続・ホームベーカリーが壊れちゃった!-“当たり”と“ハズレ”の問題なの? [クッキング]
今年のGW、超大型の方もいれば、カレンダー通りという方も、そして、連休?関係な~い!な方もいらっしゃいますよね??
我が家はオーパパが今日から5日までお休みらしいのですが、真ん中にパパの実家の法事があって、他には特別なイベントは無い予定です。
というわけで、本日は午後ギュス・シャンかな?(^^ゞ
そうそう、先週末の競技会、応援していたお友達から嬉しい報告が!
まずは、お山のお友だちレッティちゃんがオビⅢで5席入賞、見事日本代表の座を射止めました。おめでとうございます!ワンもハンドラーさんも(オーナーハンドラーです!)若いペア、この先とっても楽しみです。(*^_^*)
そして、訓練所の先輩蒼太くん&ママさんチーム、こちらは今までCD一筋、表彰台&決定戦常連ペアですが、今年の2月からオビにも参戦、初出陳でオビⅠを2席+ポイント付きで難なくクリア、今回、たった2ヶ月にしてオビⅡも同じく2席+ポイント付きでサラっと通過。秋にはオビⅢ、いや、ひょっとして6月の地元で受かっちゃうのでは?な勢い、さすがです。
お友だちの活躍に刺激を受け、ギュスもここ2週間くらいメキメキ復活してるし、う~ん、夏を好調のまま乗り切れたら復帰したいかも~なオーママです。^^;
あら、嬉しい知らせについつい興奮して・・・本題に入らねば。
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前回、“壊れたHB”が3月7日に新品になって戻ってきたところまで書きましたよね。
すぐに“パン屋さん”再開したかったんですけど、競技会&ギュスの不調などなどあって、パン作りしてるゆとりがありませんで、新しいHBで最初に焼いたのが3月19日でした。
レシピは、とりあえず旧HBで上手くいかなかったのと同じ“ハードトースト(by 竹内久典)”にしました。
この日は曇り、室温17度・湿度50%で、あまり好条件ではなかったものの、前回、前々回と大差ありませんでした(あ、発酵は様子見ながら時間を調整、ベンチタイムは環境整えてやってますですよ。^^;)。
返品したHBの不調原因がメイン基盤不良とのことで、恐らくは温度コントロールに不具合が出ていたのだと思われますが、元々、HBではパンケースに発酵を終えた生地が入った状態で焼成に移るわけですから、ジワジワと焼成温度まで上がっていくため、(HBを使わない)通常のパン作りと比べたら分が悪いのは仕方ありません。
聞いたところによれば、イーストは60度位で完全に活動が止まるそうで、普通だったら最適な状態まで発酵させた生地を高温のオーブンに放り込むことで一気に生地温度を上げるため、“良い膨らみ加減”でイーストは速やかに活動を終え、後はできるだけ短時間で焼き上がりを待つというわけです。
でもHBでは焼成最適温度に到達するのに、どう頑張っても10数分くらいはかかっているように感じます(メーカーは温度コントロールについてのデータを公開していないし(私は見つけられませんでした)、焼成中に頻繁に蓋を開けて温度を計る訳にも行かないので、生地の状態や色づき加減、HB本体の温度(触感)から推察した範囲での感想ですが...)。
“良い発酵状態”がキープされている間に焼成適温まで到達しないと、焼き上がりの食感が残念な結果になることが壊れたHBによって実証された?
でも新品に交換されたわけですし、初期不良もしくは輸送中の衝撃などで不具合が起きていなければ、バッチリ焼きあがるはずです。
期待に胸膨らませ(大袈裟^^;)、材料を揃えて(今回も1斤分、春よ恋100%、イーストだけ3gに増量)、スタート!
17:14の画像が“パン生地コース”終了時。
もう一息だったので、発酵を10分追加して様子見。もうチョイだったのでプラス5分。そこから分割・ベンチタイム@24~5度・成型して2次発酵に入ったところが17:50の画像。
50分でいい感じかな~(18:40の画像)と思ったものの、結局5分追加して、焼き始めたのが18:46。
特に心配もせず、でも一応、焼成時間(50分に設定)の半分くらいのところで窓からチェックすると・・・
ヒョエ~沈んでるじゃない!orz
発酵させ過ぎたか?と反省。
しか~し!!!
50分経過しても、色付きがイマサン?
交換前とほとんど変化なくない??
実は、発酵のときにあまり発酵臭が漂ってこなくて、まず“?”、でもって、焼成に移ってしばらくしたところで、モクモクと白い煙が出始めて、機械油が熱せられているような臭いも立ちこめ・・・これって新品だから?と思いつつも、前の時は初めて使ったときにもこんな症状はなかったよな~と。
途中、煙と焦げ臭さ(パンの焦げる臭いじゃなくてね。^^;)がエスカレートしてきてヤバいかも~電源切った方がいいかな~なんてヒヤヒヤしながら見守り、そうこうするうちに50分経過したのでした。
なのでそれ以上時間延長する気も起きず(延長してもガリガリになるだけというのは分かってましたし)、翌朝切り分けたときの断面。
高さ的にはこんな( ↓ )感じ。マックスで10cmくらい?
レシピが違うので単純比較はできませんけど(同じレシピで失敗だった2回の保存ケースの画像を撮っていませんでした~>_<)、伸びのよいときだと、こんな( ↓ )感じ。
一目瞭然ですよね。
でも、私としては、高さだけではなく、食感に不満があるのです。せっかく良い状態に発酵して伸びた生地が陥没して詰まった感じ? それにしては気泡は潰れてないか??
国産小麦粉100%のレシピでも何度も焼いていますが、こんなことなかったし、やはり今回も、色付き加減からして焼成温度まで上がる時間に問題あり(適温まで上がらなかったのかも...)では?みたいな。
なので、再度サポートに電話したところ・・・
今回は、「こちらとしては出荷前検査を通った新品を出しているので不具合は考えにくいですが、輸送中の振動などで基盤に不具合が起きている可能性を全く否定するわけではありません。お望みでしたら送って頂けば再度検査しますけど、その際は、取り説記載のシロカのレシピを“食パンコース”で検証する以上のことは出来かねます。煙と機械油の臭いは使い始めだからでしょう」と。
取り説のレシピ以外、そして、メニュー1の“食パンコース”以外の使い方については“我関せず”っていうこと?
だったらそれ以外の機能ついてる意味なくない??
だいたい、おかしくなるまでは全部ちゃんと機能してたし・・・返品した製品、“食パンコース”でも症状が出たということ?
いくら着払いとはいえ、梱包して送り返すのも手間だし、だったらこちらで取り説レシピ@食パンコースで焼いてみて、ダメだったらまた連絡しますということで、電話を切りました。
ここからは、長くなるので、画像だけツラツラ~と並べますね。
3月22日、SBH-315の取り説にある“メニュー1(食パン)”のレシピで焼きました。粉はゴールデンヨット、サイズ1斤、焼き色ふつう、です。
ここまで問題なし。
焼成に移って15分ほど経過した最初の画像、お分かりかと思いますが、焼成スタート時(=発酵完了時)より更に膨張してますよね?で、30分経過した頃には若干萎むも、大分色付きだしてます。これが正常な温度上昇パターンだと思われます。
で、焼き上がり、しっかり色付いてます!
今回は、煙も機械油の焼ける臭いもありませんでした。そちらは使い始めだったためということで、落着。
シロカレシピは、バターやスキムミルクなど、食パンでもけっこうリッチ?
というわけで、羽根にこびりつくことはないのですが、取り出すのには苦労しました。
格闘したため取り出したときにちょっと無理して・・・
でも高さはそこそこ。(保存容器いっぱいで16cmほどですので、14cmくらいかな?)
となると、当然穴が・・・(/_;)
食感も、“パンミックス”よりいい感じだし(味は私好みではありませんけど...)、これじゃ送り返したとしても「問題ありません!」て言われそうだから、引き下がるしかありませんね。
でもねぇ~やっぱりこの穴は嫌なんですよ!
というわけで、同じく取り説の食パンレシピで、“生地コース”~分割・ベンチ・成型~“発酵”~“焼く”のパターンで焼いたのがこちら。
気温はマァマァでしたが、湿度が低かったので、保湿に気を使いながらベンチタイムしました。
2次発酵も50分でOK。
ちょっと蓋あけちゃいました。^^;
独立の“焼き”機能でも、温度コントロール、大丈夫みたいです。
いい感じで色付きだしました。
50分で焼き上がり。
う~ん、もう2~3分焼いてもよかったかな? 色加減、やや薄い??
高さは12cmくらい。(シロカの担当者によると、1斤で15~6cmになるのは信じられないそうで、14cmだと上出来、途中でいじってることもあり12~3cmは普通らしいです。+_+;)
断面。
ま、こんなもんなんでしょう。
そして、羽根を外したわけですから取り出しもスムーズ、油脂たっぷりレシピだから芯のこびりつきも微量。
それでも、穴はこの程度。
う~ん、これじゃ文句いうわけにいきませんよね、やっぱり。
だとしても、交換前は“シロカ・レシピ”以外でも普通に焼けてましたから、な~んか腑に落ちないんですわ。
なので、今度はコチラのレシピで!(春よ恋100%、イーストは3gに増量)
気温低目ながら、湿度的にはOKでした。
“生地コース”終了時。
もうちょっと伸びてもいいかな~微妙だけど、1次発酵終了しました。
ベンチタイムちょっと温度がたりないかも~ということで、ヒーターで保温して24度まで上げました。
2次発酵スタート。
50分で完了して、焼成開始。
今回、もう一伸びかな~くらいで“焼く”に移行。
案の定、焼成前半でかなり持ち上がりました。
やはり、後半いくぶん沈んで、50分で焼き上がり。
伸びの良い生地な分、やはり上部がしずみますね~(T_T)
以前焼いたときと比べると、ミルクハースにしてはクラストが厚い(伸びすぎて沈んだのか?)です。orz
リッチなだけに、芯へのこびりつきはほとんど無し?!
高さは微妙?(以前焼いた時は+2cmくらいあったけど...)
断面。
シロカ・レシピの“食パン”よりクラストが厚いものの、フワフワ感はこちらの方が出てました。風味は比べるまでもなく、こちらに軍配が上がります。
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というわけで、返品した製品がまともに動いていたときと比較すると、なんだかな~な気がしますけど、(電子機器メーカー勤務の)オーパパによれば、個体差、当たり・ハズレのレベルの話だよ~だそうな。
なんか釈然としないけど、なんたって6千円ちょい、今時のオモチャだってもっとする? しょ~がないのか??
以上、長々と、我が家の『HB不具合顛末紀』でした。失礼致しました。m(_ _)m
「食べられれば何でもいいって言ってるじゃん!」
「んだんだ。。」