラインを超えたオードリー、戻ってくる時に逆跳びして失格となりました。Orz
10月から通い始めたアジのスクールでは、OPDESは失格になってもタイムリミットまで走れるけれど、失格したらその場で止める様に言われていました。でも何か課題があるときは続けてもいいということだったので、スラロームの右ハンドリングを確認しておきたかったため続行。
一度集中が切れてしまったので、その後も(たしか)1回コースアウトしたけれど、スラは無事クリアできました。
AG2は隣の第2リンクだったので、見るともなく第2リンクのノービスを見ていたのですが、ノービスもそんなに易しくはなかったような・・・
というか、今年のシーズン開幕から感じていたのですが、OPDES、なんか難しくなった??
2度でいうと、以前なら、ノービス2~JP1~JP2まで序盤が同じとか、AG1とAG2、微妙にハードルの向きがずれてるけれどベースは一緒、みたいなコース設定もあって、2度はどちらかというと1度寄りの難易度のように感じていたけれど、今回、なんか3度寄りに感じたのは、初めての2度で戸惑ったからかしら?
でも、久しぶりにお会いしたベテランアジラーさん(JKC・OPDES両方ともよく知ってる方ですが)も、「今日のコース、OPDESにしては難しい!」って言ってました。
OPDESはスペースが広い分、速い子はスピードが出るので、ただでさえ走らされて大変なんですが、さらに同じハードルを2回(裏表から)跳ぶことが多く、回すのに苦労されてる方が多かったように思います。
冒頭で書いたように、ここで、徳島からマリノアのEARTH君と参加されてるSさんに再会。「相変わらずぶっ飛んでるのよ~」と仰りつつも、伺えば、最近はJKCで上位入賞なども経験したとか、伸び盛りの“やんちゃ坊主”君と楽しそうに走っておられました。!(^^)!
せっかく知り合いとも会えたというのに、とにかく、オーママ不調。一緒にお話しながら観戦したいところでしたが、車でAG2まで一休み。
予定より1時間ほど遅れて検分。
10番トンネルに逆から入らないようにすることと、今度もスラが右ハンドリングということ、後は同じハードルを裏表から跳ぶコースの流れをしっかり覚えること、かな。
検分終了後、またまたオードリーを連れに戻ると、なんだか冴えない表情。
気持ちいい天気だったのに、オードリー、ほとんど車から出ることもなく、ママの休憩に付き合ってくれたんだけど、ウォーミングアップ不足だったのかなぁ・・・
実はAG2、正直、どう走ったか全く記憶がないのです。(-_-;)
久々にオードリーが軽い脱走モードになっていて、気持ちの大部分は、何とか逃げ出す口実を見つけようと、リンクの外に向いていました。
最近のオードリーは余程のことがなければパニック脱走はしません。
それでも、障害をクリアするたびに、フェンスの方に向かって走って行き、ギャラリーをチェックしては、ママの呼び声に渋々戻ってくることの繰り返しだったのですが、何故か完走しました。
結果は、拒絶1(たぶんハードル。どこだったのか思い出せない!)にタイム減点11.97という情け無いものでしたが、AG2、初レースにして完走しちゃったなんて・・・キツネにつままれた気分でした。
4時過ぎ、長~い1日を終えて、夕焼けの中、西に向って車を駆りました。
「ママ、明日大丈夫?」
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二日目もいい天気。前日より風が強かったれど、人間には丁度いいアジ日和でした。(犬にはちょっと暑かったかも...ギュス留守番でよかった~♪)
前日は寝覚めの硬直がけっこうひどく、またあちこちの関節が痛み、特に股関節や膝などに違和感があって、走るのが辛かったんですが、この日は普通の状態でした。
ということは、初日よりはだいぶ調子は良かったわけです。
競技開始時刻が30分早かったので余裕をもって1時間早く家を出たけれど、甲南PAでトイレ休憩したため到着は前日とほぼ同じ。当然駐車場所も前日と一緒。
受付がない分、少しゆとりはあったけれど、やっぱりJP2は朝イチなので、とりあえずオードリーを車に待機させて検分。
ふぅ~ハードルの取り回しが全てという感じでしょうか。ダイレクション・コマンドがきっちり入っていないオードリーにとっては辛いコースです。ま、スラの前後を丁寧に誘導し、9番の後、トンネルの入口ですかねぇ・・・
練習してないことはできないし、練習でできることだってできるとは限らないんだから、できることをきちんとやるだけです。
調子がまぁまぁだったこともあるけれど、気持ちもすっきりしていて、ほとんど緊張はしていなかったと思います。
出番を待つ間に、練習用ハードルでスタートでの“待て”を想定してオフリードで軽くマテの練習。うん、集中してるじゃない!
2番と3番の間、5番ハードルを隠すように立ってスタート。
嫌というほどクルクル回るコースを、全て、「ジャンプ、来い!」でハンドリングしてるのが我ながら情け無かったけど、現状、これしかできないからしょうがない。
オードリー、よく付いて来てくれたと思います。
いよいよ残すところ2本。17番をクリアすれば、最後はまっすぐです。ママ、なんかホッとしちゃったのかなぁ~17番でオードリーがハードルの脇を通り抜けました。拒絶1。ヒョエ~ここは慎重に戻して、もう一度、ジャンプ!
なのに、またまた脇を通過。2度目の拒絶です。
でも諦めないで、もう一度戻して、丁寧にハードルに誘導。無事クリア。
最後のダブルバーは気持ち良さそうに跳び越え、JP2、初完走です。
2回の拒絶がなければぎりぎり標準タイムに滑り込めたかも・・・
前日とは比べ物にならないほど調子がよかったので、JP2が終わった後の待機時間(この日は5時間!)、リンクサイドの土手の上に椅子とクレートを運んで、Sさんの隣に陣取ることにしました。
初日もですが、二日目もオードリーは朝からしっかりSさんに挨拶していました。だいたい、再会の瞬間、テンション上げ上げでスリスリしまくっていたのです。
以前だったら、間違いなくリンクに入るなりSさんを探して高鼻、スタートと同時に場外へスタコラサッサだったでしょうが、今回のオードリーは、リンクでもママの指示に従う事ができました。
何を今更っていわれそうですが、“パニック脱走”克服に5年という歳月を費やしてきたオードリー&ママペアにとっては、これはけっこう凄いことなんです。(自分で言うか?言いますっ!)
それでも、隣に座ってお喋りしながら半日も過ごしたら“群れ意識”が芽生えて、午後のAG2では逃げちゃうんじゃないか・・・なんて心配が脳裏をよぎらないわけではなかったのです。
それくらい“脱走犬”と競技するというのはスリリングなんです。(^_^.)
この日は逃げませんでしたが、まだまだ安心はできません。
さて、去年、繋留棒を忘れた時、クレートから離れた間に運悪く花火がなってオードリーがパニック脱走するという失態をしでかしたので、今回はしっかり繋留棒に繋ぎ、AG2の検分に行きました。
シーソーの後でフロントスイッチして3番ハードルを右ハンドリングで跳ばせたかったんだけれど、シーソーのタッチに不安があるので、降り口に先回りしてしっかり止め、できれば待たせたまま離れて3番に向わせたいなぁ・・・3番の後、スラに入れるのも今のオードリー&ママには相当辛い。
ま、ハードル以外はオードリーのスピードが落ちまくるはずなので(^^;)追いつかなくなることは無いだろうけれど、タイムは望めないよね~と検分終了。
そして迎えた2走目のAG2、いきなりシーソーで足が止まり、ママの先回りが中途半端になるわ、オードリーは横っ飛びするわ、3番ハードルから4番が一番の難所と思っていたママ、頭真っ白だったかも。
それでもなんとかコースに復帰。方向指示のコマンドが入っていないオードリー、やっぱりこの日も全て「ジャンプ、来い!」なので、ハードルの着地から方向転換まで必ず数歩ずつロスが出ます。
で、後で知ったのですが、このレース、Sさんがドッグウォーク側からビデオを撮っていてくださったそうで、オードリー、挨拶に行こうといているし・・・
それでも、どうにか最後のハードルに到達。ここでまたもやママの気が緩んだんですかね~最終ハードルの脇を通り過ぎるようにコースアウト。
でもギリギリ拒絶ラインを超えなかったのか、ジャッジの手は上がらず、戻して飛ばそうとしたら、入口付近の黒ラブちゃんに挨拶にいこうとして、もう一度戻して、やっとゴール。
はい、この日も、AG2完走です。
2度のコースが全然消化できていない拙~いハンドリングのママに、アジリティとは言えない(?)遅~い走りのオードリーですが、そんな事どーでもいいんです。
この5年間、静止画像すらほとんどなかったのに、目の前で知ってる人がカメラを向けていても、ちゃんと(ちょっと挨拶に行きかけてたけど...ご愛嬌?)ママと走ってくれたオードリーに、ママは大感激です。
EARTHママさん、本当にありがとうございました!
それでは、オードリー&ママの競技会人生(犬生)初となるムービーをご覧下さい。!(^^)!
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これでオードリーとママのOPDES2度初チャレンジのレポートはお終いです。
今回、“初”2度に臨むにあたって、ママなりに色々気持ちの整理はしていました。
だって、2度に昇格したとはいっても1度をクリーンランしていないので、ママの中ではまだ1度をしっかり走れるレベルになったとは思えていないのです。
しかもアジのスクールに入ったものの、まだレッスンを受けたのは3回。それも3度レベルの方々と一緒のコース練習だったりで、萎縮しっぱなしのママは失敗ばかり。コース練習は失敗したらそこでお終いというのがスクールの決まりなので、オードリーのテンションは下がる一方でした。
そんな中、2度を走っていいものか、かなり迷っていたのですが、先生から「ルールに乗っ取って昇格したんだから、堂々と2度を走ればいい。クリーンランは2度で!」と背中を押されて出走を決めたのでした。
そうは言ってもねぇ・・・コースを見ての感想は、「うぅ~難しいじゃん!」というもの。
当面は、完走を目標に、2度のレベルに慣れるしかないなぁ・・・と。
ところが蓋を開けてみれば、第1走のJP2は失格したものの、残る3走は完走できました。また、スラロームは4走全て右ハンドリングでしたが、全てクリアできました。
もちろん、タイム減点初め内容は惨憺たるものでしたが、1度で完走できるまでのことを考えたら、舞い上がりそうな結果でした。
席次はドンケツばかりでしたが、とりあえずの目標は達成できたといってもいいのかな?
2度を気持ちよく走るための課題は山積みです。でも最大の関門は、オーママが自信を持って走ることだと思うんです。それにはやっぱり練習あるのみですね。頑張るぞぉ~(^_-)-☆
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最後になりましたが、EARTHくん、ママさん、今回は(今回も!)ご一緒できたお陰で、競技会にもかかわらず、とても楽しい時間を過ごせました。またお会いできるのを楽しみにしていま~す(^^♪