SSブログ

オードリーの貧血 : 疲れた。orz [病気]

今日はギュスターヴと競技会出陳予定でしたが、台風襲来の予報を受けてJKCとしては異例の中止となりました。

訓練所の手違い(?)で来週の本部に申し込めず、今日開催されるはずだった地元クラブ主催の競技会はオビディエンスはないだろうとCDで出るつもりが、よくよく聞けばオビもあるというので(早く言ってよ~ToT)、夏中全くと言っていいくらい練習していなかったにもかかわらず、厚かましくも“オビⅢ”に初チャレンジするつもりでした。 

申し込んでから付け焼刃で課目6・7の練習を再開(東京だと練習場所確保が難しいので人目を避けて早朝練習!)、でも3ヶ月サボったツケは大きく、あ~これで出るのは恥ずかしいなぁ~みたいな。そしたら台風接近の予報が。土曜開催でオーパパのサポートも当てにできないし、大雨の中オードリー同伴もなぁ~いっそ中止になってくれないかしら・・・なんていうママの願いが通じてしまった?

よほどのことがない限り犬のイベントは中止しないみたいですが、先週の26号の教訓からか、開催地が河川敷だからか、早々と中止が決まり、胸をなでおろした一方で、ちょっぴり残念な気持ちも。

というのは、この大会が流れると次回オビのある大会は年末のST連合@大凧ということで、できれば年内にオビⅢ合格決めたいな~と思っていた目論見が潰え去ってしまったから。

だって、表彰台常連の強者のペアでもオビⅢは一発合格できないことがあるそうなので、ウチあたりは2~3回は受けないと合格は無理(2~3回でも無理かも...=_=)みたいなんです。

来年1月には6歳のギュス、今のところ飛越もクリアできてるけど、いつどうなることやら・・・せっかく練習がんばったんだから、合格できなくても、なんとか一度は本番のリングに上がろうね。(オイラはどうでもいいって??)

さて、競技会の話はこれくらいにして、本日のテーマ、先週火曜日(10月15日)の通院日誌+“アルファ(!)” です。

      ******

通院日だった15日も台風26号の襲来を控えていて、昼頃から雨の予報でした。となるとギュス同伴は何かと不都合が起きるし、前日からオーママがちと体調不良だったこともあり、思い切ってギュスターヴ一人で留守番させることにしたのです。

となると留守中のトイレ通いが不安材料ということで、早朝からみっちり朝練して、帰宅後オードリーの散歩にも同伴、朝食が終わったらバタンキュー状態に仕上げました。出かけるとき声をかけたら片目だけ開けて「いってらっしゃ~い... [眠い(睡眠)]」 という感じで行き倒れたままでした。^^;

予約は11時。途中からチラチラ降り始め、着いた時は小雨ながら本降りとなっていて、ギュスを置いてきて正解でした。

いつものように研修医の問診から。またまたニューフェースの先生で、このところの“異変”のことやら関節の状態について前回受診(9月27日)以降の経過を話すも、ちゃんと伝わったんだかどうだか・・・

オードリーを預けて廊下の待合で待っていたら、30分くらい経ったころ主治医が奥のエリアのドアを開けて顔を出し、「今そこで整形の先生が関節のチェックをしてるんですけど、前回お話した様に触診だけではハッキリしたことは分からないし、また現状レベルではレントゲン撮ってもどこまで分かるか不明ということですが、レントゲン、どうしますか?」と。

どうやら、前回の続きというか、主治医的にはママがレントゲン撮影をリクエストしていると受け取ってるらしい・・・

でも、研修医には、関節症状は一時に比べると(見た目)軽癒してきていると伝えたつもりだったし、どちらかというと、嗅覚低下に絡めて、頭部のレントゲンであれば撮ってもいいかな~みたいな話をしたつもりだったから、迷っていたら、先生、「オーちゃんの場合、どうしても鎮静(=麻酔)が必要なので無理に撮らなくても・・・でも今なら整形の先生のお話を聞けると思いますが、どうしますか?」というので、一応聞いておこうかと思い、「お願いします」って返答。 

主治医が現れる前から、奥のエリアに続く扉のすぐ向こうでドタバタとオードリーらしき気配がしていたので、何かやってるな~と思ったけど、今日も整形の診察してたのか~今日も整形の診療費が追加なの?なんて埒もないこと思いながら、しばらく待っていたらオードリーが戻ってきて・・・

前回ほどではないけれど、やっぱり大興奮状態。震えはじきに納まったけれど、緊張気味。まぁ、この状態見れば鎮静無しでレントゲン撮るのは無理だというのも分かるけど、これまでかかりつけでは何度も麻酔無しで関節のX線撮ってて、全部キレイに撮れてて診断上問題が生じるようなブレブレになったこともないんだよね~と、やはり納得のいかないオーママ。

わりとすぐに診察室に呼ばれ、主治医が整形の先生を引き合わせてくれました。 

さっそく触診の感想(?)から。 

「どうやら、肘関節に問題があるようです」 と。

左前脚は明確な反応ではないものの、後肢については、中指に触れると必ず反応がある事から、肘の内側鉤状突起に負荷がかかって炎症が起きている(痛みが出ている?)のではないかと。(それは去年の冬にびっこが起きたころから問診で訴えていたこと。ただし研修医がカルテに記入したかどうかは不明。当時はこの整形の先生が海外に出ていて整形は受診はしてませんけど、飼い主とっくに確認してます)

で、原因としては、

・大型犬種(特にレトリーバー)に多い遺伝疾患(形成不全)
・いわゆる「テニス肘」の様な類
・自己免疫による多発性関節痛
・加齢によるもの

が考えられる、と。(この辺も、麻布の整形が受診できなかった事から、当時かかりつけの整形専門医を受診して聞いていたことと一緒。そちらでは、年齢的に遺伝疾患は除外できるのでは、とも)

しかしながら、触診だけで見極めるのは難しいし、レントゲンを撮ったとしても現状レベルの症状ではハッキリしたことが分かるとも思えない。それでも、左前脚と馬尾にもかなりの頻度で拒否反応があるし、四肢の関節+馬尾周辺のX線撮影をしておくことは無駄ではない、と。(が、絶対鎮静が必要!)

要するに、今の段階では大騒ぎするほどのことはないけど、将来症状が進むこともあるから現時点での状況把握のためにX線撮影を行うのは有用である、みたいな。

でも麻布では鎮静無しで撮影するのは不可能だと言い切っていたため、だったら今日は撮りませんと応えて、当面生活で注意すべきことがあれば仰って下さいというと・・・

段差、特に階段はNG、走るのもダメ、とにかく前肢後肢に負荷の掛かるような動きは極力排除するように、と。

なので、現状、嗅覚低下で精神状態が不安定なため、家の外に出ると私の言葉が耳に入らず、訳もなく引っ張ることもあって、3~40分も歩くとびっこを引くようになると言うと・・・

散歩はびっこが出る前に切り上げること。10分程度の散歩を日に2~3回したら、みたいな。

更に、動きのおかしい後肢(だいぶ前から関節の動きが無くてロボットみたいな突っ張った足の運びになってます)を矯正せよとも。正しい動きを教え、散歩に出る前に外で正しい動きを練習し、散歩中は正しい足の運びができるように誘導せよ、と。

ここまで聞いていて、ママ、「このヒト犬飼ったことあるのかしら?犬に“正しい関節の動き”を教え込むのにどんだけ掛かると思ってるの?一朝一夕にはいかないのよ~おまけに、目下、鼻が効かなくて精神状態がまともでないといってるのに!何考えてるんだか~+_+;」と、心の中で突っ込んでしまいました。

具合悪いし、朝の早よからギュス練に散歩、もうかな~り元気がなくなっていたので、「はいはい」と受け流し、整形の面談終了。

主治医の方はまた待つのかと思ったら、「今日はCBCだけでもう結果出てますから」と、整形の先生が退席すると、すぐに主治医の話が始まりました。

「今日は36%まで上がってますよ~♪」っと、先生、ご機嫌みたい。

result_131015_azabu.jpg 

前回の赤血球数(網赤が減ってるものの赤血球総数は引き続き増加中)に続いてヘモグロビンも標準値に入ってきてるし、残すはPCVのみなんですが・・・

それにしてはオードリーの元気がありません。

「やっぱり鼻が利かないからなんですかね?整形の先生にも言ったように、現在の精神状態だと関節に負荷のかからないような散歩が難しいし、何とかならないですかねぇ~」とボヤくと、「そういうもんなんですか?僕はそっち(トレーニング?犬の行動について??)のことはよく分からないんですよね~」って。正直な先生だわ。 

先生:「後はMRIで詳しく検査してみるか・・・でも全身麻酔ですからね~」
ママ:「私の見た感じだと、貧血がここまで改善してるにしては、PCVが20%前後だった頃みたいに呼吸が苦しそうだし、全体として体調がよくないようなので、できれば今は全身麻酔はやりたくないんです」
先生:「まぁ、それなら無理しなくてもいいと思います。幾分なりとも落ち着いてきているのであれば、抗アレルギー薬でもうしばらく様子見てもいいのでは?」

鼻については、こんなところでしょうか。

そして、何故か前回していた尿検査、数値が微妙だった(糸球体腎炎の懸念がど~たらこ~たら)ため今回も頼んだのですが・・・

<9月27日の結果>
result_13092702_azabu.jpg

<10月15日の結果>
result_13101502_azabu.jpg

こちらは、正常値といってよいレベルに戻っていました。

pH・尿蛋白とも正常範囲だし・・・(先生は指摘してなかったけど)尿比重が少し軽いかな~でも朝イチじゃないし・・・蛋白クレアチニン比もギリギリ0.5以下だから、(先生は腎炎を気にしていたけど)もう少し様子見してもいいのかも・・・というのがママの感想。^^;

血液内科的には極めて順調ということらしいので、ここでママ、「腎臓のこともあるし、このまま順調に回復したらプログラフの減薬も有り得ますか?」と聞いてみたら、「ウ~ン難しいですねぇ~PCVが40%超えてしばらく安定していたら考えられなくも無いけど、溶血性貧血で失敗するのが免疫抑制剤の中止なんですよ。いったん良くなって切っちゃって、そこから再発すると前に効いていた薬が効かなくなることはよくあるケースです。オードリーちゃんの場合、薬にほとんど反応しないから、プログラフがダメとなったら後が無いよねぇ~もし減薬するにしても、ゼロにはしない方がいいんじゃないかな~でも、良い状態が続けば減薬の可能性はあります」と。

そういうもんなんだ。欲は出さないでおこう。

貧血の状態が落ち着いているけれど、鼻の件もあり、次回は4週間後となったのですが、その日はママの病院とバッティングしていると言ったら、5週間後の11月19日になりました。

      ******

で、退室してオードリーのご飯で車に戻ったんだけど、ザーザー降り。この日は混んでていつものエリアに停められなくて・・・後部ハッチは開けられないし、隣との間隔も狭くて、オードリーを車に乗せたまま、スライドドアに傘の柄をかませて、なんとかご飯終了。

また濡らすと面倒だからオードリーを車に残し、ママ一人で戻って薬と会計待ち。

そしたら、また主治医の先生がやってきて、「鼻の件ですが・・・ひとつ気になることが・・・まず無いとは思うけど、真菌感染症の可能性が・・・血液検査でスクリーニングできるのでやってみますか?」と。

げっ、真菌感染症!

ママ:「それってかかってたらヤバくないですか?」
先生:「うん、厄介です」
ママ:「検査してください」
先生:「ウチも滅多にないことだから外注なので少し時間かかりますけど・・・それと、検査代も聞いてみないとわかりませんが」
ママ:「お願いします」
先生:「では、血液は今日採った分で足りるはずですので出しておきます」

もしスクリーニングで陽性と出たら、全身麻酔で頭部のCTもしくはMRIを撮って(その時ついでに関節のレントゲン撮影もだって!)、鼻腔癌やら脳腫瘍などを除外できて診断確定したら抗真菌薬の治療という流れになるだろうけど、検査で12~3万くらい、薬はオードリーサイズ(体重21キロ、薬は5~10mg/kg必要)だと月15~20万になるという説明をして、先生は去っていきました。

      ******

いつものように研修医から5週間分の薬を受け取り、引き続き会計待ち。

やっと順番が来て、前回すっごく時間がかかって窓口が閉まっちゃったから内金だけだったのを清算、今回分と合わせて15万近い支払い@クレジットカードを済ませ、ヤレヤレ終わった~と思いつつ、明細をサラッとチェックしたら、前回分に何故か“レントゲン撮影代”なんていう項目が!

はて?前回はオードリーの状態が尋常ではなかったのでレントゲンは取り止めたはずだけど・・・

問い質したら、「先生に確認しますのでお待ち下さい」って。

しばらくしたら診察室に呼ばれまして・・・

そこには何故か胸部レントゲン画像が2枚!

これには主治医の先生もびっくりしたそうな。鼻の件で頭部のレントゲンを撮るの撮らないのといってるうちに、何らかの手違いで全然不必要な胸部レントゲンを撮ったらしい。

陳謝して、返金すると。

当然ですけど、ママがイラっときたのは、他に理由があるのです。

整形がらみで麻酔しなきゃ絶対レントゲン撮れないと言っておいて、このキレイな画像、麻酔無しで撮ったんじゃありません?それなのに、なんで関節のレントゲン撮影は麻酔無しじゃ不可能なんだぁ~!<`ヘ´>

ま、当面レントゲン撮るつもりないから、今日は具合悪いし、もういいや~と。

再び会計の窓口で清算し直し。

全部終わって、雨の中、ギュスの待つ家に向かって車を転がしていたら、何度も何度も携帯に着信。家に着くと同時にまた着信したので受けたら、麻布の会計から。

「クレジットカード返却するのを忘れておりまして・・・しどろもどろ・・・」お詫びの言葉が続いてましたが、疲れてたし、頭がガンガン痛かったし、「こちらもその場で気付かなかったので気にしないで下さい。書留で送ってください」と応えたら、「それで宜しいですか?ありがとうございます」だって。(噛みつかれると思ってたらしい...)

      ******

家を出たのが10時過ぎで、着いたら3時半。5時間超の留守番、大丈夫か~っと玄関を入ると、芳しいニホイもなく、ギュスは横になったまま尻尾だけでお出迎え。まだくたばっていました。一人留守番、無事クリア。メデタシメデタシ。(*^^)v

さて、朝の5時から起きて、ここまででも結構お疲れだったのですが・・・

近所のかかりつけ皮膚科からギュスの軟膏(箱買い!)が届いたと連絡があり、前日で切れていたので、夜のスキンケアに備えて雨の中車を走らせました。

そして、ついでに昼間の麻布受診の顛末、真菌感染症のスクリーニングで血液検査をしていることなど話して、帰ってきました。

で、実はここからが本当の“疲れた”理由なんですけど、長くなったので興味のある方だけ続きをご覧くださいませ。(^^ゞ

 

続きを読む。。


コメント(2) 
共通テーマ:ペット

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。