まさかの1席!@2012FCI東日本インターナショナルトライアル [競技会]
昨日、迷いに迷った挙句、栃木県真岡市で開催されたJKCの訓練競技会に家族揃って行ってきました。(*^_^*)
オーパパが27日の火曜日に東京で仕事だからと、競技会翌日の26日に休みを取ってくれることになっていたので、オードリーの体調が少々悪くても、留守を頼んで出かけるつもりで申し込んだのですが、先日からぶつぶつこぼしている通り、オーママ、運転(往復300キロ超!)に不安があったため、悩んでいました。
それでも、2種目(¥25,000!)の出陳料を思うと、流すのはもったいなさ過ぎるし、気合を入れて、出かける覚悟でいたのです。
そしたら、またまた前日になってオーパパが、「一緒に行くっ!」と言い出しました。もちろん、ママの運転を心配してのことなんですが、となるとオードリーも同伴することになります。
ところが、オードリー、金曜の夜、突然呼吸が速くなって(通常、安静時15回前後/分が40回くらいにアップ)、土曜日は一日中浅い息をしていました。苦しそうな様子ではないのですが、60回/分以上になるとよくないといわれていたので、ここで無理をさせて何かあったら・・・と思うと、簡単には決心がつきませんでした。
なんとか行って来るからと言ったものの、パパ、どうしても一緒にいくといいます。なので、一応そのつもりで、薬・ご飯・お湯・毛布などなどオードリーの旅支度(?!)を整え、日曜の朝起きたときの状態で最終決定することにして、早目に床に就きました。
この時点で、まだオードリーの息は速かったのですが・・・
目覚ましで午前3時起床。
オードリーはスヤスヤと眠っていて、呼吸も、ほぼ通常(15回/分)前後に戻っていました。でも、起こすのが可哀想な気がして、ママはそっと下に降りていきました。
そしたら、すぐパパと一緒にオードリーも降りてきて、バタバタ動き回っているママのストーカーを始めました。こりゃ~たぶん一緒に行くつもりだな、と思って、オードリーの荷物も車に積み込み、4時10分前、またも一家総出の競技会参加となったのでした。
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途中コンビニによって、6時半過ぎ、会場に到着しました。金・土と関東エリアは結構な雨量だったので、先月の大凧の二の舞を覚悟して、長靴やら雑巾やら持参で出かけたのですが、今回の会場、鬼怒自然公園の広場はと~っても素敵な芝のグランドでした。!(^^)!
足元が汚れる心配は全くありません。これだったらオーギュスとも、自由に歩かせられそうで、ママの憂鬱が一つ減りました。(^^ゞ
7時になって受付が始まり、ゼッケンと目録を受け取ると、オビディエンスの進行予定表が同封されていて、見ると、オビディエンスⅠのグループ競技は8時スタート。オビⅠの出陳は4組。そして、ギュスターヴ&ママ組は第1組で、個別競技の開始時刻は8時20分とありました。
予報では冷え込むはずでしたが、迎えてみればピーカンの穏やかな日和。朝一番で出れるのは、ラッキーでした。(^・^)
オードリーの朝食&服薬をパパに頼んで、ママは場慣れのためにギュスターヴと会場を一回り、その後、スクールの先生の見守る中、最終調整をしました。
が、ギュスターヴ、パパがオードリーを構っているものだから、そっちが気になってちっとも集中しません。ココロココニアラズの作業が続き、指示無し停座はボケーっと突っ立ったまんま、なんとか座ったかと思えばお尻が外向いてるし・・・渇を入れてみるも、ちっとも効き目なし。(ーー;)
そうこうしているうちに、審査員の紹介も終わり、競技開始がアナウンスされたため、オビのリンクへと急ぎました。(一番奥!)
既に他の3組はリンクの入口に集まっていて、すぐさま、「準備がよろしければ入場して下さい!」と声がかかりました。(審査員:中口靖男氏)
申告が終わると、1課目目の“据座(20m離れ、犬と対面して1分間)”の開始位置に移動、スチュワード(藤井聡氏)の指示で、犬に「待て」をかけて30歩ほど離れ、向き直ります。
まだ8時を回ったばかりでしたが、日差しは強く、ギュスは既に口が開きベロが出ていました。ま、暑さだけではなく、少々緊張気味だったせいもあります。伏せやしないかと気が気ではありませんでした。
また、ゼッケンが1番若いので、並びも1番端っこ。フェンスまでは少々距離があったものの、カメラを構えるオーパパの方ばかり気にしている様子で、ママ、内心はらはら。
犬の元へ戻るよう指示があったときはホッとしました。
が、驚いたことに、採点は10点満点(係数2)。「落ち着いていました」との寸評にちょっとビックリ。
2課目目は、問題の“休止(20m離れ、犬と対面して3分間)”です。でも、この課目にはとてもラッキーな位置でした。ギュスの左には誰もいませんし、ママの右隣のペアは、残念なことに1課目目の途中で伏せてしまったっため、そのままの姿勢で(=伏臥のコマンドを発することなく)休止に入るので、釣られる距離でコマンドが発せられることがなかったのです。
しかし、3分はけっこう長いです!
1頭おいたラブラドールが、ちょこちょこ匍匐前進で出て行き、それに影響されたか、隣のJラッセルももぞもぞ。それを見たギュス、「オイラも~」という気配が見え隠れして、ママは鬼の形相に。すると、「チッ!カアチャン見てるぜ。。」とばかり諦めたものの、今度は顎を地面に着けて潰れたようなだらしない姿勢になりそうで、これまたヒヤヒヤの3分間でした。
脚側停座に戻すときは逆順序なので、右隣のJラッセルの指導手がコマンドをかけましたが、日本語(「座れ」)だったような・・・ギュス、反応することなく、無事クリア。やれやれです。(これも10点(係数2)満点頂きました!いいのか?)
ここで、いったん全員退場、個別競技のスタートです。
第1組のギュス&ママ組以外は、皆さんリンクから離れて行きました。
で、藤井さんが、「よろしければどうぞ」と仰ったのですが、ここでママ、「事前に発表されるという脚側のコース図が見つからなくて・・・」といいかけたら、オビ3の待機用テントの中をさして、天井近くに張ってある3枚の紙がそれだと教えてくれました。(競技終了後にカメラに収めました。^^;)
「見てきてもいいですか?」とたずねたら、「あ、いや、これ暗記しても意味ないです。私がそのつど方向を指示するのでその通りやって頂けば大丈夫です」と仰るではありませんか。
う~ん、指示で動くにしても、前もって、次が、右か、左か、はたまたターンか、歩度変更や8の字、指示無し停座はどのあたり、と心積もりが出来ているのといないのでは、けっこう違う気もするんだけど、「エーイ、ままよっ!」とコース検分(?)無し、ぶっつけ本番の脚側となりました。
ギュス、テンションは悪くないというか、少々興奮気味でしたので、ベロベロの割にはまぁまぁのポジションで着いてきました。でも、着いて来るようじゃダメなんですけどねぇ~ま、現状、ギュスのマックスです。
それなり(?)にこなして、いよいよ8の字。最初にリンクを見たときから気になっていたんだけれど、1.5m間隔くらいで3つ並んだコーンで8の字を歩くよう指示され、ママ、ちょっと混乱。「よくわかんないけど、ここは3個とも回っちゃえ~」と妙ちくりんな8の字行進をしてしまいました。
コーンを抜けたところで指示無し停座、これにて3課目目(紐付き脚側)終了。
端から見たら、「こいつトロ~い」という状態でも、ギュス的にはテンション高かったので、脚側停座の位置がかぶり気味、はい、お尻が離れてしまい、指摘されました。後は、お決まりの、遅れることと、ママの左手が振れていないこと。8点(係数3)。
4課目目は同じコースを紐無しで脚側行進しますが、ギュス&ママがトロかったからか、コーンの近くにいたからか、先に8の字やって下さいといわれ、またヨロヨロまわりました。そこからスタート地点に移動して、新たにスタート、8の字の前までを紐無しで脚側行進しました。
紐付きで指摘されたので、左手を意識して振ったのですが、動画を見たら、ママ、挙動不審?!
紐付きとほとんど同じコメントで、8点(係数4)。
少し移動して、5課目目、“行進中の伏臥”です。これは、ママ的には、ギュス、頑張ったと思います。伏せる速さはあんなものですが、戻って脚側に付くときの反応はよかったです。でも、ちょっと待ち構えすぎていて姿勢が乱れてたのかな?あと、最後の指示無し停座のお尻!8.5点(係数3)。
4隅にコーンが置かれた3m四方のエリアに移動して、6課目目、“伏臥を伴う招呼”です。ギュス、CDの招呼(10m)に比べると、オビの招呼(20m)は距離があるからか、けっこう勢いよく走ってきます。でも、この日はかなりベロベロだったので、とにかくまっすぐ来ればよしと思って離れたのですが、10mほどでストップをかけられました。
(え?何これ??短いじゃん!ぶつかるかも・・・)
「来い!」
はい、ギュス、CD(@本番)では見たことないくらい勢いよく走ってきました。そして、あまりの近さに面食らい、ブレーキも間に合わず、ママにぶつかりました。(減点!) 20mあると、スピードに乗っても止まれるため、ホント、いい感じで走ってきて、5mくらい手前から徐々に緩めて、しっかり正面停座するんですけどねぇ~(/_;) 8.5点(係数3)。
招呼が終わった地点が7課目目“前進及び伏臥”のスタートになるので、前進も10mです。ま、こちらは距離が短い方が安心かな?あまり関係ないか・・・狙いを定めてぶっ飛んでいくという理想の前進には程遠いながら、ふわふわ~っといかにもギュスらしい前進。そして、すっかりくつろいだ姿勢での伏せ。
しまりがないけど、これはこれで、ほとんど失敗はないんです。ぶっつけ本番、初めての場所でもちゃんとできたんだから、初めてにしては上出来?でもOPDESのようには甘くなかった。orz 8点(係数3)。
だんだん横ベロが伸びてきて、そろそろ限界か?
が、8課目目は得意の“往復障害飛越”。CDの往復と違って、往路の着地が決まったらすぐ呼び戻せるので、オビの往復飛越は心配したことないけど・・・
「ジャンプ!」「来い!」
着地からすぐコマンドに反応して反転、身体は障害板から外へ外れ気味だったものの、修正して復路もちゃんと飛んで戻ってきました。正面停座も決まったかな?
しか~し、やっぱり勢いと力強さが欲しいとのコメント。辛いねぇ~(>_<) 9点(係数3)。
飛越が終わった時点で、ギュス、いっぱいいっぱいという感じでしたが、9課目目“置き持来”のダンベルを取ってくると(主催者が用意したダンベルの中から任意選択!)、「待ってました~ウヒョヒョ~」っていう感じだったのに、置きに行って振り向いたら、なんか余所見してたっぽい?
「持って来い!」
すんなり発進したけれど、大きく右(フェンス方向)に逸れ、撮影中のパパに寄って行くのかと思いきや、半分ほどのところで向き直り、ダンベルに到達。が、自分のじゃないものだから、散々匂いを嗅いでから、やっと咥えあげて戻ってきました。戻りはまずまず?カミカミもなかったし。でも、真っ直ぐダンベルに向かわなかったことが大きく引かれて、8点(係数4)。
最後の“遠隔”は、オビⅠは、伏臥で15m離れて、停座→伏臥、戻って脚側につけて終了というものなので、失敗はないだろうけど、伏臥絡みの姿勢ということで、点数は期待できません。でも8.5点(係数3)。戻って脚側につけたときの停座は速かったのに、遠隔での伏臥から停座が遅かったそうだ。
これにて10課目終了(11番目の“扱い方(=態度?)”は10点満点)。大きなミスはなく(持来の逸脱は大きなミス?)、2声符は一度もなかったし、今できることはほぼ出し切ったといってよいでしょう。それに、全課目のベースの得点が8点以上というこで、ポイント取れたんじゃない?!(試験も合格!)
オビディエンス競技は、1回目の出陳は“お受験”も兼ねていて(受験料として¥5,000プラスされます!)、320点満点中(課目ごとのベースの得点に係数をかけた点数がその課目の得点になります)、70%以上得点できれば合格、80%以上でメジャーポイント獲得となります。
目標としていた、試験合格とメジャーポイント獲得を達成できました!
よく頑張ったね。すごいぞ、ギュス。(*^^*)
気分よくリンクを後にして、パパと合流するや、「ビデオ取れてないみたい、スタンバイになってた!」という、なんとも悲しい報告が。「えぇ~~~っ、オビⅠもう出ないかもしれないのにぃ~」っと力が抜けたママでした。
が、帰宅後、よくよくチェックしてみたら、撮れてましたよ。ただ、9課目目(置き持来)の直前でブチっときれていました。どうも気づかないうちにスイッチを触って録画がOFFになったようです。
というわけで、2月のCDⅢに続いて、尻切れトンボなムービーとなりましたが・・・そして、編集せずにアップしてしまったので、メチャクチャ長いですが・・・よろしければ、ご覧ください。
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8時半くらいにオビⅠが終了、CDⅡはA班の24番目ということで、午後に回るかどうか微妙な出番だったため、頻繁にリンクサイドに行って進行状況を確認しました。
その合間に、スクールの先生や友人の競技を見学したり、オードリーの相手をしたりと、けっこう忙しくしていましたが、何せ3時起き、眠いわ、頭痛がするわ、時間の経つのがとても遅く感じられました。
<早朝からの長距離移動で少々お疲れのオードリー>
11時ちょっと前の時点で、出番まであと8組。たぶん午後と思いつつ、滑り込みもあるかも・・・調整どうしよう・・・と悩んでいたら、2組前で午前終了と表示され、午後の2番目と確定。車に戻って、昼食。
<ちょっと元気の出てきたオードリー>
11時過ぎくらいから突然空が暗くなり、北風が強まり、雨までパラつきだし、ギュスを動かすには絶好の気象条件。「あ~今出せたらなぁ。。」と空を見上げながら午後の部の開始をまっていたら、また晴れてお日様が顔を出しました。 残念。
1時ちょっと前に、午前中で出陳の終わった先生のところに行き、直前の調整を見ていただきましたが、既にベロベロ。朝よりさらに集中力がなくなっているような・・・午後1組目が競技を始めたリンクサイドで脚側をしながら集中を高めました。
しかし、イマサン(?)な状態で出番となり、なんと申しますか、今季最低の出来かも、というくらいの酷い脚側に始まり、まったく集中しないまま、それでもなんとか大きなミスはせずに終了。
今回のジャッジも講評はなく、一言、「よく頑張りました!」って苦笑いで送り出されました。Orz
ミスはなかったけど、ポイント危ないかもぉ~くらいの出来の悪さで、なんだかがっくり。2月は2種目でもまぁまぁ調整うまくいったのに。やっぱり暑いからか??
こちらは全部撮れてますのでムービーでご覧下さい。もう、何もいいたくありません。(*_*;
打ちひしがれた気分でリンクを後にしました。
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もう帰りたい気分でしたが、FCIインターナショナルは10席まで表彰があるので、4組しか出陳の無かったオビⅠは初めから入賞が決まっていたし、たぶん合格&ポイントだから、結果発表までは居残るつもりで、オードリーと駐車場周辺でフラフラ。
生徒犬と出陳していたゆうさんの愛犬たちと記念撮影したり・・・
スクールの先生に構ってもらったり・・・
オードリーもちょっとは楽しんだみたいだし、思ったより様子がよくて、ちょっと嬉しくなったママでした。
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14時過ぎくらいに、まずオビディエンスの結果が貼り出されたようでした。黒山の人だかりだったので、離れた場所で様子を見ていたら、パパが見に行ってきたらしく、「ねぇねぇ、ギュス、1席みたいよ!」というのです。
「そんな訳ないじゃん」
「でも、一番上に名前があったよ。。」
「ゼッケン順に並んでて、順位は後ろに書いてあるんだよ!」
「でもギュスだけ青い字だったよ」
「え、ホントに?!」
な~んて話しながら、一緒に確認に行きました。
そしたら、なんと、まさかの1席(274点/320点中)でした!\(◎o◎)/!
何が何やら・・・
ま、席次というのは時の運というか、その時の顔ぶれで同じ出来でも順位が上下するわけで、今回はバリバリのシェパとか、ピッチピチのゴールデンとかがいなかったし、ギュス&ママは初オビの“お受験組”ということで、オマケしてもらったとか??
それにしても、JKCの訓練競技会で一番高いところにギュスが立つなんて、最初で最後かもぉ~嬉しいよぉ~~~っ!(*^^)v
ギュスは、たいして興奮することも無く(当たり前か。^^;)、でもママが喜んでいるのが分かるのか、ちょっとは誇らしそうに、でも面食らったような表情で表彰を受けました。
あ、表彰に先立ち、CDⅡの結果も発表されました。
こちらは、96点、11席/37頭中。ポイントはゲットできたものの、内容が内容だったので、喜べませんでした。反省、反省、課題満載です。(ーー;)
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試験の登録申請書の受け取り、ゼッケン返却、CDⅡのポイントカードの受け取り、オビⅠの表彰、全て終わったら16時過ぎでした。大急ぎで帰路についたものの、北関東道から東北道に合流する辺りから圏央道の大泉まで断続的に渋滞。環八はスムーズでしたが、帰宅したのは20時をだいぶ回ってからでした。
途中で夜の分の薬を服用したオードリー、道中ほとんど寝ていたからか、思ったより疲労感はなく、ママは胸を撫で下ろしたのでした。
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さて、今回、トレチャンポイントとメジャー・トレチャンポイント、2枚のポイントカードを獲得したのですが、チャンピオン申請に使えるのは1競技会につき1枚だけ。というわけで、累計55ポイント(10ポイントは無駄になった??)となり、4月の本部展で、いよいよグランド・トレーニング・チャンピオンを目指します。
が、本部展の申し込みがFCIの開催前に締め切られたため、今回メジャー・ポイントが取れる確証はなかったし、さりとて、オビⅠとCDⅡだと二日間になっちゃうし、オードリーの状況も更に逼迫するかもしれないし、と諸々考えて、メジャー種目のCDⅢのみ申し込みました。
4月22日といえば、下手すると夏日(25度超)もあるわけで、初夏の陽射しの下、出番が午後なんていうことになったら20課目なんて間違いなくアウトですが、なんとか頑張って今シーズン中のグラチャン完成を目指そうと思います。
それには練習あるのみですけど、これまたギュスにとっては暑くなってくるため練習の時間帯を考えねばならず、ママの体力とオーちゃんの調子との兼ね合いで、相当厳しいのは確かです。
でもね、それでもガンバロウと思うんですよ。
こんなときに無理しなくても、って言われそうですけど。
無理はしません。最善を尽くすだけです。
付き合ってくれるかな、ギュス?
JKC埼玉ブロック訓練競技会@大凧あげ祭り会場 [競技会]
昨日(2月26日=もう一昨日ですねっ!)はギュスターヴと競技会に出陳してきました。
今回も、12月のST連合に続き、色んな点で悩みに悩んだ末の出陳でした。
一番は、オードリーのこと。
競技会当日の状態が悪ければキャンセルですが、まぁまぁの調子だったら、同伴か留守番か結構考えました。
オーパパが帰宅していれば留守番と思いつつも、今回、訓練所からの出陳は無し、知り合いも出すという話は聞かず、となると結果発表まで会場に残らねばならないため、パパが奈良に帰って行った後、オードリーが一人になるので気が急くし・・・
さりとて同伴するとなると、4時半に家を出て、帰宅は夜の7時? その間まったく寝ないはずだから消耗するよなぁ・・・
と、悩んでいたら、1週間前になって、オーパパ、競技会翌日に午前半休取るから、留守番はお任せあれと言ってくれるではありませんか!感激ぃ~(^^♪
んがぁ~いざ前日になったら、オードリーの調子もわりと良さそうだし、天気も(前日の時点では)、朝の冷え込みも緩み、日中は10度くらいまで上がって陽射しもあるとのことで、ぬぁんと、一家総出で出かけることになったのでした。
留守番より心配の種は減るけれど、行くとなると、薬だのご飯だの、これはこれで面倒だったりしますが、ホント、久々の遠出(行き先が問題だが...=_=;)にちょっぴりルンルン気分でした。
そして、2番目に悩んだのは、どの種目に出陳するか。
一応グラチャンを念頭においているので、そろそろメジャーポイントに挑戦したいと思っているのですが、今シーズンは練習がコンスタントにできないこともあり、なかなか踏ん切りがつきません。
気温が低くてギュスの動きのいい1~2月に照準を合わせたかったので、本当は埼玉ブロックで高等科(CDⅢ)かオビディエンスⅠと考えていたものの、ちょっと間に合いませんでした。
でもね~来シーズン、ギュスが元気で飛越系をこなせる保障はどこにもないし、やっぱり飛越の練習を頑張ってきた今シーズン中にメジャー種目に挑戦したいという思いは強く、競技は無理でも、公開訓練試験のCDⅢを受験して、高等科の感触を確かめることにしました。
はい、前置きが長くなりましたが、中等科(CDⅡ)で競技会、高等科(CDⅢ)でお受験という、ギュス&ママチーム、初の2種目出陳となりました~!(^^)!
一人で2頭出すよりは楽な気もするけど、1日2回本番があるというのは、ギュスみたいにスタミナのない場合、けっこう辛いものがあるかもぉ・・・
でも、為せば成る、ケ・セラ・セラ~♪
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今回の埼玉ブロック、クラブ・アジリティ競技会と同日開催ということで、駐車スペースが大変だろうな~と思って、少し早めの6時半前に会場着。
それなのに、停められた場所はというと、CDの競技リンクまで徒歩5分、4~500mくらい離れたところでした。しかも、目の前がIPOのリンク。服従のときには発砲があるじゃないの~オーちゃん大ピンチ!
代われるものなら代わりたかったけど、到着順に車列はどんどん伸びていくわけで、移動は無理。諦めるしかありません。オードリー、ごめんよ~(-_-;
更に、前日の雨で、リンクまでの道のり、地面がぬかるんでグチャグチャ!
オードリーはリンクに行く訳じゃないから、抱っこで芝の土手まで連れて行ってから歩かせれば汚れないけど、ギュスはどうしたってぬかるみを避けてはリンクに到達できないというわけで、かな~り気持ちがブルーになりました。
リンクは砂を入れたりしてコンディションを整えてあり、競技には支障なさそうだったのがせめてもの救い?
オードリーの朝ご飯(薬!)は7~8時くらいがベストなんだけれど、受付とダブルし、出番によってはあたふたしそうなので7時前に食べさせ、本当は終わるまでご飯抜きといわれてるギュスにも、ふやかしたフードほんの少々+抗ヒスタミンを与え、トイレタイムをパパにお願いして、ママは受付に行きました。
まずは競技の方から。ゼッケンと目録を受け取り、出番を確かめると、第3部中等科A組の11番目。ということは10時くらい? 昼間は日差しが出て気温も10度を越える予報だから、早めの出番でラッキーかも~♪
目録に拠れば、試験の方は15番目。CDⅠは5課目だから進行早いのかな~重なっちゃうんじゃないのかなぁ・・・なんて心配しながら公開訓練試験の受付に。
CDⅠとⅡはお世話になっている訓練所での受験だったので、競技会場での受験は初めてのことだし、なんだかドキドキしてきました。
申し込み時点では選択課目を空欄にしていたので、そこを埋めてきてくださいと、事前に郵送した申込書2通を渡され、選択の6課目を記入することになったのですが、ここでしばし悩みました。
選択課目は、遠隔5課目+障害飛越持来と決めていましたが、遠隔の順番を考えたことがありませんでした。そもそも、遠隔に限らず、課目の順番決めて練習すると、犬が覚えて先読みすることがあるので、本番前の通し練習以外は、あまり順番どおりに練習しないオーママなんです。
が、決めない訳にはいきません。一番失敗の少なそうな順番を考えて記入しましたよ。
再度受付にいくと、2枚の用紙の1枚を渡され、「目録の順番どおりではなく、何時出しても構わないので、準備ができたらリンクにいって並んでください。ただし、ジャッジが10時からBHの方にいってしまうので、そうすると昼休みに入っちゃって午後になるから、できれば10時前に出してください」と言われました。
え~それって、競技の前っていうこと?
それは避けたいかもぉ・・・と、思わずO先生に電話してしまいました。
そしたら、「競技優先で出して、競技が終わって、いったん犬をしまい、落ち着いてから試験の調整をして並べばいいですよ。あわてることありません!」とアドバイスを頂き、オーママの中で調整の段取りが整いました。やれやれ。
いったん車に戻って、ギュスと軽くCDⅡの調整をして、ギュスをしまい、ママはリンクに進行状況の確認に行きました。なんたって車から5分くらいかかるので、頃合を見計らって、車に戻り、直前の調整で気合をいれ、オーパパも一緒にリンクサイドに向かいました。(オードリー、一人で車待機!銃声なりませんように...)
が、この時はじめてリンクサイドに連れて行かれたギュスターヴ、なんだか落ち着きがありません。久々にパパが一緒ということもあります。アジリティ併催ということで、会場が訓練競技会のみのときよりざわついてることもあります。だからといって、舞い上がってもらっては困ります。
そんなわけで、出番直前にも、しっかり気持ちをママに向けてもらおうと頑張ったのですが、ギュス&ママの前のペアが終わったところで、ジャッジが「トイレ休憩させてください!」と消えてしまい、いっきに集中が緩んでしまいました。トホホ。
仕切りなおして、10時10分、リンクに入りました。
しかし、ギュスの集中は戻ってこず、ピリッとしないまま競技開始となりました。
ごちゃごちゃ書いても長くなるから ムービー 貼りま~す。
自由選択課目はCDⅢのことを考えて飛越系は外し、常歩行進中の立止・据座・遠隔の停座から立止としました。
出来栄えはというと、ご覧のとおり、と~っても落ち着きが無くて、撮影係のパパやアジのリンクの方を気にしちゃって、まったく集中が持続しませんでした。
いつもだったらピタッと止まる行進中の立止も決まらず、さらには立って待ってる間にフラフラっと後ろ足が動いてます。
その場の立止も前足がふらついたかも。(ママからは見えない位置なのでわかりませんが...)
遠隔からの立止は決まったけど、全体的になんとも情けない出来でした。
伏臥や停座はギュスにはどうしても分が悪いので、立止をたくさん取り入れてるんですが、その分、決まらないと辛い。(T_T)
招呼は、反応は悪くなかったけれど、やはり走るスピードがありません。(これは毎度のことだけど...)
それでも、脚側行進は少しずつ思い描いてる方向には行ってると感じました。(練習あるのみ!)
なんとか大きなミスなく終了して、ジャッジからの講評がありました。
今回のジャッジは、わりと役に立つこと言ってくれたかも?!
「自分は、個人的にはこういう作業は好感が持てるし、好きなタイプの犬なんですが、競技会という枠で見る場合には少々元気が足りないというか、もうちょっと競技が好き好き~っという態度が欲しいですね。たんたんとよくやっているんですけどね。それから、脚側の時のハンドラーさんの左手ですが、犬の体高を考慮したら、あの位置で振るのは、これまた個人的にはOKだと思うんですけど、ちょうど頭の脇に手がくるので、コーナーやターンで犬が離れないように誘導しているということになっちゃうんですよね。もう少し犬の方が先に出て行く感じだといいと思います。」
ということでした。
講評中に、ずっとお座りしていたギュスが、突然、「何なに~ボクのこと言ってるの?」みたいな感じでジャッジによっていく場面があって、そしたら、「そう、この表現を競技に出せばいいんですよ!」とも。
リンクから退出したとたん、オーパパにヒャッホ~イと走り寄ったギュスを見て、ジャッジ、更に、「それそれ、それだよ~♪」とママの背中に言葉をかけてくれたのでした。
う~ん、そりゃ~ギュスだって盛り上げればウヒョウヒョ飛び跳ねてハイタッチもするけれど、サラッと収拾するのは非常に難しいので、ママも、課目間の褒めやテンションアップは控え目になっちゃうし、斯く言うアナタもギュスが近づいたら引いてましたよね~このサイズが上げ上げ~になったらドン引きするんじゃありませんかぁ?
ま、今回は、あまりの落ち着きの無さにいつもより気合入れてたから、ギュス、いっそう抑え気味の部分もあったと思います。でもね、オーママとしては、ウヒョヒョ~♪ばかりが(作業する)喜びの表現ではないと思っているというか・・・犬それぞれの表現があっていいんじゃないの??
で、結果はというと・・・
97.1点、3部A組29頭中6席でした。こんなもんでしょう。。(^_^;)
******
CDⅡが終わって車に戻り、ご飯お預けのギュスと、一人車待機だったオードリーのご褒美に、ヤギミルクを作って飲ませ、ママは再びリンクサイドに。
公開試験の進捗状況を確認しに行ったのですが、やっぱり試験は中断されていて、ジャッジはBHの試験の審査をしていました。BHはけっこな数が受験していたので、お昼休みにかかりそうでした。
となると、ギュスのお受験は午後になること決定です。
少し時間にゆとりができたので、あちこちのリンクを見て回りました。同じ3部A組のゼッケン37番のゴールデンの作業が、とっても気に入りました。(^^♪
お昼休みになったので、また車に戻り、ママも軽くランチタイム。
1時過ぎて競技が再開した様子だったので、CDⅢに向けてギュスの最終調整をしました。
あまり動かすとベロベロになりそうだったので、軽く脚側をして、持来・障害飛越の片道・往復・飛越持来、そして遠隔6課目をサラッと流しました。
ギュスは、障害を飛んだ後に“ステイ”が入るスタイルでは、何故か左回りでママの方に向き直って止まります。それは構わないのですが(構わないらしい...)、このとき、身体一つ分、障害の外に出てしまうのです。
これって、片道の場合は特に問題はありませんが、往復では、復路の飛越に入る体勢としては非常に上手くないのです。うかつに「来い!」と声をかけたら、飛ばずに来てもおかしくない位置に立っています。ですので、こういう状況では復路のコマンドは「ジャンプ!」です。
それでも律義者のギュスは、ちゃんと障害のところに戻って飛び越え、ママのところに来て正面停座します。拒否ることはありません。(訓練の先生によると、これってスゴイことらしい...) しかし体勢があまりにも悪いと障害をなぎ倒してしまうことがあります。
このときの練習でも引っ掛けて倒してしまいました。が、本番直前でもあり、引っ掛けたことを咎めずに、ちゃんと飛んで戻ったことをうんと褒めて練習終了にしました。(これが本番で吉と出ました!)
いよいよCDⅢのお受験です。でもでも~念のためにママだけで進行状況をチェックしに行くと、けっこう並んでいました。ゼッケンがないので、どのクラスを受験するのか分からず、待ち時間が読めません。
そしたら、オーママの次に並んだ方の先生が、リンク周辺でなんとな~く並んでる受験者をキチンと整列させて、それぞれの受験クラスを問いただしてくれたお陰で、およその待ち時間を予測できたので、パパに電話して、出番近くなったらギュスを連れて来てもらうことにして、ママは順番待ちの列に並び続けました。
午前中は無風で薄日が差すこともあったのですが、この頃になると、空はすっかり鉛色で、北風ピューピューで寒いこと!30分くらい経ってからギュスを連れて来てもらったものの、CDⅢ受験のペアがすっごく時間かかって、更にCDⅡが2組いて、結局3時過ぎまで待たされ、身体の芯まで冷えてしまいました。(>_<)
あ、ギュスには、この寒さの中の待ち時間が幸いしたようで、CDⅡのときよりは落ち着いていました。というか、「既に終わってる?」状態で、一緒に待っていた人たちから、「力が抜けていいね~」と声をかけられました。^^;
ふぅ~引っ張ってすみません。
なにせ、初挑戦なので、長いです。(^^ゞ
遂にギュス&ママの番になり、ドキドキのCDⅢ、20課目のお受験スタートです!
脚側の感じでは、ギュスの集中度は午前中より良い感触でしたが、なんたって長丁場です。ガンバラナクッチャ。
というわけで、これまた ムービー でお届けしたいところですが、なんと、途中でメモリがいっぱいになってしまい、9課目目の“持来”までしか撮れてません。(/_;)
なので、10課目目から簡単にレポートします。
10課目目:遠隔の停座から伏臥は“こんなもん”の出来。
11課目目:障害飛越(片道)も“こんなもん”=OK?
12課目目:障害飛越(往復)は、案の定、往路を飛んだら障害から身体がすっかり脇にはずれた位置で向き直って止まりました。そしたら、ジャッジ、「あちゃ~やっちゃったね~^^;」みたいな表情を浮かべました。で、お約束のコマンド、「ジャンプ!」と声をかけると、ギュス、しっかり障害に身体を向けて、きちんと飛越、ちゃんとママの前に戻って正面停座。背後のギャラリーがざわめいたのを感じて、心の中でガッツポーズのオーママでした。(^^ゞ
13課目目:据座 問題なし。
14課目目:休止 問題なし。
これより自由選択の6課目です。
15課目目:遠隔:停座から立止 前脚動かず、綺麗に決まった!
16課目目:遠隔:伏臥から立止 “こんなもん”
17課目目:遠隔:立止から伏臥 “こんなもん”
18課目目:遠隔:立止から停座 “こんなもん”
19課目目:遠隔:伏臥から停座 “こんなもん”
20課目目:障害飛越持来 往路で前足がかすってしまいました。持来と復路はきちんとできましたが減点大きいかも。。
今回のジャッジ(時間のかかったCDⅢのトイプーちゃんの後でジャッジが交代しました)は、時間節約のためか、課目の間合いがすっごく短くて、「よしよし♪」と頭を撫でる時間もないくらいポンポンと次の課目を促して来たので、20課目という長丁場を考えると、すっごくやり易かったです。いちいち集中させなおすことなく進められました。
一番肝心のところで絵がないのは残念でしたが、とにもかくにも、現状のギュス&ママペアとしてはベストの出来栄えだったと思います。あ、ギュスにしては、珍しく基本姿勢でカブリーズ気味にお尻が離れたのが気になりましたけど!
その場で結果は分からなかったのですが、ジャッジの講評から、合格したんだろうとは思いました。
<その場での講評>
たいして褒めもせず(けなされた訳ではないです、たぶん...)よくこれだけ淡々と確実にこなしますね。すごいです! レオンベルガー(超大型犬)ということで、俊敏性などを求めるのは難しいだろうけれど、あえて言うと、細かい部分(基本姿勢のお尻の向きとか)に気をつけていけばもっと改善できます。頑張ってください。
結果発表は4時半近くでしたが、これ以上引っ張るのもどうかと思うので、書いちゃいますね。^^;
196.1点/200点 の(優)合格でした。
<詳細>
紐付き脚側 9.6
紐無し脚側 9.7
停座及び招呼 9.6
伏臥 9.7
立止 9.7
常歩行進中の伏臥 9.7
常歩行進中の停座 9.8
常歩行進中の立止 9.8
物品持来 9.8
遠隔:停座から伏臥 9.8
障害飛越(片道) 10.0
障害飛越(往復) 10.0
居座 10.0
休止 10.0
***(選択)***
遠隔:停座から立止 10.0
遠隔:伏臥から立止 9.8
遠隔:立止から伏臥 9.8
遠隔:立止から停座 9.8
遠隔:伏臥から停座 9.8
障害飛越持来 9.7
今回、ギュスの集中力を試すという観点から、選択課目に(規定以外の)遠隔5課目を並べてみました。たった3つの姿勢ですが、これこそ、ちゃんと集中して聞き漏らさないようにしないと失敗しますので、失敗がなかったことには、ママ、とても満足しています。でも、競技会となると、確実にこなすだけでは得点できないので、競技のときは課目を考えた方がいいかもしれませんね。^_^;
それと、今回のお受験最大の収穫は、JKCの訓練課目の評価の詳細をはじめて知ったことでしょうか。試験と競技では少々違うかもしれませんが、このくらいの出来だとこのくらいの点数というのが、ちょっと分かりました。予想と大きくズレてはいなかったけど、今後の参考になりました。
******
さてさて、大変長くなりましたが、これにて競技&試験のレポートはお終いです。
競技&試験のことで頭がいっぱいだったオーママに代わって、オードリーの相手をしてくれたパパには感謝感謝ですけど、オードリー、発砲音はいっぱい鳴るし、知り合いに会う楽しみも無かったし、楽しい休日ではなかったよね? ごめんね。(おまけにメモリ切れでオーちゃんの画像も無しだよ~ToT)
来月もまたあるんだよね、競技会。
あ~どうしよう・・・
メジャーポイント種目の目鼻がついたことだし、ここは勝負をかけてみようかな?
3月末だと陽気が一番問題だよね、ギュスにとっては。
でも申し込むんだろうな、きっと。
「気温が10度超えたらオイラ飛べないかも。。」
JKC ST連合東日本訓練競技会@平塚四之宮総合グラウンド [競技会]
今年はクリスマスが週末と重なり、天皇誕生日から3連休になった方も多かったのでは・・・皆さんどんな聖夜を過ごされましたか?サンタさんはやってきたかしら??
我が家はといいますと、ここ数年、クリスマスも暮れの大掃除もそっちのけで、12月は競技会で忙しくしておりましたが、今年は少々勝手が違って、出陳するか悩んでいました。
11月のJKCのクラブ競技会にエントリーしたものの欠席してしまって、12月もダメかもしれないと思いつつ、申し込みだけはしてありました。
申し込んだ時点では、オーパパ、「たぶん3連休は休めるよ~♪」なんて言っていたのですが、12月も半ばを過ぎた辺りから雲行きが怪しくなってきて、直前には、「3日間休むのは難しいかも・・・24日の夜には奈良に戻りたい」なんて言い出す始末。
病院の先生から、オードリーの状態がまぁまぁなので、当日体調がよければ同伴しても構わないと許可をもらっていましたが、朝4時起きの5時出発で夕方までとなると、12時間くらいは外にいることになってしまい、家以外ではほとんど寝ることのないオードリーですから、相当疲れることでしょう。
ですので、パパが休めなかったらやっぱり欠席しようと思っていました。
そしたら22日の夕方になって、「三日間やすむから~何かプレゼント持って帰ろうかな~♪」とメールがきました。パパが帰ってきてくれるのが一番のプレゼントですから~ありがとう!
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オーパパの帰宅でオードリーの留守番は解決したし、ギュスターヴの舌も大丈夫そうだし、明るい気持ちで家を出ることができましたが、寒かった~(T_T) ママは気づきませんでしたけど、6持前後には雪がチラついたとか。
ということは、ギュスターヴにはお誂え向きの陽気っていうこと?
う~ん、それじゃ自由選択科目に飛越を入れちゃおうか・・・
11月のクラブ競技会で準高等科の規定10科目でCDⅡに出て本番での“飛越”を試し、今回のST連合では中等科と準高等科の2種目に出陳するつもりだったのに、11月をパスしてしまったし、欠席もあるかもということで、結局中等科のみに申し込んでいました。
ということは、ここで新しい課目にチャレンジしてドボンしたらポイントは無いわけで・・・悩みました。
練習はというと、11月後半から12月にかけてギュスの体調がイマイチだったこともあって、飛越はほとんど練習していませんでした。本番1週間前に再開してみたら、訓練所では綺麗に跳べているのに、自主練では跳べる日と跳べない日が半々くらい。
で、競技会前日の訓練所での練習では、やっぱり問題なし。
先生と相談して、当日のギュスのベロの出具合(暑さ?!)で決めることにしました。
ですので、真冬の陽気となったこの日、飛越を入れるつもりでした。
が、朝早くは日差しも少なく寒かったのに、競技が始まった8時頃にはお日様がでてきて、予報では北風ピューピューのはずだったのに全然風もなくて、人間には嬉しい陽気になったけど、ギュスはというと、少し動くとベロが・・・(-_-;)
今回のギュス&ママは3部E班の11番目ということで、出番は10時過ぎ?
散々迷った挙句、出番直前に、持参した“ナンチャッテ障害”で跳ばせてみて決めることに。
そしたらギュス、直前練習でノリノリで跳んだばかりか、終了して戻るとき、自らウヒョヒョ~♪と障害に向かっていって嬉しそうに軽々と跳び越えました。
はい、ここで、ママの気持ちは固まりました。
自由選択科目は、常歩行進中の立止・障害飛越(片道)・休止の3課目に決定。全体では、準高等科の規定10課目と同じ内容になります。この時点で、ポイントのことを考えるのは止めました。(^^ゞ
いよいよ本番開始です。
10月の神奈川ブロックに比べると、出番直前の集中がイマイチだったかも・・・
結構ベロも出てきてたし・・・
というわけで、紐付き脚側はやっとこ付いてきたけれど、紐無しの復路(速歩)はメチャメチャ遅れました。(>_<) 招呼も、反応はマァマァだったけれど、それって走ってるのか~?みたいな。それでも、その場の伏臥はギュスにしては速かったと思いますし、その場の立止も綺麗に決めました。
行進中の作業。最初の行進中の伏臥、背後で伏せたのが分かりました。戻って脚側停座に着けて、審判の指示を待ってスタート地点に向かうつもりでした。んがぁ~ギュス、ここで、勝手に立ち上がって、なんと、飛越板に向かおうとしました!
おもわず、「Sit!」と2声符。なんとか座りなおしたので、指示を待って脚側でスタート地点に戻りましたが、かなりの減点でしょう。Orz
ま、済んでしまった事を悔やんでいても仕方ありません。課目の合間に、「ママの指示が出るまで勝手に動いちゃダメだよ~」っと言い聞かせ、気を取り直して続行です。
行進中の停座と立止はこんなもんでしょう。帰りの脚側が問題ありなんですが、改善に向けて努力中です。
そして、ついに、本番初挑戦の“障害飛越”です!
スタート地点にスタンバイすると、ジャッジが、「その場所でいいんですか?大丈夫?」と言うので、ママちょっと戸惑いましたが、普段の練習ではこんなもんだよな~と、そのまま出しました。
あんなに飛越板を意識していたくせに、いざとなったら、なにやら他所が気になるギュスターヴ、ちっとも集中していません。ま、気持ちの7割くらいはママに向いているみたいだったので、侭よっ!とコマンドを発しました。
「ジャンプ!」という声符と同時に、体符(手の動き)も使いました。これは障害飛越ではOKです。
お腹の毛がかすったものの、綺麗に跳び越えました。!(^^)!
着地するかしないかのタイミングで、「ステイ!」っと大きな声で指示しました。
往復のときは、その場で振り向くのですが、片道の時は、跳び越えた勢いに任せて(負けて?)2~3歩ふらふらっと前に出てから、こちらに向き直って静止します。このフィニッシュがまだまだですけど、飛越自体は上手くいき、ホッとしました。(何せ、60キロの体重で、最高位を跳ばねばなりません!)
最後は休止。これも初課目です。これはよほどのことがない限り動くことはないはずですが、据座と違って、ママの姿が見えなくなるので、全く心配ないわけではありませんでしたけど、問題ありませんでした。
蒼太くんちにムービーを撮って頂いたので貼ります。
大きなミスは勝手に動き出した行進中の伏臥の帰路のみで、まぁまぁの感触で終了しましたが、ジャッジの講評やいかに?
ところが、今回のジャッジは、一言もコメント無し!
他の出陳者を全部見たわけではありませんが、直前のペアにも講評してなかったので、全ペア講評なかったのかな?下手にウダウダ言われてイライラすることが無い分精神衛生上はいいのかもしれませんが(^^)、結果はまったく予測不能でした。
パパに電話すると、オードリーも特に問題は無さそうだったので、結果を見てから帰ることにして、小春日和の会場をあちこち見て回りました。
お友だちも大勢出陳していて、競技の様子を見学していたら、あっという間に午前の部終了。
お昼には、グウエルママさんのお招きに預かり、美味しいカレーをご馳走なりました。(^^♪
ポカポカだったのでギュスは少々バテてしまいましたが、久し振りに競技会を楽しんだママでした。
そして3時前、や~っと結果発表です。
黒山の人だかりでよく見えなかったのですが、なんとか名前を見つけることができました。
うん?上から4番目??
ヒャ~入賞してる!ウッソォ~1年ぶりの表彰台?!
というわけで、98.0点(規定68.4点、選択29.6点)、E班27頭中4席。
ロゼット&ポイント、ゲットしました~(*^_^*)
内容的には上述の通り、2声符になったり、脚側が悪かったり、納得できない部分も多々ありましたけど、ちょっと言い訳するなら、この2ヶ月、オードリーに加えてギュスにまで心配事が重なり、色々迷いのある中での出陳だったわけで、準備不足は否めません。
でも、ママとしては、「頑張って出た甲斐あった~♪」の結果オーライでした。
「オイラ、ちゃんとできたよね?」
「勝手に動くのはちょっとねぇ~競技はチームプレーなんだよ!」
オーパパに連絡したら、「表彰式なんていいから早く帰ってくれば~」ってブー垂れてたけど、なんとか説得して、しっかり表彰台に上がって来ました。(去年より1段高くなって嬉しいぃ~*(^o^)v)
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帰宅したら、今年は全く気が回らなくて飾っていなかったクリスマス・ツリーを、パパが引っ張り出して、綺麗に飾りつけしてありました。なんか感激っ。
忙しい中を休んで帰宅してくれたオーパパと、ママ&ギュスが安心して競技会に参加できるよう体調維持してくれたオードリーに、感謝、感謝、感謝!
そして、混迷気味のママにしっかり付いて来てくれたギュスターヴ、本当~によくやってくれました。
みんな、ありがとうね~
どんなプレゼントよりも、ママ、と~~~っても嬉しかったよ。(^_-)-☆
JKC神奈川ブロック訓練競技会@平塚四之宮総合グラウンド [競技会]
この週末は江戸川でJKCの秋季本部展が開催されていたのですが、ギュスターヴ&ママチームは出陳しませんでした。出陳されたお友だち、小雨のパラつく中、お疲れ様でした。
ということで、もう本部展の様子がアップされているサイトもあることでしょうが、我がサイトは例のごとく遅れに遅れて、先週末(10月30日)の<神奈川ブロック>のレポートです。(^^ゞ
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ギュスのCDⅡお受験を神奈川ブロック併催の公開試験で受ける話が発端となり、オードリーの病気騒ぎで競技会なんて出てる場合じゃないのに、なぜか出陳することになって・・・
でもほとんど練習らしい練習もできず・・・
なんと、前日の午後、お受験以来の訓練所で「今さらどうなるもんでもないし、今日は軽い調整ということで。。」みたいなレッスンを受け、本番を迎えました。
週末で帰宅しているパパにオードリーと留守番してもらい、ギュスを積んで5時半に家を出ました。
競技会の日って、犬たち、何故か察しがつくらしく、オードリーは行く気になってるわ、ギュスは、「え?姉ちゃん行かないの??ならオイラも。。」って気後れしてるわ、チグハグな出発前の光景でした。
オードリーが病気になってからというもの、訓練所へ行くときにギュスターヴだけ連れて出るわけですが、そのたびに涙がこみ上げてしまうオーママです。この日も、走り出して間もなく、「あ~出る出ないにかかわらず、オードリーがいない競技会って初めてじゃん」と思ったとたん一筋涙が頬を滴って、そしたらいっきにポロポロ泣けてきて、しばらく止まりませんでした。
ま、会場に到着する頃にはすっかり涙は引っ込み、気合も入ったのですが、やっぱり留守番組が気にならないといったらウソになりますかねぇ~^^; 時々パパに電話して様子を確認しても、「ダイジョブダイジョブ、変わりないからさ~」って、さらに不安になるような返事ばかりですし。
受付を済ませて下さっていたF先生から目録とゼッケンを受け取ると、ギュス&ママ、3部D班の15番目でした。ぎりぎり午前中に終わるかどうか、微妙な順番でした。
朝のうちに一通り先生に見ていただきながら調整を済ませ、後はママ一人でリンクサイドをフラフラ。お友だちも大勢出陳していて、ちょこちょこと立ち話などしながらD班のリンクを偵察。最初の1時間で6組が終わっていたので、出番は10時半と踏んで、一度車に戻ると、ギュス、なんだかソワソワ落ち着かない様子でした。
オードリーが一緒じゃないから不安なのか(?!)、朝からずっとソワソワしてて、なんとな~く誰かを(オードリーを?)探しているようにも見えました。こりゃ~出番直前にいきなりリンクサイドにいったら挙動不審になるな~と思って、一度リンクサイドを軽く回ってきて、ちょっとだけ直前練習し、10時20分にリンクサイドにいきました。
そしたら、3組前のペアが終わったところで、ずいぶん押していました。
けっきょく順番が回ってきたのは11時近く。朝から晴れたり曇ったりだったのですが、まってるうちに晴れてきて、出番になった頃には、ギュス、ベロベロ~で既に終わった感じ?(いつものことだけど...=.=;)
ギュス&ママチームの前は、チワワちゃんペア。しかも、こちらのペア、とってもスンバラシイ内容で(このチーム、D班の1席でした!)、出番直前のためしっかりは見学できなかったんだけれど、正直、「この後かぁ~orz」みたいな・・・^^ゞ
ま、他人は他人、ウチはウチ、って言い聞かせ、ギュスを集中させることに没頭しました。
そしたら、朝のうちあれほどソワソワしていたギュス、けっこう落ち着いてきましたよ。
ママも、始まるまでは、オードリーのことやら、練習不足の不安やら、色々雑念がありましたが、一たびリンクに入ったら、気持ちは競技だけに向かっていて、すっかり落ち着いていました。
競技の様子は、グウエルままさんが動画を撮ってくださったので、ご覧下さい。(相変わらずYouTubeが埋め込めません...-_-)
ギュスも、キョロキョロはしていたけれど、ソワソワはしていなかったかな?
ママとしては、まずまずの出来だったと思ったのですが、ジャッジの評はケチョンケチョンでした。
例のごとく、ママの歩き方が<あまりにも>不自然なので、ギュスは遅いにしても、ママさえ<普通>だったら減点も普通のところ、脚側の課目だけでなく、招呼の戻りや行進中の作業の全ての脚側で大きく引きました、ですと。(内容は仕方ないとして、表現の仕方がなんとも品性のかけらもない言葉だったので、そのまま記すのはやめました...T_T;)
ギュス&ママチームの次の組の後でお昼休みに入ったので、お友だちの出陳してるフライボールを見学したり、ギュスと一緒に知り合いを探して会場をフラフラしていたら、この日は出陳していなかったものの遊びにみえたという“おふみさん”一家にバッタリ。久しぶりの再会に、しばらくお喋りに花が咲いたのでした。(*^_^*)
「メイビーちゃん、ロージーちゃん、12月にまた会おうね!」
いやぁ~それにしても、他の犬はちっともベロンチョになっていないというのに、ギュスったら、この日の写真すべてがベロベロだぁ~(+_+)
1時を過ぎて午後の部が始まったものの、夕方奈良に帰るオーパパと交代するため4時前には帰宅しなければならず、結果発表まではとても待てないので、ゼッケンをF先生にお願いして、2時に会場を後にしたのでした。
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帰宅後、先生やお友だちから結果を知らされてビックリ。あんなにケチョンケチョンに言われたのでポイントは無いと思っていたのに、96.8点(規定67.2、選択29.6)でポイントゲット、3部D班8席でした。!(^^)!
予想以上の健闘だったと思うのは甘いかなぁ・・・でも、まずまずのシーズン開幕戦だったと思います。ギュス、よく頑張ったよ!
今シーズン、色々難しいとは思うけれど、近場はできる限り出陳したいと思っています。とりあえず、11・12月と平塚開催の競技会があるので、出陳予定です!練習しなくっちゃ。(^_-)-☆
天が味方した!-2011FCI東日本インターナショナルトライアル@野田市スポーツ公園 [競技会]
初・3度~♪ @ 2011 OPDES Japan Grand Prix in 大磯 [競技会]
もう1週間前の出来事になってしまいましたが、6月3~5日の日程で“2011 OPDES ジャパン・グランプリ in 大磯”が開催され、3日と4日に参加してきましたので、様子をアップしま~す。!(^^)!
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チラホラとお聞き及びの方もいらっしゃることと思いますが、今年のジャパン・グランプリ、運営方法がかな~り変則的で、オーママ的には“怒り心頭”でした。思い出すと未だに腹立たしく、迷ったけれど、どんな状況だったのが、何に腹が立ったのか、書き残しておきます。(書かずにはいられないので書きますが、長くなるし、つまらない話ですので軽~くスルーしてくださいませ。m(_ _)m)
申し込みの段階で知らされていたことはというと、開催日時&会場、各日の開催種目、参加費、震災復興支援で参加費の一部を義援金にあてること、などでした。
開催日が3日間であること、会場が初めての場所であることは了解していましたし、1走につき通常の5割り増しの¥6,000だということも了解していました。
蛇足ながら、去年も同じ値段でしたが、お土産が山ほど(ハンドラー1名につき記念Tシャツ1枚、参加1日につき記念品、1走につきいつもどおりの参加賞)出ました。記念品より参加費が安い方が嬉しいんだけど~みたいな。。^^;
知らない場所での開催ということで、ちょっとは悩みましたが、大磯ということで、高速を使うものの、秋ヶ瀬と大差ない距離だし、なんとかなるだろうと、初日と二日目に各2走ずつ申し込みました。
が、5月10日が申し込みの締め切りで、15日にOPDESのHPに大会の詳細がアップされてびっくり、思わず「何これ~無理だよ!」みたいな内容でした。
何故なら・・・
初日は普通の地方予選の体裁のため、大磯運動公園を会場に、10時受付、12時競技開始。しかし公園の駐車場には大会参加者は駐車できないので、犬と荷物を降ろしたら車をファイナル会場である星槎湘南大磯キャンパス(運動公園から4~500m)に移動すること、というのです。
指定駐車場所に車を移動し、OPDESの用意するシャトルバスで運動公園に戻るというのですが、この間、犬と荷物は運動公園に放置(?)です。一人で参加する場合、これってどうなの?
また、「参加者数によっては開始時刻を繰り上げます」とあったのに、タイムスケジュールによれば、スティープルチェイスの開始は17時半。終了予定が18時40分だったかな。。
一番日が長い時期とはいえ、雨でも降ったらナイターかい?(下見に行ったときに判明したけれど、野球場にはナイター設備あったけれど多目的広場には無かったよ!) で、参加者が車を取りに戻るシャトルの最終便は19時だったはず。。
ここまでで十分唖然呆然、「有り得な~い」という感想だったオーママですが、本選(セミ・ファイナル&ファイナル)となる二日目・三日目について読み進めるうちに怒りがこみ上げてきましたよ!!
本選会場となる星槎湘南大磯キャンパスのスタジアム(人工芝のサッカー場)は出走犬しか入れないので、スタジアムの外に参加者&犬の待機場所となるパドックを設置するけれど、そこには出走する犬しか連れ込めないというのです。
参加者が出走しない犬を同伴した場合、その犬は車に積んでおくのかしら?
しかも、この会場についても、参加者全員分の駐車スペースの確保は難しいので、先着順であぶれた人は、大磯プリンスホテルの駐車場に車を移動して、これまたシャトルで会場と行ったり来たりになるとのこと。
こちらは距離にして4~5キロ、シャトルの運行間隔が30分おきということで、往復すると45分くらいはかかってしまうわけで、これまた荷物と犬は誰が見ているのかしら?
とまぁ、これまでずっと一人で参加してきたオーママ、参加を取り止めたい気分になってきました。
そうはいっても、4走、計24,000円の参加費を払い込んでいるわけで、いくらなんでも捨てる気にはなれないし・・・とりあえずOPDES事務局に電話で色々確認しましたが、その内容については書かずにおきます。開いた口がふさがらないという内容だったとだけ言っておきましょう。
で、ここはお世話になってるスクールの方々に助けて貰うしかないか、と思ったものの、このところのオードリーの状態を思うと、「もし何かあったら・・・」とかな~り憂鬱でした。
なんたって目を離した際に花火がパンパンあがってクレートから脱走した経歴の持ち主ですからね~逃げないまでも、パニックおこしてバリケンの中で大暴れも無くはないし、万が一事故でもあったら皆が気まずい思いをすることになるかもしれません。
それに、同伴するつもだったギュスターヴ、どうするのさ?!
パパに来てもらおうにも、出るのは金・土、土曜の朝出てきても間に合いません。仕方ない、金曜の朝から訓練所に預けて、土曜の帰りに迎えに行こうか、なんて考えていました。そしたら、なんとオーパパが金曜に休暇を取って帰宅、ギュスと留守番してくれることになったのです!(嬉しかったけど、なにげにプレッシャーだったり...)
主催者にも色々事情はあったのでしょう。でもね、一番許せないのは、こんなに変則的な開催方法であるのに、募集の時点で発表しなかったということです。まるで後出しジャンケンみたいです。
全ての事情を了解した上で、それでも参加したいという人は出ればいいし、負担が大きすぎると感じたら参加しなければ済む話ですから、やはり事前に告知するべきでしょう。
それなのに、申し込みを全部締め切って、一度払い込んだ参加費は当然返して貰えない状況になってからの告知、全く筋の通らない話だと思います。
でも、“有り得ないこと”はこれだけでは済まなかったんです。で、オーママ、大会初日に思いっきり文句たれてしまいました。
そこまで書くか?ってなもんですが・・・
初日の車の移動場所は、当初運動公園から数百メートルの星槎湘南大磯キャンパスということだったのに、当日になって移動場所が大磯プリンスホテルになったというのです。理由は、金曜で大学が休みでないから、ですって。
一般的に、金曜日は学校休みじゃありませんから~そんなこと当日まで分からないわけないでしょ!オーママ同様に抗議した人の中には、スタッフから「前もってHPに発表した」と逆に文句言われた人がいたらしいですが、前日の夕方の時点では変更の記載はなかったようですけど・・・
オーママ、星槎湘南大磯キャンパスだったら最悪徒歩で戻ってこれるし、2~30分のことだからなんとか我慢しようと思ったのですが、プリンスとなると下手すると1時間くらいかかるのでホント気が気じゃありませんでした。
この日は、16時20分からのAG3と17時30分からのスティープルチェイス(通常はJP3とAG3の間なのでSTPにエントリーしたんですけど、読みが外れました~>_<)にエントリーしていたため、AG3の検分に合わせて、かつ、車の移動などを考慮して13時過ぎに会場に入りました。
駐車場からリンクサイドまで3往復して荷物を運び、スクールの皆さんのいるテント脇に自前のテントを張ってバリケンを設置、オードリーを“ハウス”させ、車を移動しようと駐車場に戻ると、大会スタッフが見回りしていて、「参加者の車は置けません。移動してください!」と声をかけてきたので、ママ、ここで爆発しました。
「たった今荷物を降ろし終わって、これから車を移動しようと戻ってきたところですよ!そもそも今日ここへ来るまで星槎湘南大磯キャンパスに持っていくんだと思っていたから、プリンスに行く道順分からないんですけど。駐車場って1ヶ所だけなんですか?だいたい、フェアじゃないよね、こんなやり方!こういう方法取るなら募集の段階で言ってもらわないと。分かってたら参加しませんでしたよ!」
はい、相当の剣幕でまくし立てました。そしたら相手(5月のOBのジャッジ?)も、「そうですよね、前もって分かった上で申し込むのが妥当ですよね・・・」と口ごもり、「では次のシャトルがプリンスに戻るとき、それに付いて行って、そのシャトルでこちらに戻ってください」と指示され、他に方策もなく従ったのでした。
結局、シャトルが発車するまで15分くらい待ち、プリンスまでは10分以上かかり、そこでまたまたシャトルが出るまで20分くらい待ち、行って帰るのに小一時間かかりました。
幸い何事もなく、見ていて下さった方によると、オードリーは、「ワンとも言わず大人しくしていた」そうですが、バリケンの中を覗いてみたら、かなり緊張した様子で立っていました。(この日は、出番までずっと立ちっぱなしだったようです)
これまでの競技会では、ソフト・クレート+繋留棒というスタイルで、ママの目の届く場所に待機させて、長時間(検分など)目を離すときは車に入れていたのですが、バリケンは初めてでした。家では普通に使っていますが、外でバリケンはほとんど未経験のせいか、「何?今日はどうしちゃったの??」みたいな不安もあったようです。以前ならギャンギャン吠えたことでしょう。成長したね、オードリー!(って親バカだぁ~^^;)
<自前の待機場所(隣にスクールの方々が待機しているテントがあります)>
とまぁ、競技の前に、すっかり疲れたオーママですが、それまで溜まっていたことを吐き出したお陰で、気分はちょっとスッキリしてAG3の検分に臨めたのでありました。^^ゞ
******
長々と文句を綴ってしまい申し訳ありませんでした。ここからやっと本編です。
検分で3度のリンクにいるのが、なんだか信じられませんでした。でも舞い上がることはなく、ちゃんと検分できたと思います。思惑が外れてスティープルがAG3の前じゃなかったため、コンタクトとスラでかなり時間がかかるだろうと腹をくくり、これまでどおり、遅くても丁寧に走ろうと決めました。
3度のラージクラスの旋回スピードは概ね3.5ですから、現状の走りではどう頑張っても標準タイムをクリアするのは難しいわけで、とにかく初めての3度、まずは“完走”が目標です。
オードリー、思ったよりはテンション悪くありませんでしたが、やはり最初のコンタクト、シーソーで散々ブレーキ踏んでくれました。それ以外は、まぁまぁだったかな・・・タイムオーバーだったものの、ノーミスで“完走”できました。(*^_^*)
検分のときから、現在練習中のリバウンドなどで小回りして、なるたけタイムを縮めるような走行ラインも考えなかった訳ではありませんが、練習でもまだ成功率の低いハンドリングをするよりは手堅く行くと決め、ほぼ予定どおりの走りができたと思います。が、タイムも予定どおり超スローペース?!
そして、本来はこの後スティープルチェイスにも出走予定だったんですが、これに出ると、最終シャトル(19時)でプリンスに行き、戻ってきて撤収始めるのが20時、スクールからは誰もSTPにエントリーしていないし、待ってもらうのもねぇ・・・翌日は朝イチだからオードリー&ママもあまり遅くなりたくないし・・・というわけで棄権しました。
が、これまた「有り得ない~」なことがありました。
当初スティープル終了後19時が最終シャトルのはずだったのに、なんと18時が最終になりました!検分のアナウンスの一方で、「最終シャトルですから車を取りにいってない方はこれに乗らないと取りに行けなくなりますよ~」と連呼していました。
最終シャトルに乗って車を取って来たオーママが運動公園に戻ったときには、ラージクラスの3組ほどを残すばかりとなっておりましたが、スティープルに出た人たちは一体どうやって車を取って来たのでしょうか?家族や友人に頼んだのでしょうか??
というわけで、一人で参加する人のことは全く考慮されていない大会初日の運営でした。<(`^´)>
******
さてさて、初日に想定外の大磯プリンス往復となり、二日目は断じてプリンスなどに停めるものかと、5時~5時半にはゲート前に着くようにとのスクールの連絡も回っていたため、3時起き4時出発で出かけました。
ということは、ママ、一睡もできず、オードリーは寝ていましたが、起こしたときはとても眠そうでした。
頑張った甲斐あって(?)5時10分前にゲートに到着。
すると6時開門のはずが、開いているではないですか。前の車が入っていったので、するすると繋がっていくと、最初の駐車場(スタッフ用だったらしい...)は既にほぼ満車。スクールのお仲間の車も数台。
しかしこれは手違いだったようで、続々と入ってくる参加者の車を戻すこともできず、入ってしまった車だけを“参加者駐車場”に誘導して、一旦ゲートを閉じたとか・・・なんともずさんな。
ともあれ、この日はプリンスに移動することは免れ、一安心。朝食を摂りながら一休み。
<疲れ?寝不足?なんだか冴えない顔つきのオードリー@朝6時半>
待機場所となるパドックとやらを見に行くと、既にクレート&ワンコの搬入を始めているグループもいて、我がスクールに割り振られたスペースにバリケンと椅子を運び様子を見ていると、スペースはどんどん埋まっていき、人間はテントの外に出ろというアナウンスが。日陰はお犬様専用らしい。
それにしても、ほとんど密着するような状態でクレートが並び、かろうじて通れるクレートの間のスペースを人やら犬やらがひっきりなしに通るものだから、クレートに収まった犬たちは落ち着かないわけで・・・朝のうちは吠え続ける犬もずい分いたようです。
オードリーは、吠えこそしなかったものの、騒然とした空気にパニック寸前のこの表情。
おっと、紹介が遅れましたが、リンクが設置された“スタジアム”の風景@競技開始前です。
サッカー場の広さのグランドに2つのリンク。手前が最終予選(クォーターファイナル)・セミファイナル・ファイナルの行われる第1リンク、奥が1度と2度が行われる第2リンク。
で、第2リンクは通常どおりフェンスで囲われてたものの、第1リンクの囲いは、フェンスではなく支柱と鎖のみの簡略なもの。「ヒョェ~脱走できるじゃん!」なんて青ざめていたのは、たぶんオーママくらいでしょうけど、この日、場外脱走したワンちゃんが(オーママが見た限り)1匹いたのです!
この日のオードリー&ママチームは、JP3とAG3(Quarter-Finalっていうので出れないと思ってたら、最終予選でした!)にエントリーしました。
8時競技開始予定が、駐車場あぶれてプリンスに回った参加者が戻らず30分くらい繰り下がって検分が始まりました。のびのびと走れそうなコースで、これまたオードリー&ママには手も足もでないというか、タイム的にどうにもお話にならないコースかと・・・
でもゆっくりだったら問題なく走れそうなコースだと思ったのでしたが、なんとなんと、拒絶が1つ付いてしまい、タイム減点も加わり、アチャ~な結果に。
2度では、最初の大会(11月の滋賀)以外JP2は走っていなかったので、半年振りのジャンピングでした。旋回スピード3.8ということで、もう思いっきりテンション上げて、弾けたらそれもあり、みたいな心積もりで、順番待ちの間、オードリーを乗せまくっていたのですが・・・
前のチームが7番まで行ったらリンクに入りスタート地点で待機。前のチームがゴールして、いざ出陣!と思いきや、突然車がドータラコータラとアナウンスが始まり、1分近くスタートを止められてしまい、テンション下がるどころか、朝からの“プチ・パニック状態”が復活、いかにも落ち着きのないスタート。
注意散漫のまま3番ハードルで大回り、結果4番でそれてしまい拒絶、あやうく逆跳び失格するところでしたが、何とか凌いで、一応完走はできました。
結果は貼るほどのものでもないんですけど。。
<ちょっと緊張がほぐれたのか、朝よりはマシ? JP3後、諦めの境地のオードリー>
そして、オードリー&ママチームにとっては2011ジャパン・グランプリ最後のレースとなるであろう、AG3の検分が始まりました。
クリーン・ランすればセミファイナル権獲得ということで、最後の最後まで希望を捨てずに頑張ってるチームもいる中、オードリー&ママチームは、ミラクルが起きない限り予選通過はないので、オーママ、この検分も特に緊張することなく、平常心で臨めました。
走る部分とセーブする部分が上手く組み合わさったコースのように感じましたが、難しいとは思いませんでした。あ、これまた“スローペース”の場合ですけど。^^ゞ
なのに、オードリー、ちょっと脱走モードが出たのか、久々にスタートが待てませんでした。バーを越えていなかったので、なんとか戻してスタート。
最初はテンションが上がらず、ウォークが遅いったらありません。でも少~しずつ乗ってきて、いい感じになってきたのに、17番でママがオードリーの走路を遮るような形になってしまい、はじき出されたオードリーの足が止まり、拒絶の手が上がりました。
でも、この時点ではオードリーの精神状態が戻っていたので、すぐにコースに戻り、これまた完走できました。最後のハードル跳んだ勢いで囲いの鎖まで跳んで場外に出たときは一瞬ドキっとしましたが、オードリー、「あら、これはハードルじゃなかったのね?」といわんばかりに、即、戻ってきました。
思わず、「よく頑張ったよ、オードリー!」と声をかけ、体中を撫で回したのでした。(*^^)v
ジャパン・グランプリ3走中、旋回スピードが一番遅かった(設定も遅め?)この日のAG3の結果。
午後はスティープルチェイスのセミファイナルとファイナルがありましたが、セミファイナルの途中で、オーママ脱落。眠いしだるいし、帰りの運転を思うと、最後まで観戦するのは無理、スクールの皆さんの健闘を祈って、一足先に家路に就いたのでありました。
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まぁ~色々あって、あり過ぎて、競技以外ではちっとも楽しくなかった今年のジャパン・グランプリでしたが、オードリーと走った初・3度、とにもかくにも“完走”という目標は達成できました。
2度に上がったときの最初の走りが大迷走だったことを思うと、なんだかあっけないほどすんなり走れた気がします。スクールで練習するようになって7ヶ月、知らずのうちに思いのほか色々と身に付いているようです。
とりわけオードリーは、新しいコマンドやコンタクトのタッチ、スラロームなどなど、自主練していた頃には全く知らなかった動きやコマンドもいっぱい覚え、実際のコースでもそれを確実にクリアしています。
先生はそんなオードリー&ママの走りを見て、「アジリティじゃなくてオビリティだな~^m^」なんて冷やかしますが、これこそが、初めて出たアジリティ競技会での大脱走以来、「意地でも止めない!」とばかりに目指してきたオードリー&ママチームの“アジリティのゴール”だと思っています。
しかも今回、ママはイライラでテンパってるわ、初めての場所での競技会だわ、おまけに待機場所では休まるどころか心臓バクバクでパニック寸前、リンクに入ったらちょこっと“脱走モード”の誘惑にかられたけれど、走り出したらちゃんとママの指示を聞いて走りきったオードリー。
そんなオードリーを前にして、「本当に、よくぞここまで着いてきてくれたね!」と胸がいっぱいになりました。自分で言うのもなんですが、書きつくせないくらい、本当~に色んなことを乗り越えてやってきたんです。頑張りましたよ、6年半!
さぁ~て、これからどうしましょう?
このまま競技会からすっかり足を洗うというのは考えていないんですが、予定では、来季、3度コースながらバーダウン&旋回スピードの遅いベテランズでのんびり楽しむつもりなんですけど・・・
3歳からお世話になってる訓練の先生は、「8歳過ぎると、動きにどこかしら弱ってくる兆候が見える犬が多いんだけど、オードリーは今のところ全くその気配はないねぇ~セーブするというより、メンテナンスをきちんとして、無理はさせないで、でも、もう暫く今のまま色々やってていいんじゃない?」との仰せ。
競技会後、アジの先生とは話してないので、まだ結論は出ていないけれど、ひょっとすると秋に3度で再チャレンジするかもしれません。
それには、コンタクト3基とスラで4~5秒、ハードルの取り回しで最低3秒は詰められるような走りができないとお話にならないわけで・・・ママの関節のこともあるし、少し考えてみなくちゃ、ですね。
なにはともあれ、ジャパン・グランプリを走り終えて、とっても爽やかな気分のオーママです。
たぶん、オードリーもだよね?(^_-)-☆
OPDES な GW in 2011 [競技会]
ご無沙汰しておりました~その間にゴールデンウィークも終わってしまって。。(^^ゞ
今年のGW、皆様どのように過ごされたでしょうか?我が家は、昨年末に先延ばしした大掃除をすることにしていたので特別な予定は入れていませんでした。
大掃除といいつつ、連休の最後(5月7日、8日)でOPDESの競技会に出陳することになっていたため、ギュスをパパに押し付けてオードリーとのアジ練に2回も(普段は週1)出かけたり・・・
都心(新宿!)の動物病院でギュスターヴのサマーカットをしてもらい、その後、都内在住のギュスの同胎の兄弟犬たちと石神井公園を散歩したり・・・
<左から:ギュス、シャルモン、カンタロウ君(お友だち)、空牙 @石神井公園>
<暑くてベロベロ~な『だんご ベルガー三兄弟 (^_-)』たち>
それなりに連休してました。(^^♪
でも、オーパパは4月29日から10連休だったのに遠出もせず、ギュスのお守りと家の片付けに明け暮れ、最後はプッツンしそうだったかも。。^^;
それでは、これより我が家のゴールデンウィークのメインイベント、“OPDES in 秋ヶ瀬”のレポートをお届けします。(いつもながら、長くてどうもすみませ~ん。m(_ _)m)
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本来3月20・21日の日程で開催されるはずだったOPDESの競技会が東北大震災で延期となり、4月の競技会も関東(秋ヶ瀬)開催分はキャンセルとなり、1~2月は我が家の都合で不参加だったため、なんと5ヶ月ぶりの競技会出陳となった今回のOPDES、オーママにとってはすご~いプレッシャーだったのです。
というのは、3月で8歳になったオードリー、アジリティ出陳のタイムリミットがちらついて来ているように思えるのです。
オードリーは体高52.5cmなのでラージクラス(体高52.1cm以上)に区分されていて、ハードルなど跳躍障害は65cmの高さを跳んでいます。今現在足腰に問題があるわけではないのですが、そろそろ負担のかかるような高さの跳躍は控えたほうがいいのかな、なんて考えています。
去年の秋アジリティのスクールに入ったときには、8歳までに3度に上がれたら、その後はバーダウンできるベテランズ(3度相当のコース設定)で楽しもうと思っていましたが、12月の競技会で3度昇格にリーチがかかったものの、その後出陳する機会がないまま8歳を迎えてしまったわけで、どうしたものかずい分悩みました。
でも現状オードリーはすこぶる元気だし、ここまで頑張ったからには、なんとか1回でも3度を走りたいじゃないですか!悩んだ挙句、とりあえず今シーズンが終わるまでは出続けることに決めました。
しかしOPDESのシーズンは6月のジャパングランプリでおしまいです。そしてグランプリでは、セミファイナル以上は諸々の条件をクリアしたペアしか出れません。ということは5月の大会で3度昇格を決めて初日の最終予選(普通のAG3のレース)に出れなければ、オードリー&ママチームが今シーズン中に3度を走る機会は無いということなので、今回の大会でなんとしても3度に上がりたかったのです。
そんな事情ですから、すごぉ~~~くプレッシャーがかかっていたわけです。
なので、天候も暖かく(暑く?)なるし、3月の時は出すつもりだったギュスターヴのOPDESオビ初出陳を取り止めてオードリーのアジに専念しようと思っていたのですが、今年はいつまでも暖かくならず、ギュスもそこそこ動いていたため、F先生から、「せっかくエントリー保留していたのだから出しましょう!」と言われ、出す羽目になってしまいました。(>_<)
たとえ上記のプレッシャーがなかったとしても、連休でオーパパが家にいるし、休み中はいつものグランドで練習できないし、おまけに訓練所も4月29日から5月5日まで休みだというし、どうやって直前の調整をすればよいのか、これまた頭が痛い問題でした。
しかも連休に入る前の時点で、まだ反転ターンが未完成、“群集内行進”はほとんど練習していない有様でしたから、もう腹を括りました。「ごめんギュス、今回はオードリー優先で行くから!」ということで、連休中は2日の自主練と本番前日の訓練所以外はオーパパにギュスターヴをお任せしてしまいました。
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そして迎えた競技会初日、天気は雨!
日差しがなくて気温も20度に届くかどうかで、ギュス的にはお誂え向きかと思いきや、そぼ降る小雨で霧というか靄のような状態、湿度が高くてイマイチの様子でした。
正直、出すの止めようかと思いましたよ。だって濡れたらギュスの肌の状態が悪くなるし、帰宅後シャンプーなんてことになったら、ママ、翌日のアジで走れないかもぉ~ですから。
それでも出発時刻の6時には降っていなかったので会場に向かいました。あ、今回も、オードリーは付き添い、オーパパは運転手兼カメラマンとして同行しました。
8時20分にOB1から競技開始で、OB2第1組のギュス&ママの出陳予定時刻は9時半となっていましたが、20分ほど遅れて9時50分くらいに始まりました。
会場に到着したときは雨は降っていなかったのですが、OB1の途中から小雨となり、OB2が始まる頃にはしっかり降っていました。
出陳直前、少しでも濡らすのを避けられればとリンク脇のスタッフテントで順番待ちしていたら、ギュスターヴ、潰れたカエルのような格好でぺったんこになって眠っているような・・・周囲からは、「もう終わってるんじゃね?」などと言われるくらいマッタリしていたのですが、いざ出陳と入口へ連れて行こうとしたら、な、ん、と、激しく拒絶しました!
これまでのJKCの競技会ではなかったことです。
理由は定かではありませんが、オードリーのお供で何度も来ている秋ヶ瀬で自分が競技をするとは思っていなかったのでしょうか?それが突然リンクに向かうことになり、「何々?!」という感じだったのでしょうか。。
面白いもので、ギュスもパパ同伴だと、本番に臨むその時には「パパ~助けてぇ~!」みたいな感じでパパを探すのですが、この日は今にもパパを探して脱走しそうな状態だったため、大急ぎでパパを呼んできて、リンクに入るまで入口で見送って貰うことにしました。
それにしても、落ち着きのないギュスでした。
オードリーで何度も経験済み(汗)のオーママ、今更動じることはありませんでしたけど、本気でギュスが逃げ出したら引きずり倒されるので、思いっきり気合を入れてリードを握っていました。でもショックをいれるのはおろか、競技開始前には、チョークチェーンは引き締めにならない状態で装着するようアナウンスまであったので、気持ちだけの気合ですけどね。(^^ゞ
GW時期にしては涼しかったものの、雨で湿度が高く、ギュスにとっては動きやすい陽気ではなかったし、とにかく最後まで大きなミスをせずにやり切ることだけを考えて競技に臨みました。
ゼッケン1番のペアから作業開始、ギュス&ママは休止の場所に向かいます。ギュスを所定の位置に座らせたまではよかったのですが、ここでオーママちょいと失敗。リードを外してから伏せさせるところを、先に伏せさせてしまい、ジャッジの指摘でやり直しました。
相手ペアが脚側行進を始めた中、ママは休止中に姿を隠すテントに向かいました。隠れる直前にギュスを一瞥したら、それまで納得のいかない様子で落ち着きのなかったギュスが、「あ、いつものアレね!」という表情を見せて、溜飲を下げたのが分かりましたので、安心して(笑)姿を隠しました。
8分ほどで相手ペアの作業が終了して、いよいよギュス&ママの作業です。
この日のギュスはやはり暑かったようで、横ベロベロ~で足取りも若干ふらつき気味というか、けっこう寄りかかってくる感じでした。こうなると、端から見るだけでは分からないでしょうが、オーママの体格ではギュスの体重を払いのけ凛として行進するのは少々骨が折れます。押されて右に寄っていかないように踏ん張りながら歩きます。
それを言い訳にするつもりはありませんが、この状態で例の左手の動きをなんとかするのはかな~り辛いものがあり、結局後ろ手のまま左足を踏みしめるように歩き通したのでしたが、これが後の講評で槍玉に上がり、かなりの減点をされました。
行進中の三つの作業は勢いが今ひとつで(ギュス、JKCより距離が長いOPDESスタイルではけっこう勢いに乗るのですが...)、練習のベストからしたら7~8割の出来でした。それでも、雨で濡れた地面を嫌って座らなかったり伏せない犬が続出する中、ギュスはよくやっていたと思います。(単に野生児なだけ??)
この日の作業で一番悪かったのは持来でした。ダンベル大好きのギュスは、持来の練習を始めた当初、ダンベルを見ると興奮して動きはよくなるものの、ダンベルを手や鼻先で転がして遊びモードになっていました。最近はけっこう真面目にやるようになりましたが、この日は「うひょひょ~♪」となってしまい、ダンベルのところで手が出るわ、帰路の保持も甘くなるわ、さらにはチューイング(噛み噛み)まで。ママ、思わず苦笑するしかありませんでした。
それでは動画をご覧下さい。(休止は長いので端折りました)
講評では、先ほどチラッと書きましたが、脚側行進を伴う4つの課目(脚側、行進中の定座、伏臥、立止)の全てでオーママの左手の不自然さを指摘され評価をワンランク落とされました。ギュスの脚側についてはかなり褒められたので、来季に向けてじっくり改善(ママね!)したいと思います。
脚側は褒められましたが、招呼での走り出しと正面定座から脚側に付くときの動作が、犬種特性を考慮するにしても遅いと指摘されました。こちらはOPDES仕様の練習では結構勢い&スピードが出ているので、本番でその状態をどう引き出すか。目下の一番の課題でしょう。
後は、やっぱり持来の咥え上げのもたつきと帰路の保持の甘さを指摘されました。
で、今回課目ごとの点数は発表されず(休止はV評価でしたが、それ以外はGとG+でした)、総得点のみでした。(87点のG評価 orz)
ところが、1席になったナヴィ君ペアと我が家以外は、座らない、伏せない、休止で移動してしまう、などなど、結構大きなミスがあって、ギュス&ママ、なんと、2席を頂いてしまいました。(^^)v
ギュスって、やっぱり強運なのかも。(T_T)
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翌日があるので早々に引き上げようとしていたら、珍しい方にお会いしました。競技会場でお会いするとは思っていなかったのでびっくり!\(*o*)/
レオンベルガーを迎えることに決めて犬舎を探していたとき、ギュスターヴのお里を紹介してくださったチェリママさん(バニ2頭&ベルガーを飼っていらっしゃいます)が、一番若いバーニーズのMinaちゃん(2歳だったかな?)とステップ1でオビデビューされるところに遭遇したのでした。
Minaちゃん、骨太のがっちり体型、朗らかで物怖じしない明るい性格のカワイ子ちゃんでした。これからが楽しみですぅ~(*^_^*)
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ギュスのOPDESオビ初出陳は雨となりましたが、明けて8日、オードリーの3度昇格がかかったアジリティ大会は前日とは打って変わって晴れ!夏のような日差しの下、暑さが体にこたえる一日となりました。
この日で連休が終わるオーパパ、午後には奈良に戻らねばならないのですが、ギュスを同伴するには忍びなく、夕方まで一緒に留守番してもらうことにして、オードリー&ママだけで秋ヶ瀬に向かいました。
出走種目は、本番初挑戦のSTP(スティープルチェイス)とAG2の2走です。
何故にSTPかというと・・・
オードリーは競技会の際、その日最初のコンタクトでは必ず足が止まります。なのでAG2の前にコンタクトのある種目に出ておきたかったのですが、AG1はAG2と同じリンクで、しかも似たような障害配置だったり、コース自体も部分的に似通ってることが多々あり、そうなると2走目となるAG2でAG1の時のコースを覚えていて間違った障害に行ってしまう恐れがあるのです。(実際この日もそんな感じで、もしAG1を走っていたらAG2の12番トンネルを逆の入口から入って失格だったかも...)
ですので、とてもとてもSTPなぞに出れるペアではないのですが、AG2の予行練習という目的でエントリーしたのでありました。そしたら、この日のコースはAフレとスラがそれぞれ2回あるコースで、オードリー&ママペアにとっては最高の練習走行(?!)となったのでした。
失格にはなりませんでしたが、5ヶ月ぶりの本番で緊張&前日のOB疲れでヘロヘロのハンドリングと、すご~く難しいスラのエントリー(スラの苦手なオードリーにとっては...)で2回とも拒絶という惨憺たる走りでしたが、よろしければご覧下さい。
いちおう結果も。。^^;
STPの出走から3時間くらいのインタバルでやっとAG2の出番となりました。
検分の時にS先生から頂いたアドバイスと、ママなりにオードリーとだったらこうした方がいいかも、と考えたことなどを肝に銘じて走り出したのに、いざとなったらバタバタの走りになってしまいました。
特に、11番ハードルを軽く跳ばせて12番トンネルの入口(手前側)に呼び込むつもりが、11番ハードルに思いっきり突っ込んでしまいオーバーラン、危うく出口に吸い込まれるところでした。(大汗)
トンネルの出口に拾いに行くように言われていたのも行ってないし、その後の走行は滅茶苦茶。オードリーが冷静に付いて来てくれたお陰でドボンはなかったものの、STPに続いて大反省の走りでした。
とにかくオードリーから絶対目を離さないということだけは忘れずに走りました。そして、どうにかノーミスでゴールすることができたのでした。後はタイムです。どうかタイム減点7以下に収まりますように・・・
ラージクラスが終わり、待つことしばし。結果の発表がありました。っていうか、発表を見る前に表彰式のアナウンスがあって、2席にオードリー&ママが呼ばれたのでした!!信じられませんでした。
張り出された結果を見たら、完走が6ペア、そのうちパーフェクトランは2ペアのみということで、タイムは完走ペア中ダントツ(?!)の最下位(標準タイムはクリア!)だったにもかかわらず、例のごとく棚ボタ入賞となったのでした。(^^ゞ
2席はもちろん嬉しかったです。でも、なんといっても3度昇格が決まったことが、本当~~~に嬉しかったです。
表彰台に向かいながら、アジを始めた時からの色んな場面が浮かんでは消えました。(そのあたりの事は後日改めて...)
5年半、長かったと思います。引退してもおかしくない年齢にしてやっと上がった3度です。でも、初めてAG1を完走したときのように涙がこみ上げてくることはありませんでした。ただただ嬉しかったです。(*^_^*)
オードリーと3度を走れるなんて、本当に夢のようです。やっとアジリティ犬&アジラーの仲間入りができた気分です。!(^^)!
最初で最後になるかもしれない6月のジャパングランプリでのAG3、精一杯走ろうと思います。そして、思いっきり楽しもうと思います。どうか皆さん、応援してくださいね!(*^_^*)
「長かったGWも終わったわね。Zzz...」(帰りの車にて)
2011年JKC埼玉ブロック競技会@大凧揚げ会場 [競技会]
昨日のポカポカ陽気はどこへ行ってしまったのでしょう・・・朝から冷たい雨が降り続くオーギュス地方です。ギュスのシャンプー日だったのですが、あまりの寒さに挫け、久々にブログの更新なんかしてま~す。(^^ゞ
実は先週からPCの引越しをしておりまして(その話はいずれまた...)、画像の編集ソフトの移植をどうするか悩んでます。
現状、画像データは新PCに取り込んで保存してあるのですが、ソフトは旧PCに入っているので、編集作業はネットワークを介して調子の悪い旧PC上で新PCの画像を読み込んで行ってるため、なかなか捗りません。
というわけで日時が後先になりますが、画像の少ない昨日のことを先にアップしま~す。
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昨日はギュスターヴとJKC埼玉ブロック訓練競技会に出陳してきました。
今回も出陳クラスは中等科(CD2=10課目)、自由課目も12月のST連合と同じ(常歩行進中の立止・据座・遠隔の停座~伏臥)でした。
本当は、帰宅していたパパとオードリーはお留守番、ママとギュスだけで出かけるはずでしたが、諸々あって、パパ&オードリーも同行することになりまして・・・
ただでさえ犬がいっぱい集まる競技会場では落ち着きの無いギュス、オーパパ同伴ということですっごく興奮してまして、いつになく集中に欠けておりました。(=_=)
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7時半くらいに会場到着、さっそく受け付けです。
今回出陳した第3部(アマチュアCD2)は全部で3班。ギュス&ママはA班、29組中6番目でした。日中の気温が20度を超えるかもといっていたので、朝のうちに出せるのはラッキーです。
でもオーパパ出現で少々勝手が違って、なんだか興奮気味のギュスを落ち着かせるには時間が足りないかも・・・
パパがオードリーを構うとギュスがますます集中しなくなるので、競技が終わるまではオードリーには一人で車待機してもらうことにして、パパも同伴してギュスの調整に向かいました。
案の定、ギュスターヴは気持ちの大部分がパパに向いてました。あの手この手でママを思い出させて(笑)、ひととおり課目のおさらいを済ませ、リンクサイドに向かいます。
日差しがあったのでいったん車に戻すことも考えましたが、こんなにフワフワした状態で本番を迎えるのは危な過ぎます。リンクサイドで、ひたすらママに集中させることだけを意識して順番を待ちました。
それにしても、ハイテンションです。競技会場でこんなにテンション高いギュスターヴ、見たことありません。吉と出るか・・・はたまた・・・
いっそオーパパに消えて貰おうか(爆)とも考えましたが、いなくなったらギュスが探しに行きそうな勢いだったため、リンクサイドに留まってもらいました。
そのお陰で競技のムービーを撮ってもらえましたので、ご覧下さい。^^;
ムービーで見たのでは伝わりにくいかもしれませんが、ギュスターヴ、いつになくハイテンションでした。踊りだしそうな感じとでも申しましょうか、よく言えばノリノリなんですが、頭パッパラパ~で作業の練度がかなり低下してました。
普段はわりと安定している脚側停座の位置が定まらず、招呼の正面停座も曲がり、「ステイ!」でママが離れたら、パパの方を振り返って前脚が動き、とにかく、作業に集中してませんでした。
ただ、ハイだった分これまでの本番の中では一番勢いがあったかも。
大きなミスが出なくてホッとしました。
で、ジャッジの講評は・・・
すばらしいです。超大型犬でここまでやれるのは凄いです!自分も大きな犬が好きでニューファンなどでやってきたけど、この犬はすばらしいです。これからも頑張ってください。
へ?
オーママ、一瞬、耳を疑いましたよ。でも、このジャッジは超大型犬と服従競技をするということを理解していて、そういう部分まで考慮しての評価だったようです。
もちろん嬉しかったですよ。
でも、褒めていただいたとはいえ、やはり“超大型犬”という枠の中でのことで、そのまま得点に結びつくかは別の話だよね、というのが本当のところでした。
なのでポイントに届くかどうか、かな~り心配でした。
待つこと6時間余り。3時半を過ぎて、ようやく結果が貼り出されました。
ギュスターヴ、自己ベスト更新(笑)の98.2点。3部A班29組中6席でした。
う~ん、超大型犬好きのジャッジとはいえ、ちょっと点の出し過ぎじゃない??
0.1ポイント差で表彰台を逃したのは残念だったけれど、今回の目標だったT.chポイントはゲットできたのでよしとしましょう。
<長い長い待ち時間、散歩にいそしむオーギュス>
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今回、予定どおり留守番してたら5時ころには奈良に戻っていくはずだったオーパパ、遅くとも東京駅6時台の新幹線に乗りたいと言っていたのですが、ポイントが出ていると結果が貼り出されてもすぐにはゼッケンを返せません。
決定戦の後、各クラスの表彰式が始まって、ようやくポイントカードが発行されるのです。
でもそれまで待っていたら5時過ぎるのは間違いないし・・・とりあえず最寄り駅までパパを送って、また会場に戻ってこようかと思っていたのですが、今回も、またまたナヴィ君のママさんに助けられました!
JKCではお会いしたことなかったのに、朝、ギュスの調整をしていたらバッタリ。
すご~く久しぶりにJKCに出陳されたとか。
待ち時間にも色々お喋りしたり、楽しく過ごしたのですが、事情をお話したら、代わりにゼッケンを返してポイントカードを受け取って下さると仰っていただいたので、お言葉に甘えてお願いしちゃいました。
お陰で、オーパパ、6時23分東京発の新幹線に乗ることができました。アヤノさん、本当にありがとうございました。(*^_^*)
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さ~て、次回は3月20・21日のOPDES@秋ヶ瀬です。
4月の本部展の暑さ(?)に克てるかの様子見ということで、ギュスターヴ、初めてOPDESオビにチャレンジ予定です。
パパがいなくてもテンションアップできること、テンション高くても正確な作業ができること、が次の目標かな?
あ、3月はオードリーも、またオビチャレンジするかもしれません。
2頭出しするオーママが一番アブナイかもぉ~^_^;
どんな報告ができますやら・・・乞うご期待???
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「あ~ぁ、来るんじゃななかった。ピストルなんか聞いちゃったし。。」(何も知らないオーパパに連れられてIPOの服従会場に行っちゃったんです!)
「オイラけっこう楽しんだぜ~♪」
2010年最後の競技会ウィーク : ギュスターヴ編 <JKC ST連合会東日本> [競技会]
オードリーとの充実した“OPDESな週末”の余韻に浸る間もなく、23日の天皇誕生日に、今度はギュスターヴとJKCの『ST連合会東日本訓練競技会』に出陳しました。
出たのは、第3部家庭犬中等科(CD2=10課目)です。
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1週間の間に3日、それも全部違う競技に出るなんて・・・元来マルチではないオーママにとって、相当無謀な計画だとは思っていました。いっそギュスもOPDESのオビに出そうか、なんて考えもしたのですが、JKCに出すこと2回、悔しい思いをしていたこともあり、やっぱりJKCに出すことにしたのです。
京都から戻って半月、自主トレのウェイトをギュスターヴにかけて練習してきました。一方で、ギュスターヴもまた練習ではほとんど失敗をしない犬なので、本番に向けてどう対策を練ったらいいのか悩みました。
前回、前々回、共に行進中の作業で大きなミスをしたことを考えると、規定課目の「行進中の停座」と「行進中の伏臥」を徹底すると共に、「行進中の立止」を選択課目から外すという選択肢もありました。
失敗や減点される部分が少ない無難な課目で纏めて、とにかく“ポイント”を狙っていくという戦略(?)もありだよ~って何人ものお友だちからアドバイスも受けました。
でもね~変なところで意地っ張りなオーママです。
すご~く大きな不安要因というならいざ知らず、練習では“完璧”といっても過言ではないくらいに、行進中の停座・伏臥・立止を聞き分けてこなすギュスターヴなのだから、ここは“3度目の正直”に賭けてみようと決断しました。
選択課目の1課目目は行進中の立止です。
残り2課目をどうするか・・・
これも色々悩んだのですが、一番ギュスターヴらしさを出せる(笑)据座は確定。最後の1課目は、遠隔6課目のうちからパフォーマンスの良いものをぎりぎりになって選ぶことにして、練習は全部やりました。
そして1週間前の訓練で、「停座から伏臥」に決めました。
で、本番1週間前の追い込みと思ったのですが、なんだかギュスの元気がありません。
20日の月曜の自主練ではかったるそうにしていました。この日はまたまた小春日和のような暖かな陽気だったので、暑かった(?!)のかもしれません。
でも日差しがなかった21日も、な~んか動きがふわふわしてて、本番前最後の訓練所だったのですが、なかなか出かけたがらず、「もしかして調子悪い?」みたいな・・・でも訓練所ではそれなりに動いて、特に問題も無く訓練を終えました。
そして22日は、12月だというのに日中の気温が20度を超えるという、ギュスにとってはありがたくない陽気だったし、雨上がりということもあったので、10課目を軽く流しただけで、散歩も短めにして休養にあてたのでした。
迎えた競技会当日、今回は限りなく地元というわけで5時半出発。6時半過ぎに会場に到着。
しかし22日の未明に降った大雨で泥沼と化した河川敷は、スタッフの努力にもかかわらず、まだまだグチャグチャ、ときおりスタックしている車もあるほど。
とりあえず犬を車に置いたまま、グランドコンディションを確かめに行くと、リンクはまぁまぁだったけれど、通路の一部は“沼”で、長靴履いてくればよかった~みたいな状態。
う~ん、ギュスがどろどろになるのは避けたいなぁ・・・競技とは全く関係の無いことを考えながら訓練士さんと合流、ゼッケンと目録を受け取りました。
ギュスターヴは3部A班、23頭中15番目でした。1チーム10分とみても(CD2はそんなにかかりません!)、8時スタートだから昼前には余裕で終われるな~と少しホッとしたのも束の間、開会の挨拶で、「本日平塚市長の視察があるため、CDの全種目は午前の部を11時で終了とし、残りは午後に回します」みたいな“お告げ”があったのでした。
ゲッ、15番目って微妙かも・・・
この日も、前日ほどではありませんでしたが、燦燦と日の光が降り注ぎ、風も無く、本当に穏やかな小春日和。人間には嬉しい陽気でしたが、犬、とりわけ(?)ギュスターヴには辛~い日和でした。
午後になったら、たぶん萎れちゃうこと間違いなし!
ですので、なんとしても午前中に出したかったんですけど、本当に微妙でした。F先生と相談した結果、一応午前の最後くらいのつもりで調整して、午後になっちゃったら残念でした~と諦めましょうということに。とほほ。
A班のリンクで進行状況を見ていると、1時間で5組くらいのペースで進んでいました。ということは、ぎりぎりギュスまでまわりそう?7~8組終わったところでボードをチェックしたら、ギュスの番号の後に赤い鍵括弧の印がしてあって、そこで午前の部が終わるらしいと判明。
でも10時半過ぎくらいから、「11時には終わっているようにしてください!」と何度もアナウンス。進行が遅れたらギュスまで回らなくても切り上げるのは確実でした。
相変わらずイマイチ元気じゃなかったし、ポカポカだったので、もう調整はほとんど無し。リンクに近い日陰を探して、出番を待つこと2~30分、なんとかギリギリ午前の最後に滑り込めました。(^^♪
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もう、ママ、何も考えて居なかったように思います。無理にテンション上げようとも思わなかったし、気合居れようとも思いませんでした。ギュスが萎縮しないで、のびのびやってくれれば、きっと“ギュスらしい作業”ができると信じていました。
申告の時の印象では、今回のジャッジはニュートラルな感じがしました。
さぁ、競技開始です。
この日、バーニーズのメイビーちゃんとCD2出陳、レオンベルガーのロージーちゃんとBH受験で会場にいらした“おふみさん”がムービーを撮ってくださったので、ご覧下さい。(おふみさん、ありがとうございました!)
脚側で歩き出したとき、「う~ん、今日のギュス、やっぱり元気じゃないなぁ~」と感じたけれど、それでも律儀なギュスは一生懸命ママに着いてきました。
前回言われた左腕の動きはまだ解決していないけれど、今回は、とりあえず、ギュスの顔をあまり上げさせないで、ママがギュスの頭上をかすめる格好で腕を振る方向で練習してきたので、その姿勢で歩きましたが、動画を見たら、やっぱり不自然。
でも、このスタイルで通しました。
紐無しのとき、隣のコートの招呼と重なり、「来い!」の声に思わずそちらに行きかけたギュスでしたが、運良く方向転換に差し掛かり、「ヒール!」で速歩に入って事なきを得ました。^^;
(自分の!)招呼は立ち上がりのスピードは無かったものの、ちゃんと走ってたし、その場の伏せや立止もきちんと纏めたと思います。
問題の行進中の作業3課目、特に規定の2課目に心配が無かったわけではありませんが、「大丈夫、やってくれる」と信じて臨みました。
「Down!」の声符でもぞもぞと伏せていく気配がしたので(笑)振り返らずに進みました。振り向いたら、お行儀良く(?)伏せてました。
「Sit!」で動いた気配がしたので立止にはなってないと分かりましたが、緊張すると伏せるので、気持ち身体をひねって確認しちゃいました。座ってました。
後は、立止が停座になる恐れがあるのですが・・・
「Stand!」でピタッと動きが止まった気配を感じました。そのまま進んで振り返ると、けっこういい感じで立っていました。
据座は心配ないはず・・・OKでした。
最後、ちょっとギュスの集中がいっぱいいっぱいになってきているようだったので、作業に入る前に念入りにナデナデして、「もう一つだよ、頑張ろうね!」って耳元で囁きました。
少し集中が途切れているように感じましたので、目が合ったところで「ダウン!」。ここももぞもぞと伏せて、伏臥の姿勢自体は綺麗だったと思います。
戻って脚側に付けたら、「あ~大きなミスが出なくてよかった!」とホッとしました。
講評は、「とても安定していますね。安定という点では言うことありません。ただ意欲がねぇ~スピードというか、勢いがね。もう少し頑張ってください!」とのことでした。
“安定”っていうのは、作業に不安が無いという意味なのかな?
それとも、どっしりしていてちょっとやそっとじゃ動かなそうっていうこと??
まぁ、“危なげない”という意味に取っておきましょう。
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地面もだいぶ乾いてきたので、ずっと車待機だったオードリーを連れ出して、会場内をふらふらお散歩していると、ギュス、次第に横ベロになって、なんかヘロヘロ。
でも、車も丁度ギュスのスペースに日が当たるので、日陰を求めて更にウロウロしていたら、O先生に、「今回からウチもテント張ってるから、ギュス、日陰に入れてやったら!」と声をかけて頂いき、またまたオードリーは車にしまい、ギュスだけテントへ。
F先生やW先生が出陳した犬たちの飼い主さんたちがゴージャスなランチ&デザートを差し入れされていて、なんだかタイミングよく居合わせてしまって、オーママもご馳走になりました。
さてさて、11時に競技を終えたものの、OPDESと違って、JKCは集計が全競技終了後ということで、今回も、延々15時半くらいまで待ちました。
「絶好のピクニック日和ね~♪」
「ちと暑くないですか?」
やっと貼り出された結果を見たら・・・
ギュスターヴ、96.4点。初ポイント。まさに、三度目の正直ですぅ~!(^^)!
そして、なんと、3部A班23頭中5席でした!(6席と同点ながら、規定が0.1点上回ったため)
今回は“連合会”主催の競技会ということで、5席まで表彰、そしてポイントも7点なんだとか。
末席なれど、やっぱり嬉しいよね、表彰台は。(*^_^*)
ちなみに、A班の表彰台、ラブ&ゴルが見当たりませんけど、居なかったわけじゃないんですよ!G・シェパやB・コリーもいましたから~結局ジャッジの好みが出る??
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“ダメ元”オードリーに対し、“できるはず”のギュスターヴ、ついつい期待してしまうのですが、ギュスだって辛いんですよね。
競技会場やリンクでは人並み(犬並み)に緊張もするし、不安だってあるんです。でも、あまり表に出さないから、ママ、ついつい見過ごしちゃうのよね、ギュスのサイン。
ママ、ちょっとずつ分かってきたよ、ギュスのこと。もっと気持ちを出していいんだよ!言いたいことは言ってごらん。そしたらもっともっと分かりあえるからさ。(^_-)-☆
「ボク、緊張してます!」
「あ、これは見れば分かるわ~^^;」
2010年最後の競技会ウィーク : オードリー編 <OPDES アジリティ> [競技会]
今回のアジリティ、前日が超早出ということで、たぶんヨレヨレになるからと、AG2だけエントリーしました。
ですので12時からの検分に合わせて出かければよかったのですが、10時過ぎると駐車場が満杯になることがあるし、8時頃に出かけると道が混んで時間がかかるからと、7時過ぎに家を出ました。
そしたら道路がとても空いていて、9時には着いてしまいました。予定どおりでも検分まで3時間あります。ここは腰を据えて観戦といきますか。
この週は帰宅しないと思っていたオーパパが土曜日に帰ってきてくれて、オーギュスの夕散&収納をしてくれたので、かなり楽ができたし、日曜はギュスターヴを置いていけたため、気分的にも肉体的にもずいぶん助かりました。
お陰でスクールのテントの後方にクレートと椅子を設置して、時々オードリーと散歩したり、お友だちとお喋りしながら過ごしました。
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しかし進行はずい分と押して、AG2の検分は1時間半遅れの13時半くらいから始まりました。
決して走りやすいコースだとは思いませんでしたが、11月の滋賀よりは易しく感じました。
ママが2度に慣れたのか、実際易しかったのかは分かりませんけど、ハンドリングに悩む部分は無かったと思います。
オードリーの状態は、可もなく不可もなく、という感じでした。
が、出番が回ってきたのは15時近く。
オードリー、なんだか“終わってしまった”状態で、クレートの奥で丸まって眠っていました。テンション低いとかじゃなくて、なんかトロ~ンとしてました。(-_=;;
でも練習用のハードルで方向転換の練習しながら順番を待っていたら、一応目が覚めた様でした。(^^ゞ
スタートの“待て”はまぁまぁ落ち着いていました。
そして、走り出したら、オードリー、なんだかとても楽しそうです。
これまでも、どういう訳かチームテストの翌日は良い走りをしてくれましたが、今回も前日のオビ効果なのでしょうか?
最近は脱走しなくなったものの、長いこと“ドナドナちっく”な走りが続いていたのですが、この日はかなりノリノリ~で走っていました。
コンタクトも、シーソーではスピードが落ちたものの、ウォークやAフレームは比較的勢いよくクリアできたし、スラロームも、速くは無いけれど弾んでました。(^^♪
タイムを縮める走りとはいえないものの、ほぼ思い通りのラインで走ることができました。
そして、なんと、ノーミスでゴール!
テンションがよかったので標準タイムもクリアでき、クリーンランしたのでした~(*^^)v
ゴールした瞬間、「クリーンランです!」というMCのアナウンスが耳に入ってきて、ママ、もう舞い上がってしまいました。オードリーを抱きしめて、「やった~♪」と叫んでました。
今回も蒼太君のパパさんがムービーを撮ってくださいましたので、ご覧下さい。
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1度では1回もクリーンランできなかったのに、2度に上がって2回目の大会(滋賀は2日間だったので3走目ですけど)でクリーンランできたなんて、ちょっと信じられませんでした。
10月の大会、初めてスクールで練習した翌日に2度昇格。リーチから半年以上迷走していたのがウソのようでした。
11月の滋賀、2度に上がって初めてながら、AG2、完走できました。
そして今回、思いもかけないクリーンラン。
こうしてみると、やっぱりスクール効果なんでしょうか・・・
でも、オーママ、複雑な心境です。
というのは、実は、スクールでの練習がちょっと苦痛なのです。
クラス分けがないシステムなので、コース練習の時などは3度レベルを走ります。で、当然ママは走れません。そうすると、失敗した場所でお終い、後ろに回って次の番を待ちます。
走れないことは仕方ないのですが、完走したペアから上がっていき、完走できないといつまでもやり直します。なので、先に上がったペアはオーママが上がれるまで待ちぼうけです。待たせているのが申し訳なくて、気が引けます。
また本番を意識した練習では、一つのコースにつき1走のみということで、失敗したらそのコースはそれきり走れません。
そんな状況ですから、ママの落ち込みがオードリーに伝染して(?)、これまで、練習ではとても楽しそうに走っていたオードリー、なんだかつまらなそうで、テンションも下がりっぱなしなんです。
で、今回、大会前の週、風邪で二日ばかりダウンしたこともあり、スクールの練習に行きませんでした。そして、水曜に、久しぶりで松田のランで自主練(シーケンスと単品のみ)しただけで大会に臨みました。
結果、オードリーはノリノリで、楽しそうに走ってくれました。
まぁ、苦痛といってもスクールでコース練習をしてきたわけで、お陰でママが少しはゆとりをもてたのかもしれません。
でもねぇ・・・練習で楽しく走るオードリーの姿を本番でも見られたらいいな、という理由から大会に出るわけで、この先、練習で楽しく走れるようにならなかったら大会にでる気力がなくなるかもしれません。
このままでいいのかな?
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さて、ママの心境は置くとして、今回のオードリー、本当に楽しそうに走っていました。お陰で、ママも久しぶりに気持ちよく走れました。
色々思うところはありますが、11月に初めてムービーで自分の走りを見たことでママなりに工夫をすることができ(EARTHママさん、ありがとう!)、特に指示を出すタイミングについては、だいぶ改善できたと感じます。
また、現在学習中の方向指示のコマンドを試すこともできました。
アジリティの大会に出始めて以来、秘かに、いつの日か3度を走れたらいいな~なんて思っていましたが、叶うことは無いと諦めていたのが本当のところです。
でも、思いがけず“夢”が実現しそうになってきました。こうなるとプレッシャーで失敗が続くかもしれませんが、ここまで来たからには、やっぱり3度に上がりたいというのが正直な気持ちです。
やっぱり練習あるのみでしょうねぇ・・・ママが頑張らねば。
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さてさて、走り終えたとき、確かに“クリーンラン”のアナウンスを聞いたのですが、結果発表を見てびっくり。失敗1が付いているではありませんか!
えぇ~そんなバカな・・・と思いつつも、抗議しにいく勇気がでず、まぁ減点5だったら“3度リーチ”に変わりはないし、ここは泣き寝入りするか・・・なんてその場を後にしようとしたとき、蒼太くんのママさんに会って、思わず愚痴ってしまいました。
そしたら、ママさん、「言いに行こう!」って言ってくれて、ムービーもあるし、ここはちゃんと抗議しなくちゃって付き添ってくれました。
そしてジャッジが呼ばれて、しばしの協議タイム。結果クリーンランが認められて席次が一つ上がって3席になり、表彰台にあがることとなりました。(1席は、この日がOPDESアジリティ2度初出走だった蒼太くんチーム!)
蒼太ママさん、談判の後押しをして下さってありがとう!(オーママだけだったら、たぶん泣き寝入りでした~^^;)
このところ何度かアジの表彰台に上がってきましたが、席次というのは相対的なものでして、オードリー&ママチームの場合、内容が伴っていませんでした。(棚ボタ!)
それが今回は、正真正銘クリーンランでの表彰台で、本当に嬉しかったです。
が、後から一抹の不安が・・・
最初の結果発表で3席だったチームも失敗1でした。もしこれがシステムの不具合か何かで、やはり本当はクリーンランだったとしたら、タイムが速いこちらのチームが3席です。
メダルもらっちゃったけど、よかったのかなぁ・・・
ま、なんか言ってきたら返せばいいわけで、4席になったとしても、クリーンランしたという事実は変わらないので、やっぱり嬉しいぞ。!(^^)!
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なんだか愚痴っぽいレポートになってしまいましたが、2010年締め括りのOPDES競技会、終わってみれば、オビとアジ、ダブルで思いもかけない良い結果を残せて、幸せな年の瀬です。(*^_^*)
映画にもなったイエローラブの“きなこ”が、先日7度目の受験にして遂に嘱託警察犬試験に合格したそうです。8歳だとか。
訓練所の所長さんらしき方が、「きなこは普段はそれなりにできてる犬なんですよ。今回やっと普段どおりの自分を発揮できたんでしょう」とコメントしていたのが心に残っています。
オードリー、来年は8歳です。是非とも“きなこ”にあやかって、“普段どおり”ができるようになって欲しいものです。
「アタシ頑張ってる?」
「すっごく頑張ってると思うよ!」