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OPDES な週末-チーム・テスト編 [競技会]

この週末は、昨年に引き続き、年の瀬のせわしない時期だというのに、二日続きでOPDES三昧(?!)の週末を過ごしました~[ダッシュ(走り出すさま)]

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初日、20日の土曜日は、チーム・テスト2を受験しました。(あ、ギュスはオマケです。^^;)

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昨年初めてチーム・テスト1を受けた時は、目一杯緊張して、前日の訓練所ではありとあらゆる(大袈裟!)事態をシミュレーション、どう対応したらよいかと先生を質問攻めにしましたが、今年は2度目ということで、大概の事には対応できそうな気がして、さほど緊張はしませんでした。

また、普段の練習でのベストな状態を100点として、懸念されるマイナス・ポイント全てが引かれたとしても、ギリギリ合格できるくらいの仕上がりでもありました。(もちろん、想定外の事態も起きうるわけで、その場合は仕方ありませんね。^^ゞ)

にもかかわらず、やっぱり前夜は眠れないんですよね~困ったもんです。

目覚ましの鳴る前から起き出しましたが、オードリーは全く起きる気配がありません。ママが布団を片付け始めたら(最近は寒くなってきたからか、ママの布団にもぐって寝てます!)、今度は自分の布団に行ってドテッと倒れこみ、すぐに眠りに落ちました。

オードリーは放っておいて下に降りると、ギュスターヴも、これまた目を開ける事もせずグースカ寝ています。電気をつけて、暖房のスイッチを入れて、お湯を沸かして目覚ましのコーヒーをすすっていたら、やっとギュスが起き上がり、もぞもぞし始めましたが、オードリーは起きてきません。

前日ほとんど支度を済ませてあったので、車のエンジンをかけ、荷物を積み込み、「お出かけするよ~」っと2階に声をかけたら、ようやくオードリーが降りてきました。やれやれ。

7時受付、8時競技&試験開始なので、アジより1時間遅くていいのですが、万が一順番が早いとバタバタすると思って、アジの時と同じく5時に家を出たため、会場には6時半くらいに到着しました。(道中、もちろんお犬様たちは高いびきでお休みあそばしてました~ ーー; )

アジの時と違って、駐車場はガラガラです。だいたいOPDESのオビ競技は参加者が少ないのです。チーム・テストがあるのでちょっとは多いようですが、それでもアジとは比べ物になりません。

受付開始まで時間があったので、犬たちに朝食をやり、ササッとトイレ散歩を済ませてから受付をしました。

進行予定によると、オードリー&ママの出番は10:20からで、第2リンクとなっていました。相手は3歳の雄ラブのようです。(OPDESのオビ&チームテストAセクションは、2組が同時にリンクに入り、相手ペアが作業をする間、もう一方のペアは休止をします。これも試験科目!)

スケジュールどおりにいったとしても出番まで3時間以上、時間調整が難しいなぁ~と悩みながらも、まずはオードリーから朝散。

匂い嗅ぎまくってます! この時点では好きなだけ嗅いでもらいましょう。リンク周辺を含めて三つ池エリアをぐるっと一回り。

お次はギュスと同じコースへ。

ここで、なんと自宅近くのホームグランドで時々会うドッグ・トレーナーのNさんにばったり。生徒さんが受験するので、自分もついでに競技会の方に出てみることにしたとか。(OPDESは初めてだそうで、参加者の少なさに驚いてました~)Nさんと彼の犬と共に散歩して車に戻り(オードリー、胡散臭そうにチェック!)、ママ、朝食。

この後、オードリーの最終調整を兼ねて再び散歩。今度は匂い嗅ぎをコントロールしながらリンクの近くを歩いたり、リンクの近くでオビ練をしたり、リンクサイドで休止の練習をしたり。

去年もそうだったけれど、オードリー、オビの競技会場では何故かパニクらないのです。朝イチの時はけっこう興奮して匂い嗅ぎまくっていたけれど、この時はだいぶ落ち着いてきて、普通に歩いたり、練習できていたので、ママもちょっと安心しました。

で、この日は朝から暖かでしたが、日が昇るにつれポカポカ陽気になり、車の中はけっこう暑くなってきたため、ギュスが辛そうにするので、またまた散歩!

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そんなことを繰り返しながら、10時になり、そろそろ出番かな・・・とリンクサイドに行くと、やはり予定より押してるそうで、10~20分くらい遅くなりそう。オードリーに休止の練習をさせながら見学していたら、二組前のグループが終わったところで、ジャッジが休憩に入ってしまいました~(ー_ー)!!

というわけで、結局出番が回ってきたのは11時過ぎでした。

一緒に受ける相手ペアの黒ラブ君は、体格ががっしりして引き締まった体つき、毛艶もよくて、素晴らしい犬。しかもオビ競技にも出ているらしく、とても落ち着いていました。

さて、偶数番のオードリー&ママチームは、最初が休止。相手ペアの作業を見守ります。ジャッジ(前田さん)に申告した後、所定の位置に向かいます。ここでリードを外し、オードリーを伏せさせ、ママは20歩離れた場所でオードリーに肩を向けて立ちます。

休止はオードリーのもっとも苦手とする課目なので、休止が先ですっごく緊張しました。(前回は先に作業) 案の定、途中で一度匍匐前進しそうな気配が見えました。でもなんとか留まったので、去年のように途中で「ステイ!」とコマンドを入れなおすことはありませんでした。

休止の間は相手ペアの作業をゆっくり見学するゆとりもなく、相当おっかない顔でオードリーを睨んでいたと思います。目が合うたびに、“動いたらただじゃおかないよ~”と念力(?)を送っておりました。^^;

競技に出るだけあって、相手ペアは淡々と作業をこなし、無事終了。

オードリー&ママチームと交替です。ママがオードリーのところに戻り、「Sit !」で基本位置に座らせ、休止課目終了。最大の懸念材料は無事クリアです。

チームテスト2は全ての作業を紐無しで行うため、ノーリードで作業開始位置に向かいます。特に規定はないけれど、この時も脚側で歩きました。オードリー、まぁまぁ落ち着いてます。

スタート地点でヒールポジションに座らせ、ジャッジの合図を待って、いよいよ脚側の始まりです。

OPDESの脚側は長いんだな~たぶん150歩くらいあります。それを紐無しでやるのです。声をかけられるのは歩度変更の3回のみ。スタートから最初の反転ターンまでの40歩が長かったです。

オードリーは、途中ちょっとはなれることもあったけどまぁまぁちゃんと着いてきていました。30歩を過ぎたあたりでばっちり目が合ったのですが、ターンにはちょっと早いよね~とそのまま歩いていたら、オードリー、地面の匂いを嗅ごうとして遅れ出しました。“こっち向いてよ!”と念じたものの(爆)通じず、40歩に達してしまいました。

迷ったけど、声はかけず反転しましたが、オードリー、回転せず、そのまま前にすたすたすたと進んでいってしまいました。もう迷ってる場合じゃありません。減点覚悟で、「お出で!」と声をかけたら、慌てて戻ってきました。(ったくぅ~>_<)

帰路は10歩ごとに、常歩、速歩、緩歩、常歩で声をかけられることもあり、徐々に集中してきて、この後の2回の右直角ターンは綺麗に着いて来て、2度目の反転ターンは上手く回りました。そして指示無し停座も決まり、左ターンの後、最後の群集八の字へ。

最初の人の脇を通過するとき、いきなり匂いを嗅ごうとしたので「ヒール!」とまた声をかけて戻し、内回りはアイコンタクトバッチリでまわってよっしゃよっしゃと思ったら、外回りでまたふらふら~っと離れるじゃないですか。迷ったけど、やっぱり「お出で!」と声をかけ、最後はビシッと指示無し停座で締めました。

う~ん、第2の懸念材料は“想定どおり”で、おそらく半分くらいは引かれてるだろうな~の出来でした。

ここからは行進中の作業。オードリーの得意課目です。

ところが、“座れ”で離れる課目、なんと「Sit !」とコマンドをかけたら伏せました~(>_<) (嫌な予感がしたので(?)チラ見したのでした)

さっきの黒ラブ君は伏せのとき座ってたけど、ダブル・コマンドで修正してたよな~というわけで、ママも再び「Sit !」とコマンド。座りました~30歩離れて振り向くと、真面目に座ってました。ジャッジの合図で戻ります。

軽く褒めながら小走りでスタート地点に戻って、基本姿勢。

次は“伏せ待て”からの召呼。7~8歩のところで「Down !」。今度は(今度も?)バタっと音がして、伏せたのが分かりました。そのまま30歩離れて振り向くと、しっかりママを見てました。ところが、呼ぼうと思ったら余所見をしたのでドキッとしましたが、またこちらを向いたので、すかさず「Here !」と呼ぶと、弾丸のようにすっ飛んできて、真正面で足を踏んづけそうなくらいの近い位置でビシッと座りました。

去年はここで相手ペアの犬が飛んできたんだっけ・・・なんて思い出しながら、ジャッジの合図に従って「Heel !」と声をかけると、オードリー、ジャンピングお座り(?)で作業を締めくくりました。

ジャッジからリードを着けるように指示があり、装着後ジャッジの元に向かいます。黒ラブペアも戻ってきて、いよいよ講評です。

「両方ともチームテストとしては十分な出来です。合格です!」

え、これだけ?どちらも一言ずつコメント(オードリーチームは、群集内でちょっと集中が切れましたね!でもとてもよくできてましたよ。これからもこの調子で頑張ってください、でした)を頂戴したものの、細かい点数などは伝えられませんでした。

「チームテストとしては」というところが全てを語ってますね。競技会だったらボロボロっていう事でしょう、たぶん。(^^ゞ

Aセクション、なんとか合格です。(十分っていってたけど、8割取れたかどうか・・・ちなみに去年は42点/50点。同じくらいの出来だったかな・・・)

で、去年は、Bセクションを受けるまで採点用紙を自分で持っていたのに、今回は、これまたジャッジが直接Bセクションのジャッジに渡すらしく、一度も採点結果を見ることが出来ませんでした。

追記:採点結果が不明と書きましたが、ななパパさんのご指摘でグリーンブックを見てみたら(普段ほとんど見てなくて...^^;)、ありました~♪ 45/OK/合格、と記載されていました。45というのがAセクションの点数ですね、きっと。でも、そんなに貰っていいのかしら??これからも頑張りなさいという“エール”と思って、ありがたく頂戴しておきま~す。(^_-)-☆

今回のBセクションは5チームで行いました。そしてジャッジは去年と同じ前島さんでした。

最初は挨拶から。他のチームが淡々と挨拶を済ませ、最後にオードリーチームの番。去年、たっくさん撫でてもらって、以来、前島さんがアジのジャッジの時には走り寄ろうとするくらい気に入ってしまったオードリーとしては尻振りダンスでご挨拶。(汗) 座らせたものか迷っているうちに、なんか5秒ほどで奇跡的に座り、前島ジャッジ、「おぉ~座ったぁ!」といって<信頼できる>に丸を付けてくださいました。^^;

次は全チームで会場周辺のお散歩です。なるべく人&ワンコの間を縫って歩くようにとの指示が出ました。そして、ここでママ大感激の出来事が起きました。

オードリーには、散歩でのヒールウォークとアイコンタクトを最重点課題にしてず~っと取り組んでいて、最近は普段の散歩コースでは、前方から人(と犬も)が来ると、コマンドを出さなくてもヒールポジションに付いてアイコンタクトをとるようになってきてはいたのですが、まさかアウェー(??)の、しかも試験というシチュエーションでそれが出来るとは思ってもいなかったのですが、人の間を縫っていくたびに、やってのけてくれたのです!

ご褒美こそあげられませんでしたが、試験中だというのに思いっ切り、「オードリーいい子だねぇ~」を連発しながら歩いちゃいました~^o^

そして最後は、駐車場で犬を木に繋留して、飼い主が車の陰に隠れ、ジャッジが犬に近付いて反応をみるというテストでしたが、これも難なくクリア。ジャッジが近付いてもエヘラエヘラしつつちゃんと座ってました。(隣の飼い主さんが、車の窓越しに犬の様子を伺っていたので、ママも真似して覗き見しました~)

Bセクション、全てクリアです。

というわけで、オードリー&ママチーム、めでたく、チーム・テスト2、合格いたしました~(*^_^*)

「これで引き続きアジも走れることになったことだし・・・よかったよかった。
 永久ライセンス取得のためにもう一度受ける時には、脚側をビシッと決められるようにしようねっ!」
「えぇ~~~っ、まだ“お受験”終わりじゃないのぉ?」
「なんならオビ競技に出てもよくってよ!」
「・・・・・」

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そういえば、今回、他のチームの作業を見学していて気付いたのですが、試験中に脱走モードになってウロウロしているうちにお漏らしするワンがけっこういるのですよ。

で、来シーズンはオビに参戦するかもしれないギュスのことが、ふと頭をよぎりました。きゃ~お漏らし小僧復活したらどうしよう!! 不安になると漏らすタイプだよね、彼は。(ーー;)

      ******

次の日が控えているので、試験終了後、1時間以上放置されていたギュスともう一度お散歩して、そそくさと家路に就いたのでした。

もちろん、帰りの車内も爆睡のお二人さんでした~

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PS:
Bセクションでの“ノーコマンド(?)ヒールウォーク”がどんな感じだったか、オードリーのトレーナーさんからのリクエストに応えて(笑)アップします。あ、本番のムービーではなくて、アジの日、出番待ちで会場を歩いている時のものですが、同じような感じだったので・・・ちょっと離れても、人影を認めると、スッとヒールについて、ママが止まると座るオードリーでした。(オヤツを期待してるところはご愛嬌?^^;)

 


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