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オードリーの貧血 : 8回目の輸血 [病気]

今週の月曜日、3連休の最終日に山から降りて来ました。

翌日がオードリーの大学病院受診だったのですが、今回はPCV15%切ったかも・・・みたいな状況だったため恐らく輸血になるだろうし、そうなると日帰りはきついし、ギュスの脚のことで世田谷のかかりつけ病院も受診したかったので、しばらく東京の家に滞在するつもりでした。

連休最終日の渋滞にハマるのは辛いので、昼前に上野原を通過したかったのですが・・・

例のごとく、大荷物をまとめ、大掃除をして、結局出発が11時半過ぎ。どっぷり渋滞にはまりました。orz 談合坂で途中休憩すればよかったのだけど、暑い時間帯だったし、そのまま渋滞に突入。夕方4時前に小山田緑地まで来て休憩するまでず~っと車に揺られていたオードリー、かなり疲れたんじゃないかな~ゴメンね。

「久しぶりの大渋滞だったわね!」
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留守中、外壁との隙間からサンルームに雨が吹き込んだみたいで、フロアにうっすら水の溜まった跡(水は乾いていましたが...)があって、黒かびっぽい変色が!ワンsのトイレスペースとして使用しているため、荷物を運び込んだ後、犬を収納する前にひと掃除。

この日はすっごく蒸し暑くて、ただでさえ山との陽気のギャップで息絶えだえのギュス、小一時間外に放置されていたため収納後もしばらくヘロヘロでしたが、オードリーはわりと元気でした。

が、11時過ぎに寝室に上がって間もなくパンティングが始まり(久々!)、3時間くらい身体を起こしてハァハァやってました。エアコン入れて室温24~5度にしていたので暑くはなかったはずだけど、やっぱり長旅で消耗して調子を崩したのかな?

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9月18日火曜日、この日もけっこう蒸し暑かったです。 

輸血を見越して10時の予約でしたが、山から持ち帰った洗濯をしたり、万一輸血が無かった場合のためにオードリーの“お弁当”を詰めたり、なんだか時間が押して、5分ほど遅刻してしまいました。

結構混んでいて、予備問診に呼ばれたのは10時半くらいだったかな。

12日の夕方、突然ゲホゲホ咳き込み始めて2時間ほど続いたこと、咳が気管支系のものなのか、空腹時に胃液がこみ上げてきてゲボゲボいっていたのか微妙だったけれど、乳酸飲料を薄めて与えたら落ち着いたことから、たぶん胃の方ではないかと推測した旨を報告。

4月にプログラフを中止するきっかけとなった嘔吐の前に似たような感じで咳込んでいたことを話すと、研修医、「う~ん、もしかすると薬の影響で胃がムカムカしてるのかもしれませんね~」と。

でも咳き込んだのはその時だけで、以来特に変わった様子は無く、ただ、その日を境に、全般的に若干元気が無くなっているようなのと、また“お漏らし”が始まったので、PCVがだいぶ落ちてきているように思うとも伝えました。

かな~り嫌がるオードリーを研修医に預け退室。

待つこと15分ほどで採血を終えたオードリーが戻ってきて、さらに1時間ほど結果待ち。

お昼前に主治医に呼ばれると、「PCV14.7%ですね。今日は輸血しましょう。それでも溶血のスピードは日平均-0.18%くらいで緩んでいるから、セルセプトを休薬してみましょうか・・・」

(ハテ、-0.18%じゃ前回より速くないか??)

その場で提示された結果シートはCBCのみだったため、「生化学検査の方は?」と訊ねたら、「取り急ぎ輸血をするかどうかだけ決めるためにCBCを先にやりました。他もやってますので追ってお知らせします」と。

先生:「で、セルセプト、切る方向でよろしいですね?」

ママ:「B細胞の抑制が外れてしまうこともありますよね・・・」

先生:「そうだね。でも輸血で持ち上げてゆとりができる今がチャンスでしょう。ステロイドがB細胞を抑えてくれるということもあるし・・・」

ママ:「プログラフはもう増やせませんよね?」

先生:「今回肝臓が良好だからそれも考えてみてもいいけど、まずは一つずつです。一度にあれこれだと何が影響してるか判別ができなくなるから。とにかく、先ずは輸血しましょう」

ママ:「2巡目ですね・・・」

先生:「そうですね~大丈夫でしょう・・・」

ママ:「午後、ギュスターヴをかかりつけに連れて行くので、迎えは6時過ぎになりますけど・・・」

先生:「了解しました」

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というわけで、ものすご~く嫌がって抵抗するオードリーを預け、病院を後にしました。

いったん家に戻ってギュスを収納、お昼を食べて一休み。世田谷のかかりつけ病院は4時からなので、3時くらいに家を出ました。(ギュスの話はまた別途!)

夕方の診療開始の少し前に着いて、1番に診て貰い、5時15分に世田谷の病院を出て、その足で大学病院に取って返したものの、夕方の帰宅ラッシュに重なり時間がかかって、到着したら7時近くなっていました。

すぐに先生が出てきて、昼間結果待ちだった化学生検も含めた検査結果と輸血後のCBCの結果のシートを差し出して、話が始まりました。

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最初見せられたときはHCTが訂正されていなくて、30%を超えていたので、ママ、思わず、「え~今回すごく上がりましたね!16%も上がったの初めてじゃないですか?」って喜んだら、先生も、「実は、ムサシという供血犬がまだ残っていて、クロスマッチが適合したのでムサシから輸血しました。今日は2巡目じゃなかったんですよ。で、この犬はとっても“いい血”なんですよ~」なんて話していたところへ研修医がやってきて、「あのぉ~PCV26%です」と。

昼間とは検査機器が違うし、検査結果の算出方法も違うのですが、なんか計算間違いしてたような・・・それでもPCVは26%、Hgbも8.8 g/dl まで上がって、ピンク色(!)のオードリーが元気に戻ってきました。

ここからは昼間の話の続きで、結局セルセプト休薬が決定。

次回の受診日を1週間後にするか2週間後にするかで少々問答をして、PCVが26%まで上がったので、万が一セルセプトを切った影響が出ても2週間は大丈夫だろう(もしもの時はいつでも対応してくれるそうな...)ということで、次回は10月2日となりました。

帰り際に、先生、「なんだかんだで前回の輸血から2ヶ月もったんだね~プログラフ効いてるのかなぁ~」ですって。

確かにプログラフは効いていると思うけど・・・その前のhIVIGも、今回はPCVが上がらないまでも、一応溶血が止まったし・・・なんだかんだで夏を乗り切ったね、オードリー。

でも、ママは少々心配なんだよね。

プログラフを0.1mg/日で再開した8月24日からの1週間は、PCVが日平均0.3%低下、倍増して0.2mg/日となった8月31日から9月7日の1週間のPCVは日平均0.13%低下と、確かに溶血スピードが緩む傾向だったけど・・・

9月8日から今回までの11日間のPCVは、日平均0.18%低下で、若干ながら溶血スピードが速まっているのです。

しかも、前回、前々回は、網赤が1.28%だったのに、今回1.8%と上がっていました。

赤血球の総数が少ないから数では大差ないけど、それでも造血が気持ち増えているのにPCVが落ちているわけで、これってどうなんでしょう? T-Bilも0.02から0.04に微増です。

その辺の懸念を口にしてみたら、先生、「う~ん、やっぱりどこかで壊れてるんだろうねぇ~でも今を逃したら減薬のチャンスは無いかもしれないので、セルセプト止めてみましょう」と繰り返すのでした。

運を天に任せる、じゃなくて、オードリーの生きようとする力に期待しましょう。

      ******

この日は猫の目天気で、晴れたかと思ったらザーッと降りだし、降るとけっこうなザーザー降りという泣きたくなるような天気でしたが、なんとかギュスを濡らすことなく収納完了。

「東京に戻ったら秋刀魚の塩焼きっ!」と思っていたのに(山だと魚焼きグリルがイマイチなんですぅ~^^;)、買い物に寄れなくて、翌日、やっとサンマにありついた2匹と1名でした。(*^_^*)

「やっぱり塩焼きよねぇ~(^^♪」
「塩抜きじゃね。。(・_・? 」
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