オードリーの貧血 : やっぱり、ダメなものはダメでしょ。。 [病気]
今日は雨の中、ママも、犬たちも、レインウェア着用で大学病院に行ってきました。
着いた時はけっこう雨が降っていたので、ギュスは車で待たせたかったんだけれど・・・
とりあえずオードリーだけ抱っこで建物まで連れて行き、研修医の予備問診が済んでオードリーが採血に行くまでのほんの15分ばかりギュスを車に一人にして戻ってみたら、2列目の背もたれを飛び越えて2列目シートに移動、窓から顔を出してヒンヒンいってました。
見れば、脚にリードが絡んでいるじゃないですか。ダメだこりゃ~(ーー;)
仕方ないので、ギュスを降ろして待合室に連れて行き、一緒に待ちました。
オードリーはすぐに戻ってきて、車に戻ろうか悩んだけれど、雨のせいか割と空いていたのでそのまま待つことにしました。
1時間くらいで呼ばれまして・・・
今日の先生、口が重い様子。
うつむいて検査結果をじっと見つめたまま、「う~ん、下がっちゃったねぇ。。」と一言。
PCVが20.4%(前回21.2%)、Hgbは6.6 g/dl(前回6.9 g/dl)と、前々回から前回にかけての低下より、溶血のスピードが速まっていました。
シクロスポリン(=アトピカ)はやっぱり効いてないみたいです。先生もそう思ってるみたいなんですが、「まだ効き始めてないということもなくはないけど・・・」と言葉は途切れがち。
「ネオーラルの内用液にしても吸収率が高まることはありませんかね?」とママ。
「ノバルティスの社員に話を聞いたことがあるんですが、アトピカ(動物用)とネオーラル(人間用)は全く同じだし、カプセルと内用液でもほとんど差はないはずといってました。もう少し続けてみませんか?」と先生。
ここで、またプログラフを低用量で使用する話が出たものの、先生は肝臓のことがどうにも心配だということで、現時点での再投与はなさそうです。
「う~ん難しいね。もう少しなんだけどなぁ~7ヶ月でしょ。ここへきて溶血のスピードが落ちているから、ここでしばらく持ちこたえれば、徐々に上がっていくという症例のパターンになるんだけど・・・う~んどうしましょうかねぇ?」と先生。
って聞かれても、ママもなんと答えたらいいのやら。(+_+)
1週間後はGWの真っ只中で休診、でも連休明けだと10日後、それは心配だからと、4日後の5月1日の火曜が研修日とやらで一応病院施設は利用可能だから、その日に来てくださいということで、同じ投薬内容でもう4日様子見??
先生はこのところ溶血スピードが緩やかになってると仰るものの、検査値的には、前々回から前回にかけてが下げ止まりで、前回から今回にかけてはまた上がってきてるわけで、やっぱり3月に集中的に投入した免疫抑制剤もしくは4月頭のプログラフの効き目がピークに達して、再び効果が減じてきているということじゃないのかしら?
この半年で感じたことは、オードリー、もしかすると薬が効きだすのに時間がかかるのではないかということ。通常1~2週間のところ、3週間から1ヶ月くらいで効いてくる感じ? だから今回アトピカを続けることは構わないんだけれど・・・
やっぱり引っかかっているのが、相性(bio-availability)の問題。
しつこいようだけど、タクロリムスとシクロスポリン、どちらもカルシニューリン阻害薬だから免疫を抑える仕組みは同じだといったって、全く同じなら“後発薬”になるはずのところが、別の薬として承認されてる訳で、原料(っていうのかな?)も違うわけだから、やっぱり同じようには効かない気がするんですよね。(モヤモヤモヤ...)
それと、もう一つ気になっているのが、治験薬との関係! 網状赤血球、プログラフでガクッと落ちて、いったん持ち直していたのが、また下がりだしています。先生も気にしていました。(カルシニューリン・インヒビターと相性悪いんじゃないの?よく分かりませんが...=_=;)
で、肝臓の数値はだいぶ落ち着いてきてるから、5月1日、もしPCVとHgbが急激に落ちているようだったらグロブリンをやりましょう、みたいな話もでたので、急遽追加で抗体・補体の検査もしてもらうことに。
最後は、「ここは前向きに考えて、オーちゃんの生命力を信じて、輸血でPCVを上げながら自力で回復するのを待ってみるのもありかもねぇ・・・」なんて“神頼みちっく”な話でお開きとなりました。
次回の結果次第では、ママ、ちょっと考えていることがあるのですが、それは次回受診のときまで更によ~く考えた上で、先生に話してみようと思っています。
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というわけで、我が家のGWは、家でウダウダというか、ま、大掃除でもしますかね~そろそろギュスも洗わなくっちゃ。お肌が限界?!(^_^;
「今日は布団よりコルクの方が寝心地いいかも。。」
「寝苦しい。蒸し暑い。。」