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オードリーの貧血 : 輸血から2週間目の検査 [病気]

お陰様で、オードリー、輸血を機にプチ・復活というか、まずまず元気に過ごして居りまして、この1週間は毎日お散歩に出かけ、木曜日にはギュスターヴの訓練に同伴、1時間ほど車待機の後、ちょこっとフィールドに入って先生たちにご挨拶してきました。

8月に長野の訓練施設で会って以来、9月は調子が悪い報告ばかりだったので、痩せさらばえてはいるものの、勝手にボールを見つけてきては得意そうに見せびらかすオードリーの姿に、O先生も、「元気そうですね~^^♪」と喜んで下さいました。

病気が発覚してからというもの毎週末帰宅していたオーパパ、オードリーの状態が落ち着いているため、今週は久しぶりに休日出勤しているようで帰って来ていません。なので、雨ということもあって(午後は止み間もあったけど...^^;)、オーギュスともども一歩も外へ出ず、まったり(ぐ~たら?)過ごした一日でした。

その割には、朝から結構用事に追われ、こんな時刻にブログの更新していますが・・・

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だいぶ時間が経ってしまいましたげれど、18日の火曜日、輸血から2週間目の検査のために麻布大学病院を受診しました。輸血から二日目のお話では、結果次第だけど、恐らく18日に2回目の輸血になるだろうということでした。

この日は、オーママ自身も病院だったため、朝9時にオードリー(絶食!)を麻布に預け、ギュスをハンナちゃんママにお願いして、予約時間ギリギリにクリニックに滑り込みました。すご~く混んでいた割には2時間ほどで薬局まで終了。

オードリーの夕飯用にフードをふやかしておこうと、ちょこっと家により、朝忘れてしまった使用済みの注射器(医療廃棄物!)を持って、再び麻布に向かいました。

先生から話を聞くのは4時の予約でしたが、検査&輸血が終わっていれば、少しでも早くオードリーを引き取りたくて、3時前に到着。すぐに研修医の方がオードリーを連れて来てくださいました。

これまでは、検査でスタッフに渡すと、ちょっと振り向きながらも素直に連れられていっていたオードリーですが、この日は、問診が済んで研修医の方にリードを渡して部屋を出ようとしたら大吠えされたので、ママ、ずっと気が気ではなかったのです。

が、研修医の方によると、検査後、お願いしてあったフード(前もってふやかして下さいました)を与え、5時間ほどの間に3回排泄と飲水の面倒を見てくださったそうです。

一昔前の大学病院といったら、お役所感覚で物事を処理するという印象でしたが、最近は様変わりしているようです。初診以来、一度も嫌な思いをしたことはないし、受付のスタッフに至っては、老舗百貨店なみの丁寧な応接ぶりですし、先生や研修医の方たちの犬への接し方にも、優しい眼差しが感じられます。

さてさて、話が逸れましたが、研修医の方によれば、この日、輸血は行わなかったとのことで、詳しいことは後ほど主治医の先生からお話がありますからと、もっぱら、預かられていた間のオードリーの様子などを話してくださいました。

で、オードリー嬢はというと、当然のように食べ、トイレに行き、後は「ちょっと散歩する?」という誘いを断って、さっさと布団に戻って寝ていたとか。研修医の方、「オーちゃん、私じゃダメみたいですよ~(T_T)」なんて凹んでました。たぶん、朝、車にギュスも積んでいたので、自分だけ置いてきぼりにされたのが気に入らなかったのでしょう。(=_=)

待合で隣り合った甲斐犬の飼い主さん(同じ先生の担当で、血小板の減少する病気で脾摘を勧められて迷っているとのことでした)とお話しながら、3~40分待ったところで呼ばれました。

輸血をしなかったということから、結果はそれほど悪くないと思っていたのですが、予想外の好成績でした。

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先生も、「オードリー、予想を遥かに超えた頑張りですね~ここまでいけるとは思っていませんでした。2週間ですから、赤血球数(287万)やPCV(20.3%)、ヘモグロビン(6.6%)はもちろん減ってきているのですが、輸血だけでここまではもちませんから、自分で血を造っていると思われます」と、明るい表情でした。

網状赤血球数も輸血二日目と同じ程度の5万個強を保っているし、TBilが標準値の範囲まで(0.26mg/dl)下がってきました!

また、ステロイドの大量服用を始めて6週間が経過していることから、ママ、血液の状態のチェックだけではなく、肝臓・腎臓の検査、脾臓・肝臓の腫脹、肺炎の兆候はないか、などのチェックもお願いしていたのですが、AST・ALTは前回より下がってきているし、エコーによると、脾臓は初診の時点よりかなり小さくなっているとのことでした。

胸部・腹部X線も行っていて、肺もきれいでした。

ただし、肝臓はかなり大きくなっていて、エコーにより、中央静脈が太くなっている(血圧が高く=150なってるせいだとか...)こと、胆道壁も厚くなっていることなど、明らかにステロイドの副作用で負担がかかっていることも分かりました。

そこで、これまで1日40mg服用していたプレドニゾロンを、試しに30mg(25%減)にして様子を見ることにして、それ以外の処方はこれまでどおり、注射も1日おきに続けて、1週間後に再度検査をすることになりました。

また、その時点で、造血のスイッチが入ったかどうか、もう少しハッキリするだろうとのことでした。

というわけで、骨髄繊維症(=造血)の方は少し希望がでてきたような・・・

でも、溶血の方は相変わらずなので、次回のPCVの数値によっては、やはり輸血になるかもしれませんが、この先もオードリーの頑張りが続くことを信じて、ママも頑張っていきます。

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それにしても、10月に入ってからのオードリーは、見た目にも9月とは大違いです。

今だから書きますが、9月の中頃は、正直、「もうダメかも・・・」って思っていたのでした。

陽気が秋めいて過ごしやすくなっているのも追い風なのだと思いますが、このところのオードリーは本当に元気(?)です。

もとより食い意地の張っているオードリーですが、薬のせいで激痩せ&食欲亢進していることもあり、とにかく、袋や戸棚、冷蔵庫の開く気配にすっ飛んできては、あわよくばおこぼれに預かろうとして、家の中をチョコマカ動き回っています。(これでなくっちゃ?!)

また、山から戻って以来、自発的には一度も上がらなかった二階へ、はじめて昨日、朝食後に一人で上がって行き、寝室の布団で二度寝していたり、昨日今日と、寝起きの“ヘソ天すりごろ”が復活しています。舌や歯茎も、ほんのりですがピンク色のことが多くなりました。

<ギュスのベロと赤みを比べてみたら・・・まぁまぁ?>
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そんな“普通の日常”の様子は、明日にでも、またアップしようと思います。!(^^)!

「アタシ、頑張ってま~す!」
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