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オーちゃん不調で山荘じまい。 [病気]

体育の日の3連休まで滞在するつもりだったのに、9月28日の月曜からオードリーの具合が悪くなり、復調したものの近くに夜間救急がないことから水曜に東京に帰ってきました。トホホ。orz

オーちゃんの体調、まだスッキリしたわけではありませんが、覚書を兼ねて記しておきます。

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9月26日土曜日にギュスのシコリ(というよりもうデキモノ?!)を診てもらうために日帰り帰宅したのがこたえたのか、9月前半の “何か変” から脱する兆しがみえていたオードリー、27日は少々元気がありませんでした。

普通に散歩もいったし食欲もあったから、この時点では移動の疲れかな~みたいな感じで、ゆっくり休ませようと、オーパパを送って河口湖に降りたときも留守番させました。

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でも、寝ているときにベロが出ちゃうような状態は体調イマイチなんですよね。軟口蓋なんちゃらとか、自己免疫性の神経疾患で喉の機能が落ちてるのだとか言われてますが、検査したところでスパっと治るものでもないらしいし、加齢による影響もあるようだから、オードリーに過度の負担がかかる検査でもあるため診断はついてません。ハッキリした原因は分かりませんけど、病気だったら常に症状がありそうなものですが、出たり引っ込んだり、見ているとどうも体調と相関しているように思われます。

また、9月に入ってから、チッコの後のしまりが悪くて、トイレから出てくるときにポタポタっと滴ることも頻発しています。これも体調相関的というか、貧血の始まる半年くらい前から気になっていたことでした。それが貧血が改善しだしたころかあまり見られなくなって、近頃は滅多に起きていなかったのです。なのに先週は、散歩から戻ってミルクを飲み、玄関ポーチで収納待ちしてた2~30分程のあいだに、ちょぼっとですけどお漏らしもしてました。

どちらの件も、ママ的にはオードリーが不調のサインなんです。

先日も書いたかもしれませんが、このところ何かにつけゲブゲブいってたし、普段あまりしないのに、草を食べたがったり、拾い喰いしそうになったりと、胃の具合が悪いのかも~みたいな素振りもありました。

で、28日の月曜日、いつもなら散歩の催促があるところなのに、寝床で丸まっていて、11時近くなっても起きてきません。「散歩いくけど...」って声をかけても動く気配なし。

なのでギュスだけ連れてでようと玄関で首輪をしていたら、のそのそやってきました。

ハーネスを手にしたらビューンと部屋に戻っていったので、やっぱりそんなに行きたくないんだな~と思って玄関の扉を開けたら、今度はダダダーっと走ってきて土間に飛び降りました。渋々ハーネスもつけたので、一緒に出かけることに・・・

すると、あんなにしっくらもっくら気乗りしなかったのがウソのようにタッタカタッタカ歩き出し、ママとギュスは着いて行くのが大変なくらいの勢いで先頭を行くじゃありませんか!

でもギュスは前の週の流涎+不整脈騒ぎがあって薬で小康状態をたもっているレベルだったし、オードリー自身も出かける前までは元気じゃなかったから、グランド手前で引き返すことにしたのですが、ここでオードリー、前脚突っ張って激しく抵抗。胃の具合悪そうだったのでオヤツで釣るわけにもいかず、言い聞かせる事しばし、やっと納得してUターンしてくれました。

帰りの足取りも軽やかで、家にいたときよりはずっと元気で、調子も悪くなさそうでした。

帰宅したらもうお昼を廻っていたので、いつものようにミルクをやって犬たちはポーチで一休み。その間に部屋の掃除機かけを済ませ、収納にとりかかりました。

オードリーをしまい終わって洗面所でタオルをすすいでいたら背後に何か気配を感じて、振り向くとオードリーがいて、やけに神妙な表情でママを見上げるのです。

いつもは、ギュスの収納が終わるまで自分のマットで休んでいるのですが・・・

何か訴えてる目だったのでリビングを覗いたら、マットに嘔吐の跡。

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「ありゃりゃ~やっぱり不調だったのね」って振り向いたら、今度はしゃがんでます。ひゃ~なんと、床の上でチッコしてます!オーちゃんにかぎって、あり得ないんだけど・・・

とりあえずステイさせて、お尻と足回りを拭き拭き、床のチッコの始末をして、お次はリビングの寝床の吐しゃ物の片付け。終わったら、ご当人は和室の寝床で休んでいました。

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とっても冴えない寝顔でしたけど、嘔吐をぶり返す様子もなかったのでギュスの収納に玄関ポーチへ。小一時間かかるため、時々オードリーの様子をうかがいながらギュスの収納完了。

午後はギュスのスキンケアをしていたのですが、オードリー、自主的にリビングの寝床に移動して、夕方まで丸まっていました。(この丸まり方も肩甲骨あたりに変に力が入っていて、普段とは違うなぁ~どこか痛いのかなぁ~みたいな...)

でも夕飯の準備に取り掛かったら台所にやってきてせっつくので、思案の末、ふやかしてガーしたいつものフードを半分あげることにしました。

食後特に問題はなく、1食を2分割しているギュスに合わせて、オードリーにも残り半分をやりました。(肉はパス!)

その後もゲブゲブすることもなくて、ママが夕飯食べているときも脇でスタンバっていたし、昼間ほどには力の入った丸まり方でもなく、時折寝息をたてて休んでいました。

この日はスーパームーン。前日の満月は見えなかったから期待していたのですが、夕方から雲が出てやっぱりダメか~と諦めかけてると、10時を過ぎて雨戸を閉めようとしたら外がとっても明るい!

窓から見上げたら、雲間から明るく輝くお月様がのぞいていました。

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一瞬でしたがお月さんも愛でたし、オーギュスとも穏やかに寝息をたててるし、ママもぼつぼつ床に就きますか。

ママが布団に潜り込んだら、オードリーも、ママの横に敷いてる自分の布団にやってきて、再び眠りに落ちたのでした。

が、2時間くらいたったでしょうか、オードリー、立ち上がっては布団の上でグルグル回る動作を繰り返すようになり、15分くらいして、ついにオエッオエッとむせはじめ、嘔吐しました。午前1時半過ぎでした。

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最初の時は間に合わなくて毛布に吐いたので、剥がしてお風呂場ですすいで戻ると、ママの布団でぐったり横たわっていました。

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新しいタオルを敷いて、念のためトイレシーツも広げておいたら、しばらくして自分の布団に戻っていったものの、このとき、左前脚と右後肢の膝から下がすっごく冷たくて、しばらくさすってやっていたら暖まってきて、寝息をたて始めました。

なのでママもウトウトしていたら、4時ころから、今度はハァハァいいだしました。最初は横になったまま上体を起こしてハァハァやっていたのですけど、徐々に呼吸数が上がってきて、とうとう立ち上がりました。

涎もでてきて、呼吸数は1分間に110回くらいまで上がり、かなり苦しそうです。

そしたら、突然オエッオエッと胃液を吐きました。

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それでもパンティングはおさまらず、それどころか呼吸数が更に増えて、120回/分を超えてきたあたりから小刻みに震えだしました。

キャ~痙攣なの?

ママ、軽くパニックです。

この日はほぼ通常量の水分を摂っていたものの、嘔吐3回、パンティングで流涎すること1時間、それに嘔吐のたびに排尿を伴っていて、最後は少量ながらかなり濃くて暗褐色に近い色合いだった事から、もしや脱水による痙攣?

だったら緊急を要するよね~普通の水じゃダメなんだよね~吐くかもしれないけど30倍くらいに薄めてヤギミルクを与えようとしたものの、臭いはかいだけど口はつけません。

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ヤバくないか~と焦りつつも、夜間救急ないし、とりあえず富士宮の動物病院の緊急用の番号に電話して状況を録音、返事を待ちながら、大学病院の先生にショートメッセージいれたり、5時になったので早起き鳥のラウルスママさんに電話して、獣医さんのお姉ちゃんに相談したり・・・

そうこうしてたら、なんかオードリーの舌が白っぽくなってて、呼吸数は130回くらいに上がってヒューヒューという喘鳴のような音がして、なんだか紫色っぽくなってきてる?!

ぎょえ~チアノーゼか?!

パパに「もしかすると朝までもたないかも」なんてメールいれてたら、富士宮の病院から電話がかかってきて、連れて行くことになりました。

でも、呼吸数が120回を超えたころから、オードリー、うつむいて立ち尽くすだけで一歩も動かなくて(動けなかった?)、5時ころだったか、とうとう腰砕けのように尻餅ついたっきり固まっちゃってて・・・

このままじゃ車に乗せて山道下るのも難しいかも・・・

待てよ、これって喘息みたいなこと?

理由はどうあれ、呼吸困難、酸素不足でチアノーゼって、症状的には喘息発作と一緒だよね?

だったら呼吸を緩めれば少しはいいかも・・・

そう、喘息発作のときって、気管が収縮して酸素が足りない!みたいな苦しさになるから、ついつい呼吸が速くなるんだけど、そうすると呼気と吸気が衝突してますます苦しくなるんだよね。敢えてゆっくり吸ったり吐いたりすることで、徐々に呼吸のバランスがとれて、落ち着いてくることもあるんです。

そこで、びびりのオードリーがパニックでパンティグしている時、マイワールドから呼び戻して落ち着かせるようなことを色々試みたところ、オードリーが顔を上げて、ママと目が合うようになってきて、呼吸数も110回くらいに落ちました。

文章にすると長いですが、紫っぽくなってから5分くらいの出来事でした。

とりあえず舌の色がピンクっぽく戻って来たので出かける仕度をして、オロオロしていたギュスも同伴して富士宮の病院に向かいました。

山荘を出たのは6時頃で、辺りが明るくなりだしていたため、ママとしてはずい分ホッとしました。

しか~し、オーちゃん全く立てないから、寝室から車まで抱っこ。普段は2列目独占ですが、目が行き届かなくて心配なのと、伏せるも座るもできない中途半端な姿勢で進行方向に対して横向きで山道下るのもね~というわけで、助手席倒して乗せました。

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だけどやっぱり伏せないから、向きを替えて、こんな感じ。

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カーブではママが左手を添えて支えなきゃならなくて危険。距離は長くなるけどいったん国道に出ることにしました。

6時40分、病院に着いたときにはだいぶ落ち着いて、呼吸数も6~70回に減っていて、涎はほとんどでなくなっていました。

詳しい検査をしないことにはパンティングや痙攣の原因は分からないけど、とりあえず嘔吐しているので吐き止めを注射。注射針の跡から感染すると怖いから抗生剤も注射(こちらの院長先生、大学病院の主治医の元で研修していた方で、オードリーの貧血の経過について把握されています)。脱水気味(体重が2キロ弱減っていました)なのでリンゲル液を点滴。これで1日絶水・絶食して様子見ることになって、8時半、病院を後にしました。

内服薬はたぶん吐くだろうからと、お薬は出なくて、吐き止めもさほど強いモノではなかったため少々不安でしたが、そんなに馴染みの病院ではないため、プッシュせずにそのまま帰宅したのでした。

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帰宅後は、ずい分落ち着いた様子でしたけど、終日ぐったりしていました。

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でも、お昼からは自力で和室に移動して、ひたすら寝ていました。

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30分後も同じ姿勢!

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で、山に留まるか、帰京するか、悩みまして・・・

このまま落ち着くようだったら憔悴してるのに無理して帰らなくても2~3日様子みようかと考えたものの、大学病院の先生から「夜間救急対応してもらうのも大変なので帰宅した方がよいのでは?」とアドバイスされ、オーパパも「いざというとき身動き取れないから帰って来い」というので、翌30日、ひとまず帰宅する事に決めました。

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この日は、今季一番の冷え込みとかで、朝7時前の玄関ポーチの気温が7度でした。

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そして、今回の滞在で初めて富士山が裾野まで姿を現していました。

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これから空気も乾いてきて、お山も気持ちいい季節になるのにねぇ・・・思えば、2011年以来、ずっと9月はドタバタ月間で、毎度あたふたと山荘じまいしてるよね。今年もそのパターンかな?

心配したオーパパが休みを取って迎えに来てくれたので(バスで山荘から5キロくらいのところまで来てくれたから、犬おいてピックアップしてきました)、持ち帰る荷物を車に積んで、掃除は念入りに済ませ、残りの荷物は最悪日帰りで持ち帰れるように纏めて、3時前に出発。

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走り出しは病み上がり感のにじみ出てるオードリーでしたが、談合坂SAが近付くとしっかりアピール。お散歩を楽しんでいました。最後は、恒例の「まだ帰りたくな~い!」も披露。(^^ゞ

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途中嘔吐もパンティングもなくて、5時半、無事帰宅できました。

移動疲れか、昨日は、またベロ出して眠っていました。

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まぁ、ギュスの流涎+不整脈を思えば似た様な状況だったのかもしれませんけど、痙攣やらチアノーゼが起きかけていたことで、ママ、今回は相当焦りました。

気管狭窄が常態化しているわけですから、呼吸不全で酸欠になってしまったのかもしれません。でも、脱水から痙攣を起こすということはよく聞くし、身に覚えもあるけれど、(喘息で)呼吸困難から痙攣が起きたことはないし、聞いた記憶もなかったので、すっかり狼狽してしまったのでした。

ママったら、腹を括ってるはずなのに全然ダメじゃん。あ~ぁ。(._.)

「びっくりしたな~もぉ。」
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