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2010年最後の競技会ウィーク : オードリー編 <OPDES アジリティ> [競技会]

今回のアジリティ、前日が超早出ということで、たぶんヨレヨレになるからと、AG2だけエントリーしました。

ですので12時からの検分に合わせて出かければよかったのですが、10時過ぎると駐車場が満杯になることがあるし、8時頃に出かけると道が混んで時間がかかるからと、7時過ぎに家を出ました。

そしたら道路がとても空いていて、9時には着いてしまいました。予定どおりでも検分まで3時間あります。ここは腰を据えて観戦といきますか。

この週は帰宅しないと思っていたオーパパが土曜日に帰ってきてくれて、オーギュスの夕散&収納をしてくれたので、かなり楽ができたし、日曜はギュスターヴを置いていけたため、気分的にも肉体的にもずいぶん助かりました。

お陰でスクールのテントの後方にクレートと椅子を設置して、時々オードリーと散歩したり、お友だちとお喋りしながら過ごしました。

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しかし進行はずい分と押して、AG2の検分は1時間半遅れの13時半くらいから始まりました。

決して走りやすいコースだとは思いませんでしたが、11月の滋賀よりは易しく感じました。

ママが2度に慣れたのか、実際易しかったのかは分かりませんけど、ハンドリングに悩む部分は無かったと思います。

オードリーの状態は、可もなく不可もなく、という感じでした。

が、出番が回ってきたのは15時近く。

オードリー、なんだか“終わってしまった”状態で、クレートの奥で丸まって眠っていました。テンション低いとかじゃなくて、なんかトロ~ンとしてました。(-_=;;

でも練習用のハードルで方向転換の練習しながら順番を待っていたら、一応目が覚めた様でした。(^^ゞ

スタートの“待て”はまぁまぁ落ち着いていました。

そして、走り出したら、オードリー、なんだかとても楽しそうです。

これまでも、どういう訳かチームテストの翌日は良い走りをしてくれましたが、今回も前日のオビ効果なのでしょうか?

最近は脱走しなくなったものの、長いこと“ドナドナちっく”な走りが続いていたのですが、この日はかなりノリノリ~で走っていました。

コンタクトも、シーソーではスピードが落ちたものの、ウォークやAフレームは比較的勢いよくクリアできたし、スラロームも、速くは無いけれど弾んでました。(^^♪

タイムを縮める走りとはいえないものの、ほぼ思い通りのラインで走ることができました。 

そして、なんと、ノーミスでゴール!

テンションがよかったので標準タイムもクリアでき、クリーンランしたのでした~(*^^)v

ゴールした瞬間、「クリーンランです!」というMCのアナウンスが耳に入ってきて、ママ、もう舞い上がってしまいました。オードリーを抱きしめて、「やった~♪」と叫んでました。 

今回も蒼太君のパパさんがムービーを撮ってくださいましたので、ご覧下さい。

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1度では1回もクリーンランできなかったのに、2度に上がって2回目の大会(滋賀は2日間だったので3走目ですけど)でクリーンランできたなんて、ちょっと信じられませんでした。

10月の大会、初めてスクールで練習した翌日に2度昇格。リーチから半年以上迷走していたのがウソのようでした。

11月の滋賀、2度に上がって初めてながら、AG2、完走できました。

そして今回、思いもかけないクリーンラン。

こうしてみると、やっぱりスクール効果なんでしょうか・・・

でも、オーママ、複雑な心境です。

というのは、実は、スクールでの練習がちょっと苦痛なのです。

クラス分けがないシステムなので、コース練習の時などは3度レベルを走ります。で、当然ママは走れません。そうすると、失敗した場所でお終い、後ろに回って次の番を待ちます。

走れないことは仕方ないのですが、完走したペアから上がっていき、完走できないといつまでもやり直します。なので、先に上がったペアはオーママが上がれるまで待ちぼうけです。待たせているのが申し訳なくて、気が引けます。

また本番を意識した練習では、一つのコースにつき1走のみということで、失敗したらそのコースはそれきり走れません。

そんな状況ですから、ママの落ち込みがオードリーに伝染して(?)、これまで、練習ではとても楽しそうに走っていたオードリー、なんだかつまらなそうで、テンションも下がりっぱなしなんです。

で、今回、大会前の週、風邪で二日ばかりダウンしたこともあり、スクールの練習に行きませんでした。そして、水曜に、久しぶりで松田のランで自主練(シーケンスと単品のみ)しただけで大会に臨みました。

結果、オードリーはノリノリで、楽しそうに走ってくれました。

まぁ、苦痛といってもスクールでコース練習をしてきたわけで、お陰でママが少しはゆとりをもてたのかもしれません。

でもねぇ・・・練習で楽しく走るオードリーの姿を本番でも見られたらいいな、という理由から大会に出るわけで、この先、練習で楽しく走れるようにならなかったら大会にでる気力がなくなるかもしれません。

このままでいいのかな?

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さて、ママの心境は置くとして、今回のオードリー、本当に楽しそうに走っていました。お陰で、ママも久しぶりに気持ちよく走れました。

色々思うところはありますが、11月に初めてムービーで自分の走りを見たことでママなりに工夫をすることができ(EARTHママさん、ありがとう!)、特に指示を出すタイミングについては、だいぶ改善できたと感じます。

また、現在学習中の方向指示のコマンドを試すこともできました。

アジリティの大会に出始めて以来、秘かに、いつの日か3度を走れたらいいな~なんて思っていましたが、叶うことは無いと諦めていたのが本当のところです。

でも、思いがけず“夢”が実現しそうになってきました。こうなるとプレッシャーで失敗が続くかもしれませんが、ここまで来たからには、やっぱり3度に上がりたいというのが正直な気持ちです。

やっぱり練習あるのみでしょうねぇ・・・ママが頑張らねば。

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さてさて、走り終えたとき、確かに“クリーンラン”のアナウンスを聞いたのですが、結果発表を見てびっくり。失敗1が付いているではありませんか!

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えぇ~そんなバカな・・・と思いつつも、抗議しにいく勇気がでず、まぁ減点5だったら“3度リーチ”に変わりはないし、ここは泣き寝入りするか・・・なんてその場を後にしようとしたとき、蒼太くんのママさんに会って、思わず愚痴ってしまいました。

そしたら、ママさん、「言いに行こう!」って言ってくれて、ムービーもあるし、ここはちゃんと抗議しなくちゃって付き添ってくれました。

そしてジャッジが呼ばれて、しばしの協議タイム。結果クリーンランが認められて席次が一つ上がって3席になり、表彰台にあがることとなりました。(1席は、この日がOPDESアジリティ2度初出走だった蒼太くんチーム!)

蒼太ママさん、談判の後押しをして下さってありがとう!(オーママだけだったら、たぶん泣き寝入りでした~^^;)

このところ何度かアジの表彰台に上がってきましたが、席次というのは相対的なものでして、オードリー&ママチームの場合、内容が伴っていませんでした。(棚ボタ!)

それが今回は、正真正銘クリーンランでの表彰台で、本当に嬉しかったです。

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が、後から一抹の不安が・・・

最初の結果発表で3席だったチームも失敗1でした。もしこれがシステムの不具合か何かで、やはり本当はクリーンランだったとしたら、タイムが速いこちらのチームが3席です。

メダルもらっちゃったけど、よかったのかなぁ・・・

ま、なんか言ってきたら返せばいいわけで、4席になったとしても、クリーンランしたという事実は変わらないので、やっぱり嬉しいぞ。!(^^)!

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なんだか愚痴っぽいレポートになってしまいましたが、2010年締め括りのOPDES競技会、終わってみれば、オビとアジ、ダブルで思いもかけない良い結果を残せて、幸せな年の瀬です。(*^_^*)

映画にもなったイエローラブの“きなこ”が、先日7度目の受験にして遂に嘱託警察犬試験に合格したそうです。8歳だとか。

訓練所の所長さんらしき方が、「きなこは普段はそれなりにできてる犬なんですよ。今回やっと普段どおりの自分を発揮できたんでしょう」とコメントしていたのが心に残っています。

オードリー、来年は8歳です。是非とも“きなこ”にあやかって、“普段どおり”ができるようになって欲しいものです。

「アタシ頑張ってる?」
「すっごく頑張ってると思うよ!」
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2010年最後の競技会ウィーク : オードリー編 <OPDES オビディエンス> [競技会]

先週末、土日続けてオードリーとOPDESの競技会に出陳しました。

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18日の土曜日は、初めてOPDESのオビディエンス競技会に出陳しました。

一番課目が多いOB3というクラスに出ました。

これまでは年に一度、3年がかりでチームテストを受験してきましたが、去年レベル2の永久資格をゲットしたので、今年はできれば競技会に出てみたいな~とは思っていました。

TT2のAセクションは競技会のOB1クラスと同じ課目だったので、順当に行くならOB2なんですが、オードリーの先生は、「できるんだったらたくさんやった方が良いに決まってる!」という方針の方でして、なんと飛び級(?)してOB3出陳となりました。

まぁIPO-Rの服従部門を想定して課目の練習をしている(ような、していないような...^^;)オードリーなので、課目的には問題はないのですが・・・

というか、匍匐前進の代わりに障害飛越持来だし(オードリー、匍匐前進より好きらしい)、脚側の群集は止まってるし、犬も連れてないし、なんたって発砲ないし(これが決め手!?)、救助犬試験の服従よりはハードルが低いといえば低いんです。

でも、問題は“休止”です。

OPDESの休止は、指導手が40歩離れたところに設置された円錐形のテントに姿を隠すのです。ただでさえ“休止”が苦手なオードリー、リンクの中でママの姿が見えない状態で10分(もっと?)も待てるのか、すっごく心配でした。

それに、テントの形が怪しい(?)と思うのか、訓練所で2回ほど練習したのですが、テントを建てただけで、オードリーったらビビッて脱走モードになってました。

でも出ると決めたからにはやるっきゃないです。

んが~本番の数日前から、得意課目の持来が突然出来なくなりました!

ダンベルのところまで行くと、立ち止まってママに何か言いたそうに振り向くのです。「Take!」と声をかければ咥えるんですが、自ら咥えようとしません。

物品は任意なので手袋などに替えることも考えたのですが、ここは妥協するところじゃないような気がして、ダンベルで臨みました。

先生と相談できれば良かったんですが、最後の練習日に雨が降って、風邪気味だったオーママ、挫けてしまってお休み。その後で崩れたため、そのまま本番を迎えたのでした。

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さて、競技会当日ですが、OB3だけは競技開始前に“公開練習”というのがあります。通常、6~7時の間に、本番どおりの組合せ&順番で練習枠を割り振られるのですが、今回、事前の発表では、6時から30分間というだけで振り分けがなく、6時開始のつもりで、5時半に会場に着くように出かけました。

会場は秋ヶ瀬なので、4時出発です。このところの体調からして、それには2時半に起きなくてはなりません。(起きてしばらくは指の硬直でハンドル握れませ~ん。今回最大の関門だったかも・・・)

ほとんど寝ないまま2時半起床。

なんとか予定どおりに出発できましたが、この朝は、関東メチャクチャ冷え込みまして、コンビニで買い物した時に見たら、-2度でした!

真っ暗な中、ヘッドランプ点けて1頭ずつ排泄タイム。2匹とも眠いのか、なんとなく元気がありませんでした。(ママ?イウニオヨバズ。。ーー;)

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6時になるので“公開練習”のためにリンクに行くと、係りの人が、「暗いですねぇ~何も見えませんねぇ~6時半からにしましょうか?」ですと。(ったくぅ~そんなこと分かってたでしょうが。最初から6時半にしてよ~!!!)

で、ここでまた問題が。

通常、1チームあたり5分計算で、2チームの組は10分、3チームの組は15分の練習時間が与えられるのですが、タイムキーパーのお姉さん、何を勘違いしたか、1組5分(3チームだったオーママの組は7分半)で終了。

まぁ“公開練習”というのは世界的には廃止の方向ということで、あってもなくてもいいんだけど、初出陳&リンクびびりのオードリーにとっては、リンクに入っておくというのは結構助かるんですわ。

特に、休止のテントと、障害飛越持来の障害に慣らせられたのは良かったです。

本当は前進の意識付けをしたかったんだけど、他のペアがすご~く丹念にやっていて、時間ギリギリで1回出したけど、うまく決められないまま終了してしまいました。orz

あたりが明るくなって来た7時、競技開始です。

でも、これまた、今まではOB3から始まることがほとんどだったのに、今回はOB1からで、オードリー&ママチームの出番は、なんと10時!

寝不足なママ、クレートをリンクサイドに運ぶ元気が無く、日が高くなるにつれ、車待機が心配なギュスターヴを連れ出し、会場周辺をふらふら歩き回って順番を待っていたら、ナヴィ君のママさんとお会いして(ナヴィ君はすでにオビチャンです!)、「チームテストとは違って、競技のリンクは緊張するよ~」とか、「今日のジャッジ厳しいよ!脚側ビシビシ引かれるよぉ~」とか、い~っぱいプレッシャーをかけられ(笑)、オーママ、なるようになるさ、ケ・セラ・セラ~♪と開き直ったのでありました。

OB2の前半が終わったあたりでギュスをしまい、オードリーと出番前の最終調整です。案の定、ダンベルを咥えません。ここで強制してもねぇ・・・仕方ないので、目の前に転がしては、拾ったら褒めてご褒美を繰り返しながら出番を待ちました。

今回のOB3は出陳者が少なく(5チーム)、2組に分かれて実施されました。

1組目がゼッケン1&2のチーム、残り3チームが2組目ということで、ゼッケン4番のオードリー&ママチームは2組目の2番目に作業を行うことになり、申告の後、いったんリンク外に出て、3番チームが終わるのを待ちます。(ゼッケン5番が“休止”です)

OB3が始まってからは、他のチームの作業を見るゆとりは無く、オードリーを集中させることに専念していたのですが、突然ギャラリーから拍手が起こって、「何事じゃ?」とリンクを見たら、“前進”の伏せが決まったことへの拍手だったようです。

で、この拍手にオードリーがびびってしまい、軽くパニくって脱走モードに入り、困ったな~と思ったのですが、出番までにもう2回繰り返されたお陰でちょっと落ち着きました。やれやれ。

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さ~て、いよいよ出番です。(ここから長いです!画像もないし...^^ゞ)

申告は終わっているので、ダンベルを所定の位置に置いてからスタート地点に向いました。作業を終えた3番チームが“休止”の体勢に入ったところでオードリー&ママチーム作業開始です。

まずは脚側から。

出だしはまずまず。時折沈みますが、けっこう頑張って見上げてました。反転ターンは少し膨らんだけど、ちゃんとタイミングは合いました。その後ちょっと遅れ気味になり、速歩で少し離れたかなぁ・・・でも緩歩で帳尻を合わせて、後半、指示無し停座はしっかり決め、群集も1回だけよそ見したけど、集中は切れることなく終了。(本番これだけできたらママは満足だよ!)

行進中の停座。

何の心配もないはずなんだけど、緊張すると座らないことがあるので、ついつい確認しようと気持ち身体をひねったかも。でも確認できないまま30歩進み、振り返ったら、オードリー、しっかりこっちをみて座ってました。

戻って軽く褒め、その場から行進中の伏臥~招呼。

12歩くらい常歩の脚側。「ダウン!」でばたっと伏せたのが分かりました。招呼の勢いはマックスではなかったけれど、かなりいい感じでした。正面停座も決まって、脚側のお尻もきれいに入りました。

スタート地点に向って、今度は行進中の立止~招呼。

ここも常歩で12歩脚側。「スタンド!」でピタッと止まった気配を感じました。そのまま30歩進み振り返ると、すっくと立っておりました。招呼は伏臥からの時より勢いがあって、ママ的には満点でした。

いよいよ問題の持来です。

招呼の地点から脚側でダンベルを取りに向います。2mくらい手前で座らせて、ママだけがダンベルを取りに行きます。戻ってから、また脚側でスタート地点に向います。

「ステイ!」と声をかけてから投擲。まぁまぁいい場所に投げられました。(投げるの下手くそなオーママです) 「持って来い!」のコマンドで勢いよく飛び出したオードリー、ちゃんと咥えました。ここまでは、オーバーランも無ければ、手を出すことも無く、ある意味“完璧”でした。

しか~し、咥えたとたん、何故かジャッジに向って嬉しそうに走りだしました。はい、この日のジャッジ、岩本豊氏は、オードリーの“お気に入り”さんです。だからって、持って行ってはいけません!ダブルコマンドだって構いません。きつめに「来い!」と呼んだら、おっとっと~と戻ってきたのは良かったんですが、ダイレクトに脚側に付いてしまいました。(正面停座が正解です)

「ヒア!(=正面停座のコマンド)」と呼ぶべきでした。

やはり“持来”をやりたくなかったんでしょう。拒絶の気持ちがあると逃げるのがオードリーです。褒められたもんではありませんが、まぁ、経緯を考えれば上出来でしょう。(甘いなぁ...)

OB2だとここで終了ですが、OB3はもう2課目あります。

次は、オードリーの好きな障害飛越持来です。

同じく持来なんですが、飛越がはいるとテンションが上がるんでしょうね。問題ありませんでした。

そして最後は前進。

OB3の公開練習は前進のためにあるというか、姑息な手段(O先生)ではありますが、練習でリンクの最奥、フラッグが張ってあるフェンス際にボールを置いて、「あそこに行けばボールがある!」と意識付けしておくと、本番でボールが無くても、「あるかも・・・」という期待で犬に勢いがつくわけです。

ところが今回、先ほども書きましたが、時間切れでちゃんと意識付けができていませんでした。オードリー、鼻からボールは無いと思っていました。

それでも“前進”は楽しいよ~という意識は入っているので、スタート前に、「前へ、前へだよ~♪」と煽るとテンションアップ。12~3歩の脚側、ノリノリ~のかぶり気味。「前へ!」っと声をかけながら右手を前方に向って上げると、まずまずの勢いで走り出しました。

でも、ボールがあると分かっている時のような弾丸ダッシュには程遠い、パカッパカッとお馬さんが走るような感じで、一見楽しそうに跳ねてました。一度ちらっと振り向きましたが止まることは無く、ジャッジから「はい!」と声がかかり、ママ、大きく息を吸って、お腹の底から「ダウン!」と叫びました。

ピタッと伏せました。

そしたら、例のごとくギャラリーから大きな拍手が・・・動かないでぇ~と祈るようにオードリーを見たら目が合って、安心したのか、微動だにせず伏せていました。心の中で、「よくやった!」と思いっきり褒めながらオードリーのところに向いました。

ジャッジの指示で脚側に座らせて、作業終了です。

でもでも~ここからが我がチーム最大の関門、“休止”です。

所定の位置で伏せさせ、そのまま40歩ほど離れたテントに身を隠します。

とりあえず、この時点では伏せていました。

相手チームの脚側の間は、たぶん伏せていたと思います。

行進中の停座が終わり、伏臥~招呼で犬が走ったとき、たぶん起き上がったのだと思います。何故って、その後、ジャッジが頻繁にオードリーの居る方をチェックしていましたから。

相手チームが最終課目の前進の作業に入るところで“休止”は解除されます。

テントから出ると、オードリー、位置は動いていませんでしたが、座っていました。ママが歩き出したら寄ってくるんじゃないかと冷や冷やでしたが、ちゃんと待っていました。

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脚側で待機場所に移動、相手チームの前進が終わり、外で待機していた最初のチームがリンクに入って、いよいよ講評タイムです。

3番のチームは、よく集中していて意欲もあり良かったと褒められていました。(この日の1席!)

そしてオードリー&ママチーム。

<総評>
とてもよくトレーニングしています(他に褒めようが無いときはこのコメント?)。そして、最初から最後まで、犬もハンドラーも楽しそうにやっていましたね。(これって、集中力散漫でマイペースでやってたってこと??ギュスのJKCで、ママ、だいぶひねくれてきてるかも...=_=)

<課目別>
脚側:
良かったんですが、ちょっと遅れ気味。特に速歩で少し離れましたね。16.5点/20点

行進中の停座:
歩き出しから停座まで概ね良かったですが、指導手に助ける動きがありました。9点/10点

行進中の伏臥~招呼:
歩き出しから伏臥まで良かったです。招呼も問題ありません。9.5点/10点

行進中の立止~称呼:
歩き出しから立止までとても良かったです。招呼も勢いがあってよかったです。10点/10点

持来:
ダブルコマンドになりました。また正面停座ができませんでした。7点/10点

障害飛越持来:
とても良くできていました。「咥え」も、復路の飛越も、正面停座も問題ありません。19.5点/20点

前進:
全て問題ありません。声符への反応も良かったです。10点/10点

休止:
起き上がってしまいましたが、その場から動くことがなかったので9点(10点中)です。

ということで、合計90.5点、SG評価でした。

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明け方はあたり一面真っ白に霜が下りていたのに、この頃には日差しタップリのポカポカ陽気、車に残したギュスのことが気になって、5番のチームの講評が終わるや、急いで車に戻りました。

ギュス、おとなしくしていましたが、なんだかしおれてました。(^_^;) ちょっと散歩してから帰ろうと、2頭連れてふらふらしていたら、リンクの方からナヴィ君のママさんが、「表彰台だよ!もう皆乗ってるから~」って叫びながら走って来るではありませんか。

ギュスを車に置きに行ってる時間はないし・・・ママさんがギュスを見ていてくださるというけれど、オードリー&ママがいなくなったら追っかけてこようとするのは必至。そしたらママさん引きずられちゃうかも・・・でも、「大丈夫、なんとかするから早く行って~」というお言葉に甘えて、なんとか表彰に間に合いました。

が、ナヴィママさん、と~っても大変な思いをされたようで・・・お怪我が無くて良かったわ。本当に申し訳ありませんでした。m(_ _)m

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そんなこんなで、OPDESオビ初出陳、なんとか無事終了したのみならず、幸運にも2席という成績を収めることができました。嬉しかったけど、かなり驚きました。

だって、「OPオビは厳しい」ってもっぱらの評判で、オーママとしては、練習のMax出せたとして80点いくかなぁ~と覚悟していましたので、90.5点は“貰い過ぎ”という感じです。

それにしても、オードリー、よくぞここまで成長した、っていうのが正直なところでしょうか。

アジに比べれば脱走モードになることが少ないとはいえ、OB3は課目が多い分、休止も長いし、言ってみれば、初めての大舞台でしたから、本当によく頑張ったと思います。

オビは年に一度は出して行きたいし、アジがきつくなっても続けられると思うので、またチャレンジすることもあるでしょう。とにかく、最初の一歩を気持ちよく踏み出せてホッとしています。(*^_^*)

そうそう、オビは、OPDESにもチャンピオン制度があって、80点以上で5ポイント、90点以上で7ポイント、96点以上は10ポイント、30ポイント貯まるとチャンピオンとして登録されるんだとか。今回、オードリー&ママ、7ポイント頂戴しました。オビチャン目指しちゃう??(^^;

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