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ギュスの体調 [病気]

本格的な冬がやってきたというか、寒いですね~オーギュス地方、予報されていた初雪とはなっていませんけど、縮こまっております。

で、寒さのせいなのか、先週金曜からオードリーの血色が悪くて、単に冷えて血行不良なだけなのか、それとも寒冷凝集でも起きて免疫系が賦活(暴走再開?)、貧血再燃なのかと気になっていますが、たとえそうだとしても今以上の治療の選択肢があるわけではないし、体を冷やさない算段をするくらいしかできることはないのですよね。

オードリー自身は13日の午後ちょっとぐったりしていた以外は、毎日元気にしていて、鼻が効かないことから引き続きちょっとしたことでパニック気味になるものの、ママをぐいぐい引っ張ってお散歩したり、訓練もどきでテンションあげたりと、まずまずの日々ですから、思い悩むのは止めました。

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がぁ~ギュスが。(>_<)

かれこれ1年越し、いや去年の秋口から始まったギュスの不調、これまでのところドカ~ンと恐ろしい病気はみつかっていないものの、例の涎ボタボタ騒ぎのインターバルが狭まっているというか、すっきり回復しないというか・・・

そして今年もとっても寒がっているし・・・本来なら最高気温が10度を下回って北風ピューピュー吹き始めると「やっとオイラの季節到来だぜ~(^^♪」と足取り軽く、エッサホイサっと嬉しそうに動き回るのですが、散歩も訓練も気が乗らない様子だし、動くのがとっても億劫そうです。

そりゃ~元々チャカチャカ動く犬ではないし、他所様から見たら「別に変わりないんじゃない?」って言われそうですが、飼い主@ハンドラー目線からすると、どうにも大儀そうに見えてなりません。

この1年、いえ、2年前の“舌癌疑惑騒動”あたりから、折に触れちょこちょこ検査してはいるのですが、検査値的には白血球数がいつも若干少なめなことを除けば、全てクリア、ノープロブレムなのです。

でも、セレスタミンを切って以来治まることのない皮膚炎も、消毒シャンプーと毎日のスキンケア、時々の抗生剤服用でなんとか凌いではいるものの、このところは胃炎(=涎騒動)と連動して好悪を繰り返しながら悪化している感じですし、どう見ても“健康体”ではないような・・・

ま、パピーの頃から何かにつけひ弱さを感じてきたし、2歳過ぎて4歳くらいまでの青年期はまぁまぁ元気だったものの、5歳前くらいから年齢的に下降期に入ったのかもしれないけれど、オードリーが8歳前後で「なんだかおかしいんだよね~歳のせい?」と思いながらあれこれ検査してみても分からず、そうこうするうちにその年の秋に溶血性貧血を発症したことを考えると、ベースは加齢による体調の変化にしろ、何か大きな病気の前触れのような気がして、すっごく心配なんです。

それで、11月の涎騒動の挙句、トイレシーツを食べてしまった事件の後、残骸の大部分は便に混じって排出されたものの、胃や腸に残留している恐れもあるということで、不調ながらもなんとか落ち着いていた12月3日に腹部レントゲンを撮りました。

通常のレントゲン撮影で何か怪しい兆候があれば、バリウム流すとか、内視鏡とか、それは結果をみて決めるということで、かかりつけのクリニックで、ママが補ていに入って撮影しました。

あの体格ですから、胃を中心にした上部(胸側)と腸をメインにした下腹部の2枚を撮りました。

結果、16時間くらい飲まず食わずで臨んだこともあり、すっからかんだった胃腸、まったく問題ないということで、トイレシーツに関しては、一安心ということだったのですが・・・

この時一緒に写りこんでいた肝臓を見て先生びっくり!

ギュスの体格にしたら肝臓の大きさが通常の半分ほどしかない」と。

実は、ギュス、2歳くらいで初めてドッグ・ドックなる精密検査をしたときにも「若干肝臓が小さめかも・・・でもこれだけちゃんと成長してるし、肝機能関連に問題のあるような数値もみられないから、気にしなくてもいいかな」みたいなコメントを頂いておりました。

でもその当時の画像が手元になくて、とりあえず2011年12月に麻布で撮影した画像と比較したところ、肋骨で2本分くらい縮んでいるようだ、と。

肝臓が縮む?!@_@;

ちょうど胃が空っぽだったこともあり、即刻、門脈シャントや肝硬変といった、肝臓が縮む病気の場合ひっかかるという胆汁酸の検査をすることに。

結果は、まったく問題なし。

<総胆汁酸>
食前 :0.4(参考基準値0.0~10.0)
食後 :1.0(参考基準値0.0~25.0)

そういえば11月の涎騒動のあと受けた膵炎検査もありましたので一緒に記しておきます。

<犬膵炎特異的リパーゼ Spec cPL>
72μg/L (参考基準値 ≦200) 

画像を提供して頂いたこともあり、麻布の先生(オードリーの主治医が消化器も専門で、何度かギュスもお世話になっています)に報告したところ、胆汁酸の値が問題なくても肝臓が極端に小さかったり、縮んでいるのであれば、門脈低形成ということも考えられるけど、検査値から緊急性はないと思われるので、もっと遡った画像があるなら一度比較検討しましょうというお話でした。 

大学病院は年末年始の長期休診にかかるし、一応年明けに受診と思っていますが、肝臓が縮むって・・・それも、あるべきサイズの半分て・・・緊急性はないといわれてもねぇ~(/_;)

検査値がOKだったら肝臓が不調のときの主症状、『だるさ』はないのかしら? この1年ほど、毎日のようにかったるそうなギュスをみているので、ついね。

そして、肝臓が小さいために、本来は肝臓の上に寝るような形で横たわっているはず(らしい)の胃が、横たわれず立った状態だということで、それがずっとずっとスッキリしない胃の不具合(しゃっくり・頻繁におきる吐き戻し・涎騒動etc.)と関連してるのでは・・・

などなど、考え始めたら止まらなくなってしまいました。

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獣医さん方は、現状検査値的に問題ないので緊急性はないと思うから、日常生活も特に変更しなくていいですと仰るのですが、今週末は、おそらくギュスの引退試合となる競技会というこもあり、出陳しても大丈夫か聞いてみました。

はい、聞くだけ野暮でした。

当日吐かなければいいんじゃないですか~と。

競技内容(=どういう運動負荷がかかるか)はモチロン、競技会本番に向けての諸々(=心身の調整)のことなどを想像できないのだから仕方ないですけど、吐いた吐かないで決められたら相談しませんて。(T_T)

今日が本番前最後の訓練だったのですが、雨で流れたため(訓練所ではオビディエンスの出陳経験のある先生がいないためオビの課目は見てもらってないので流れても問題はないんですが...^^;)、先生とも少し話しまして、今日も含めて丸3日休養させて、それこそ、当日の朝の状態みて最終決定でいいんじゃないか、と。

ママとしては、今回の競技会に申し込んだ時点で、現在のギュスのマックスのパフォーマンスができたとしても合格は難しいだろうという状況だったので、合否にはこだわっていないんだけれど、ただでさえ遅いとか覇気がないとか見られがちなギュス、たとえ不調であっても律儀にママの要求に応えようとするだろうことを思うと、なんかねぇ~(-_-;

ギュスがギュスらしく動いて、それでも審査基準と照らして退けられるのなら、それはそれで納得もできるけど、「オイラ、今はこれしか動けないんだよ。母ちゃん、ゴメン」みたいなことで競技犬生の最後を締めくくるのはどうなんだろうな~と自問中です。

昨日は午前中の自主練であまりの集中力の無さに渇を入れたら、そこから見違えるように動いたけれど、帰宅収納がすんだところから、飲食した訳でもないのに、突然涎ボタボタが始まり、かかりつけが休診だったこともあり、手持ちの薬を飲ませて様子見。

思い切って絶食させればいいのだろうけど、オードリーとの兼ね合いもあり、半量ほど夕飯をやってしまったのが悪かったのか、12時まわる頃まで治まらなくて、明け方5時に、空腹時かつ食事の2時間前という薬を飲ませたらやっと落ち着いて眠りに就きました。

ママが自分の食事の支度をしているだけでも、寄ってきておねだりビームを放っているので、食欲はありすぎるくらいあるのです。お医者さんは、様子を見て調子が悪く無さそうならいつもどおりにっていうけれど、さすがに、オヤツやデザート、お肉などは控えています。ええ、完全にふやかしたフード(今はロイヤルカナンの低分子プロテインでお腹は落ち着いてます)を人肌に温めて、フードプロセッサーでガーして、ぬるま湯(いつもは肉汁などスープですが)をかけた“ご飯”をガツガツと食べてます。

ギュスのオヤツやデザートを控えると、やっぱりオードリーにも泣いてもらうしかなくて、オーちゃん、連日布団に当り散らしてるし、今日は雨でお散歩もないし、なんだかやり切れません。

明日はお天気回復するのかな?

みんなの体調も回復するといいね。

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このところ寒くて敷物無しでは横にならないギュス、なんと夜通し17~8度でエアコン稼動。乾燥するからお肌には良くないんだけどねぇ~でも涎でベチョベチョになった(どうも冷え込みが厳しくなると胃の具合が悪くなるらしい...)敷物で寝てたら、これまたカイカイの元凶だし、天秤にかけながらボチボチ、です。

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